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ザ・ディファレント・カンパニー

オスマンチュスオードトワレ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：90ml・18,700円発売日：-

港の見える丘公園から、山手イタリア山庭園まで。いわゆるお決まりの横浜山手の散策コース。外国人墓地を横目に眺めながら、緑が美しく重なる元町公園へと進んでいくと、やがて右手に、瀟洒なエリスマン邸が見えてくる。

ディファレント・カンパニーのオスマンチュスをつけると、いつもそんな横浜の山手の風景が眼前によみがえる。それは、初めて横浜を訪れた秋に、そこかしこで、濃厚なかぐわしい金木犀の香りが漂っていたからだ。

この香りは何の花だろう？１０月の山手をそぞろ歩きしながら、その芳香に魅せられ、たどった先で見つけたのは、美しいオレンジの小さな花々だった。それが、オスマントゥス＝金木犀。（ディファレント・カンパニーでは、オスマンチュスと表記）そうか、これが生の金木犀か。寒い地方に住んでいる自分の生活には、とんと縁のなかった花だった。日本に入っている金木犀は、正確には、丹桂木犀と呼ばれるオレンジ色の濃い種だという。芳香が最も強く、かつては厠（かわや）のそばに植えられ、その強い香りで悪臭をさえぎるための花としても有名だった。

ディファレント・カンパニーを興した調香師ジャン・クロード・エレナは、以前エルメスで、やはり同じように金木犀の香りをテーマにした「オスマンサス・ユンナン」を手がけている。これは、彼が中国の紫禁城を訪れた際に、どこからともなく漂う美しい花の香りに導かれ、その香りのもとをたどって城内を散策したときに見つけた金木犀との出会いの感動を再現したものだと言われている。

ただ、どちらかというとオスマンサス・ユンナンは、オレンジ系やお茶の香りをミックスしているところから、桂花茶＆ユンナン茶っぽい香りといった印象があって、それに比べると、こちらは、「より金木犀の花っぽさ」を出そうとした感じのように思う。そういう意味で、この作品では、生花の香りを忠実に再現するというディファレント（違い）に迫ったというところだろう。

もともと金木犀の香りは、合成香料を用いると、安価で比較的簡単に似ている香りが作れるが、いざ生花から精油を抽出しようとすると、かなり変質しやすいため、元の香りと異なってしまう性質をもっているようだ。そのため、生花のエッセンスからは、花が咲いているときの香りを再現しにくいそうだ。中国のお酒に、「桂花陳酒（ケイカチンチュウ）」という、白ワインに金木犀の花を漬けた甘い酒があるが、その香りも確かに、生花の金木犀とは異なる感じがする。

だとすれば、ジャン・クロード・エレナは、「高価で香りが変質しやすい金木犀のエッセンスをあえて用いて、他の香料で補完しながら、生花に近い香りを再現する」という創作に挑戦したというところか。もしそうならば、とても手のこんだ作業をしたことになる。時間や香料の制約を限りなく取り払った、自身のブランドだからこそできたこだわりではあったにしても。

で、肝心の香りはというと。

トップ。すっきりとしたベルガモットの酸味と苦みが立ちのぼる。そして同時にその下から白いフローラルの香り。ほんの少し汗や尿っぽい酸味を伴ったジャスミン。ところが、この２つが混合して、なぜか安いビニール製品のような、つんとした匂いとして感じられる。このイントロはあまり好きではない。出だしが奇妙、というのは名香にはよくあることだけど、ほんと昭和の石油化学製品っぽい匂いに感じられてしまってごめんなさいだ。特に、「オスマンチュス＝金木犀」というイメージ先行で初めてつける方は、トップの違和感をより強く感じるかも知れない。ここがこの作品の好き嫌いのわかれどころかなという気はする。

ただ５分もすると、酸味やベルガモットの苦みが薄れてきて、穏やかながら、アプリコットのような独特の金木犀の香りが出てくる。このへんからは好きな感じだ。ローズやゼラニウム系のちょっとスッキリめフローラルが、生花のエッセンスの弱さを後ろで支えているように感じられる。角がとれて柔らかく、それこそオレンジ色の美しい香りがそのまま表現されたかなと思う瞬間がときどきある。そしてそのまま減衰していく感じ。ただどこまでも、ジャスミンとのミックスという印象は残る。

オスマンチュスを手首にのせて、久しぶりに横浜を歩いた。まるでタイムスリップしたかのように、初めて訪れた日の記憶が、香りとともによみがえる。

夕暮れの街が金木犀の色に染まっている。オスマンチュスの香りが、懐かしい風景を眼前にトレースしている。

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Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)

オリス ＆ サンダルウッド コロン インテンス

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：50ml・15,950円 / 100ml・23,650円発売日：2015/12/26 (2017/2/3追加発売)

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今年最後のフレグランスの購入品は、12月26日発売のジョーマローンのオリス&サンダルウッド。この時期に新作をジョーマローンが発売するのは今までには無い事だがインテンスのシリーズとしては正解な季節だと思う。

調香は、マスターパフューマーのピエール・ネグリン（ホワイト・ジャスミン&ミントも彼の作）とセリーヌ・ルーのコラボレーション。
フローラルの王道、ローズやジャスミンも高価な原料だが、手間も時間も掛かるアイリスの根や茎であるオリスは、もっと高価だ。
このオリス&サンダルウッドのオリスも、フィレンツェ郊外の丘陵地で採れるアイリスだけを使用し収穫までに2年、収穫後は皮をむいて3年程かけて乾燥、その後、蒸留させバターの様にクリーミーな色合いのアブソリュートを抽出するまでの
手間、時間を考えると、手にしたボトルに、私の元へ来てくれて ありがとうと感謝の念さえ沸く。

香りのピラミッドは、トップがバイオレット、ミドルに、オリス、ベースノートはサンダルウッド。
私の肌ではトップのバイオレットを感じる いとまも無く土っぽい乾いたオリスの独特な香りが訪れる。ここが運命の分かれ道。パサパサした様なモワッと、とらえどころのない香りが苦手な方には無理！と思われる。私が20代の頃なら、そう感じ遠慮したと思うから。けれど徐々にサンダルウッドの甘さがジワジワと立ち上ぼり、ほんのりパウダリーでありつつウッデイさも感じる香りへと移る。

調香した二人は、今の季節ならダークアンバー&ジンジャーリリーがフローラルの香りを高めアンバーの繊細さがリッチに香るとコンバイニングを薦めている。
店頭では、ブラックベリー&ベイか、ミモザ&カルダモンのコンバイニングを薦められる。

ブラックベリー&ベイは、土っぽいオリスがスッキリ、キリッと真冬にも爽やかな香りへと変化させてくれるし、ミモザ&カルダモンはオリス&サンダルウッドの甘さを更に増し、クリーミーさで暖かみを感じさせてくれる。
私は、ミモザ&カルダモンとのコンバイニングが好きだ。

オリス&サンダルウッドの香りを手のひらで、そっと押さえ、その上ではなく隣へミモザ&カルダモンを重ねる、そんな風に使っている。

土っぽく何処か懐かしい、そして暖かみのあるアイリスが私は好きだ。
シャネルのラ パウザもディオールのボア ダルジャンも、各々が見せてくれるアイリスの香りが愛おしい。

今年最後のフレグランスは久々にジョーマローンの香りに癒されている。

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Aesop(イソップ)

ローズ オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：50ml・23,870円発売日：2020/4/20

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世の中苦手な香りが多く例えばニ●アの香りはふわっと香るだけでガンガンと偏頭痛がしてしまったり、すれ違うサラリーマンの香水に吐きそうになったりするのでずっと香水とは無縁できました。
シャンプーや洗剤も香りがダメなものが多いので主に天然精油を使用したものを使っています。

女性の上司が香水の付け方が上手くすれ違いざまにふわっとわずかに香るのが素敵で自分もそういう女性になりたいと思い、ムエットや少量で量り売りしてくれるサイトで色々注文してみた中でイソップのローズに出会いました。


偏頭痛持ちの鼻腔にガツンとくる香水が多い中、穏やかに渋く寝る前にも付けたいような心地よい香りです。周りの迷惑にならないように腰回りに1プッシュだけつけてます。一般的にイメージするローズっぽさとは全然違うと思います。一生使いたい香水。


いわゆるトップはこうでミドルは、と分析できる知識がなくて説明できずクチコミの意味が無くて大変申し訳ないのですが、クチコミの代わりに香りの好みを記入させていただきます。
香りの好みが近い方のご参考になれば幸いです。


(イソップ ローズの説明ではありません！)
◎好きな香り...仏壇や寺のお香、フラワーショップのみずみずしい花や緑、森林浴、ヒノキ、フランキンセンス、ペッパー、雨で湿った土、渋めの柑橘系

×苦手な香り...甘ったるいバニラやココナッツ、人工的な花やフルーツ、昔の化粧品のようなパウダリーな香り、海外の化粧品、ユリの花、ユズ、マリンやウッディなメンズ香水、タバコ、レザー、スパイシーな重い香水


余談ですがその時試したイソップのヒュイルはものすごく苦手でした。

使用した商品

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• 購入品

ザ・ディファレント・カンパニー

ピュアイヴオードパルファン

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：90ml・20,900円発売日：-

購入してから何度かつけてみた感想
寒い休日の朝、つけると石鹸のような
でも少し優しく甘い香りにホッとします
イメージするならお砂糖を少しいれた
甘めのホットミルク。
攻撃性もなくかといって誰かを誘惑するとかでも
ない、まっさらな気持ちになれる
包容力のある香りです。

ムスクならセルジュルタンスのクレールドゥムスク
これはベビーパウダー的な香りで
癒されるし大好きでした。(もちろん今でも
大好きな香りです)
セルジュルタンスのそれが好きなら
こちらも好きになれる香りだと思います
ただ少しこちらの方が甘いけど
これプライベート限定かも
甘さにホッとして仕事できなくなりそうなので
セルジュルタンスのが仕事でもいけるなら
こちらは完全プライベートです
秋冬はシャリマー、ランスタンドゲラン
シャネルのココ、サムサラが定番ですが
それにこれが加わりそうです。
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手首につけてみました
ノービレのムスクノービレが
気になってるというと紹介して
貰ったのがこちら。
つけた時は石鹸のようなムスク
その後に和三盆のような優しい甘さ
ほんのりな甘さ。
これがカリソン？


甘くても邪魔にならない
仄かさ。
万人受けというか万人向きの香りだし
男性受け狙うならこういうのが
良さそうかと。

ほんのりな甘さのが欲しいなら
お勧めだしゼクスのベージュが
お好きならこれもいいかも

使用した商品

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• 購入品

メゾン フランシス クルジャン

アミリス ファム オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：70ml・32,670円発売日：2013/3/13

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好きすぎる。

ボトルで買いました。

これが今一番好き。
くどくなくて、ふわっと嫌味なく良い香り！！！

これをつけていたら、良い香り！っていわれます。気分いい。
オススメ。

ほんっっとオススメ。

さっき、私に似合う香水チャートをやってみたら、私は「シックタイプ」でした。
そして、オススメにこのアミリスが紹介されました。
やっぱり私に似合う、気分良くいれる、自然体でいれる香りなんだと確信しました。

評価、5→7にあげました。

……………

次に購入したい香りになりました。
控えめで清潔感と甘さ、本当に私にはぴったりでした。
時々「あ、この香り好き。どこから香ってくるのかしら？」と人混みで思うことありましたが「この人！！」とわかった事がありませんでした。通り過ぎる時にふわっと香る。残り香がほんとに良い香りで。
まさかあの人混みで付いて行きそうになる心奪われた香りがコレとは。

星5以上だけど、本当に素敵な香りで人に教えたくないので5で。笑

ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ?


サンプルなので評価なしで。
とっても好きな香りでした。

ココマドモワゼルやレペットの香りを淡く上品にした香りです。
ココマドとレペットが好きな方にはぴったりです。

嫌味のない甘ささりげなさが良いです。
ココマドとレペットは香りたちが良すぎて、「私、香水つけてます！ね？良い香りでしょ？ね？ね？」って感じですが、こちらは近くにきてふわっと何処からか香ってくる。という感じです。
拡散されないので重ねても重ねても物足りない感じがするかもしれません。
メゾンフランシスクルジャンは香水の香りの強さをユニヴェルサリスなどフォルテと表現していますが、その表現ですとこちら香りたちはメゾピアノになると思います。

でもココマドとレペットが好きな私は、この2点が香り強すぎて困っていたのでメゾピアノにして日常使いにしてくれたという点ではかなり使いやすい香水だと思います。

値段がネック。
香る水、コロンのような軽さで2万円弱払うかなぁ。。。というのが正直な感想です。

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