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[ルースパウダー]
税込価格:- (生産終了)発売日:2014/1/17
2023/10/29 23:52:56
今年のホリデーパケ可愛過ぎます。このパケで永遠に販売してくれないかしら。
メテオリットビーユを初めて使うんですが、淡いツヤ系パウダー的な感じなんですね。
パケが可愛過ぎるのでもう全てOKなんですが、もっとサラサラになってくれるのかと思ったら、パウダーとして量が取れないからか、ファンデーションをサラッとフィックスさせる用としては使いづらいなと感じました。
不思議なポジションのパウダーだなぁと思いました。
香りはゲランのパウダーの定番のスミレ系パウダリーな香りです。
好き嫌いは分かれるでしょうが、この「素敵なメイクアップルームを香りにしたら…」みたいな香り、私は好きですね。
とりあえずパケが可愛いので、とてもオススメ。
みんな買おう。
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2019/4/1 01:14:35
香りを一言でいうと、アニマリックなムスキージャスミン。
ネトっとしたダークでセクシーなジャスミン香水です。
フランスのパレロワイヤル限定のベルジャーボトルのみの展開。
濃い紫の液色が、Diorのプワゾンを彷彿とさせますが、トップノートを一瞬嗅いだ時の印象はちょっと似てる。
プワゾンはチュベローズ基調でスパイスのアクセントがかなり効いているのですが、こちらは比較的素直なジャスミン香水なので、プワゾンと比べると、ずっと優しく静かなセクシーな香りです。
トップはジャスミンの華やかな香り。
ミドルからカーネーションのスパイシーなフローラルが混じり、ほんのりとレザー調の香りが入って、どことなく金木犀っぽい香りになります。
ラストは非常に静かで動物臭さすら感じるムスク香に。
このアニマリックなムスク臭とレザー香が、ジャスミンに重なって、一筋縄で行かない感じに仕立て上げられているのが、この香水の面白いとこなんでしょうね。
同じルタンスブランド内のジャスミン香水はもう2つあります。
アラニュイはより軽やかに、甘く、グリーンな印象を受けるネアカなジャスミン。
ラルリジューズはよりクールでスモーキーに、お香の印象も重なった、静かでネクラなジャスミンです。
このサラザンは、気だるく性的で、妖艶なジャスミン。
とてもセクシーですが、動物的なムスクの香りのおかげで、アラニュイとは違って男性も使っても結構アリなんじゃないかなと思う香水です。
ちなみにルタンスのサイトに書かれた説明です(意訳)
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サラザンは、中世フランスの脅威であったサラセン人への怖れを、夢現つに表現した香りです。
時の流れという霧に囚われた、恐怖と欲望によって作りあげられたサラセン人の伝承を、セルジュルタンスは再解釈しました。
我々がひた隠しにしてきた秘密が、この香水に嵐を巻き起こすのです。
“Sarrasins” is a nod to the fearsome Saracens who terrorised France in the Middle Ages. Serge Lutens revisits history, the history of words held prisoner in the mists of time, of dangerous liaisons founded in fear and desire. Guarding our secrets, this perfume stirs up a storm.
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(超意訳なので、間違っていることは前提に読んでいただければと思います)
サラセン人は、中世ヨーロッパでイスラム教徒を指した言葉です。
巨大な領土を誇ったサラセン帝国(当時の中国からは「大食」と、今は「イスラム帝国」と呼称される国ですね)は、ウマイヤ朝時代には今のスペインあたりまで領土を広げた帝国
地中海地域制覇をしていた彼らに、当時のヨーロッパの人々は恐怖を感じ、キリストの敵としてのイメージがまとわりつくように、歪んだ「イスラム教徒=サラセン人」像が作り上げられたそうです。歴史上初めてのプロパガンダと言われる、サラセン人のイメージ操作は、その後の十字軍のサラセン人虐殺にもつながっています。
そんな、キリスト教主観の、歪んだイスラム世界のイメージを否定し、再解釈した香りが、このサラザンなのでしょう。
それを知った上で嗅ぐと、魔法の絨毯のアラビアンナイトのような、ロマンチックで華やかなイスラム世界観を表現した香りなのかなと思わせられます。
月明かりに照らされた、ジャスミンが咲き溢れる庭で、ロマンチックな愛の言葉をささやき合うサラセン人…なんて風景を妄想してしまいました。
ムスククビライカンは、モンゴル帝国が世界の覇権を握っていた時代の、華やかでエキゾチックなモンゴル帝国の世界を表現していたりしましたが、ルタンスはあらゆる国と人々の歴史と文化を、香水を通して見つめ直すということを試みていますよね。
人類と、彼らが培ってきたあらゆる文化への、愛情とリスペクトを香りで表現をしてくれるのが、ルタンスの香水の魅力だなぁと、改めて感じます。
とはいえ、非常に美しい印象の香りですが、ルタンスにしては案外素直で直線的な作りの香水です。
ルタンスの香水には「驚かされたい」と思っているところもあり、少しだけ食い足りない印象もありましたので、評価は星5つとさせていただきました。
ジャスミンラヴァーの方なら、試香をしないで買っても、損しないタイプの香りだとは思います。
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- doggyhonzawaさん
認証済 -
- 55歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿473件
2021/9/11 09:30:58
本当にすごい香りなのに、つけると周りから煙たがられるタイプの香水がある。特に日本では。そのタイプの香水をつけていると、周囲から「お香の匂いがする」「お寺の匂いかな?」「こげくさい」などと言われるシリーズ。もっとひどいときには「くさっ!何燃やした?」とか、「う」と言って鼻をつまんで走ってロングディスタンスを取られたり。←いろんな経験してますね
全く失礼だな。
そんなとき本当は追いかけていって
あのね!君は「くさっ!」って言って逃げたけどね、これ世界最高の香水、アムアージュのジュビレイションXXVなんですよ!!いいですか?今からこの香水がどれだけすごいかその頭にたたきこんであげるから耳かっぽじってよく聞きなさい!
と激しく語ってあげたいところだが、死ぬほどウザがられるだろうから毎回地団駄を踏みつつ自重している。←正しい
ということで「本当はすごい香水なのに付けると結構な確率で周囲からディスられて地団駄踏んでしまう香水コンテスト」で確実に上位に入ると思われるジュビレイションXXV。これがどんな香水かと言うと。←結局語りたいんだな
まず
「世界で最も高価な香水」と言われたオマーンの香水ブランド、アムアージュの作品であること。これはオマーン王直々の命令で、かつて金と同価値とされた特産品の乳香(オリバナム)のすばらしさをアピールすべく作られた国家プロジェクト的香水群。今でこそ中身はたいしたことないのに価格だけ異常に高い香水はあふれているが(←言ってしまったね)アムアージュの香水に関しては「金に糸目はつけん!世界最高の素材をガンガン使って本当に最高の香水を創るんだ!ただし乳香は絶対使え!!」と言ったかどうかは知らないがそんな感じ。だからとにかく使われている香料がものすごい高価で稀少な物ばかり。これがすごい。
そして
そんなアラビアンナイトな豪華香水群にあって、この作品は周年記念作であるということ。2008年、アムアージュ25周年を記念して作られた特別な作品、それがジュビレイション。「歓喜」という名のこの作品はメンズ用に「XXV」、レディース用に「25」の2つが用意された。ここで紹介しているのはメンズ作品のXXV。調香に携わったのはアヴァンギャルド・ロッカー、ベルトラン・ドゥショフール。まさに「ブランド25周年の喜び」にふさわしい人選。
では、その香りとは?
金の王冠キャップを外してジュビレイションXXVをスプレーする。瞬間、まず鼻に抜ける透明でスパイシーな香りがある。コリアンダーだ。その10秒後、ムワッと温かみのあるくぐもったアニマリックな気配、同時にそれを中和しようとするかのようなスッキリした樹脂の酸味が広がる。思いきりアラビアン。頭にターバン、長いあごひげ、湯水のようにお金を使う中東の大富豪の姿が脳裏をよぎる。乳香(オリバナム)とミルラの爽やかな酸味とグリーン、ラブダナムのスモーキー&アニマリック。よくも悪くもこのトップだ。この樹脂&バルサムてんこもりMIXが好きか嫌いか、それがこの香水のあなた評価になる。
3分後、煙たいロースティーな香りがじわじわと下からせりあがってくると香りはミドルになる。ものすごい香料の重層。超ミルフィーユ状態。複雑で多層的な香料のせめぎあいを感じる。それでも主旋律は、爽やかな酸味と香ばしさが特徴の乳香の香り、アムアージュの代名詞ともいうべき「オマーンの乳香」だ。そこにわずかなローズ、大量のインセンスの煙と重厚なウッディがベース音を奏でて共鳴し、荘厳なシンフォニーのように感じられてくるミドル。なんというバランスのよさ。超ドライ、そしてスモーキー。
…ああ、お母さん。砂漠の蜃気楼が見えるよ。のどが乾いたな。何か木が焦げているよ…
は! いかんいかん。思わず香りで変なトリップをするところだった。気を取り直して。
ミドルは本当に複雑で、時間がたつにつれてインセンスの乾いたスパイシーな香りが強くなってくる。その下からミルラの酸味、ウードの黒いウッディ、パチュリの苦味、ベチバーの干し草感などが、これでもかこれでもかとフワフワ片鱗を見せながらドライダウン。つけて3〜5時間程度。海外では「こんなにすごい香りなのにサイレージが短い」という意見も多いようだ。ただ香料は本当多い。どんだけ天然香料を入れたんだと思う展開。確かにこれはそのへんの庶民がカジュアルにつけこなせる香りではない。温かく、包容力があって、複雑なのにシャープでスッキリ。まさにこれは「王の香り」だ。
ジュビレイションXXVをつける。複雑で、パワフルで、スモーキーな薫香に酔う。ぜひ機会があったら肌にのせてみてほしい。これは本当にすごい香りだ。ほら。
なんで逃げる!!
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:-発売日:-
2019/10/27 12:29:46
ムエットのみ
気になってたこちら
ウッドジャスミン
ただ者ではないと思いました
ムエットの香りは確かにただ者ではないです
サンバックジャスミンが使われてます
ジャスミンティーのようなジャスミンではなく
オリエンタルジャスミンのような妖艶さもなく
その間です
香りはけっこう持ちますね
ユニセックスで使えて捻りのある
ジャスミンです
これは優しいジャスミン好きには??だと思いますが
おすすめします
でもおすすめしておいてなんだけど
あまり有名になってもらいたくないかな
売り切れとかなると困る
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- モニター・プレゼント (提供元:未記入)
2016/2/28 20:44:58
トップノートはスパイスがすごい!
クミン?カレーっぽいようにも感じる
しかし、ミドル以降は本当に美しい香り
インセンス・お香のような…
とっても好きです
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黒いサージの布
伝説の不死鳥は、最も美しい姿の時に焼死し、
その灰から再び輝かしく生まれる。
時空を超えた香り。風の記憶が香りとして生まれ変わる。
堂々と、静かに、繊細なメッセージを伝える。
【 スモーキーで神秘的なオリエンタルの香り 】
樹液、樹脂、シスタス、スパイス
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セルジュはサージという布地のこと。この香りの基調を示す。
同様に、ひそやかな過去が漂わせる芳香ほど、この香りを表現するものはない。
それは、過去からのスナップ写真、アンティークの椅子に忘れ去られた手袋。
焼けたウッドに呼び覚まされたインセンス
Serge Lutens
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