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2021/6/23 08:24:22
抗えない美しさ!!!Dior サンク クルール クチュール 022 クルーズ ルック
Diorさん、数量限定発売のアイパレ高頻度すぎません...?
しかも今回のクルーズ ルックはオンラインショップ限定で事前情報もあんまりなく...。
Instagramで初めて知って、「え、こんなの発売予定あったっけ...?」と驚きました。
(私が普通に情報見逃してただけかもですが)
スウォッチや着画もあまりなく、購入をかなーーーーり悩んだのですが、これは絶対に好きなやつ...!と思い手に入れました。
(予定外の購入のため今後の夏コスメ購入スケジュール要見直し)
本日手元に届き、試してみたところ画像で見ていた以上にとっっても可愛かったです!
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Dior
サンク クルール クチュール
022 クルーズ ルック《Web数量限定》
\8,580(税込)
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6/18(金)からオンライン数量限定発売されたアイシャドウパレットです。
なんでも、ディオール クルーズ 2022 コレクションの世界観にインスパイアされたアイシャドウパレットとのこと。
調べてみたら、アテネの古代遺跡でコレクションショーを開催。
ファッションのコンセプト的にも神話や伝統をモチーフに、現代ファッションとの融合をテーマにしているようでした。
肌に馴染みやすいサンド、ベージュ、ゴール、ブラウンを基調としたパレットは、神話から出てきたような特徴ある装束と確かにマッチするように感じました。
ヌーディな印象は古代遺跡っぽさもあり、今回のランウェイにはぴったりなルックなんだな?と思いました。
実際に試して見た各色の特徴はこんな感じ。
(カラーの名前は公式で出てないので私が勝手につけてます)
a.ピンクブラウン
変更パールっぽいシマーなピンクブラウン。
正確には、ピンクブラウン?ベージュの中間っていう感じかなぁ。
こういう肌なじみのいいピンクブラウンが大好きなので、この1色だけでも購入してよかった...!と感じました!!
b.パールホワイト
ツヤ感のあるパールホワイト。
意外にも肌なじみがよく、目元をトーンアップしてくれます。
この色が1番使いにくいかな?と思っていましたが、本当によく馴染むので目頭などに使えそうです。
c.ブリックブラウン
ほんのり赤みのある柔らかいブラウン。
私この色とaのピンクブラウンを合わせるのが好き。
赤みはほんのりなので、誰でも使いやすいブラウンなのではと思いました。
d.コッパーオレンジ
ブロンズっぽいコッパーオレンジ。
このパレットの中では1番彩度の高いお色味。
なんとなくメタリックなニュアンスがあり、この色を重ねると一気にハンサムな印象になります。
こういう色、好きなんだよなぁ?。
じゅわっと発色する感じも可愛い...。
総じて、公式のお写真のみでは伝わらない可愛さがあるパレットだと感じました。
個人的には、イエベ春にぴったりのパレットかなと思います。
アイシャドウの質感は、流石のサンク クルール クチュール。
サテンで固めのテクスチャな粉質ですが、しっかり肌に密着し、高発色でした。
こちらのクルーズ ルックは、実物が本当に本当に素敵なので、店頭販売にしていたらもっと色んな人が購入を決断できるのでは無いかなぁ...。
まだオンラインショップの在庫はあるようなので、購入を迷われている方は是非参考にしてみてください。
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2021/5/20 18:38:51
アットコスメさんから、1.4mlのサンプルアトマイザーをいただきました。
TOM FORDは眼鏡、サングラス、革小物、水着、そしてコスメとフレグランスを愛用していて大好きなのでとても嬉しかったですw
ビターピーチは2020年年10月にリリースされた話題のフレグランス。
めでたくゴールインした同性パートナーとの間にスウィートな御子息を迎え、育メン化しているトムフォード氏のウォーミイでラブリーな幸福感が伝わってくるようなボトルです。
ここからは、わたしの肌での変化。
香水ほど、それぞれの肌や気温や湿度や環境で感じ方が違う代物もあんまり無いですね。
そこがイイですよね。。
吹きつけるとトップにドンと現われるのが、のどが焼けるような桃。
完熟し崩れ落ちそうな桃。
インパクト大です。
インパクト強すぎて桃の他は感じ取れないほど。
ところが1時間程経ったあたり、まるで自分の身体の奥の奥からこのフレグランスがのぼり立っているかのように大きく丸い香り立ちに変化します。
桃の存在感が完全に変化して、包み込まれるようなムードに。
重いバニラやトンカビーンに崩れ落ちた桃が溶け込み、微かに漂うジャスミンの芳香。
このあたりでやっと、このビターピーチが複雑な構成で成り立っているフレグランスだということがどんどん感じられてきて、とてもたのしい。
時間が経つほどに、桃がどんどんと溶けてゆくほどに、重く流れるベースから少量のスパイスと微かな花の芳香が漂い始めます。
3時間程経ってから終盤8時間経過程に向かっての、身体に染み込んだ残り香が個人的に好きすぎる。
沈み切った甘さだけではない、なんとも混沌とした重奏感。
着けてすぐこの香りだったらイイのにw
その日の服装によって、下腹部か太ももの内側、もしくは膝の裏に1プッシュ。
3時間経過以降は完全に肌と同化していて、何度も服の中に顔を突っ込んでまどろみました。
相性が良いのかも。
トムフォードのフレグランスはネロリ・ポルトフィーノを何年も何本もリピートしていて、他はカフェ・ローズがお気に入り。
次はジャスミン・ルージュが欲しいなーなんてぼんやり思っていましたが、バニラやベンゾイン、サンダルウッドやトンカビーンの重厚感のある甘さのバリエーションが実に豊富なトムフォード。
故にキツイ・クドイと感じられることも多いかと思いますが、その豊富な実績から新しいフルーティーさを打ち出したと言われたとしたら大いに納得。
個人的には、ソレイユ・ブランよりも媚び感が無く、おおらかで自然だよなと思いました。
いえ、ソレイユ・ブランも大好きなのですよ。
とは言え、桃一辺倒ではないビターピーチ。
カウンターで薄紙に吹いてもらっただけでは全くわからなかったこの重奏的残り香は、肌に合わせてから初めて感じました。
アットコスメさんトムフォードさん
ありがとうございます^ ^
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- モニター・プレゼント(提供元:アットコスメ)
- doggyhonzawaさん 認証済
-
- 55歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿426件
-
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:-発売日:-
2021/7/24 03:02:54
オンザビーチ。直訳なら「浜辺で」。ただそれよりは少し情感を持たせて「渚にて」と読みたい香り。
「渚(なぎさ)」は美しい日本語だ。同じ意味で「汀(みぎわ)」という言葉もある。どちらも「水際」という意味合いから生まれた言葉だ。それは陸と海の境目、「狭間」を表している。
オンザビーチは、2021年にリリースされたルイ・ヴィトンのパルファン・ド・コローニュの最新作、5番目の香りだ。100mlで38500円(税別)。
調香を手掛けたジャック・キャヴァリエは、この作品でカリフォルニアのマリブビーチをイメージしたと語っている。だが、今回使われたキー香料は、日本独自の柑橘でおなじみの「ゆず」。さらにラストにはヒノキまで使っている。
なぜアメリカ西海岸の香りを創るのに、日本独特の香料を用いたのだろう?これはどういうことなのか?
その答えを香りから勝手に探ってみる。
オンザビーチをスプレーする。その瞬間、黄色いシトラスの爽やかな香りに包まれる。まず感じられるのは、突き抜けるレモンと甘いマンダリンの香り。数秒後にグレープフルーツのアルベド(白い綿)の苦味とベルガモットのコクのある香りも出てくる。さらに、その下からとてもかぐわしいグリーンなシトラスが広がる。ブランドによると、これがゆずの香りだ。
ゆずは奈良時代から日本にある酸味の強い果実で、独特の香気をもっている。グリーン感が強い酸味と苦みのある黄色い果実といった感じで、最近ではそのゆず独特の香気成分が、ユズノンという微量な油脂による物と確認されている。オンザビーチのトップは、さまざまなシトラスミックスがスプラッシュし、最後にこの黄色いゆずの確かな存在が感じられる。それは朝の黄色い太陽のような香りだ。
朝の渚といえば、自分はスピッツの「渚」の透明感あるメロディーが自然に思い浮かぶ。このトップは太平洋に昇る朝日のような爽やかさに満ちている。
やがて5分ほどすると、下からほんのりフローラル香がしてくる。クレジットにはチュニジア産ネロリとあるが、ローズマリーなどのハーブ香が先に感じられるせいか、あまりネロリという感じがしない。どちらかというとビターオレンジの枝葉の香りであるプチグレンをほんのり効かせたといった印象。このグリーンなゆず香がミドルの核となって香り続ける。それでも印象はとても黄色い。今回のボトルはオレンジグラデだが、香りはかなりイエローシトラスだと思う。
面白いのは、このグリーンで苦みのあるゆずミドルがかなり続くこと。ネロリにもピンからキリまであるが、高音でキンと香るタイプを使用しているかもしれないと思う。
つけて1時間ほどすると、徐々に音階は下がってくる。土っぽい香りとシダーライクなウッディが出てきて、全体が落ち着いた雰囲気になってくる。ゆず香も消えて、わずかなグリーンハーブとネロリのほの甘さを残して、ウッディで終息する。持続時間は自分の肌で2〜3時間。
ラストは、オレンジの夕焼け空を眺めながら歩く濡れた砂浜の雰囲気だ。サンセットタイム。あたりの明度が下がり、海も暗くなり始める。波の音が静かに響き、空はオレンジとピンクのグラデカラーに変わってゆくような風景。そんな風景にシンクロするのは、クリス・レアのど渋い声が印象的な「オンザビーチ」。同じ渚の歌でも、スピッツのそれとはとても対照的なAORの名曲だ。
あ。もしかしたら
トップはスピッツの「渚」のイメージ。朝焼けの赤。日本の東から陽が昇り、ゆず色に輝き始める。そしてミドル〜ラストは、クリス・レアの「オンザビーチ」のイメージ。夕暮れのオレンジの海。アメリカ西海岸に陽が沈む。洋の東西、その間を動く太陽…。
調べたところ、ジャックは「東西のつながり」を意識してこの作品を作ったようだ。なるほど。1日は日付変更線の関係上、日本の太平洋側に陽が昇って始まり、最後はアメリカ西海岸に陽が沈んで終わる。ジャックが住むフランスはその狭間に位置する。東と西の狭間。このオンザビーチは、フランスから見て東にある日本の朝から始まり、西にあるアメリカに日が沈むまでの太陽の動き、その1日のビーチの香りを思い描いたのではないか。
いや単にオリンピックイヤーだから日本の香料を取り合わせたのだろう。そんな意見もあろうとは思う(笑)
日は昇り、日は沈む。陸と海の境目、渚にて。そこはもしかしたら此岸と彼岸の狭間でもあるのかも知れない。
渚という漢字を分解すると、「水」と「土」と「ノ」と「日」に分かれる。「ノ」は流木などの木の枝を表す。つまり渚はその4つの要素でできていて、それら全ての香りがするのだろう。
それは海と砂と流木と、東から西へ旅する太陽の香り。オンザビーチ。
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2021/5/8 23:37:58
インスタで見た瞬間にぎゃー絶対に買うーと思考停止しながら早々に確保しました。
2020年末の煉獄リュクスパレットと同じようないでたちの4色パレットで、かぶっているのはメタルローズのみ。単色も持ってるので3つ目ですが、メタルローズなんてなんぼあってもいいですからね、ありがたい限りです。残りは新色のオパール、ピンクパール、そして復刻色のサンストーンのピンク系を基調とした4色です。パケもピンクでほんとに可愛い。
今回のパレットで特筆すべきはやはり左上のパールホワイトで、何にでも合わせやすくピンクラメが効いていて猛烈に可愛いです。右上と左下はウォーミーなオレンジとピンクですがそこまで黄味は強くなく、そもそも発色自体が控えめなので輝きの中にほんのりとした色のニュアンスが乗る程度です。
メタルローズはカフェオレのようなブラウンでブルベの私にはちょっと苦手な色味ですが、そんなことはどーでもよくなるほどのまばゆい輝き。そうです、私が高級デパコスシャドウにハマるきっかけにもなったボビイブラウンのリュクスシャドウのラメは、何度も言ってますが生き物なのです。100万ドルの夜景の光ひとつひとつに人々の尊い暮らしが息づいているように、リュクスシャドウのラメ一粒一粒もまた確固たる意思を持って輝くのです。まさに命の瞬き。そんな生けるラメをまぶたに好きなだけ乗せられる贅沢!この世に生まれてよかった!
…リュクスシャドウについて語り出すと謎の詩人になってしまうのでもう帰りますが、ほんとにおすすめです。
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