mariamazzaさんのクチコミ投稿一覧（投稿日時順） - My@cosme

ディオールディオールからのお知らせがあります

ジャドール アブソリュ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：2018/11/2

Jadore といえば、スーパーモデルがランウェイを闊歩していた80年代、
知的で強い瞳のパキスタン系の美女、ヤスミン・ゴーリがイメージモデルを務めていた、
金色のボトルと、それにリンクした、アカデミー賞のトロフィーのようなゴールドのドレス姿の彼女の完璧なフォルムを思い出す。

正直香りはあまり印象にない。

発売日翌日、誕生日プレゼントにいただいた香水は、その黄金のフォルムのボトルをまとって
現れた。

甘く暖かく包み込まれるようなジャスミンとバラとマグノリア。
甘さが沈殿していく重さではなく、清々しく昇華していく・・・

ワンプッシュで感じたのは、これは、ジャン・パトゥだわ、という印象。
天然香料を惜しげなく投入した、完璧な花束の織り成す饗宴、白い花束とそこはかとなく品格を醸し出す「ミル」、ゴージャスな笑顔が似合う大輪のバラのブーケ「JOY」
・・・
好きすぎてまたたく間に消費してしまった「JOY」のように、このジャドール・アブソリュも
これからしばらく手放せない香りになりそうだ。

使用した商品

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ランコム

イプノーズ オードゥ トワレ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：- (生産終了)発売日：2006/8/18

バニラ、ベチバー、パッションフラワー
意外な構成。

会社の後輩、つややかなショートボブの黒髪に、黒ベースの上質でシンプルなワードローブ、控えめな物腰ながらスキのない仕事ぶりの彼女から香るのがこの香り。
甘さとクールさのないまぜになった大人っぽい香りが彼女のクラッシーなスタイルを更に高めている感じがしてとても好感を持ちました。

バニラもベチバーも人がつけるとなぜ素敵なのに自分では息苦しくなるのだろう。
香りのコンテンツにこの二つが並ぶとまずもって、長時間自らがつけることは耐えられないと断念する。相性というものは香りにおいては全く持って厳格に存在するので手に負えない。

でも好きな香りってあるのですよね。
すれ違うたびにいい香り、彼女にとても似合っていると思うのはたぶんわたくしだけではないでしょうね。
廃番ときいてがっかり。
出来る限り、彼女にはこの香りをつけつづけていただきたいとおせっかいにも思うのですが。

使用した商品

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イヴ・サンローラン

エル イヴ・サンローラン オーデパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：2008/2/15

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最近の香り・・・の中ではベリーやライチを使っているあたりに配慮(笑）が見られますが、珍しいほど王道なクチュールブランド香水です。

広告のＶｉｓｕａｌとボトルデザインがイメージに合うと思って・・・とプレゼントしていただきました。

シャープなアイメイクに往年のマドンナを思わせる高い位置でのストレートロングのポニーテールの女性が素肌にブラックタキシードライクなパンツスーツを着こなしている広告。
フューシャピンクのスリムなスクエアボトルに金地に抜かれたＹＳＬのブランドロゴ。
都会的でマチュアな女性像。

最初のアタックはいかにも、香水をつけたヒトが来た・・と思うような人工的な強さが鼻をつきます。ライチ？うーん、ほのかにその底に感じられますが。
じきに甘いベリー・フローラルが顔を出し、そして最後にえもいわれぬウッディ・アンバーの甘く同時に清々しい香りに変化していきます。

この最後のクリアな深みのある香りが一番好きですが、この部分の香りが持続する時間がやや短く感じられるのが不満といえば不満。

それにしても、ここまで香水らしい新作を見たのは久し振りかも・・・。
トップの人工的な香水臭さえも、これで怖気づくようならまだお子チャマ、と誇らかに門前払いをくらわせようとする戦略か、と思わせる、堂々のＦｒｅｎｃｈ　Ｐａｒｆｕｍです。

使用した商品

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ゲラン

ジッキー

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：30ml・49,720円 / 75mL・19,800円発売日：-

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星を上げます。
なくなって初めてわかる優秀さ・・・・。
他に似た香りはあれども、これほどスキッと脳内を活性化してしかも男臭さの片鱗もないクリアな香りは他にないかも・・・。
常備しておきたい香りに改めて仲間入りです。

エメ・ゲランが若き日の憧れの女性をイメージして作ったと言うロマンチックな逸話。　行動的で快活なその女性が、現代的なインテリジェンスに溢れた性格で彼を魅了していたという、彼女のパーソナリティを見事に落とし込んだ香り。
Parisのゲランで購入したのは5年ほど前だったでしょうか。

今でも、自由気侭に過ごす休日のお供に欠かせない存在。

トップノートのベルガモットとハーブの香り立ちが、キリッと脳を刺激して、知的好奇心の赴くままに色々と好きなことを行なうための活動的な気分を呼び起こしてくれるので・・・。
ミドル以降の品のあるほのかなスパイシーさと落ち着きもゲランならではで好感が持てます。

使用した商品

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セルジュ・ルタンス

アン　リス（一輪のユリ）

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：-

2月にパリに行った折、広告美術館の写真展のルタンスの作品にふと、パレロワイヤルのル・サロンを思い出して紫の空間を訪ねる。

心に決めていたいくつかの香り、BORNEO,CHERGHI,ROSE　DE　NUIT,そしてUN　LYSを試香する。

ボルネオは男の方のほうが素敵に香りそう。シェルギーはTOPが好みだけど時間がたつにつれ強まるムスキーな甘さが東京だと重く感じそう。ROSE・・・は好きな香りだけれども・・・。このアン・リスは・・・。
清冽さと白い大きな花弁を思わせる豊かな香り。
身に纏うとそのスッと伸びた一厘の大輪の花が、密やかに息づいて纏う人に絡みつき、清らかな甘さを運ぶ。

まろやかなフォルムのパレ・ロワイヤル限定の釣鐘型ボトルも見目麗しく。
今回のお買い物はこの一本に。

あぁ、そしてこの日、オペラ座での最後の舞台を終えたエトワールがその昔、アルブレヒトを演じたときに胸からはらりと落とした花束も白百合だった。

ちょっとした心疼く偶然。

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