メアリー・マグダレンさんのクチコミ投稿一覧（投稿日時順）46件〜50件 - My@cosme

ゲラン

シャマード 香水

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：30ml・44,000円 (生産終了)発売日：-

その時々でなんだか印象が変わるので
コメントしづらい香りです。

初めて試してみた時は
あっ、これがヒヤシンスなんだ・・・と確かに感じました。
実際のヒヤシンスの花がこの香りかどうかは定かでないのですが
ユリ科の植物っぽい香り。

私の感覚では「ルールブルー」や「夜間飛行」より主張の少ない
穏やかなフローラルという感じです。
でも「シャリマー」ほど甘くパウダリーではなく、
やはり真髄は爽やかさ。

ゲランにしてはそれほど個性的というわけでもないので使いやすい気もするのですが
気品のあるクラシカルな部分を「古臭い」と感じてしまうと
ちょっと抵抗あるかもしれません。

ゲランのフレグランスはお出かけ用というより
部屋で一人の時や就寝前に付ける事が多いのですが
寝る前に付けたシャマードが
翌朝、バニラと「博物館の匂い」に感じられた時はちょっとショックでした。

ある時は爽やかなヒヤシンスの香り。

ある時は古色蒼然としたオリエンタル。

今朝、付けてみたら
何だかジャン・パトゥ「ジョイ」の酸味のあるフローラルにも似ている気がしました。

「シャマード」の名は
ナポレオン時代の軍隊が降伏を知らせるために打ち鳴らした太鼓の音が由来だそう。

転じて恋心で早鐘のように鳴り響く心臓の鼓動をイメージしたにしては
やや物静かでおとなしめな香りに感じるのは私だけでしょうか。

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シャネル

シャネル N°5 オー プルミエール (ヴァポリザター)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：50ml・16,500円 / 100ml・23,100円発売日：- (2014/10/24追加発売)

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シャネルで唯一使い続けたいと思う香りです。

最初サンプルでお試しした時は
（これはオバサンの香りじゃないの？論外。）
と思ってしばらく放っておいたのですが
（実際オバサンじゃん！というツッコミは置いといて）
後に久しぶりに付けてみたところ自分の中の何が変化したのか
（とてもイイ匂い〜！）
に変わっていました。

それまでシャネルのフレグランスはココマドにしてもアリュールにしても
トップの刺激臭がとにかく苦手。
でもこのオープルミエールはトップから柔らかく
馴染むにつれて華やかなフローラルと
アルデヒドの効果なのかとても母性的な優しさを感じます。

腕の内側に付けてずっと自分でクンクンしたくなる香り。
今の時期だと長袖のアウターの腕をまくって家事をする時
体温で温められた香りがフワ〜ッと立ち上って
しばし一人でウットリしてしまいます。

オリジナルのNo.５も試したことがありますが
プルミエールにくらべるとずいぶんコッテリしているというか
重い感じでした。
時代がかった感じも確かにあって
オリジナルに比べたらこちらのオープルミエールはずいぶんと軽く使いやすくなっていると思います。

No.５のクラシカルで華やかでどこまでも女性的そして母性的な魅力は
そのままに、もしくは
現代風にアレンジされてもっと長所が強調されているんじゃないでしょうか。
とにかく魅了されるステキな香り。
大好きです。

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• 現品

ゲラン

ルール ブルー

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：30ml・49,720円発売日：-

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ルールブルー「蒼の時」
というネーミングからして想像力をかきたてられる
ロマンティックな響きがありますね。

期待大で付けてみた最初の印象は
シャリマーにも似ている・・・でもシャリマーより男性的な感じ？

私の知っているゲランの中では「夜間飛行」ほどキリッとしているわけではありませんが
トップは充分スパイシーで、この香調をシプレと呼ぶかフゼアと呼ぶかわかりませんが
百年くらい昔々の良き時代にタイムスリップするような懐かしさを感じさせる香りです。

トップが過ぎ去ると不思議と私には
次第に湯上りの肌のような
温泉地に充満している湯気のような匂いを感じてしまいます。

不快な香りではなく、これが肌の上でより肌の香りとなじむ
いかにもゲランらしいパウダリーな部分といえるのかもしれませんが
ルールブルー自体が匂い立つ人肌のような香りを有しているのでしょうか。

面白いと思ったのは
手首に付けると
手首の脈の拍動に合わせて
ルールブルーがまるで生命を持つかのごとく
リズムを持って匂い立ってくるような香り立ちを見せることです。

不思議ですが
この香りはこうして付ける人の肌に密着して一緒に呼吸するように
香りを放つ
あるいはそう感じさせる何かがあるフレグランスなのかもしれません。

思えば好きなシャリマーにもこうした肌なじみの良さを感じる気がしますが
ここまで動的なイメージは持たないので
こんなに自分の肌に一体感を感じさせるのはルールブルーの持つ
特異な魅力、なのか？

あまりに自分自身に密着しすぎるがゆえに
この香りをつけることにためらいを感じるようなところがあります。

少し離れたところから「魔性の香り」を眺めていたいような
「ルールブルー」はやはり「ルールブルー」という名にし負う
魅力的な香り、という印象です。

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ゲラン

シャリマー オードゥ ア ラ ヴァニーユ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：50ml・12,980円 (生産終了)発売日：2010/12/1

特に気になるフレグランスもないままゲランのカウンターにフラフラ〜と引き寄せられ
シャリマーが好きなんです、という話から
では新しく出たこちらを是非！とＢＡさんが勧めて下さいました。

あ、そういえばバニラを強調した限定のシャリマーが出てると何かで読んだアレか！
ということで前もって用意されていたムエットをいただきました。
本当に柔らかいバニラの香りが大好きなシャリマーの上に乗っかってる感じで
これは好きにならないはずないなぁ、と。

普通のシャリマーのラストノートをさらに甘く優しく
後を引くような香り。

ムエットで甘〜いバニラを嗅いだ後に
手首にプッシュしてもらうと
トップの切れのいい柑橘系と男性的ともいえるウッディ・スパイシーさが
びっくりするような強さで
これが変遷の末にあの甘いバニラに変わるというのが
本当に不思議なくらい。
そしてこれがシャリマーの面白さでもあるのですが。
ついついクンクンと香りの変化を追いたくなります。

この日は気温が低く、体温ももともと高いわけでもないせいか
ＢＡさんの景気よく吹き付けてくださった量が結構多かったせいか
トップの強烈さは時間が経ってもなかなか抜けず。

クサイな〜、と気にしながら半日ほどを経て
帰宅してから手首があのムエットに近い甘〜い香りに変化しているのに気付きました。
肌の上でまろやかに馴染むいつものシャリマーの香り・・・
でも最終的には
自分の肌に付けてみてラストの香りが普段のシャリマーとそんなに変わった様子はわからなかったような。

ムエットではかなり違って感じたんですけどね。
う〜ん、もちろん欲しいけど
いつものシャリマーでもいいような気がしたのも確かです。

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SHISEIDOSHISEIDOからのお知らせがあります

SHISEIDO ZEN オードパルファム SP

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：30ml・5,500円 / 50ml・8,250円発売日：2010/10/21

テレビの香りの特集番組で見てから興味を持っていました。
ＮＨＫならではの、画像にボケボケに紗をかけられて商品名が明かされない黄色いスクエアなボトル・・・
ネットで調べたらすぐこちらのフレグランスだとわかりました。

香りを確かめたくて近所の割と大きな資生堂のショップに行ってもテスターすら置いておらず。
販売員もこの香りを知らないと仰る。
最寄りのデパートの資生堂カウンターでやっとムエットがもらえました。

第一印象は思ったほどフローラルの甘さは出ず
フルーティな爽やかさ、かつベースにあたるウッディーな部分が最初から私にはかなり感じられました。

年代的に昔の資生堂の「禅」の黒い和風なデザインのボトルに見覚えのある世代です。
そういえば昔の「禅」ってこんな匂いだったような記憶がかすかにあるような、ないような。。。

確かこのＺＥＮは数年前から海外では先行販売されていて評判も良かったそうですから
私はもっと海外向けのニーズに迎合した華やかなフロリエンタルを勝手に想像していたのですが
今回試してみて
意外にも最初からほのかに主張してくるお香のような香りこそが
（昔の「禅」とは別物ですが「禅」を彷彿とさせるような）
外国人を刺激するエキゾチックな魅力を醸し出しているのかなぁ、と。

パーッと屈託なく拡がるフローラルではなくて
なんだか霞が揺れ動くような、お香の流れる煙を連想させるような香り方が
外国人のイメージする日本の繊細さみたいなものを表現してるのかもしれません。
奥ゆかしさのあるフローラル、とでも言えるような香りです。

全体的に
甘さ華やかさに流れ過ぎない自制の効いた大人っぽさがあり
ラストは特にメンズフレグランスのようなウッディーさを特に感じます。

今回の日本での新発売に向けて
海外向けには入ってなかった成分が新たに加えられたとどこかで読んだので
資生堂ＢＡさんにその点の違いなど聞いてみたかったのですが
「いいえ〜、そのままですよ〜。」
満面の笑みで答えられたので
「あ〜、そうなんですか〜。」
私も笑って立ち去りました。

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