


































メアリー・マグダレンさん
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2018/8/8 08:56:19
2mlのサンプルを数年前に使い切ってから、ずっと記憶の中に残っていた香りです。
今回再度このフレグランスをお試しする機会があったので感想を少し。
トップはまず柑橘系。
オレンジの花とベルガモットの爽やかな香りに心を奪われますが
しかし、これはすぐさま消え去って
ムスク、フローラル、パウダリーがレザーとウッディなベースを伴って立ち上がります。
その複雑なハーモニーが香りに接した人の好奇心をくすぐりながら
高貴さであったり、母性的な温かみであったり、未知でありながらどこか知っているような懐かしさであったり
こんな情緒的な部分を呼び起こすようなフレグランスに私は惹きつけられますが
この香りもそんな要素を十分に備えているように感じます。
前身である?グッチバイグッチの香りも大好きでしたが
日常使いするには少し個性的すぎる気もして
使用する場面をかなり選んでいたのに比べると
プルミエールは突出したクセがないのと、なじみやすいパウダリーフローラルでカバーされている分、万人受けしやすいのではないでしょうか。
ゲランのフレグランス・ヴィヴィアンウエストウッドのブドワール
シャネルno.5オープルミエール・ディオールのドルチェヴィータ
等、お好きな方には好まれる香りかと思います。
あっという間に50になってしまいました。 人生は短い・・・ようで長い。 今年も欲望に負けてバラが増えてしまいました。 香水は整理しました。 … 続きをみる