- メアリー・マグダレンさん
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2010/1/9 11:44:08
ボトルの色のイメージ通りの香りです。
深い深いバイオレットの水底に一度沈潜してから
おもむろにフワ〜ッと浮き上がってくるような香り。
トワレよりはるかに深み重みを感じます。
香りもまろやかでより女らしい。
トワレと系統は似てるけど
まったく別物とも言える濃厚さを感じます。
よりスミレの香りをじっくり感じられるのはこちらのEDPでしょうね。
トワレはプッシュした途端
野放図に傍若無人に
まさにアンソレンス(傲慢)な空気を撒き散らす感じですが
このEDPはもっと慎み深いというか
騒がず静かに場の空気を変えるってイメージでしょうか。
トワレより完成度が高くて出来てる感じはするのです、が
なぜか私は個人的に
大人びたこちらより暴れるイメージのトワレの方が好みです。
なぜだろう。
いちいちこの香りの深みに付き合ってる余裕がないのか。
じっくりとこの香りに浸りたい気持ちのゆとりがないと
なんだかズシンとくるこの重さには
ついていけないのかもしれません。
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2010/1/7 09:15:04
まず、ボタニカルアートみたいなフィグの描かれたパッケージに
気分が上がります。
箱のまま飾っておきたい気分。
そして中身も外見の期待を裏切らない
深い味わいの香りです。
トップは青臭い(?)グリーンを感じるフィグのイメージ。
土臭い、とにかく植物の茎や根の匂いを思い出させるような香りです。
個人的な感覚では
まるで夏の朝のどこかの庭園の茂みの中にいるような匂い。
トップのグリーンが落ち着くと
パウダリーな、女性らしい香りが顔をのぞかせます。
最初から「大地」的な、母性的なトーンがベースにあるような気がします。
それがこの香りの包容力や肌なじみの良さに通じているのかもしれません。
癒されるような
包まれるような
複雑で
でも、充分主張のあるオンナっぽい香りです。
去年の夏はこれを寝るときも昼間でも
思い出すたびに付けていました。
苦味のある土や植物の匂い・・・なのにとても女性らしい。
クセになって何度でも触れたくなる香りです。
もう廃盤らしいですね。
こんなに素敵な香りなのに。
ゲランらしさをいえば
私の中では本当にゲランらしい、と
感じる香りなのですが。
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2010/1/5 09:01:34
ゲランの調香師が変わったということで
今までのゲランらしくない香りなんだろうな、とは思っていましたが
本当にゲランらしくない香りです。
でも薄っぺらい香りというわけでもなく
それなりのひねりというか、複雑さはあるみたいです。
私はどちらかというとトップの華やかなフローラルが好みで
そのまま続いて欲しいと思うのですが
ミドル〜ラストにかけてメンズフレグランスのような
スパイシーさが出てくるのがどうにも苦手です。
これがシプレの部分なのかと思いますが
原因はパチュリの香りなのでしょうか。
ゲランのフレグランスは時間の経過と共にベースの香りが出てくるにつれて
甘くもったりと肌になじんでくる感じがとても好きなのですが
このイディールに関してはちょっとその変化は期待できないようです。
女らしいラストノートではなく
どうしてもメンズの残り香みたいになっちゃうところが残念です。
でも人によってはこの部分をイイ女のイメージとして
好ましく感じるってこともあるのでしょうね。
私にとってイディールは
他のゲランの香りのように自分のための癒しの香りではなくて
あくまでも外に向けてつける香り、と言えそうです。
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2009/12/29 09:17:12
イイ匂い、と言われればそうかもしれませんが
どうしてもデパートの人混みの匂い・・・
これを上品にさりげなくまとうのはかなり難しいのではないかと。
印象的な香りであるだけに
ちょっと付けすぎると周囲に無言のうちに
勘違い女の烙印を押されそうな怖さを感じます。
これを始めとしてアリュールやチャンスなど
シャネル!な匂いの軌跡を残してる人いますね。
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2009/12/26 09:28:11
最初の印象は「どぎつい香り!」。
思わずヤクルトの強烈な甘酸っぱい匂いを連想しました。
今ではそこまで感じません。
付けてほのかに女性らしい良い香り〜、と感じることもありますが
付けていて常に自分で気になってしまう香りなんですね。
気が休まらないというか。
その意味では確かに戦闘モードになれる攻撃的な香りと言えるかもしれません。
テンション上がる、というのもわかる気がします。
でも付けて自分が安らがない香りって
なんだか疲れてしまって余り出番はありません。
たまにシュッとやって(おお〜!)と喝が入る感じを楽しみます。
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