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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:- (生産終了)発売日:-
2003/11/16 07:58:05
スプレーしたては冬の焚き火のような、暖かいスモーキーさとスパイスの混じったビターな感じ。それが肌の上で落ち着いてくると、シナモンとバニラのからまったお菓子的甘さへ変化します。(私は何故か京都土産の「生八つ橋」を連想してしまいます)燻したお茶が入っているそうなので、スモーキーさと東洋的な雰囲気を感じるのかもしれません。
ウエストやひじの内側など服に隠れる部分に吹いておくと、ふとした時にこの甘美な香りが漂ってきて、幸せです。
ただし他の方が書いておられるように、夏場は要注意の香りです。秋冬向けに、渋みもある大人のバニラを探していらっしゃる方には、お勧めです。
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2005/11/9 17:55:57
ドゥース・アメール。魅惑的な響きですね。
スィート・ビターを意味する香り。
ムエットで試したときは「甘・酸・苦」のバランスのとれた端正な香りに感じました。
端正すぎて自分で使うにはどうだろう?と思う部分もあったのですが・・・。
実際に肌にのせてみると、なんて官能的な香り!
最初に現れるハーブの清涼感。
ハーブといっても生の葉ではなく、ドライ・ハーブのようなこっくりした味わいです。
これが幻のリキュール「アブサント」の匂いなのかも。
その陰でゆらめいていたバニラが時間の流れと共に徐々に輪郭を現し、
ハーブを包みこむように広がってゆくさまが大変美しい。
その周りをムスクやかすかな香木が幾重にも取り囲み、渾然一体となって甘やかに立ち上ります。
私の肌の上では苦味の部分はほとんど感じられず、
深い甘さとアクセントをなす酸味が非常に印象的でした。
この香りの官能性は疑うべくもありません。
が、誰かを誘惑するためというより
嗅覚という自分自身の感覚を癒し・満足させるための香りのような気がします。
こっそり目立たぬよう身につけ、体の熱でたちのぼる匂いを密かに、ひとりで存分に堪能するような
そんな香らせ方の似合う香りかと。
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- モニター・プレゼント (提供元:未記入)
2003/11/30 08:48:07
8歳の息子が幼い時から、関節の内側とお尻の湿疹に悩まされて来ました。病院のステロイドを塗っても効果は一時的。アトピーかと思ったのですが、潤い系のスキンケアは効果なし。掻いて化膿し、大変でした。
見かねた母が知合いの薬局に相談して、勧められたのがこれ。少々高いと思いましたが、使用後1週間もすると、一面に広がった炎症が収まり、いつのまにかすっきり。心配していたかさつきもありませんでした。(はじめは炎症のひどい部分のみ「テレス」というステロイド入り軟膏を併用。)
私も夫も湿疹やアセモができやすく、息子もバリアーが弱いようで、クリアレックスで表皮を滅菌できたのが良かったのではと思います。私も時々できる背中のかゆい湿疹(ニキビ?アセモ?)が消えました。継続使用したいと思います。
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2003/11/26 17:41:02
「パッサージュダンフェー」同様、こちらも限定販売です。
「いちじくの葉」様のコメントを読んで、とても欲しくなってしまい、購入しました。真っ赤なサテンの円筒の中に15mlずつ、3種のスパイスがテーマの3つの香りが収納されています。
1.サフラン・トルブラン
「いちじくの葉」様が見事に解説なさってます。私も最初インド料理店の匂いを連想しました。バラが入ってるようですが、バニラや白檀とからまって、ガーデニアっぽい甘さを感じます。
2.ポアーブルピカーン
トップは個人的に大好きな胡椒の、スパイシーな爽快感。そこにミルクとハチミツが絡まり、練乳味のお菓子に胡椒で風味付けしたような、不思議な二重構造になっています。付録の冊子の中に、インドの秘本「カーマスートラ」を引き合いに出したくだりがありますので、結構妖しいイメージなのかもしれません。ミドル以降は軽めのお香のような香りに移ってゆきます。
3.ピマンブルラン
成分は赤唐辛子とチョコレート、ひなげし、バニラとあります。トップはトマトの葉っぱを思わせるグリーンに(多分、生の唐辛子の匂い)、ほんのすこし焚き火のようなスモーキーさを感じます。後になるほど目だってくるまろやかさはチョコでしょうか。3本のうち一番メンズっぽい香りです。
・・・どれも個性的ですが、妙な癖がなく、それぞれのスパイスの個性を潔く生かした、素直な香り。
おそらくユニセックスで使える香りとして設計されていると思われます。
付録として小冊子が入っており、ストーリーのある香り作りをしているラルチザンの姿勢があらわれています。これも、魅力の一つかもしれません。
「いじわるオオカミ」や「バラ泥棒」の香りがお好きな方なら、気にいられるのではないでしょうか。
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2008/5/30 20:46:56
うっとりするような香りです。
ムスク・シトラス・ベリーの三つが、トップから一斉にたちのぼります。
半透明の柔らかいムスクが、シトラスとベリーをまあるく包み込んでいるような。
様々な弦楽器が心地よい和音を奏でているような、香りです。
それぞれ個性のある匂いなのに、トーンがそろっていて、一つだけが主張することなく、
お互いを引き立てている絶妙なバランス。
同じくベリーとムスクを使ったラルチザン・パフュームの「ミュール・エ・ムスク」よりもムスクが濃く、「エクストリーム」よりも甘酸っぱさが控えめ。
ミドル〜ラストにかけては、たぶん白檀と思われるミルキーさとウッディがムスクと絡み合い、お香っぽさとひそやかな官能へと移ろってゆきます。
フルーティを期待するよりやわらかい人肌を思わせるムスクに癒される香りですね。
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