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キャロン

ニュイ ド ノエル

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：-発売日：-

キャロンの名香の1つ、「クリスマスの夜」と訳されるニュイドノエルのパルファン（香水）。遂に、購入しました。

2018/10にデパートにて購入ですので、リニューアル後のパルファンだと思います。

涼しくなった10月初旬。これからの季節にこそ魅力を発揮する素敵なパルファンです。
重厚なオリエンタルフローラルと某サイトにありますが、まさに重厚。

日本でパルファンが購入できる数少ないフランス老舗ブランドキャロン。

最近の日本においては、どちらかと言うとさわやかで軽いコロンのような香りが人気です。（巷で人気の英国ブランドやフランスの有名調香師が立ち上げたブランド等）

また、香りのコンバインをおススメし、あたかも自分のオリジナルの香りのように錯覚させるものも人気です。（上記の英国ブランドや数十年ぶりに香水を復活させたフランスの高級ブランドやサングラスやメイク商品も人気のアメリカのファッションデザイナーが立ち上げたブランドなど

軽い香りや香りのコンバインが良いとか悪いとかは個人の好みですし、ブランドの戦略なのでお好きにどうぞと言う感じです。

私自身もコレクターとして各ブランドの人気商品は所有しておりますし、愛用もしてます。

そのような感じとは真逆に位置にあるこのパルファン。

数々のフレグランスを纏ってきた私でも、こんなに重厚な香りは他に類をみないかもしれません。

数年前には、この重厚さを纏う自信がなかったんですが、今の自分なら使いこなせると感じたので、購入しました。

ニュイドノエルと言う一つの芸術作品を自分がどう解釈し、どう表現できるか、楽しみで仕方ない。



実際の香りはと言いますと、オリエンタルフローラル。ローズ、ジャスミン等のフローラルノートが、イランイランやアンバーの香りを纏い、押し寄せてきます。

ややクラシカルな印象をもたれる方もいるかもしれません。重厚なんだけど、すっきりとした香りです。

甘さもあまりなく、凛とした感じがします。名前に捉われているのかもしれませんが、神聖なイメージです。

最後は、若干パウダリーに向かいます。そんなに甘さのない涼しげなパウダリーと言う感じです。

今年のクリスマスの夜は、甘くセクシーな香りを纏うのではなく、凛として気品のある香りを纏う。

最初に作られた際には、時代も違いますので、今とはクリスマスのイメージも違うのかもしれません。

現代のイメージでは、クリスマスは華やかでハッピーな感じですが、そんな時こそ、クールで上品な香りと過ごしたいと思います。

口コミでは、マダムイメージと言うのを見かけますが、このような重厚な香りこそ、20代とは言いませんが、30代（若く見える40代）に似合う香りだと思います。

持論では、マダム（おじさん）がマダム（おじさん）っぽい香りを纏っても意味ないし、纏わなくても他人からはマダム（おじさん）の香りがしてるかのように錯覚します。

（嗅覚や味覚は視覚にかなりの割合で左右されます。見た目が素敵だと思う人からは、よほどの強い特徴的な香りではない限り、素敵な香りだと感じますし、黒いソフトクリームがイチゴ味でも、イチゴ味だと教えられない限りイチゴ味と感じる人は少ないです。）

自分のパーソナリティ（年齢、性別、容姿、体型、性格等）とは少し違う種類の香りを纏うのがオシャレだと思います。なので年齢的には、クラシカルなイメージでピッタリな50,60代ではなく、かと言ってあまりにもかけ離れている10代20代ではなく30,40代。

あまりにもかけ離れすぎてると、意外性を通り越して、変だと人は感じてしまうからです。

ちなみにお値段28mlで税抜28,000円。他のブランドのパルファム（パルファン）と比べると、お手頃だと思います。

あと、購入したのは黒ボトルですが限定で白ボトルもあるみたいです。

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ベゼ ドゥ ルシー

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：125ml・36,960円発売日：2018/10/1

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パトリモワンヌシリーズの1つベゼドゥルシー。モスクワ（ヴォワイヤージュシリーズ）の復刻版。

当時、モスクワも購入し、素敵なビンと甘い香りが印象的でした。

ヴォワイヤージュの復刻は、現在のところ、モスクワのみ。当時、モスクワが一番人気だったような気もしますし、ティエリーっぽい作品です。
（個人的には、ロンドンの復刻を希望しますが・・・）

モスクワの復刻ですが、多少原料、配合が違うみたいです。

私の鼻では、モスクワより、若干、透明感（軽さ）があるかなぁという感じで、ほぼ同じと考えてよいかもしれません。

フローラル　フルーティー　ムスキー　と言うことですが、全体的に甘いです。

ただ、ベルガモットやレモンが使われているためか、さわやかさも見え隠れします。

フローラルと言うイメージはないです。プラム、クランベリーのフルーティーさを感じます。

あと、キャラメル、トンカビーン、バニラがベースにはいます。なので、グルマンの要素もあります。

私的には、フルーティーグルマンの香調だと感じます。


ティエリーが大好きなホワイトムスクはそんなに主張しません。

モスクワは結構、パンチも持続時間もあったのですが、若干軽くなったルシーは甘ったるさも少なく、香り疲れもしないのではないかと思います。
（エリクシールシャルネルのグルマンコキャンは私の中では、一日中まとっていると香り疲れしてきます。）

それでも、ルシーはパトリモワンヌの中では、パンチも持続時間もある方だとは思います。

モスクワへのオマージュがテーマですし、暑い時期、湿度の高い時期には使用は難しいかと思います。秋から春までの空気が乾いていて涼しいときに使用するのをおススメします。

パトリモワンヌシリーズは、ポワール（パフパフ）付なので、ポワールでふんわりやわらかく纏うのをおススメします。

持ち運びのためにアドマイザー等使用される場合があるとは思いますが、スプレー式を使用し、線や点で纏うと、この香りの良さは発揮できないと感じました。

125mlで33,600（税抜）2018年末までは、全国百貨店店舗で取り扱い。2019年からは、限定店舗のみで取り扱い。

淡い黄色い液体（モスクワ）から、薄いグリーンの液体（ルシー）に。パトリモワンヌのビーボトルにグリーンの中身。見た目はオシャレでかわいいです。

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トンカ アンペリアル

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：100ml・46,200円 / 200ml・66,000円発売日：2010/10/30 (2021/9/1追加発売)

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ラールエラマティエールシリーズの1つ。トンカアンペリアル、「トンカ帝国」、ゲルリナーデの1つ、トンカビーンを主役にした香りです。

トップから、ベースのトンカビーンなのかアーモンドなのかコクのある甘い香りが広がります。

ベルガモット、ローズマリーというアロマ的な原料が使われているため、すっきりとした香りもあり、あと、すこしスパイシーな要素も香ります。



マティエールシリーズは素材に焦点をあてて、1つの芸術作品を作るといったコンセプトだったと思うのですが、個人的には、3つのグループにわけられると思っております。

1つ目グループが、ゲルリナーデであるバニラ、トンカビーンの甘さに焦点をあてたオリエンタル調の、ヴァニーユ、アンジェリーク、キュイル、ダルメニ、トンカ。

2つ目グループが、他ブランド他商品にもよく使われるフローラル素材を独特の解釈で焦点をあてた他にもありそうでなかなか類をみない、ガーデニア、バルバル。

3つ目グループが、マティエールにはちょっと・・・（個人的な意見です。3万以上は高いと感じる）新しい2つ、ネロリ、チュベローズ。

3つ目グループ以外は全て所有しております。ちなみに、アンジェリーク（口コミ済）が一番好きです。



で、本題のトンカアンペリアルですが、キュイル、ダルメニとならんで、扱いが難しい香りだと感じます。マティエールは素材重視。その素材にハマるかどうか。

良くも悪くもトンカビーンの香りが主役（渡鬼ＳＰのピン子くらい出ずっぱり）なので、最初から最後までコクのある甘いトンカビーンが出ずっぱりです。

アロマなトンカビーン、スモーキーなトンカビーン、ウッディなトンカビーンと変化はしますが、常にトンカビーン。そして香り立ちは静かに感じますが、持続時間も長く、満腹感がぬぐえません。

このまさにトンカ帝国をどう感じるか。好き嫌いが分かれるのではないかと思います。

トンカ、キュイル、ダルメニがやはり人気（販売数的に）がないらしく、知名度もあるヴァニーユ、2つ目グループのガーデニア、バルバルあたりが人気みたいです。

ただ、トンカビーン好きな人には、ホントに素敵な香りではないかと思います。

ちなみに私の購入は、アンジェリーク、ヴァニーユ、バルバル、ガーデニアの次くらいに買ったような気がします。その後、ダルメニ、キュイル、ミールエデリール（廃盤）と続いた記憶です。

個人的には、ランスタンマジー（ベルガモット、アーモンド、ウッド香が共通）やボージュールドゥマヴィ（共通原料なし）が印象的に似てるかな。

限定店舗ですが、一度、お試しされて、じっくり体感してからの購入をおススメします。

（個人的には、マティエールシリーズよりエリクシールシリーズの方が出番が多い。通好みなのがマティエール、2018年現在日本で使用しやすいのはエリクシールかな。）

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アクア アレゴリア ペラ グラニータ(旧)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：2016/6/1

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アクアアレゴリアの1つ。「洋ナシのシャーベット」と訳され、ティエリーの作品です。洋ナシとキンモクセイの香りです。

トップは、ベルガモット、グレープフルーツ、レモンと言った柑橘系のさっぱりした甘酸っぱい香りが広がります。

このトップが素晴らしく、ミドルの洋ナシ、キンモクセイを引き連れながら、複雑な柑橘系の香りです。

甘いような、酸っぱいような、さわやかであり、非常に纏いやすいトップです。

ラストは、ティエリーが大好きなホワイトムスクですが、アクアアレゴリア（オーデトワレ）ですので、香りの変化を楽しむというよりは、数時間のトップ・ミドルの香りを楽しむコンセプトですので、ムスクが苦手な方でもあまり気にならないのではないかと。

個人的にはムスクは好きですが、ゲランのBAさんの話を聞いてると、意外とムスクが苦手な方が多いらしいです。

ティエリーの作品は、ラストがホワイトムスクが多い。

同じアレゴリアでは、ローザロッサ、パッシフローラ、ベルガモットカラブリア、またラプティのトワレ、イディールといったところでしょうか。

あと、ティエリーは、トンカビーンやバニラで終わるパターンもあります。リモンヴェルデ、ラプティのオーデパルファン、モンゲラン等。

トンカで終わるよりは、ムスクで終わる方が、余韻はあまり楽しめませんが、しつこくなく、すっきりと香りが消え去っていく気がします。

本題のペラグラニータですが、今の香水の流行といいますか、流れは、コロンのようなすっきりさわやかですので、

その流れを考えると非常にまといやすい。

アレゴリアは、だいたい新作発表が6月というように、基本的には初夏から盛夏の香りと言うイメージがありますが、

（2019年は、2月に1つの新作、6月に2つの新作が出るらしいです。まだ確定ではありませんが。）

当然、夏にまとうのもおすすめしますが、11月現在、少し朝晩の空気が冷たくなってきて、空気が乾燥してきて

汗もかかなくなったこの時期にまとうと、非常に透明感があり、本来のペラグラニータの良さが発揮できるような気がします。

周りの評判も良いことから、プレゼントにも最適ではないかと思います。

アクアシリーズの中では、『格好良さNo.1』かな。

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アクア アレゴリア テアズーラ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：75mL・9,900円 (生産終了)発売日：2015/6/1

アクアアレゴリアの1つ。「青いお茶」と訳され、ティエリーの作品です。グリーンティーとジャスミンの香りです。

トップはベルガモットやレモンをはじめとした柑橘系の香りがしますが、、、意外と一瞬で、シトラスの香りは主張しなくなります。

ひたすらグリーンティーとジャスミンが香ります。

ホームページには、「気持ちをリラックスさせる」、とありますが、パンチがなく、静かな香りだと思います。

この感じが、特徴がなくおもしろくないと感じるか、穏やかで優しい香りと感じるか人それぞれのような気がします。

ラストのムスクやバニラもあまり感じません。

そもそもアレゴリアシリーズなので、他のアレゴリアもそうですが、ラストが主張する（ラストまで持続する）といった感じではないです。

個人的には、グリーンティーの静穏な感じと、ジャスミンの華やかな感じが、お互い良さを打ち消しあってる残念な仕上がりだと思っております。

なので、外出時や人と会うときには、まといません。家で静かに過ごしたいときや、寝る際の香水に使用しております。

とがった香りがしないので、確かにリラックスや安らぎと言った感じでしょうか。

強い香りが苦手な方には、もしくは香水が苦手な方と会う際には、強く香らないので、選択肢の一つに考えてもいいかな。

香水マニアとしては、ある程度華やかな香りをまといたい。（残念。）

ネロリアビアンカ（現在廃盤）と今発売中の12種類のアレゴリアシリーズの中では、出番は、低いです。

アクアシリーズの中では、『地味さNo.1』かな。笑

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