- doggyhonzawaさん 認証済
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- 48歳
- 乾燥肌
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2014/7/6 18:52:47
タクティクス・コロンは、日本のフレグランスを代表するグリーン系の香り。そして、決して懐かしい香りではなく、今なお新しいファンを増やし続けている、日本のマスキュリンを代表する名香だと思う。
資生堂広報によると、タクティクスは、1978年の発売以来、2度香りが変わったそうだ。自分の記憶では、デビュー当時の初代の香りは、アンバーやヴァニラ、ウッディやスパイスが効いたオリエンタル・アンバリー系の香りだったように思う。ほんのりシナモンもきいていたような。
2代目の香りはいつ頃どんな香りだったか定かでないけれど、現在発売されている3代目の香りは、初代に比べると、格段にグリーンや針葉樹系、オークモスの苦みが強く主張していると思う。
ギリシャの島々にある白い教会を思わせるキューブボトル。その白いキャップを回してはずす。ふわっとグリーンな香りが立ちのぼる。ボトル口が「ローション中栓」と呼ばれる、穴のあいた滴下用キャップのついたタイプになっているので、適量を手に取り、体につける。
トップは暗い森の入口だ。ベルガモットやレモンが明るい陽光を感じさせるものの、深くじめじめとした森を思わせる、ビターなオークモスやグリーンの葉の香りが、強く冒険心を誘う。
そして重なってくる独特の木の緑の香り、パインツリーやシダー。マツや杉の苦みのあるグリーン&ウッディなテイストが下からじわじわ出てくる。同時にふわりと高いところへ舞い上がるかのような優しいフローラル、ジャスミン&ハーヴの香りが漂い始めると、暗い森の奥に、光が当たっている花園があるんじゃないかという期待感に、森の奥へと心がそそられる。
ラスト。トップとは対照的に高く鳴り響くジャスミンの明るさ、アンバーやトンカビーンの甘さ、ムスクのパウダリーな輝き。そうか、ついに森を抜けたんだ。広がったのは花園ではなく、どこまでも風に揺れる緑の草原だった。そんな広い場所に出たように印象的な、明るく柔らかなラスト。
資生堂の作る香りには、ゲランが使用するゲルリナーデのような独自のベースがあるように思う。それはたぶんに柑橘系・針葉樹系・ハーブ系あたりをグリーンな感じの合成香料でまとめているようなベースだ。幻の香水となったインウイパルファン、初代ZEN、ウィーアーあたりは、このタクティクスとベースが似ているように思う。それは、当時総合的に資生堂の芸術分野に大きくかかわっていたセルジュ・ルタンスの示した方向だったのだろうか?彼の伝説の作品と言われるノンブル・ノワールも、一説にはシプレ・グリーンフローラルの名作インウイを下地に作ったとも言われているくらいだから。
それでも、と改めて思う。タクティクスは不遇な香りだ。
第1に、男が香水をつけるなんて信じられないという昭和50年代の日本の男性の意識を大きく変えたものの、滴下ボトルゆえのバシャバシャ付けすぎによる、いわゆる「タクティクスくさい」という香害を生んだ。
第2に、「男の香りはスリリングな方がいい」「香り、女には見えるものらしい」「香りはちょっとした天国だ」といった、資生堂の戦略的なキャッチコピーが、当時のつっぱり世代(現ヤンキー)に「スリリング!?女!?天国!?」とウケてしまい(苦笑)、「タクティクス=不良・ヤンキー」というイメージが固定してしまった感があった。
第3に、このタクティクスというブランドは、資生堂が国際展開に取り組んだ大きな転換点となった作品群でもある。そのため、「世界戦略」という意味で、タクティクスというネーミングになったのではと俺は思っている。ところが、ロンドン・パリ・ニューヨークでは、一部のゲイの方々に好まれるにとどまり、マイノリティというイメージの強いフレグランスになった。
それでも俺は、タクティクスの香りが好きだ。この香りとすれ違うだけで、「あ。」と振り返る人がいるほど唯一無二の個性的な香りであり、「ホットロード」の春山や宏子を追いかけて新しくこの香りのファンになった人たちもいて、今は市民権を得てきたセクシャル・マイノリティの方たちの抜群の美的センスの裏付けともなっている香り。
「時代がタクティクスに近付いてきている」(「ドギマギの夏」さんの口コミ)
なぜだろう。俺もそう思う一人だ。グリーンフローラルであり、シプレの要素もあり、さらにオリエンタル・アンバリーの雰囲気ももつ、とても複雑な香調。なのに颯爽としていて、すがすがしい香り。
夏の夜、一人バイクや車を転がして、ぬるい夜風を感じながらイルミネーションの明滅をどこまでも追いかけたいような気分のとき、確かにこの香りは似合うだろう。
夜明けの蒼い道 赤いテイルランプ 風に薫るタクティクス
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[ルースパウダー]
税込価格:- (生産終了)発売日:2016/8/21
2021/4/17 17:15:42
@cosmeショッピングさんで取り扱っていたので、
バースデークーポンとポイントを併用して買ってみました。
容器は黒で、大きいですね。
黒はお粉が付くと目立つので、あまり好きではありません。
ゴールド系がいいのにな。
大きさ(高さ)も、もう少しコンパクトにできそうな作り。
まあ、持ち歩くつもりはないから、いいですけど。
パフはふわふわで、肌あたりがいいです。
香りは無香料のほうが好みなのですが、
高級感のある香りで、きつくないので、大丈夫でした。
飛び散る様子で粒子がすごく細かいのがわかります。
お肌に乗せると、さらさらで、毛穴も気にならなくなります。
白いお粉なので、ちょっと白浮きしますが、少し経つとなじんできます。
マスク生活の中、崩れ方も気にならないし、
1日きれいが続きます。
でも待てよ。
いつもの仕上がりと、違うかなと疑問がわいてきます。
普段は生協で買える、ルナジェナ ルーセントクリスタルパウダーというものを
メインで使っていますが、
そちらは30g約2000円くらいというお安さ。
そんなに違いがわかりません。
そこで出ました。
ハーフ&ハーフメイク。
右半分はクレド、左半分はルナジェナという使い方。
そして、驚きの結末。
違いはほとんどと言うか、全くわからない結果になりました。
逆に、ルナジェナの方は肌色のお粉なので、自然な仕上がりになります。
確かにルナジェナはクレドほど粒子は細かくはありません。
でも、粒子の細かさは、仕上がりにそこまで差が出ないと感じたのです。
そして、先日、驚愕したのが、
ある有名ファンデのサンプルをいただいたので、使ってみて、
仕上げにこちらを使うと、ゲッとなるほどよれてしまったのです。
朝の出かける直前、マスクで隠れるからいいやと、出かけましたが、
テンションは下がりまくり・・・
組み合わせによって、こんなによれるのは、初めてです。
ちなみに、ルナジェナはファンデを選びません。
せっかく買ったので、最後まで使いますが、
そんなに高価なパウダーを買う必要はないとわかったのはよかったです。
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[ルースパウダー]
税込価格:- (生産終了)発売日:2016/8/21
2021/7/10 11:43:55
28歳の男性です
ひっさしぶりにベースメイクをして、
画像を追加して、あげなおしました。
ルフォンドゥタンを手とスポンジで半顔ずつつけてからパウダーしてます。
パウダーはやはりサラッサラになりますね。
口紅もグロスと半分ずつつけてます。
詳しくはルフォンドゥタンのレビューを参考に。
以下オリジナルレビュー
先月(1月末)からメイクを始め、先月末に博多阪急のクレドポーの専門店で、リキッドファンデ、コンシーラー、コットン、パフ、ルセラムをかいました!
今月はまた博多阪急でアイシャドウ、パウダー、ハイライトをかいました。
元々先日、博多阪急に行く前に佐賀のゆめタウンのコスメデコルテのカウンターでデコルテのパウダーのハイライトの入った人気色を試してました。
いきなり結論から言うとクレドポーのパウダーは凄まじいです。男性のメイク初心者でも感動しましたね。まさにツヤツヤの陶器派肌とはこのことかとおもいました。
仕事前にクレドの諭吉ファンデの後にアイシャドウを描いて、ライナーを引き、その後に諭吉パウダーをしたのですが、とにかく粉がきめ細かく、飛び散ります。そして匂いがとても甘い匂いがします。香水のような人工的な甘い匂いではなく、コロンというか、甘いキャンディというか。
しかし、デコルテのパウダーと違うのは本当に一回でも十分すぎるほどに顔を簡単にカバーできます。デコルテのパウダーはパフをひっくり返して粉をつけ、パフを揉み、頬は逆時計回り?だったかで何回かつけるようにBAさんから言われたので。
クレドポーは特に付け方のアドバイスはされませんでした。
でも良い意味で適当につけても簡単に均一に粉がつきます。粉がつきすぎて顔が一部真っ白になってやべってなったのですが、何回かパフを叩くと本当に均一に馴染みます!
そしてBAさんからも言われたのですが、アイライナーなどが滲むのはパウダーにも原因があるそうです。クレドポーのパウダーは全く目の周りのメイクが滲まないですね。
そして本当にしっとりツヤツヤになるので、マスクも肌につっかからないです。マスクを見ても全くファンデがつかなかったです。
あえてきになるとすれば、鼻先がつけ始めはヒリヒリしたくらいですね。
お値段は確かに結構お高いですね。税抜きで12000円なのでまさに諭吉パウダーです。
しかし本当に少ない量でカバーできるのでかなり持つと思います。
これはもうクレドポー以外のパウダーは使えなくなりますね。パウダーのベストバイだと思います。
対抗馬はデコルテのAQミリオンのパウダーでしょうか。いつかつかってみたいです。
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[美肌サプリメント・ボディシェイプサプリメント・健康サプリメント]
容量・税込価格:30粒・2,116円 / 90粒・4,525円発売日:2013/7/1
2019/5/8 22:24:43
私にとって効果が薄かったため解約しようと電話をしたら、執拗に継続しろとオペレーターの人に色々言われ非常に不愉快だった。最後までオペレーターの態度は悪く、そういうところが商品の質に出ているかもなと感じた。私はこの商品は全くおすすめしません。
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