


























[プレストパウダー]
容量・税込価格:14g・13,200円発売日:2023/7/7
2023/8/31 15:46:32
2023/07/07より一部の限定店舗&ECでの販売。
店頭で確認したところ、シーズン限定品ではなく今後も再入荷があるそうなので
欲しいものが欠品していてものんびり待っていればいつか買えるとのことです。
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「マキシサイズのエンボスパウダーを3色展開×デザイン5種の合計15種展開で発売する」
というなりふり構わなさに驚き。一体どうした?って感じですが。
過去アイテムのデザインの焼き直しが5種中3種あるので既視感がすごい。
◆ライオン → ル リオン ドゥ シャネル(2018年)の焼き直し
◆チェーン → ル シェヌ ドゥシャネル(2020年)の焼き直し
◆カメリア → レーヴ ドゥ カメリア(2022年)の焼き直し
最寄りの店舗にあったので現物見てきました。
気に入ったら買おうかなーと思って用事ついでに来店して全色試しただけなので
色の感想のみのメモになります。評価なし。
現物見てから買いたい方は、JR系商業施設に入っている直営(有楽町、新宿、横浜)か
GINZA SIX、ビューティーハウス(※9/3閉店)にテスターが置いてあるはずなので、
そちらで見てから決めたほうがいいです。
7/20に店舗で見ましたが、全然売れてないらしくて全色/全デザイン余ってましたよ。
錬金術としては良いと感じるのですが、
客はジャムの法則で、選択肢が多すぎると選ぶのがダルくて買う気が失せてしまう。
駅直結で周囲は混雑してるのに客もノーゲス状態。BAさんが集まって暇そうに世間話してました。
・パーリーホワイト
ギラッギラの大粒ラメ。顔面のハイライト用途は無理。期待していたので残念。
アイシャドウのトッパーで使うか、パリピの方がパフかブラシに取って
全身にまぶすくらいしか思いつかない。
色名にパーリーって書いてあるから上品な真珠っぽい白なんだろうなと思っていたので
この色目当てに見に行ったものの、正直期待外れだった。
オンラインでブラインドバイしなくてよかった。一旦購入保留。
・ウォームゴールド
これ多分プードゥル ルミエールの#20ウォームゴールドと同じなんじゃないかなあと…。
日本では唯一発売されていないカラーなのですが、
型押しと商品名を変えて国内でも一度発売されたので、知らずに買うと色が被るかも。
滅茶苦茶黄色い。既視感しかない。ラメ粒は中程度。これはパス。
・プレシャス コーラル
この3色の中では一番つるんとした仕上がり。シルキーなツヤで印象が良かったです。
色は温かみのあるシルキーなコーラル系。クールなピンクは期待しないほうが良いです。
多分日本人にはこの色を買わせたいのだと思いますが、
日本人の平均的な肌色でも、ハイライト使用は色が悪目立ちすると思います。
結局前回同様、チークかアイシャドウとして使用するしかないような…。
ただ、このシリーズは全部マキシサイズで14g入りなので。
というかこれ、去年のホリデーの エクラ ルネール とたいして変わらないのではないかな。
ちなみにエクラルネールは内容量16g/10,560円なので、
今回は同じマキシサイズで容量2g減らして3000円弱値上げしているので注意。
次は内容量12gで16,000円くらいになるんだろうなーと思うと、もういいかなって。
使う気はないけどコレクションで全色&全種類集めたい人には向いてるんじゃないかなと。
全部買うと20万くらいするので、物好きな方にはいいのでは。
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マキシサイズは個人的にはとても魅力的なのですが、
毎度毎度欲しい色がない、という致命的な欠陥を本気でどうにかして欲しい。
プードゥル ルミエール ナクレとか
ジュ コントゥラスト ルミエール#クー ドゥ ミニュイとか
ルミエール スクルテ ドゥ シャネルの後継品が出るのを今でも待っているのですが、
この手のデパコスは今はもう全人種に売れるものを作らないといけない時代だから無理そう。
悲しい。観賞用目的以外で買えるものが本当にない。
ヴェルニとお揃いのカラーミラーとか本当にどうでもよいので
ニュートラルで日常で使える東アジア人向けの上品なパウダーハイライトを出して欲しい。
ボームタイプとかリキッドタイプも結局使いにくいのでもう要らない。
もったいなくて使えないから買えない、とか他の客に言われようと、
細かく色分割したり粉面にラメや顔料吹き付けたりした芸術的なエンボスパウダーが
私は欲しい。
2022/12/10 13:41:09
あなたをたった5秒で強く颯爽とした女性に変える。それは簡単なことだ。シャネルN°19のパルファムを1滴指にとり、耳たぶの裏につける。それだけでいい。
「また何言ってるんだ、大げさな」そう思うなら試してみるといい。香りが好きかどうかは別。N°19パルファムは、強き女性の代名詞として君臨し続けるココ・シャネルが「世界一売れたN°5を超える香りを!」と「自分のためだけに」作らせた最強のシグネイチャー香水だ。
ただしEDPやEDTでは効果は薄い。N°19の破壊力を実感するためにはパルファム一択だ。15mlで31350円。高い?そうだろうか。「なんでこんな香料でこんなに高いの?」と首を傾げるようなそのへんのニッチ香水に比べたら、100倍良心的な価格だと思う。まず歴史とブランド信用力と品質が別格だ。さらに、スプレーでなく指で1滴ずつつけるフラコンなので、本当に減らない。そして超至近距離でだけ高濃度香料がなめらかにずっと香る。実は香害に一番なりにくいのがこのパルファム濃度だ。これぞ本物の香水。香水に詳しくない方なら、なおさら「本物の凄み」というやつをまず体験すべきだろう。
ココ・シャネルはこのN°19を創るために、調香師アンリ・ロベールに何度も試作品を用意させ、香りを纏ってパリの街を歩いたという。そして人々が香りについてどんなふうに声を掛けてくるか確かめた。全く声を掛けられなかったときは、怒号と共に調香師を責めたという話もある。当時ココは86才。ある日、長年住んでいたリッツホテルから出てきた際、若いアメリカ人男性2人に引き留められ「その香水の名前をぜひ教えてください!」と迫られたことが決定打となってこの香りは生まれたという。
ではそんなN°19パルファム、いったいどんな香りなのか?世界的に「グリーンフレグランスの最高峰」と言われる香りの展開を追ってみる。
N°19パルファムを肌にのせる。するとまずはじめに立ち上るのは、ギリリと青臭いグリーンノート、そして粉っぽいアイリスの白い香りだ。そこにまろやかなネロリの甘さが加わり、キレのいいスッキリとした緑と白の香りが広がるトップ。
3分後、ジャスミンのふくよかさとグリーン香が相まって、スズラン様のフローラルが広がってくる。同時に下の方から冷たく青いヒヤシンスの香りも感じられる。ガルバナムのシャープなキレのある香りを軸としながら、ソリッドで青緑なフローラルが感じられてくるミドルになる。
このミドルは知的でスタイリッシュ。キリっとして本当にかっこいい。全くフェミニンじゃない。若々しく、怜悧で、背筋がスッと立っているイメージ。全てに妥協を許さず、自分のめざすベクトルを見定め、どこまでも一直線で闊歩してゆくような、潔さと強さを感じさせる草原と大地の香りだ。
リラックスというなら、それは大自然の中に放り出されたような心地よさがこの香りにはある。けれどそこには同時に、厳しい自然界の現実に対峙する強さもまた要求される。そんな苛酷さを感じさせる香りでもある。ミドルは、大草原に吹く風がオークモスのビター、ベチバーの土の匂いを運びながら3〜4時間続いていく。
ラストはとてつもなく優しい。土深く眠り続け、長年かけて香りを熟成させたアイリスパリダのパウダリーが優しく心と体を包みこむ。ほのかに甘いムスクとともに、小麦粉のようにきめ細かな白い香りを呈してドライダウン。ここまで5〜6時間。たった1滴で。
N°19はココ・シャネルの誕生日である8月19日から命名されたナンバーフレグランスだ。人は一人で生まれ、空と大地の狭間で必死に生きて、その短い生を全うする。「香水をつけない女に未来はない」と言い切ったココが、人生の最後に自分のためだけに徹底的にブラッシュアップして作り上げた香り、N°19。そこに込められたのは、世界中の女性が男性の下に屈することなく、自分自身を強く美しく保ち続け、欲しいものを欲しいと言い、自分の力で未来を貪欲につかみとれ、というメッセージのように思える。
一面の大地。草原が風に揺れている。湿ったベチバーの土っぽい香りがしている。濡れた苔類のビターな匂いが森から運ばれてくる。自然はどこまでも広く、容赦なく、そして気高い香りに満ちている。服が風をはらむ。草原と森の匂いが髪を洗う。
青いガルバナム。苦みばしったオークモス、乾草のベチバー、白いアイリスパリダ。それらが織りなす、今にも発火しそうな残虐なグリーンノート。クールで、スタイリッシュで、挑戦的。常に現代で戦い続けるハンサムウーマンの香り、実装完了。
最終戦闘に備えよ。
大地を疾走するパルファム「ナンバーナインティーン」発動。
5秒だ。5秒で未来にカタをつけろ。
2021/6/12 00:02:03
なぜ誰も本当のことを言わないんだろう?この香水の名の本当の意味を。ローズ・プリック。「バラの刺し傷」?「バラのひと刺し」?違うだろ。プリックは英語のスラングで男性器のことだ。
F・ファビュラス、ロストチェリー(破瓜・童貞喪失)と、突然何を血迷ったかおトムさん、と言わんばかりのスキャンダラスネーミングな作品が続いた後でリリースしたローズプリックが、まんま「貫通するバラの棘」なワケがない。同じ「カンツウ」でも多分、漢字が違う。これは最も過激なネーミングの香水だ。
ローズ・プリック。直訳「バラの男性器」。一方で、かつて日本のゲイカルチャーを支えた「薔薇族」という雑誌名が語源となり、日本のゲイによる作品を欧米で”Bara”と呼んでいることから、うがった見方をすれば「男色のプリック」と訳しても差し支えないはず。自身のセクシャリティを公言しているおトムが、Baraを知らないわけがない。
もっと言うと。
“rose”は薔薇という名詞じゃないかもしれない。もしかしたら”rise”という動詞の過去形?だとすれば、一般的な「昇る」「上がる」といった意味でなく、「そびえ立つ」「増大する」「膨れあがる」の意味を匂わせている可能性も。
ああ。さすがにいかん。もうやめる。
確かにここまで曝露してきただけで、何かいたたまれない感じ。だから誰も言わないのか。どうりで海外サイトの女性達が「この卑猥なネーミングだけは×××!」と言ってるわけだ。
そんな究極の匂わせネーミング香水、ローズプリック。おトムによると「自身の薔薇園で育てている大切な薔薇の香りからインスパイアされた香り」だそうだ。ただそんな言葉も、つい裏読みしてしまいたくなる。そもそも薔薇族という雑誌のネーミングだって、かつて男色が当たり前だったギリシア神話の言葉「薔薇の木の下で男同士が契りを結ぶ」から来ているという。そこまで知ってると、おトムの言うことが全てそっち方面の秘密ワードに聞こえて仕方ない。一体、自身の秘密の薔薇園で、ふだん何を育てているのだろうか(←やめなさい)
ま。たいがいにしとく。やはり香りが大事。ではローズプリックはどんな香りなのか?
マットピンクのボトル。可愛いけどあざとい。海外では「ハローキティの持ち物みたい」とか言われている。そこに黒いラベルと黒いスプレーノズル。何か闇を感じる仕様。そこからプッシュされる霧は、実はとてもローズらしからぬ香りがする。
プッシュしてすぐ。鼻が感じ取るのは、パチュリのスパイシーな黒い香り。ターメリック(ウコン)のマイルドな土っぽい香り、そして鼻にくるペッパーの香りだ。そして、これらのウッディスパイシー・ミックスの裏から、品のよい暗いローズの香りがしみ出してくるといったトップ。黒いスパイス:ピンクのローズ=7:3くらいの比。かなり黒いトップ。ギリギリとパチュリの苦味が主張してくる。かなりだ。
そしてその後も、この黒いスパイシーな香りがメインで展開する。薔薇はそっと後ろで咲いている印象。とてもマニッシュな風合い。ガチで鍛え上げたメンズが、黒光りした上腕二頭筋や大胸筋、シックスパックをこれでもかとパンプアップしているかのような危険な絵柄な感じだ。あるいは、暗闇に咲き乱れる真夜中の薔薇といった印象のストイックブラックな香り。そんなシングル展開のまま、6〜8時間持続してドライダウン。ラストだけほんのりトンカの甘さが出て終焉。
夜の薔薇で思い出すのは、以前トムが「ジャルダン・ノワール(真夜中の庭園)」というシリーズで出していたカフェローズだ。紫ラベルで夜の庭園に咲く花の魔性をテーマにしたやつ。あれは、コーヒーと薔薇の香りを取り合わせた作品だった。カフェローズも暗くて黒い薔薇。どうやらトムは真っ黒い薔薇がお好みのようだ。
トムと夜の庭。そして薔薇。そう言えば、カーネギー賞をとった児童文学作品に「トムは真夜中の庭で」という本があったな。あれはもろジャルダン・ノワールだ。預けられた叔母の家の庭で、真夜中に時空を越えて一人の少女と出会う少年、彼の名もトムだった。その秘密の時間に出逢うたび、2人の時間はどんどんずれていき…、というファンタジックな話だった。
そうか。
きっとトム・フォードは、あの物語の少年のように、今もまだ真夜中の庭で何かを求めてさまよっているのだろう。暗闇で誰の姿も見えないけれど、かぐわしく香るピンクの薔薇の香りを頼りに。そう思ったら何だかローズプリックの香りが、急にせつなく思えてきた。
ローズプリック。それは確かに薔薇の棘に刺された者の香りなのかもしれない。痛くて、愛おしくて、狂おしい桃色の記憶。
あのかぐわしい黒い棘が 今も刺さったまま抜けない
[メイクブラシ]
税込価格:6,050円発売日:2014/1/17 (2017/1/13追加発売)
2019/6/20 07:11:01
毛がかたすぎてビックリしました。
もっとふわふわがよかったなー
お値段もやや高めでしたので残念です
肌がゆらぎやすかったりアルコールに刺激感じやすいです。 長年スキンケアやメイクとインナーケアをトライアンドエラーしています。 美白物は合わないことが多… 続きをみる