- ゆかり.*。゜+:*さん 認証済
-
- 36歳
- 普通肌
- クチコミ投稿164件
-
NEW
[ルースパウダー]
容量・税込価格:20g・9,790円発売日:2024/4/1
2024/4/8 20:20:50
*02 ROSE・03 WARM*
公式オンラインで3月から先行発売があり、全国発売は4月1日、#03のみ4月10日。
阪急百貨店では昨日4月3日から#03が公式オンラインと全国発売に先駆け入手可能となっていました。
ゲランのアイコン的メイクアップアイテム、メテオリットビーユ。
実は私にとってはファーストゲランのうちの一つであり、そして自分と同い年という非常に思い入れの深い商品です。
1987年生まれ、今年で37歳。メテオリットとは『隕石』を意味し、球状に形成された多色パウダーが光を操り、血色感と透明感を生み出します。
フェイスパウダーではなくフィニッシングパウダー。メイクの仕上げに“光を足す”ために使用するパウダーです。
今回のリニューアルでは、まずパッケージが発売初期のデザインを華やかにリアレンジしたものに回帰。
そして中身は、見た目は一見よく似ていますが、つけるともう全くの別商品です。
@パウダーのテクスチャの軽量化、天然由来成分95%配合のナチュラルな処方への見直し。
そのためなのか、プレスが随分柔らかくなりました。
以前からリニューアルごとにプレスが徐々に柔らかくなっていましたが、今回は一気にさらに柔らかく、ブラシやパフに取りやすい粉になりました。
私が19年前に初めて購入した時なんて「……石かな?」というくらいしっかりとしたプレスでしたが(笑)、今回はいとも簡単に付属パフや別売の専用ブラシに取ることが出来ます。
このテクスチャなら、普通にフェイスパウダーとしても使用できるかも。
A香りの変化。
ゲランの女性調香師、デルフィーヌ・ジェルクのクリエイト。
バイオレットノートはそのままに、バニラやムスク、サンダルウッドが加わりました。
旧品は分かりやすく言えば「お化粧品の匂い」でしたが、今回、ウッディさもあるモダンな香りになっています。
でも……ごめんなさい、個人的には長年慣れ親しんだ旧品の香りが好き(笑)。
一般的にはこちらの香りの方が好まれると思います。
B質感・仕上がりの変化。
マザーオブパールが配合され、パール感が大幅に華やかになっています。
旧品はさざめくような繊細なツヤに、光の当たる角度でパールがキラキラッと顔を覗かせるじですが、こちらはプレスが柔らかく肌に乗りやすいこともあってか、かなりしっかり煌めきます。
とは言え面でテラッと光る感じではなく、あくまで光の当たったところや高いところを煌めかせてくれる感じ。
旧品を「ついているかついていないか分からない」と感じていた方も、こちらは効果が分かりやすいはずです。
(但し旧品に関しても、個人的にはメテオリットが真価を発揮するのは時間経過後だと思っているため異議は唱えておきたいです。
化粧持ちが良くなり、色と光の効果で朝早くから夜遅くまで一切くすまないので。
つまり旧品は「時間経過後、クレンジング前に変化に気づかせられる」商品で、こちらは「つけた瞬間に変化が分かる」商品ということです。)
Cツールの変化。
プレスが柔らかくなったことに伴い、付随するツールも変更されています。
まず内蓋の役割だった付属パフは、リボンが付き厚みも出て、粉を取って顔に乗せることのできるパフになりました。
とは言え、上記の通り煌めきが強くなったため、頬などの広範囲につけるには向いていないように思います。
鼻根や顎先など、ピンポイントで光を乗せたい場合には良いかな。
別売の専用ブラシは、まず持ち手が短くなり、所謂カブキブラシの形状に。
毛の密度はさほど変化ありませんが、毛が柔らかくなり、肌あたりが非常に優しくなりました。
持ち手も毛質も、プレスが柔らかくなった分、専用ブラシで底の方から粉を削り取る必要がなくなり、ケース上面をさっと撫でれば粉が取れるためだと思われます。
頬や額など広範囲に乗せたい方、フェイスパウダー代わりにしたい方、自然に乗せたい方には、断然ブラシの購入をお勧めします。
D色みの変化。
旧品では主に#02を愛用しており、#01も所持していました。
今回は#01・#02を購入候補にしていましたが、カウンターで比較のうえ#02・#03を購入しました。
文字数の都合上、その辺りの色選びや旧品との比較等についてはクチコミを分けさせていただきます。
今回のリニューアルは嬉しさ半分寂しさ半分ではありますが……非常に使いやすく、トレンド感もある商品として刷新されたことは確かです。
☆4と悩むところですが、パッケージに懐かしいデザインを残してくれたヴィオレットへの敬意も含め、☆5にします。
2024.04.04 クチコミ
2024.04.08 画像追加
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
[化粧下地]
容量・税込価格:30ml・6,270円発売日:2018/6/2 (2022/2/4追加発売)
2024/3/23 19:58:39
サンプルもらったら意外と良かったので現品購入
良いなと思ったポイントはSPF値が結構高く、日焼け止め兼下地として使えるところと下地効果。
本気で日焼けを防ぐつもりならちゃんと日焼け止めも使いますが、デスクワーク主体の普段は朝の通勤さえ乗り切れば良いので、なるべく手早く済ませたいです。
とはいえSPF値が低いとその朝の通勤さえ耐えきれてなかったのでバランス的にはこれくらいがちょうど良いかなと。
日焼け止めという観点からだと、敏感肌用と言うわけではないけれどアルコールフリーで使用感が割と軽いところも好みです。
私はエタノールには被れるけど、紫外線吸収剤はほとんどの場合は大丈夫なので、エタノールフリーかつ紫外線吸収剤も併用しているものを探していたのですが、これがまさにそれ。
SPF値が高い日焼け止めってエタノールが使われていることが多いし、かといってエタノールフリーの敏感肌用を選ぶと今度は紫外線吸収剤もフリーなせいか、紫外線散乱剤の白浮きと重たい感触が気になって使うのが嫌になることも多く、そう言う意味では貴重なアイテムなのです。
下地としてはコントロールカラーほどのトーンアップは望めませんが、サラッと伸びて私の使っているファンデと干渉しないところが好みです。むしろファンデの持ちが良いような。
ピンク感が程よいからトーンアップする割には白浮きっぽく見えにくく、その割にカラー補正効果は長く続くのか、これを使った日は夕方の顔色がよく見えることが多いです。
MACのベースって勝手に刺激が強そう&若い人向けだと思っていたけど(他のアイテムの香りが強いので)、意外と良いなと見直すきっかけになりました。
とはいえ長く使ってみると、やっぱり紫外線吸収剤を使っているからか、花粉がひどい時期は時たまピリついたり熱を持って感じられることはあります。それで肌荒れになったりまではしませんが。
また化粧もちが良い分、日によっては乾燥は気になるかもしれません。
というわけでベストではないのですが、化粧崩れしないことと夕方の顔色の良さを重視する時に結構重宝しています。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2024/3/19 10:34:19
来た。
やっと来た。
待ち侘びた。
今年の3/12?の価格改定の直前に日本に再上陸したシャンダローム(日本語で「香りの歌」)。初出は1962年で、ゲランの四代目であるジャン=ポール・ゲランの実質的なデビュー作。レジェンダリーシリーズのうちのひとつとして、日本では極一部の店舗でのみ販売されている。価格は75mLで税込17,600円。
ゲランあるあるの「導入予定だけど具体的にいつになるかはサッパリワカンネ」を耐え忍ぶことンヶ月、ようやく手に入れたボトルからスプレーする。パウダリーなアルデヒドとまだまだ青い柑橘の香りがする。やはりレジェンダリーシリーズ、とてもクラシカルな出だしだ。いや、一周回って新しいのか?
ミドルから展開してくるのはフローラルミックス。メインはおそらくハニーサックル(スイカズラ)だろう。花粉っぽくて少しワックスのようなコクのあるホワイトフラワー。ハニーサックルの下で、イランイラン、チュベローズ、ジャスミン、ガーデニア、ネロリが低音を奏でている。花屋のゴージャスなブーケの香りではないな。キラキラとした陽光を浴びる野の花の香りだ。
ドライダウンはモスと乾いたサンダルウッドでシプレ調に落ち着いていく。全体的に軽めの香り立ちだが、しっかりとアルデヒドシトラス→ライトフローラル→シプレと展開していく様子はさすがゲラン、老舗の矜持というものだろう。持続は4時間程度。
この香りによく合う季節はやはり春だ。ハニーサックルの花の時期は4?5月でぴったり、グリーンな側面が強いトップのシトラスと、ドライダウンの軽さも春のイメージだ。暑い季節では香りがこもりすぎ、寒いとうまく香りが立たない印象だ。パウダリーなフローラルシプレは春の野のイメージにピッタリ、クラシカルな香水がお好きな方の春の香りの選択肢には充分に入ると思う。
ずっと待っていた香りを、日本で正規品で入手できて満足ではあるのだが、どっかのGにはもうちょっと顧客に計画的な案内をしてほしいもの。いくらなんでも待たせ過ぎだ。また売る前から値上げされるのかと思ったぞ。それでも待ち続けるのがゲランの顧客なんだろうけど。
トップ:シトラスフルーツ、ハニーサックル
ミドル:ガーデニア、ジャスミン、イランイラン
ベース:オークモス、ウッディノート、バニラ
調香師は、ジャン=ポール・ゲラン。
(parfumoより)
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
レ ゼクスクルジフ オードゥ コローニュ オードゥ トワレット(ヴァポリザター)
容量・税込価格:200ml・48,400円発売日:2009/6/1
2024/2/19 11:53:12
私はあんまり柑橘系香水を持っていない。香水好きになってくるとライトな香りより複雑で濃い香りを好むようになってくるせい、という理由もあるが、最高のシトラスコロンをもう知ってしまっているから新しく探す必要がない、というのが大きい。
それがこのオードゥコローニュ、シャネルの最高峰フレグランスシリーズ、レゼクスクルジフドゥシャネルの内のひとつ。2007年発表で、日本だと200mlワンサイズ、2016年にレゼクスクルジフEDTがEDPにリニューアルされた際にもこれだけはEDTで続投した。調香師はシャネルの3代目専属のジャック・ポルジュ。価格は税込38,500円。
シャネルのオードゥコローニュは簡単に言うと「古典的なオーデコロン(ケルンの水)をシャネルが用意する素材でシャネル流に解釈して調香するとこうなる」というもの。前置きはこれくらいにして香りを紐解いていくと…
トップはすっと目が冴えるようなグリーンとシトラスに、ほんの少しだけ花椒のようなニュアンス。一点の雑味もなくクリアで透明感が際立っている。ここまで雑味がないとかえって不自然になりがちだが、この極上のオーデコロンは別。どこまでも心地いい柑橘と青葉の香りがまさに至福。このトップノートのためだけに買ってもいいくらいだ。
至福のトップノートは5分ほどで、ネロリにバトンタッチ。これまた驚くほどクリアで、雑味がないのに合成感は全くない(クリアすぎるホワイトフラワーの香りはブドウ味のバブルガムになりやすいのだ)。わずかに感じるプチグレンの乾いたウッディがよりナチュラル感を演出している。
ほの甘いトンカビーンが加えられたムスクが、ミドルまでの明るいシトラスフローラルを曇らせることなくドライダウンしていく。最初から最後まで、どこまでもフレッシュで嫌味がない。持続は3時間ほど。
ハーブやラベンダー(古典的なものになるとオークモスも)の要素を極力排除し、徹底的にシンプルに作られたシャネル流ケルンの水は、飾らないエレガンス、まさにシンプルイズベストの極致。シャネルにもコロン風のライトフレグランスであるレゾードゥシャネルがあるが、オードゥコローニュはそれらより一枚も二枚も上手。特に流行りの香調ではないが、そういったものを超越した価値がある。ハイブランドだから高いだけ、では決してない。
付け方としては、朝シャワーを浴びた後や風呂上がりの就寝前、リセットされた身体に付けるのがオススメだ。澄みわたるシトラスフローラルのシャワーが心身ともにリセットしてくれる。究極のオーデコロン、それがシャネルのオードゥコローニュ。
トップ:レモン、ベルガモット、シトラス、グリーンノート
ミドル:ネロリ、プチグレン、スパイシーノート
ベース:ムスク、トンカビーン
調香師は、ジャック・ポルジュ。
(fragranticaより)
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
- **minimaru**さん 認証済
-
- 44歳
- 脂性肌
- クチコミ投稿314件
2024/2/21 14:17:33
01から03、全色買いました。
プチプラの最高峰じゃないか?っていうくらい、好きです。
発色とか、色のこっくりとした雰囲気が大好き。
01は、焼き菓子のような、温かみのあるブラウンカラー、
02は、絶妙なくすみピンクブラウンで、セザンヌのベージュ・ビタートーンアイシャドウ全部の中で一番好き!
03は、個人的には、まだしっくりきていないけど、プチプラにはない、焦がした黄色いブラウンカラーです。
このシリーズ、どんどん増えて欲しいです!
(ベージュトーンアイシャドウ、ビタートーンアイシャドウの全色レビューをYouTubeに投稿しました。ご興味あられたら、ご覧ください。)
- 使用した商品
- 現品
- 購入品