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Cookieyukiさん
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フレデリック マル / オー ドゥ マグノリア

フレデリック マル

オー ドゥ マグノリア

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:10ml・6,600円 / 30ml・18,150円 / 50ml・23,100円 / 100ml・33,000円発売日:- (2018年11月追加発売)

4購入品

2021/2/21 00:12:50

美しくしなやかでありながら強靭なフローラル。

男性にもよく似合うマグノリア。男性でフローラルが好きな人には積極的につけてほしい。フローラルに躊躇する男性は多いが。

偏見であることは分かっている。私も今までフローラルは儚く脆いものだと思っていた。事実、華奢なことが魅力になる女性用香水にフローラルが多い。だが本来香りそのものには性別はない。売る側が勝手にこれは女性の方が似合う人が多そうだから女性用、なんて具合に決めている。当然文化、時代背景によっても香りの性別は異なってくる。

いい例がイヴ・サンローラン のリブレ。日本ではユニセックス扱いだがアメリカでは女性用のディスプレイに陳列されている。厳つい欧米人男性に比べて日本人男性は線の細い人が多い。ムキムキな筋肉、胸毛、髭を男らしさの象徴をセックスアピールとして誇らしげに見せびらかす欧米男性にリブレは似合わないが、体毛が薄めであまりマッチョでない日本人男性にはしっくりきそうだ。奇しくもリブレもオードゥマグノリアもカルロスベナイム氏の作品。(リブレはアンフィリッポ氏との合作)

トップは鮮烈なレモン。絞ったときに水飛沫を飛び散らせながら広がるあのジューシーな香り。少し遅れてベルガモットの華麗さが追いかけてくる。クレジットにはないグレープフルーツと何らかのグリーンノートも感じる。柑橘類のトップは多くありきたりになりがちだが、ここまで印象的なトップは少ない。

マグノリアの香りに柑橘類のニュアンスがあることは知っている。けれどもこのままフローラル路線を無視して柑橘系コロン路線をゴールまで爆走するのではないかとビビるくらい思いっきったシトラスノート。花を期待していたんだけどまあ、いいか、洗練された超絶いい匂いだし。

1時間ほどして木の幹、枝、茎をも思わせるウッディノートが出現。その肉厚の葉をちぎった時のほんのりとした酸味と苦さをかんじる。土や草らしさはベチバーとパチュリだろう。二つの内ではベチバーが圧倒的に強い。

ほんのりとしたマグノリアの香りが顔を出す。まだ蕾がほんの少し開いたくらいで、鼻を近づけて初めてわかる爽やかで薄い香り。それがだんだん濃厚になってくる。辺りに香りを放出しながら花びらが一枚ずつ開いていくところを早送りで見ているよう。気がつくと沢山の大輪のマグノリアの花に囲まれていた。

ラストノートでオークモス、シダー、アンバーがマグノリアの軽やかさを支える。ナショナルジ◯グラフィックか何かの番組で今までマグノリアだけにフォーカスしていたが、周りにある自然もカメラアングルに入ってきたイメージ。

全体としてマグノリアを蕾から開花し散ってしまうまで描ききったような作品。常緑のしっかりした硬い葉、肉厚の白い花びらのニュアンスが油絵具で細かいところまで繊細に描かれている。これがジャンクロードエレナ氏だと水彩画のようなマグノリアになるところだが、このマグノリアは透明感のある油絵のようだ。

カルロスベナイム氏にはラルフローレンの作品が多い。そのせいかスーツに合いそうなクラシックで端正な作品の多いイメージの調香師だ。マグノリアはその甘く魅力的な芳香のために香水によく使われるが、彼が作るとデリケートでありながらも華やかさ、気品、力強さが前面に出る。その香りは初夏の蒸し暑さを一瞬で清麗な空気に変える鮮烈さを併せ持つ。

ラストではアンバーとオークモスがベース。フローラルのラストノートで使われる場合、他のアコードと混ざりきってぼやけた使い方をされることが多いアンバー。多分高品質のものを使っているのだろう、香りがかなり明確だ。この辺りが力強さの元になっている。

マグノリアの香りは薄れはするもののしっかりと最後まで残っている。咲き誇った花が一枚づつ花びらを落としていき、最後の一枚が散った。姿は見えずとも香りだけが花の形に残っているようだ。微風がその輪郭を少しずつほどき、香りが辺りにゆっくりと拡散していく。

オフでもオンでもユニセックスでつけられて、癒しと同時に良い意味での緊張感を与えてくれる魅惑のマグノリア。フローラルをビジネスシーンでつけようと思う男性は少ないかもしれない。でもここまで気品、繊細さ、力強さかねそろえたマグノリアだったらビジネススーツにもよく似合いそうだ。この手の香りを纏った欧米人ビジネスマンは意外にいる。日本人男性ビジネスマンの方々、是非お試しあれ。

トップノート: ベルガモット
ミドルノート: マグノリア、ベチバー、パチュリ
ラストノート: アンバー、オークモス、シダー


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doggyhonzawaさん
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キリアン / ゴールド ナイト オード パルファム

キリアン

ゴールド ナイト オード パルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・37,400円発売日:-

5購入品

2019/2/22 00:54:02

「全ての芸術はエロティックである。」そう言ったのはグスタフ・クリムトだ。19世紀末にウィーン分離派の画家として、不世出の天才の名をほしいままにしたクリムト。彼の作品は日本の琳派に影響を受け、金箔や金泥を象徴的にあしらった「黄金様式」の絵画が有名だ。キリアンのゴールドナイトは、そのクリムトが描いた巨大壁画「ベートーヴェン・フリーズ」に登場する黄金の鎧の騎士にインスパイアされて作ったオードパルファムだ。

偉大なるベートーヴェンへのオマージュとして捧げた巨大壁画。そこに描かれた金鎧の騎士は「幸せを探求する者」を象徴している。だがこの巨大壁画は、別場面で描かれた裸婦や悪魔が卑猥だ醜悪だと罵倒され、結果的に世間から酷評された。その翌年、クリムトは再び金色の騎士を描いている。黒馬に乗った単独の騎士のモチーフは彼の絵画では珍しく、「人生は戦いなり(黄金の騎士)」と名付けられたこの作品には、どこか不気味な緊張感が漂っている。そしてこちらの騎士の方が、よりゴールドナイトの香りイメージに近いように感じられる。それはこの香水が絵画同様、黒と金の力強い対比を試みた構成になっているからだ。

ゴールドナイトをスプレーする。まず広がるのは、苦みと土っぽさとスパイス感が絶妙に出ている質のいいパチュリの香り。ビターチョコのようなコクも感じられて、ザ・上質パチュリな風情。すぐさま下からコニャックやタバコのような芳醇なウッディ、インセンスのようなドライなテイスト、さらにクリーミーなヴァニラとこっくり甘いハニーの香りがふわふわと現れ、これらが渾然一体となって攻めてくる。とても複雑で狂おしいトップ。

5分後、黒いパチュリと金色のハニーがメインとなって主張してきて、強烈な対比を魅せるようになる。ギリギリと苦くスパイシーなパチュリは、暗い闇を表しているかのよう。それはゴールドナイトがまたがる猛々しい黒馬そのものだ。さらにその黒いパチュリを抑えて広がってくる金色のハニー。アカシアの蜜を集めたような、かぐわしくシャイニーな香りが存在を主張する。これこそ金箔を貼った黄金の騎士、今まさに黄金色の甲冑をギラつかせ、闘いを挑まんとする直立不動のナイトの香りだ。

6〜7時間もすると、金のハニーも黒のパチュリも和らいで、まろやかなヴァニラのベールに包まれて終息してゆく。お香の煙がたゆたうようなドライな風合いと、しっとりしたハチミツの残香でナイトは旅を終える。ミドルからラストは本当に心落ち着くスパイシーなヴァニラ&ハニーだ。孤独な闘いを挑んだ騎士は勝利し、やがて彼は黄金の時を迎える。実際「人生は戦いなり」以降のクリムトが、上流階級に認められて肖像画の依頼が尽きなかったように、勝利の美酒に酔いしれる歓喜のラストが訪れる。

ゴールドナイトEDPの価格は50mlで3.7万〜4万円前後。さすが「香水界のロールスロイス」と呼ばれるキリアンだけあって高い。おすすめは2万円ちょっとで買えるトラベルサイズ。この香水はパチュリの香りさえOKなら男女問わず使えると思う。こっくりしたハニーの香りが好きな方、エンジェルやトム・フォードのタバコヴァニラ、ヒプノティックプワゾンなどがお好きな方には特におすすめだ。ときにパチュリが苦く出るときがあるので、ぜひ試し付けして自分の肌で金と黒の香りバランスを確かめてみてほしい。

女性の裸体を妖艶に描くことで知られたクリムトは、「人生は戦いなり」ではあえて棒立ちのような騎士の姿を描いている。この騎士は全身を硬直させ、全ての関節を伸ばし切っていることから、怒りと闘争心をむき出しにしていることが分かる。それは、自分の決意を絶対に曲げまいとする作者のゆるぎない意思の抽象だろう。そう思うと騎士の身体さえ1本の黄金の槍のようにも見えて興味深い。彼はこの作品で、自分の芸術を非難し罵倒した者たちに対して宣戦布告をしたのだ。騎士がまたがる黒馬は、地面左端から顔だけのぞかせている蛇(世間の悪意の象徴)をものともせず、前足を高く上げて前進する。眼前に立ちはだかる者全てを踏み潰すかのように。

クリムトの絵には創造をこえる破壊がある。善の周りに巨大な悪がうごめいている。生と性のすぐ隣に逃れられない死が寄り添っている。それはキリアンの作品にも常に感じられるデュアリティ(二重性)だ。ゴールドナイトは、光と闇、正義と悪、希望と絶望、歓喜と怒りが「金」と「黒」の香りで表現されたフレグランスだと思う。だからこそ意図せずこの香りは「人生は戦いなり」の方の黄金の騎士を彷彿させるのだ。

「全ての芸術は戦いである。」そう言い放つかのように怒れるゴールドナイトは行く。幸福は自分が決めた戦いの先にあると信じて。黄金色のその鎧に漆黒の風をはらんで。

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宮部みゆき大好きさん
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メゾン フランシス クルジャン / バカラ ルージュ 540 オードパルファム

メゾン フランシス クルジャン

バカラ ルージュ 540 オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格:35ml・27,170円 / 70ml・43,890円発売日:2016/9/1

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6購入品

2016/9/1 11:59:45

本日、9月1日発売の香り。

フランスのクリスタルブランド「バカラ」が創業250周年を記念して「バカラ ルージュ540」を発売したのは2014年の11月。当時、写真でしか拝めなかった物は、世界250個限定で価格は50万円でした。

調香師のフランシス・クルジャンが実際にバカラの工場を訪ね、溶解炉でクリスタルが精製される課程からインスパイアされた香りです。
ネーミングにある540とは、バカラを象徴する『バカラ レッド』が溶解したクリスタルの原料に金粉を加えて540度まで熱する事で生まれる、特別なカラーだという由来。


〈トップ〉
ブラッドオレンジ、ジャスミン、サフラン
〈ミドル〉
アンバーウッド、オークモス
〈ベース〉
ラベンダー、シダー、セージ

トップの瞬間、アルコール?爽やかなオレンジって程ではないけれど・・・??と思っていると、段々、サフラン、アンバーウッドが混ざりあってグルマン系ではない、カラメルが焦げ付く前の香ばしさを伴って甘さが現れる。 何とも言えないウッド系と片付けるには言葉が足りない。スモーキーと片付けるのも、短絡的過ぎる。とてもクセになる香ばしさだ。

残暑厳しい昼間より、断然夜が似合いそう。
秋冬からは、華やかなシーンにも合う香り。カジュアルじゃなくフェミニンもしくは、真逆のキリッとしたパンツスーツ姿なのに、すれ違い様に女っぽさを感じさせる香り。
勿論、ルージュはバカラレッドの様な赤が粋。

少し前に購入した、クルジャンのア ラ ローズのボディローションに合わせてもOK
女女していないのに、ミステリアスで苦手な部類のジャスミンとサフランが引き立て合う、バカラ ルージュ540。

…ユニセックスだと言われたけれど、この香りを難なく纏える男性がいたら、お目にかかりたいと思わせる香り。

香調はウッディだけれど、アンバーグリスとフローラルが調和していて濃密さを醸し出している魅惑的な香りだと思う。

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ふぁんくさん
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ゲラン / 夜間飛行

ゲランゲランからのお知らせがあります

夜間飛行

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:75mL・17,600円発売日:-

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7購入品

2020/3/29 16:24:37

香水歴は浅いですが、昔からお香が好きでウッディ系の香水を探していてたどり着きました。
人生初・パルファムはゲランの夜間飛行です。

名前は知っていたものの、実際にカウンターで試してみるまで興味をひかれることも無い香水でした。
ゲランのBAさんに「ウッディ系の香水を探している」と伝えたところおすすめされたのがサムサラと夜間飛行でした。ムエットにつけてもらって2時間ほど、街をウロウロしながら香りが変化するのを試しました。結果、サムサラは自分には甘すぎると判断してこちらの夜間飛行に決めました。

トップはお香の香り。お寺のような厳かで静かな香りです。ミドルは甘くパウダリーで、あまりの変化に驚きます。ラストは甘めのお香の香り。サンダルウッドのおかげかお香のイメージが強いです。白檀を身に着けたいと思っていたのでまさに理想の香りでした。

オーデトワレではなく香水にしたのは、最初にムエットにつけていただいたのが香水だったのであまりにインパクトが強く、EDTに全く惹かれなくなってしまったからです。本当にお上手なBAさんでした。

街を歩きながら香りの変化を試し、香水を買う決心をしてゲランのカウンターに戻った時、最初に対応してくれたBAさんに「おかえりなさいませ」と言われ、もうこの夜から逃げられないと思いました。

金額的にも見た目にもインパクトのある買い物でしたがとても満足しています。立派な箱に詰められていて、眺めているだけでも幸せな気分になります。

香水歴が浅いためか先入観がなく、気負わず毎日オフィスにもつけていってます。香水は香りが強いものと思っていましたが、夜間飛行は香り方が穏やかなので、みぞおちに1滴だけ着けると自分だけが一日中香りを楽しめます。落ち着く香りなので、仕事中にふと香るとリラックスできます。

他人にアピールするためではなく、自分だけのために着ける香水。とても贅沢でロマンのある香りです。

購入した経緯を書きたかったのですがレビューには収まらなかったのでnoteにもエッセイを投稿しました。とても素晴らしい香りと購入体験でした。

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Emirinさん
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キリアン / プレイング ウィズ ザ デビル オード パルファム

キリアン

プレイング ウィズ ザ デビル オード パルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・37,400円発売日:-

5購入品

2019/8/27 10:42:05

以前にクレジットを追加して口コミせず放置していたら、いつの間にかデフォルトのクレジットができていてほっこりしました。

この香りは、かなり前に口コミしたGood Girl Gone Bad に軸はよく似てます。
エデンの園シリーズの一つです。

オープニングは、グッドガールでも感じた桃にブラックカラントのベリーな感じとライチ系のエキゾティックなフルーツを足したような香り。
Good Girlにはアプリコットや桃の香料は入っていないようですが、公式サイトのフレグランスストーリーでは、 the apricot-tinged osmanthus absoluteと表現されていたので、金木犀に対する認識を改めてしまったほどです。

ピーチ系にも色々種類があると思いますが、これはピーチタルトのようなクリーミーな甘さではなく生っぽくて瑞々しいタイプのピーチ。だけど安っぽくない奥行きのある桃、です。
ラストは割と軽めのサボンとシンクロしながらサンダルウッドでフィニッシュ。

余談ですが、ケイコメシェリにポードペッシュという桃の香りがありますが、
これはどちらかと言うと肌に絡みつくような、桃のお菓子みたいな甘さで苦手でした。

話を戻します。

ミドルからは、少しスパイシーなペッパーと一緒に濃厚なジャスミン、ローズが出てきますが
私の鼻だとミドル以降はむせるくらいのパウダリー感を強く感じてしまい、付けすぎた後にちょい後悔しました。

キリアンご自身は、トップのことをオープニングと表現するそうですが、私はオープニングから
10分くらいまでの香りだちが特に好きです。
ただのフルーティ系では終わらせないぞ!の意気込みを感じました。

海外の香水レビューではアニマリックを強調する様な口コミが多かったので、コンポジションだけ見てたらおそらく買うことはなかったと思いますが、実際に試した後の全体的な印象は、拍子抜けするほどフルーティ要素が強いので、付けすぎなければ嫌な顔をする人は少なそう。

最初、これとイモータリティとGood Girl で迷いながら、最終的にデビルとグッドガール両方購入してしまいましたが、バイアルをじっくり試した結果イモータリティのフルーティ感が一番自分好みでした。

最初からイモータリティにしとけばよかったかなーとちょっと後ろ髪も引かれますが、
この3つの香りはカブるところが多いので、結果オーライです。

次に狙っているのが、実はパイレーツのインパクトが強いブラックファントムなのですが、うーん、これホントに個性的で強烈な香りなので付けこなせるか自信がないです。
値段もかなり強気なので未だにバイアルしかトライできてませんが、すっごく気になる香りです。私がもっともキリアンらしい香りだなーと思ったのがこのブラックファントムでした。

がしかし、それとは裏腹に、

コニャック界の王子様みたいなイメージのキリアンヘネシーですが、この人のディレクションする香りには、なぜか、葡萄ではないフルーツを織り交ぜるのが好きだそうで、どちらかいうと桃のような果実の香りを落とし込むのが趣味だとかなんとか?以前に海外サイトのコラム記事に書かれていました。意外にも女性っぽい趣味なんですね(笑)

補足ですが、このシリーズとは真逆のブレンドと言っても良い黒ボトルのストレートトゥヘヴン
というのがこのメゾンの代表的な作品ですが、ヴェチバーやパチュリがキーノートで
そのほかはキリアンのヘリテージを象徴するかのようなコニャックやラム酒をブレンドしているようです。まあ、どれも揮発しやすいアルコールなので素人でははっきり嗅ぎ分けることは困難ですが。

熟成期間中、樽に詰められたコニャックは蒸発し、誰が飲んだわけでもないのに量が減っていくんだそうです。ヘネシー一族のコニャック製造者たちはそれを“天使の分け前”と呼んでいて、キリアンはアルコールを天使と分かち合うというこの表現がとても気に入っているのだそう。

「その場を護るべき役割の天使がアルコールをちょっと飲み過ぎてしまう、というイメージはとても愉快ですね」なんていう、小洒落たコメントも見かけました。

最近、わたしの中でちょっとしたキリアン祭りになっているので
この続きはまた気が向いた時にでもブログでまとめてみようと思います。

上質で重厚なフルーティフローラルをお探しの方はぜひお試しください。

トップ:ブラッドオレンジ、ブラックカラント、ホワイトピーチ、ライチ
ハート:ピメント、ローズ、ジャスミン、ペッパー
ラスト:シダー、サンダルウッド、パチョリ、トンカビーン、バニラ

調香師:カリスベッカー

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Lala_beautyさん
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プロフィール
  • 年齢・・・38歳
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  • 髪量・・・多い
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自己紹介

香水マニア。 デパコス好き。 コントゥーリングメイク命。 アイメイク濃いめ。 始めたばかりなので使い方がまだ慣れていません。 宜しくお願いします。 続きをみる

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