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[日焼け止め・UVケア(顔用)・日焼け止め・UVケア(ボディ用)・化粧下地]
容量・税込価格:90g・2,310円 (編集部調べ)発売日:2024/2/16
2024/3/8 06:54:04
春先だし、紫外線きつくなってきて、今年は何を使おうかと思案。色白の私に合ってるかなと思って購入してみました。まだわからないけど、きしまないし、よいかなって。コスデコのccクリームとどっちも使って、今年も焼けないです!
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- CamelliaSinensisさん 認証済
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- 45歳
- 乾燥肌
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レ ゼクスクルジフ オードゥ コローニュ オードゥ トワレット(ヴァポリザター)
容量・税込価格:200ml・48,400円発売日:2009/6/1
2024/4/15 06:03:41
200mlボトル購入。(海外は75mlボトル/400mlボトルもある模様)
調香師はジャック・ポルジュ氏。
2009年の発売当時は全種EDT/200ml展開で各30,000円+税でしたが、
2016年にEDTはこれだけ残して他はEDPに処方変更&価格変更されました。
この香りの簡単な説明としては、
伝統的なケルン水をCHANEL流に構成したもの、という感じでしょうか。
公式曰く、キーとなる香料はベルガモット、マンダリン、ネロリのようです。
シャネルの香水の中では一番淡く、自然な香りだと思います。
おそらくこの世界で一番淡く低空飛行するケルン水なのではないかなと。
CHANELのオードゥコローニュEDTはあらゆる意味で無垢で純白。
上品で繊細で儚く、密やかで淡いシトラスフローラルムスク。
そこにはハーブもラベンダーもなくて、
あるのは上質な甘く穏やかで柔らかいシトラスフローラル。
そぎ落とせるものは全てそぎ落とし、香りの本質に迫っています。
トップバッターの元気なレモン以外はとても温和で淡いシトラスミックス。
代わる代わる出てきますが、始終にこやかに微笑んでいるような社交的なシトラスで
一緒にいても疲れない。微かに花椒のようなスパイスも感じて爽やか。
この段階で既にベース香料、特にトンカビーンズが作用しており、綺麗に纏まっている。
全てがシースルーで、透けるシトラスの奥に他のメンバーが待機しているようで、
その辺の匙加減が異常で凄い。
シトラスミックスがある程度抜けるとすぐネロリ。
実はラストまで残留しているシトラス群が少数いるので最後までシトラスが残っています。
持続は3時間程度ですが、就寝用で付けた場合は朝まで淡く香っているので6時間以上。
あまりにも淡くシンプルなので、つまらないと感じる方も多いと思いますし、
この淡さでこの価格だと現品を買うのは物好きと信者だけと言われればそれもそうだなと。
ただ、ネロリ精油がべらぼうに高いので、
ある程度本物も使っているならこんなものだと思います。
生活の木を例にすると、現在ネロリ精油は100mlで23万1,000円なので、
万が一、一般消費者が本物のネロリ精油だけで賦香率10%のEDTを200ml作った場合、
単純計算でオイル代46,200円+無水エタノール代+香水瓶代で、最低予算5万はないと厳しいです。
ケルン水擬きというものは市場に沢山存在するわけですが、
CHANELのこの商品については「フレグランスでシンプルなジュエリーを作る」的な思惑を感じる。
派手さはないけれど本質的なものを探している方には刺さるのではないかなと思います。
おすすめの使用環境はシャワーを浴びた後、お風呂上り、就寝&起床用。
個人的には夏用とは思わなかった。通年使用になると思う。
言わば蜜柑や蜜柑の花的な、全体的に日本人には馴染みのある優しい香調なので、
逆に冬の方が面白い香りになりそうな予感。
ただ、公平な意見を述べるのであれば、
似た商品に同じ金額を出すならゲランのオーシリーズを3本買った方がお得だし
もっと低価格で気軽に楽しみたいなら4711オリジナルが最適解であることは間違いない。
世の中には安かろう悪かろうな物が多いが、そうではないものもちゃんとあるとお伝えしたい。
Fragranticaによるコンポジットは以下の通り。
Top notes
レモン、ベルガモット、シトラスミックス、グリーンノート
middle notes
ネロリ、プチグレン、スパイシーノート
base notes
ムスク、トンカービーンズ(クマル)
【※2024/03/27付けで価格改定されたため更新】
※1mlあたりの単価は242円(税込み)国内展開は200mlボトルのみ。
- 使用した商品
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- 購入品
- doggyhonzawaさん 認証済
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- 53歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿426件
2019/9/15 00:01:54
香水の歴史上、最も危険な作品といえばイヴサンローランのオピウムがまず挙げられるだろう。「阿片(アヘン)」というネーミングに絶対的にこだわったサンローラン。しかしその名前ゆえに各地でパニックや暴動に近い事件が多発したのも事実。それでも全世界で爆発的ヒットを記録し、1977年の発売以来、50年近くたってもいまだに売れ続けている伝説の名香オピウム。その官能的かつ退廃的なオリエンタルスパイシーな香りの中毒となった人は発売以来数知れない。
オピウムは、印籠型とされる特徴的な丸窓ボトルのパルファムと、縦長のシンプルなボトルのオードトワレが1977年に同時リリースされた。現在パルファムは作られておらず、オードトワレのみとなっている。このレビューもオードトワレの方だ。調香師は、後にディオールのプワゾンなどもブレイクさせた凄腕調香師ジャン・ルイ・シュザック。彼は、サンローランに中国王朝時代のオートクチュールコレクションに見合った皇后の香りの創造を託され、その危険で中毒性を感じさせるネーミングに負けない、強くて蠱惑的なオリエンタル系の香りを創り上げることに心血を注いだという。
では、この香水に一体どんな魔力が秘められているのだろうか?
オピウムを身に纏う。軽くスプレーしたとたん、レモン増し増しのコーラのようなスパイシーでフルーティーな香りがガツンと広がる。オピウムのトップは本当にコーラのようだ。慣れ親しんでいる香りだからだろうか。薬草っぽい樹脂の感じも、ベルガモットやマンダリンのシトラスに包まれて爽やかにはじける炭酸のようでとても心地よい。印象としてはかなりクラシカルで濃厚な部類。ゲランのシャリマーやエスティローダーのユースデューに近い系統。
5分後、さまざまなスパイスとフローラルのミックスが鼻を麻痺させるかのように広がってくる。まず感じられるのはカーネーションの香り、甘辛いクローブの匂いだ。そしてたおやかなローズ、誘うような白いジャスミンのふくよかさ。中でもスパイシーなカーネーションの香りがフローラルの中心となって広がってくる。なんという馥郁たるミドル。カーネーションとローズとジャスミンは、ベースにある樹液のくぐもった香りのようなバルサミックなノートの上に開いている。このバランスがとてもすばらしい。似たタイプで言うと名香シャリマーが挙げられるが、あちらはもっとべルガモットやヴァニラ、アンバーが強く、しっとりとしているけれど、オピウムはギリギリと乾いている。スッキリシャープなキレのあるオリエンタル、そんなイメージだ。
このバランスはすごい。昨今のシングルノートだのシンクロノートだの「あまり変化のない香料少なめ値段高めのニッチ香水」に慣れた方は顔をしかめるほどの出力の強さだが、この作品のミドルだけは何度もつけてじっくりと味わってもらいたい。オピウムの香料バランスは本当にすごい。薬草のようなくぐもった樹脂のノート、コーラのような甘辛い香り、キッチン香辛料のドライなノート、そして美しい花々とのコントラスト。人を酔わせ、快楽に誘い、そして、心地よい眠りへと誘う魔法の香り、そう、これは確かに麻薬の類だ。一度味わったらここから抜け出せないかもしれない。これぞ香水オブ香水。何年もかけて本物の調香師が何度も何度もバランスを調整して仕上げた最高水準の香りの十二単。音楽でいえば何だろう。弾き語り?バンド?いや、オーケストラフルボリュームの香りだ。
持続時間はなんと10時間をゆうにこえる。たったひとしずく、その手首の内側につけるだけでも、スパイシードライなコーラのようなフローラルが思いのほか優しくたゆたい続ける。もちろん香りじたいに好き嫌いはあるだろう。けれど、シャリマーやこの香りを知らずしてオリエンタル系香水は語るべきではない。そう思う。
ラストは美しい煙のような樹液のこんもりした香りとアンバーの甘さの引き波を引いて静かに消えてゆく。衝撃的な名前よりなお、あらがいきれぬ愛の経験のアフタープレイのように、静かに狂おしく心に爪痕を残す香り。
忘れたいことも、悲しすぎる記憶も、ただいっときの夢に身を任せて、波間をただよう一輪の花のように、ゆらゆらと揺れてたゆたう時間があっていい。生きてる時間は何かと辛いことが多いもの。せめて一人、煙のような美しい香りに身をまかせて、泣きたいだけ泣ける夜があっていい。二胡の調べ。胡蝶の舞。
サンローランがその人生を賭してなお「この名前でなければノーネームでいい」とさえ言い切ったほど惚れ込んで、どうしても出したかった香水。知らないなら覚えておいた方がいい。
それはイヴサンローランの魂。オピウム。
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[化粧水]
容量・税込価格:200ml・2,090円 / 200ml・-発売日:2022/1/12
2023/11/6 16:27:33
化粧水3番、セラム9番、クリーム4番
とろみのある化粧水ですが、浸透が良く化粧水だけでも潤いを実感できます。
ゼラニウムとハーブのような香りで、深呼吸したくなる。
最初はコットンで軽く拭き取り、手に取ってハンドプレス。
浸透が良いのでメイク前でも邪魔にならないですね。
200mlと容量が多く、お手頃な価格なのでリピートしやすいです。
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