まだ何も投稿されていません
- デッコルさん 認証済
-
- 36歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿190件
2017/2/27 21:48:51
私の部屋は香りだけ南国バリ。
化粧品以外にクチコミすることあんまりないんだけど、
化粧品はお気に入りを使っていて新たにクチコミする商品がございませんので
こちらをクチコミますわ。
うちのママンに言わせると「海外で買ってきた折り畳み扇子の香り」だそうな。
オリエンタルな香りに、オレンジが香ったり。
あまり他にはない香り。 白檀とはまた違うのよね。
こちらのお品物はファブリックにも、お肌にも噴きかけられます。
行ったことはないけど、バリやタイなどに行きたくても行けずに、
雰囲気だけ味わいたいお方はこちらの商品をお買い求めなすって。
ちなみにTHANNのショップに行くと否が応でも香ってくるから(笑)
ミッドタウンか表参道ヒルズ(短髪イケメン店員、でも愛想なし)内の
ショップに私は行きますの。
THANNってあんまり使ってる人聞かないわよね。
ちなみに、アロマオイル10mlが付いたポプリみたいなのもオススメ!
そして、@コスメに載ってるのは旧タイプで、お値段も少し値上がりしております。
ええ、私ですわよ、バリの雰囲気味わいながらせんべいをかっ食らってるのはw
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
- *copperhead*さん
認証済
-
- 39歳
- 混合肌
- クチコミ投稿86件
2023/12/26 16:49:11
ドラッグストアやバラエティショップに必ずと言って良い程あるフィアンセって、シャンプーやリネン系の好感度のある香りが多く、しかもお手頃だから中高生も買いやすい・親しみやすいブランドだと思ってました。今までは。
が、どうでしょうこのダスクアロマ…めちゃくちゃ良いです。ピュアシャンプーとか恋りんごとかこれまでのフィアンセの優しいイメージを正面から蹴飛ばして打ち破る快進撃、デパコスや大手メゾンの香水の様な香りだと感じました。
香りを試さずに通販で購入する事は賭けに近いと思いますが、安いしまぁいっか。とアットコスメのコメントチェックもそこそこに買ってみましたが、私にはドンピシャ過ぎました。頭を鈍器で殴られたぐらいの良いショックでした(大げさではなく)。
種別はオーデコロンだからモチは良くないと思います。だけどそんな事は問題じゃありません。
木々が鬱蒼と茂った山奥の寺社へ足を踏み入れた時の様な、樹木の爽やかさと、ほんのり感じるお香の様な香り。BAUMのフォレストエンブレイスやコムデギャルソンのKYOTO、処女作のコムデギャルソンを好きな方にはドンピシャかと思います。ウッディ系統が好きな方にはぜひとも試していただきたい。
フェルナンダやキャンメイク、クシェルヨット、ボディファンタジー等安価なボディミストは持ち運びも利く様にプラ容器ですが、フィアンセはどう言うわけか頑なにビン容器のスタイルを昔から曲げませんし、何かポリシーを持っての事なのかと思えさえする、良い意味で期待を裏切りまくる商品です。
フェルナンダのメロンスムージーのボディミストも同時期に購入しましたが、このダスクアロマがあまりに良すぎてメロンスムージーの感想がまだ出ませんw
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
-
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)・香水・フレグランス(その他)]
税込価格:-発売日:-
2023/12/6 06:06:11
甘いけれど、唯一無二のセクシーさがある香りです。
サンダルウッドとインセンス、バニラのバランスが本当に良く、ふとした瞬間にとても幸せな気持ちになれます。
ボトルのお洒落さも大好きです。
マグネットでカチッと閉まる蓋も好みです。
ジェンダーレスなブランドであり商品。
仕上げのこの香りだけでその日の服装をおしゃれにまとめてくれるような、
まるで個性的でポイントになるアクセサリーのような香りだなぁと感じます。
ロマニー文化の美しさ、独特の習慣、奥深い信仰、他とは違う生き方への頌歌...
などといったストーリーが公式説明に書いてあり、
ただおしゃれなだけではなくこのフレグランスの背景も唯一無二のもの。
とてもお気に入りでありおすすめの香りのひとつです。
トップ: ベルガモット, ジュニパーベリー, レモン, ペッパー
ハート: インセンス, アイリス, パインニードル
ベース: アンバー, サンダルウッド, バニラ
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
-
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:10ml・12,760円発売日:2014/9/1
2021/6/13 22:31:32
初めて嗅いだ瞬間、スッと落ち着き、心の拠り所になるような感覚になりました。
そして、何か記憶にある香り。
THANNのAWの香りだ、と思いました。
あとは、
ハーニーアンドサンズのシナモンスパイスの紅茶。
これは紅茶と言っても、日本に蔓延る万人受けのそれではなく、スパイシーで心落ち着く甘い香りのものです。
共通するイメージとしては、やはり
クローブやサンダルウッドを感じる、
天然の上質な香り。
一度これを使ったら、合成香料系は使えないかもと思ってしまうほど素敵な香りです。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
- doggyhonzawaさん
認証済
-
- 56歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿426件
-
-
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)・香水・フレグランス(その他)]
税込価格:-発売日:-
2022/10/29 06:04:58
バリ島にはろくな思い出がない。
クタの街の両替屋は、1万円を渡したのに平気で千円分のルピーをよこしてきたし、ホテルのプールで休んでいたら、ニタニタ顔のボーイに話しかけられ、しつこく「夜のカード博打」に誘われた。そんなん行ったら身ぐるみはがされるわ。極めつけはアロマスパ。南国花の香りがするアロマオイルを塗ってマッサージしてもらうやつ。「南海の楽園バリで最高のリラグゼーション!」と思いきや。
ただオイル塗るだけ。で、なでるだけ。しまいには隣の施術師とペチャクチャしゃべってる始末。しかも多分日本人の文句。でゲラゲラ笑ってる。超バッド。
バリ島ラブ!な方には申し訳ないが、ほんとバリ島にいる間中、ずっとムッとしてた気がする。
ラボラトリオ・オルファティーボのバリフローラの香りをつけたら、そんなシケた記憶がよみがえって、気付いたら口がスネ夫みたいにとんがっていた。
イタリア発「嗅覚の実験室」ことラボラトリオ・オルファティーボ。バリフローラは、最高の調香師に自由に香水を創造してもらう「マスターズコレクション」の中の1本だ。作品名は「バリ島の花々(植物群)」。調香師はかつてエルメス専属として名をはせ、サロパで来日もしたジャン=クロード・エレナ。彼がフリーになってから2019年にリリースしたオードパルファムだ。30mlボトルで16500円。ノーズショップ等で購入可能。
そんなバリフローラの香りを一言で表現すると「バリ島のプールに堕ちたフランジパニ」といった印象。では実際につけてみた詳細はどうなのか?
バリフローラを肌にのせる。その瞬間、まず感じられるのは、フルーティーで南国花な香り。フランジパニ(プルメリア)のクリーミーガーデニア系の香りに、ほんのりグリーンな苦みが効いている。軽やかでふんわりしたエキゾティックフローラル。南太平洋の島々へ高跳び!なトップ。
3分後、フランジパニの甘美な誘惑の下から涼やかなフローラルが感じられてくるとミドル。ローズの香りをしっとりさせたような低音のゼラニウムに、青々とした水面を思わせるロータス(スイレン)の香りが重なり、ウォータリーな雰囲気がぐっと増してくる。
そういえば
バリの高級リゾートホテルには、中庭にプールを配置し、周囲を巨大な南国の植物群で囲った「バリの庭」風のロケーションが多い。日中、プールに落ちた赤いフランジパニの花をボーイがすくっていた風景を思いだす。ミドルが進むにつれ、ジャスミンが濃厚に香りだし、フランジパニの甘さとクリーミー、ロータスのグリーン&ウォータリーが渾然一体となって「バリの花々」の香りになってくる。
あーそうだ。そして夜。あの夜はヤバかった。バリの夜は闇が濃い。
バリの庭。鬱蒼とした木々の合間に無数のたいまつがともり始める。地を揺らすケチャのけたたましいリズムが鳴り響く。あちこちで人目もはばからず抱擁し合うヨーロッパ系のカップルたち。どの部屋も巨大な中庭に向かってオープンエアーになっている。ラナイから見下ろす漆黒のプールにたいまつの炎がゆらめく。オレンジの光の波がヌメヌメとして油の沼のようだ。そして声のガムランが中庭じゅうに響きわたる。体中の血が沸騰しそうな声。部屋に置かれたフルーツ籠から甘くとろけそうな香りがしている。ほてった肌から、アロマスパで塗りこんだ花の香りがたちのぼる。狂おしいほど濃厚な南国花の香りに、男たちの呪術的な声が重なる。
あれはとてもナルコティックな夜だった。まるで木々をなぎ倒してキングコングでも出てきそうな夜だった。
ふと我に返る。バリフローラをつけて2時間たっている。香りは記憶を喚起する。香りは記憶を再構築する。バリ島にろくな思い出はない。だが、あの夜の濃度はすごかった。全世界の悪の誘惑が全て降臨し、あらがいがたい思いにとらわれた密度の濃い夜。バリフローラはそんな夜の触媒。危険な欲望の発火剤。フランジパニとジャスミンとロータスの柔らかくクリーミーな香りは、漆黒の闇を駆逐する神のように静かに香り続けている。
気がつくと南国フローラルミックスは静かに消えてゆく。ほんのり甘いムスクの香りと一緒に。心のどこかでフェードアウトするケチャの激しいリズムとともに。
バリフローラの香りに包まれていたら「もう二度といくかヴォケ!」と思っていたバリ島のことを思い出した。しぶしぶ本当の金額を出してきた両替屋の少年の白い歯。ボーイの人なつっこい笑顔。細かいことは気にしない施術師の朗らかな笑い声。あのろくでもない思い出ばかりの最高の島を。
巨大なプールにフランジパニの花が落ちている。いつかまたあのプールサイドに行ってみたい。今度は「水と花の庭」、バリフローラの香りとともに。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品