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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:70ml・32,670円発売日:2016年10月
2018/8/5 11:39:10
評価を変えます。
朝から気だるくなるような、こもった暑さが続く今年の夏、同じクルジャンのアクアユニヴェルサリスをつけようかと思った時、ふと気が変わり、隣に置いてあったこのプティマタンに選びなおした。
で、このフレグランスの素晴らしさを再認識することになった。
プティマタンには、暑苦しさを助長させる要素が全くない。
朝、ウエストに1プッシュだけ重ねてみると、昼過ぎでも時折、ラバンジンの硬いハーバルノートと、ムスクやアンバーやクマリンの柔らかな甘さの絶妙なコントラストが香り立つ。体から、どこまでも透明で淡い香りがフワッと漂うと、暑くてげんなりした気持ちを和らげてくれるようだ。
肌になじんだ時の香りは、シャネルのジャージーに似た雰囲気だ。
これだけ蒸し風呂にいるような暑い日が続くと、良い香りでさえも不快に感じる時がある。
冬だと少し物足りなく感じた香りが、真夏にもっとも合う香りだった。
以下、2018年1月20日のコメント(★★★★)
パリの早朝は、どんな香りがするのだろうか?
フランシス・クルジャンが2016年に発表したプティ マタンは、早朝という名前のとおり、日の出とともに朝日に包まれて、心地よく爽やかな空気がみなぎったパリの街の早朝をイメージして創り出された香り。
トップはシトラス。とても清々しいレモンと、かなりシトラス感の強いオレンジフラワーの甘さ。レモネードを思わせるような爽やかなシトラスと、アクセントとして、ペッパーとパインニードルを合わせたようなスパイシー-ハーバルが香る。香調説明をみると、インドネシア産リツェアクベバとある。リツェアクベバはメイチャン(中国の女神)と呼ばれ、古くから料理や薬として使われている、レモンに似た香りとのこと。
ミドルはアロマティック-フローラル。レモンの爽やかな印象を残しつつ、ラバンジンの硬いハーバルノートを効かせた、キラキラとまぶしいオレンジフラワーの香り。さらに、レモンやラバンジンのアロマティック感が、オレンジフラワーをとてもすっきりさせていて、まさに早朝の淡い太陽の光をイメージするような香り。
ベースはムスキー-アンバー。オレンジフラワーの少しモタっとした残香と、薬草のようなハーバルな香り。これがサンザシかもしれない。さらに、ぬくもりのあるアンブロクサンと、バイオレットグリーンが合わさったような硬質な粉っぽいムスクの香りでフィニッシュ。
フランシス・クルジャンは、よほど朝の香りが好きなのか、このプティ マタンのほかに、コロン プール ル マタンと、アブソリュ プール ル マタンの2つの朝の香りがある。
コロン プール ル マタンは、シトラスとラベンダーにタイムを合わせた、かなりナチュラル感の強い、アロマティックな香り。
アブソリュ プール ル マタンは、コロンにパウダリーなバイオレットフラワーや、かなりウッディ感の強いドライアンバーを加えた力強い香り。
プティ マタンは、コロンのナチュラル感と、アブソリュートと力強さの中間くらいに、シトラスやフローラルの明るさを加えたようなイメージ。
パリの気候は、梅雨がなく、乾燥しているので、夏はさわやかで過ごしやすい。7・8月の日中は30℃前後になる日もあるが、朝晩は肌寒いこともあるとのこと。と考えると、個人的には、このプティ マタンは、空気が硬く、乾燥した秋・冬の早朝に使いたい香りだ。トップのレモンから、ラバンジン、オレンジフラワーへの流れは、冷たく乾いた空気に、冬場の朝陽のような淡い彩りを与えて、感覚を研ぎ澄ませてくれるようだ。
なんといってもネックは価格だ。どこまでもピュアで希少なエッセンシャルオイルを厳選し、細部にまで気を配り、品質と真のノウハウにこだわっているとはいえ、この透明感の強い繊細な香りが70mlで27,000円もするのだから、正直、おすすめはできない。
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[ルースパウダー]
容量・税込価格:10g・4,950円発売日:2014/9/5
2015/9/28 19:53:36
今までカバーマークの商品は使ったことがありませんでした。
スキンケアやベースメイクアイテムが人気なイメージを持ってました。
パウダーもルースパウダーよりプレストパウダー派でした。
一つは、持ち運びが便利なこと、一つは、ブラシなどでささっとつけれること でした。
ルースパウダーって、プラスチックの中蓋?から蓋などにお粉をトントンと出さないといけないのがとても面倒で、かつ、適量が分かりづらくお粉を出しすぎたりして勿体ない感じがして好きになれませんでした。
今まで使っていた手持ちのパウダーだと使用感が物足りなく感じ、何かいいパウダーないかなと模索していたところに、候補としていくつかあげたうちの一つがこちらの商品でした。
いいなと思った点
・中蓋がプラスチックではなくネットタイプであること
・パウダーには珍しくSPF28と紫外線対策ができること
・レフィルがあること
他のブランドの商品も含め候補を絞ってカウンターにタッチアップしに行き最終的にこちらの購入に至りました。
粒子が細かくサラサラとした付け心地。1枚ベールをまとったような。ピタッと肌にフィットするようなそんな感覚があります。
ファンデーションはリキッドタイプを使ってます。リキッドタイプってつけたあとちょっとベタつくことが多いと思いますが、そのあとにこちらのパウダーをつけると肌がサラサラしてとても気持ちいいです(笑)
みなさん言われてるようにつけたては白くて、え!って思ったのですが(カウンターの方も最初は白いから驚かれる方が多いですと言われてました)、しばらくすると肌に馴染みます。
細かい粒子のラメが入っているのでギラギラしたツヤ感ではなく上品なツヤ感です。
パウダーにはあまりカバー力は求めてなくて崩れにくさ重視ですが、こちらは毛穴の凹凸をカバーしてくれるので嬉しいです^^
ネットタイプなのでパフにつけるときにとても楽です。均一につけることができますし、ネットも細かい網目になってるのでつけすぎることがないです。
この付属のパフにもびっくりしました。柔らかくて厚みがありふかふかとして肌にあてたときの肌触りがとてもいいです。
私は秋冬は特に目元の乾燥が気になります。パウダーをつけると余計乾燥が目立ってしまうんです。でもつけないと崩れるのでいつもあ〜乾燥してるのが目立つ・・・と思いながらつけてました。
粉質がサラっとしてるので乾燥しやすいかなと思ってましたが、保湿成分をコーティングしてるということで、乾燥の気になる部分に使っても気になりませんでした。
元々夏崩れやすいのをカバーできたらなと購入しましたが、秋冬にも使えるお粉だなと思いました。
パフをくるくるさせながらつけるとよりツヤっぽく仕上がると思います。
私は乾燥が気になる目元やUゾーンはあまり押さえつけずふわっとつけてテカりが気になるTゾーンは少し押さえつけるようにつけてます。(くるくるさせながら)
仕事の日やしっかりメイクのときは、下地→リキッドファンデ→パウダーで使ってますが、SPF28でこれだけでも紫外線対策もできるので休みの日やちょっと近所まで買い物なんかのときは、下地にこれで済ませてます!
こちらは10gで4500円と他のブランドのものに比べて容量に対してちょっとお高めな感じはしますが、使用感はとても気に入ったのでリピ決定です!
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- ☆pililani☆さん 認証済
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- 34歳
- 普通肌
- クチコミ投稿93件
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[ルースパウダー]
容量・税込価格:10g・4,950円発売日:2014/9/5
2014/10/8 20:26:01
コレは、ナチュラルなツヤ肌を目指している方には是非一度試していただきたいパウダーです。
タッチアップの際にはモイスチュア ヴェール クリーミィ リキッドとの相乗効果、と思い、購入時は迷わずに両方手に入れました。
確かに、リキッドの方はこのパウダーあってこそです。
でも、手持ちで色々試しているうちに知ってしまいました…
これさえあれば素敵なツヤ肌が作れるということを…
今のところ手持ちではどちらとも相性よく使えております。
更には、下地+このパウダーで美しく仕上げられ、時短でワンマイルメイクが完成します。
これには嬉しい限り!
ナチュラルな仕上がりながら、ツヤゆえにカバーというかアラを飛ばしてくれます。
つけ方は特徴があって、磨くようにつけるのですが、だからこそフィット感もあり、肌も均一に滑らかになります。
触るとサラッとしながらも少ししっとりした感じなので、乾燥もしにくいと思います。
そして、SPF28 PA+++なので、夏はともかく、これからの時期は普通に生活する分には嬉しいポイントだと思います。
もちも良く、汚く崩れることもないです。
まぁ、夕方には多少ツヤではなかろうテカリが出てきますが、ティッシュで抑えれば元の綺麗な状態に戻ります。
容器も、通常のフェイスパウダーのように容器内側に穴が開いていてそこからひっくり返して出す…ではなく、容器も内側が弾力性のあるメッシュになっていて、パウダーの出が悪いと思ってひっくり返したら、逆に出しすぎた…というイラっとする事態も起きません。
そして、リフィルもあるので詰め替え可能。
リフィルは¥3500ですし、かなりの良心価格!
もう、悪いところが見当たりません
多くは語りません。ツヤ肌好きな方は是非カウンターでタッチアップしてみてください。
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2018/10/23 13:57:44
トップからいきなりフローラルのいい香りが広がる。
キレイなお姉さんになった錯覚。
苦手なピーチが入ってるけど嫌じゃない。
その後の変化も、ジャスミンが表出してるけどそれだけではない、花達の嫌味のない香りがまろやかに広がる。トップで惚れる・・・。
このくらいなら1年中使っても周りにも嫌がられなさそう。
こういうの1本は持っておきたいなあ。
トップ:バジル、コリアンダー、オレンジブロッサム、グリーンノート、ピーチ、バイオレット、アルデヒド
ミドル:カーネーション、ジャスミン、ライラック、リリーオブザバレー、オーキッド、オリス、ローズ、チューベローズ、イランイラン
ラスト:アンバー、ムスク、オポポナクス、サンダルウッド、ベチバー
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- サンプル・テスター
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:40ml・14,850円 / 125ml・31,680円 / 250ml・45,100円発売日:-
2018/1/27 10:25:39
2017年10月にディオール表参道をはじめ、世界3店舗のみで再発売されたディオールのラ コレクシオン プリヴェは、パッケージを見ると、メゾン クリスチャン ディオールと記載されていて、どうやら新ラインとして発売されたようだ。
このTHE CASHUMIRE(テ カシミア オードゥパルファン、カシミアティーの意)は、元ラ コレクシオン プリヴェから移行された11品とは別に、新たに創られた香りの10品のなかの1つ。
尚、販売員さんに、テ カシミアがどんな香りが聞いたところ、新しい10品については、具体的にどのような香りの構成になっているのか、販売員にも明かされていないとのこと。
テ カシミアは、とても明るいシトラスティの香り。かなりメタリックなグリーンノートが少々荒っぽく香るものの、全体像はとても軽やかで爽やかな紅茶の香り。
トップはシトラス。最初はすっきりとしたレモン、次に紅茶を思わせるみずみずしいベルガモット、その奥からジューシーなオレンジのほんのり香る、とてもフレッシュな幕開け。
ミドルはグリーン-フローラル。シトラスの爽やかな印象を残しながら、ベルガモットとオレンジフラワーのような明るいフローラルと、少しメタリックグリーンが強い紅茶の香り。紅茶の甘さや苦味よりも、爽やかなフローラルグリーンが勝っていて、キラキラとまぶしい印象。
ベースはグリーン-ムスキー。エレミのような酸味と、キンキンしたメタリックグリーンが鼻に付くが、その奥から少しビターな紅茶が香る。青っぽいミントを葉を1枚入れたような、とてもすっきりしたレモンティの香り。最後はグリーンが効いたまま、乾いた紅茶の淡い香りと、軽いムスクやアンバー、セダーウッドが加わり、フィニッシュ。
カシミアを思わせる、冬にぴったりの、きめ細かく柔らなティノートをイメージすると、思い切り裏切られる。
最後の最後には柔らかいクリーミーでビターな紅茶感があるものの、トップからミドルはかなり爽やかで明るい香り。嗜好はとても良いため、少し鼻に付くキンキンとしたグリーンノートさえ気にならなければ、高温多湿な梅雨から真夏にかけて活躍するのではと感じる。
全体的に軽くタッチな香りのため、持続時間は3〜4時間程度。
個人的には、一気に10種類もの新しい香りが登場したにもかかわらず、悪く言えば当たりさわりのないティノートを選んでしまったことへの後悔と、ああやはり自分はティの香りが好きなんだと気づかされた1品。次こそは、大好きなシトラス系(TERRA BELLAなど)ではなくて、もっと違った香りにチャレンジしたい。
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