rirotoさんのLikeしたクチコミ（登録日時順）46件〜50件 - My@cosme

ファシオ

バーム ルージュ

[口紅]

税込価格：1,540円発売日：2014/11/16

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コーセーのブランドというのは、結構それぞれの特徴がはっきり出るので面白いですね。
ひと言で言うなら、総合力のエスプリーク、色彩のヴィセ、機能性のファシオ。
こちらの口紅は文字通り、ファシオらしいコンセプトを持った製品です。

まず惹かれたのがフォルム。トロフィーを連想させるねじった形の土台が面白い。
そして細身のスティックが実に使いやすい。80年代から受け継がれる練の固い棒状は本来、落ちにくいタイプの口紅に多用されますが、こちらは異なる３つのテクスチャーを使い分けられるユニークなシリーズ。その中から私が選んだのはRO632。顔を明るく見せる色調という、なんとまあ花王ソフィーナばりの設計でございます。

色持ちはそこそこですが、見たままの発色で調整しやすい塗り心地です。時間が経つと幾分乾燥しますので、あらかじめリップクリームで下地をつくるといいでしょう。このタイプは仕上がりがマットなので、出来ることならツヤの出るバームタイプのリップクリームを使うとテクスチャーが中和されます。あまりテラテラさせたくない改まった席ではピッタリの仕上がり感だと思います。

濁りのない落ち着いた色調は季節を問わず使えます。特にこれからですと、明るいピンク系のアイカラーと合わせて春らしい装いになれるローズ系です。

今度は夏に、シアータイプのオレンジ系を試そうかな。
シチュエーションに合わせて選べる所も便利ですね。
この価格でこの品質・・・デパート・ブランド負けちゃうぞ(笑)。

使用した商品

• 現品
• 購入品

エテュセ

プレミアム シフォンファンデーションセット

[パウダーファンデーション]

容量・税込価格：9g・4,180円発売日：2014/9/11

こちらを手にする前、ムック本のランキングを丸呑みしてエスプリークを使用していました。自分の肌の色に忠実な色番があったので。初めは薄付きだしもちは良いし、使いやすいかなとも思ったのですが、何かこう納得していない自分がいるんですよ。無理して使ってる感、とでも言いますか。その理由は二つありました。年齢から来る黄ぐすみがそのまま出てしまい、病的に見えること。そして小鼻の周りはかなり薄くつけないと、毛穴がどうしても目立つと言う点です。

やっぱりね。降参です。
肌は明るく見せないとポイントメイクも着る服も、みんな色が沈んでしまう。というわけで、プリマビスタ・ディアに戻るという選択肢もあったのですが、たまたまエテュセから出た大人向けのシリーズが目にとまって試してみることにしました。

ファンデーションはプレスが柔らかめ(色は１０番を使用)。あれれ〜〜、ピンクの粒子で補正効果を狙うところといい、パフの片面が起毛してるところといい、どこかの50代向けファンデに瓜二つではありませんか？まぁエテュセはあちらと比べればかなりリーズナブルではありますけれども。パフの品質は流石にう〜〜〜ん・・・でございます。これは使い込んでくたびれても、ディアのパフで充分代用出来ますよね。プチプラメーカーはどうしても、パフだけ別売りというのをやってくれない。経費の関係でしょうがないっちゃしょうがないんだけれども。

ただ仕上がり感はディアに匹敵しました。
とにかくエテュセが最も得意とする毛穴カバーが、下地との合わせ技で本当に綺麗に出来ます。エスプリーク使ってからこれを試すと、違いがはっきり分かります。色もくすみのないオレンジベースのアイボリーといいますか、自然なカバー力で透明感のある明るい肌色に仕上がります。コツはパフの起毛サイドを使うこと。決してこすらず、ポンポンと押さえるように伸ばすとムラになりません。

この価格でこの仕上がりなら、エテュセで充分じゃないのかな。
ただし皮脂は吸着するので、十分な保湿のあとでお使いください。

使用した商品

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NARS

デュオアイシャドー(旧)

[パウダーアイシャドウ]

税込価格：- (生産終了)発売日：2003/6/1

いつぞや、コーセーのグラムグローアイズBL-5を評して「世界一のブルー」などと褒めちぎってしまいましたが、先日その上を行く製品に出会いました。さしずめ「宇宙一のブルー」とでも言えばいいのか(また大袈裟な)・・・。

それがこちらの3041番。SOUTH PACIFICという名のブルー２色構成。
デュオシャドーに限らず、NARSのカラーは色調によってフロストやラメの入り加減が異なるのですが、その色合いが最も生きるデコレーションがなされている。そんな中、この3041はごく微細なツヤを含むだけの完全シアー&マット。ブルーのアイカラーでこれは今時大変に珍しい。ラメラメのカラーに慣れっこだった私にはいささかショックでした。

もともとソフトタッチシャドウペンシルを探しにデパートへ立ち寄り、お目当ての色が欠品でしょんぼりしていた矢先、目に飛び込んで来たのがこれ。それまでのガックリ感はどこへやら、「ううぉっ！」と釘付けに。即買いとあいなりました。

右のコズミック・ブルーは透明感があり、ベースとして使うと悪目立ちしないシアーな仕上がりに。大きめのブラシでサッサッと掃くようにつけるのがコツ。薄付きなので失敗しません。左のオーシャン・ブルーは完全マット。アクセントカラーとして目尻寄りに置くことで深みが増し、キレイなコントラストがつきます。惜しむらくは皮脂や汗で若干よれやすい。まあ、色の素晴らしさが補って余りありますが・・・。

最近は肌色に対して補色関係にあるアイカラーを敬遠する傾向がありますが、こんな綺麗な色、めったにお目にかかれない。使わなきゃ勿体ないです。

それにもう一つ。NARSを使うのはこれが初めてなのですが、クリエイター系のブランドでありながら、この豊富な色数にもかかわらず、ほとんどタール系色素を使用していないようなのです。むろん、全ての製品をチェックしたわけではありませんが、可能な限り天然由来の色素を採用している感じがします。じゃあつけて数時間後に退色しているか？してないんですよ、それが。色のスペシャリストとでも言いましょうか・・・凄いのひと言です。

まだアイカラーしかお付き合いがないのですが、もっと早く注目しておけば良かったと後悔しました。たまにはデパートにも出かけてみるもんだ(笑)。
ここ一番というとき、この色調でなければ！というとき、真っ先に覗いてみるべきブランドを見つけてちょっと嬉しいこの頃です。

使用した商品

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• 購入品

ヴィセ

リシェ リップ＆チーク クリーム

[口紅・ジェル・クリームチーク]

税込価格：- (生産終了)発売日：2014/8/21

その昔は無かったんだ、こういうの。
やっと出て来てくれたか！という・・・隔世の感ですな。

私が１０代の頃には、ある暗黙のルールが存在しました。
唇を彩るついでに手軽だからと、同じ口紅を頬紅代わりに使うことは絶対にいけない！というものでした。
何故か。実は唇は皮膚ではなく粘膜組織で、粘膜というのは皮膚よりもがぜん丈夫に出来ているのです。そこへ施す口紅は、皮膚にはとても使えないような多種多様な成分の配合が認められており、タール系色素の配合率も高いケースがほとんどでした。そんなモノを頬に塗ったらどうなるか。口紅の色素が皮膚に入り込み、場合によっては染色してしまう(つまり落とせない)危険すら、はらんでいたのです。

ですから今こうして、両用出来るアイテムが生まれたことにはホントびっくりだし、ある意味もっと早くいけただろうに・・・と思えたりもします。

今回はOR-3を購入。
朱に近いオレンジです。

これ、頬紅として使用するときは、ベースメークを何にしたかで仕上がりが変わってきます。理想はリキッドかクリーム、もしくはスティックなど、油分を含んで指滑りの良いもの。
私のようにパウダーファンデーションの上から塗る人は、少量ずづ取って細かく指を動かします。ただしやりすぎるとファンデーションがよれますのでご注意下さい。
自然に仕上げたいならパウダーファンデーションを塗る前、下地の段階で塗っておくこと。そうすれば万が一つけ過ぎても、上からパウダーファンデーションを重ねればよりナチュラルな仕上がりになりますね。

口紅としては、指でトントンと馴染ませると目立ちすぎず、適度にツヤも出て上品な印象になります。唇のフレームラインがはっきりしすぎないほうが、私の年代は若々しく見えるので気に入っています。

唇と頬がおそろいのメーク。統一感が持てて、カジュアルにもフォーマルにも応用できる、幅広いおしゃれが楽しめそうですよ。

使用した商品

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Zuii ORGANIC

フローラ アイシャドウ

[パウダーアイシャドウ]

税込価格：2,860円発売日：-

ミネラル系のアイカラーと言いますと、これまではベアミネラルしか使ったことがありませんで。純正ミネラルだけの色ものはややもしますと、汗や皮脂による退色が起きやすいため、長い時間その色を楽しむということがなかなか出来ませんでした。

ここしばらく化粧品の見直しを行っていて、なるべくポイントメイクも天然由来のものに変えてみようかという方向で試したのがこちらのアイカラー。ナチュラル系では珍しいのですが、主に花の色素から色を起こしているブランドです。花びらそのものは時間と共に色素が変化しやすいと思うのですが、実に多彩な色揃え。以前ディオールのサンククルールにあった大好きな色の組み合わせ(オレンジがかったからし色とモーブ)を再現したくて、ブラックベリーとリッチゴールドを購入しました。

質感はかなりソフトで、チップよりはブラシで使うのに向いています。容器も可愛いですし、ネジ蓋は品質保持の点で良心的です。
ほとんどパール感の無い色味で重ねても濁りません。ゴールドは文字通りフロスト入りですが、これがマットだったら尚良かった(なかなかピッタリの色とは出くわせないものです。でも及第点！)。

さぞかし退色が激しいのかな？と思いきや、どっこいこれがほとんど変わらない。色によるのかも知れませんが、ちょっと嬉しい誤算でしたね。

そう言えばこのところネットのコラムなどで、化粧品の使用期限について言及するものが目立ってきました。今さら何で？って気もしますが、改めて見直す良い機会かもしれません。かくいう私もその昔は、四季ごとに愛用のシャドウパクトがあって、それをローテーションで何年も使いまわし、全く意に介さなかったものでした。今思うとちょっと怖い。でも勿体ない精神って出ちゃいますよね。
オーガニックものは使用期限があるから嫌だ、という意見があります。ですが現実、オーガニックだろうがケミカルだろうが、メーク用品は全て、開封から１年が限界なんだそうです。水分のあるものはもっと短い。これ、教わらないとなかなか気づかないことですものね。(そう言えば以前カネボウから、「10年使えるアイシャドウ」なるものが発売された事がありました。どんだけ防腐剤入れたんだろう・・・こわやこわや)

そう考えると沢山は買い込めないし、使いまわしにも工夫が要ります。「フランス人は１０着しか服を持たない」という本がありますけど、洋服よりむしろ、食べることにお金をかけたいフランス人は、必然的にコーディネートの達人になるのだとか。見習って、化粧品のやりくり、勉強しましょうかね(笑)。
その意味で、こうした容量の小さいアイテムはこれから主流になるかもしれません。

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