2020/8/27 21:05:12
もっと星つけられませんか?笑
この商品もっと評価されていいと思います。
オイルは有名どころから無名まで様々なものを試してきましたがこれ以上はないです。
そもそもこれだけの成分を配合できるってないんじゃないでしょうか。
ひとつで顔だけなら半年くらいもつのでコスパもよいです。
肌がイキイキするのはもちろん、吹き出物のようなトラブルもなくなりました。
肌が疲れてるときはたっぷり塗って蒸しタオル、最強です。肌がふっくら柔らかくなります。
乾燥しているときはファンデーションに混ぜたりととてもマルチに活躍してます。一年とおして欠かせません。
スキンケアが1つしか使えないとしたら、迷わずこれを選びます。
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- sarah_krallさん
-
- 49歳
- 普通肌
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2022/1/18 17:47:39
2022年1月発売のシャネルの新ライン
『N°1 de CHANEL /ヌメロ アン ドゥ シャネル』から
フレグランスボディミスト『ロー ルージュ』
スプレーするとおだやかなフルーティな香り
・シトラス、レッドベリーなどのフルーティノート
・ジャスミン、ローズなどのフローラルノート
・ムスク、アイリス
と香りの流れはあるようですが繊細な変化で嗅ぎ取りにくく
全体的な印象としては
『N°5』『アリュール』『ココマドモアゼル』『チャンス』あたりの
シャネルの香水に共通する『シャネルらしさ』があり
それらをブレンドして薄めたような香り。
香りの持続は『フレグランスボディミスト』のわりに弱め。
コーダリー『フルールドヴィーニュ』と比べ同じくらい。
ゲランのアクアアレゴリア『マンダリンバジリック』『ハーバフレスカ』と同じかやや短め。
デオドラントスプレーとの比較は違うかもしれませんが
シーブリーズ『せっけん』『シトラスシャーベット』『フローズンミント』より短い。
よって、香りの調節はEDCからEDTあたりの扱いで。
調香師はオリヴィエ・ポルジュ /Oliver Polge
2015年からシャネル4代目の専属調香師。
(ちなみに3代目は父ジャック・ポルジュ)
・『ガブリエル/2017』
・『N°5ロー レッドエディション/2018』
・『パリ ビアリッツ/2018』
・『パリ ヴェニス/2018』
・『パリ ドーヴィル/2018』
などなど。
他のブランドでは
・ディオール『ピュアプワゾン/2004』
・ヴィクター&ロルフ『フラワーボム/2005』
・アルマーニ『コード/2006』
・ケンゾー『パワー/2008』
・ブルガリ『オパフメオーテルージュ/2006』
・ブルガリ『モンジャスミンノワール/2011』
・ジミーチュウ『ジミーチュウ/2011』
・バーバリー『ザビート/2008』
・YSL『ロムリーブル/2011』
・バレンシアガ『パリ/2010』
・バレンシアガ『フローラボタニカ/2012』
・ランコム『ラヴィエベル/2012』
・ヴァレンティノ『ウォモ/2014』
保湿感は意外とありすべすべしっとり系。
肌の保湿ケアで、オイル、クリーム、乳液などでペタペタとした仕上がりが苦手で
かなりライトな仕上がりを望まれる方向け。
液は無色透明。パールラメなし。
ボトルは円柱形、深みのあるクリアレッドのガラス製。
フロントに白ラベルに製品名、裏面に様々な外国語で品名が印字。
キャップはマットブラックで上にロゴ刻印、スクリュー式ではなく引き抜く仕様。
スプレー式で、霧はやや細かく、噴霧量は1プッシュで約0.1ml(1本で約1000プッシュ)
スプレー部分は固定され取り外し不可(詰替不可)
ちなみにボトルはフレグランス『N°5 ロー/赤ボトル』とおそらく同じ色と高さ。
これまでのシャネル同様すっきりとして飽きないと思いますが
『N°5』『チャンス』のような象徴的なパワーはありません。
ラベルがなければよくある形状なので。
おすすめできる人は
【香水はシャネルが定番、軽い保湿感が好き、気分転換に一日繰り返しスプレーしたい】
シャネルの香水であればメンズでも香りを邪魔せず合わせられると思います。
リピートはありません。
香り、保湿感も良いですが、13200円には見合わない。
ブランドイメージを入れても5000-6000円が妥当。
とはいえ所有のシャネルと合わせて使用し楽しめているアイテムです。
■サイズ:約φ49×h113mm[100ml]フランス製
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2021/7/4 20:08:30
オードパルファムキットの中の1品。
ニードユー
白い花々、ジャスミン…
白い花臭の甘さがあまり得意ではないのですが、フローラル・ムスキー・マリンの香調に興味を持ち、試してみることに…
いい意味で裏切られました。
まず感じたのが潮風。ボディにある「波のしぶき」がとても良く表現されていると思います。
構成には見当たりませんが、私にはスイカに塩をかけたような瑞々しい香りを感じます。
瓜っぽいですし、白い花のクリーミーさも感じますが、瓜特有のクセと頭痛がするような白い花の甘さを、水分と塩分でうまく緩和していると思います。
時間が経つとベースのムスクが柔らかく肌になじんで、すぐに飛んでしまいそうな瑞々しいボディの香りを繋ぎ止めるように長く香ってくれました。
梅雨から夏にかけての蒸し暑い季節をスッキリ涼やかに過ごせそうな、素敵な香りだと思います。
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2021/7/2 18:59:19
オードパルファムキットを購入したので、試しながらぼちぼちレビューしてみようと思います。
余談ですがこのキット、3ml×20種類。ガッツリ試せて嬉しいです。
Nun。原初の水「Nun」を蓄えて、神々しく花開く原初の蓮。
ショップのガラス漏斗で試香した時は、このイメージ通り涼やかで透き通るような美しさと静けさを感じました。
実際につけてみると、白い花の甘さが前面に出ました。
エタニティを彷彿とさせますが、あちらはカラッと乾いた印象なのに対し、Nunは湿り気を帯びていて重みを感じます。
夫が「甘くていい匂いがする!」と言ってきました。
私はこの系統の甘さがあまり得意でなく、軽く頭痛が…
時間が経つと、甘さがさらにムワッと鼻につくようになり、少し酔ってしまいました。
ドライダウンの香りはほのかな甘さで好みだったのですが…
残念ながらボトル購入候補から外れますが、自分でつけるのではなく通りすがりにフッとこの香りがしたら、振り返ってしまうかも。
(いい意味で)印象に残る香りかと思いました。
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- doggyhonzawaさん 認証済
-
- 53歳
- 乾燥肌
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税込価格:-発売日:-
2019/6/22 13:29:37
「はじめこの世界には『原初の水』ヌン(Nun)しかなかった。やがてその水面に美しい太陽のような形のハスの花が咲き、そこからラーが誕生した。ラーはヌンより出でて他の神々を生み出し、自身は太陽神として世界を支配した。」
古代エジプトにはさまざまな神話がある。中でもひときわ興味を惹くのがこの太陽神ラーの誕生に関する話だ。そこには原初の水と呼ばれるヌンが世界の最初にあったこと、そしてハスの花が咲き、世界を統べる神が誕生したことが語られている。
その世界創造の「原初の水」をモチーフにした香水がある。ラボラトリオ・オルファティーボのヌン・オードパルファムだ。
ラボラトリオ・オルファティーボは、2010年にイタリアで誕生したニッチフレグランスメゾン。かのメディチ家の時代からイタリアには星の数ほどの香水メゾンが存在しているが、この「嗅覚の研究室」と銘打った新進気鋭のブランドは、マーケティング度外視で力のある調香師に自由に作品を創ってもらおうという主旨で香水をリリースしている。ではそんなラボラトリオから2016年にリリースされたヌンとはどんな香りだろうか?
ヌンをスプレーする。その瞬間、立ちのぼってくるのは透明感のある優しいホワイトフローラルだ。水のようにスッキリした香り、柔らかな甘さを伴ったペアー、そしてクチナシ様のクリーミーな白い花の香りが豊かに広がる。
何だろう。何度かいでもこのトップには心がとろけそうになる。←お前だけな
メゾンによる香りの構成を見ると、トップの香料はベルガモット、レモン、洋ナシ、ネロリなどのよう。ただ一緒にハスの花のみずみずしい香り、ロータスノートが出てくるので、実際はかなりウォータリーに感じられる。ウォータリーといえば、これまでのキュウリやスイカ、メロンを思わせるもわっとした野菜系の香りを思い浮かべる方もいると思うが、ヌンのウォータリーは全く違う。
これまで数多くウォータリーな香りを体験してきたけれど、ヌンほどみずみずしくスッキリ感じられる水系の香りはなかった。そう思う。
ポイントはわずかに使用していると思われる洋ナシ、ペアーのジューシー感だろう。それがロータスの少し冷たい感じと相まってリラグゼーションを引き出している。この取り合わせはありそうでなかったかも知れない。
やがて5分もするとトップでわずかに感じられたシトラスは消失し、クリーミーなホワイトフローラルがふんわり広がってきてとてもフェミニンな雰囲気になる。わずかにグリーンのエッジをもっている花の香りだ。チュベローズの感じやヒヤシンスの感じもあるちょっと涼しげなアコード。トップの香りが水だとすれば、ミドルは明らかに水面に咲いた白く輝くようなスイレンの趣。
一般にロータスといえば、水面から長い茎を伸ばしてピンク色の花を咲かせるハスを思い浮かべることが多いが、古代エジプトで神々の花とされたのは水面で咲くスイレンの方だったようだ。1億4千万年も前からこの地球上にあるといわれる最古の花、ロータス。まさに原初の水から生まれた世界最初の花といっても過言ではないだろう。ヌンのミドルは水とスイレン、両方のアコードを持っている。
やがて4〜5時間すると香りは全体にうすれてくる。香りがほぼ変化せず、ミドルの白い花の香りのままドライダウン。終始ココナッツのようなクリーミーなヴェールがかかっているようにも思うが、試しに別ブランドのココナッツウォーターと同時につけ比べたら、そんなことはなかった。ココナッツにある特有の塩バター風なテイストがなく、ヌンの方が温度感も低くよりみずみずしい。
全体的な香調は、ペアーの効いたフルーティーなウォータリーと、ミドルのエキゾティックなホワイトフラワーに支えられている。それがそのままドライダウンというイメージ。原初の水から日の出とともに白い花を咲かせ、やがて静かにその花弁を閉じていくロータス。まさに盛夏にふさわしい香りだと思う。同じロータス系ならエルメスのナイルの庭より水辺の雰囲気がある。
夏。水面に広がるまるい緑の葉は、人の心にいっときの涼を与えるとともに、命についてふと考えさせる。ロータスは古代エジプトにおいても、命の再生を司る神々の花だった。やがて仏教などでも神々しい花として珍重されていったロータス。原初の水ヌンとは、人にしてみれば母の胎内で自分を包んでいた羊水といっても過言ではない。その絶対的な安らぎとぬくもりの中で命は育まれ、脈々と紡がれてゆく。人もまた水の中から生まれ、水を体内に巡らせ、水と共に生きている生き物だ。その本質はハスやスイレンと何ら変わらない。
原初の水ヌン、それは世界のはじまりの水の香り、泥中にあってなお清らかに咲く命の花の香りだ。
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