2003/1/8 23:32:20
1975年に発表されたGUERLAINの「PARURE」。
フランス語で「宝飾・化粧・装身具」という名のこのフレグランスを、
私は最近購入しました。
この香りは、しばしば「古代エジプトのツタンカーメン王の栄華を象徴するような
装飾品を思わせる」と言われますが、
おそらく調香師であるJ・P・GUERLAINの中には、
あのクレオパトラのような、香料(当時は香油)や装身具をこよなく愛する
女性のイメージがあったにちがいありません。
何よりもこれは、風に吹かれてひらりと優雅にひるがえる
一枚の絹布をあらわしたようなキャップが印象的。
肌にまとうと、その崇高なノートに思わずうっとり。
トップはベルガモット、
ミドルはローズ・ジャスミン・ライラック・プラム、
ラストはモス・エピス・ウッドが使われているそうですが、
そのためか、重厚な中にも若々しい甘さが感じられます。
このフレグランスは、同社のシプレーノートを愛する
マダム&マドモアゼルにぜひおすすめです!
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2003/1/7 15:53:42
1999年の限定発売であるGUERLAINの
「VOILE D’ETE TERRACOTTA EAU DE TOILETTE」。
「テラコッタ肌の夏のベール」という名のこのフレグランスを、
私は最近入手しました。
何よりもこれは、GUERLAINの「COLOGNE/TOILETTE」の一部に特徴的な、
あの真中が窪んだボトルと円錐形に尖ったキャップとが印象的。
スプレーノズルもきちんと添えられています。
中身の色はオレンジブラウンです。
そもそも「TERRACOTTA」とは、イタリア語で「素焼きの塑像や器」の意。
夏のパリジェンヌはこの肌色に憧れ、太陽を求めて南へとヴァカンスに出かけます。
その欲求は、昨年の夏、パリでもセーヌ川沿いにパームツリーが用意され、
仮設ビーチが作られたほどですが、
このフレグランスの色はまさにその肌色を髣髴とさせます。
肌にまとうと、その柔らかな香り立ちに思わず感動!
トップからミドルにかけてはイランイラン・イリスなどのフローラルが上品に香り、
ラストはバニラで穏やかに締めくくられます。
この香りは、あのGUERLAINの「AQUA ALLEGOLIA YLANG&VANILLE」に似ていますが、
それよりもずっと優しい印象を与えます。
このフレグランスは、
美白を追及するマダム&マドモアゼルのリゾートにもぜひおすすめです!
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2002/12/28 17:18:54
2000年の夏に限定発売されたCHRISTIAN DIORの二種類のフレグランスの一つである
「EAU DE DIOR COLORESSENCE RELAXANTE」。
私はこれを、最近入手しました。
何よりもこれは、ジャバラのようなデザインの円柱形のボトルが印象的。
キャップの色はつやのあるピンクです。
肌にまとうと、そのみずみずしい香りに思わず感動!
トップからミドルにかけてはフレッシュよりもフルーティな甘さが際立ちます。
そしてラストはややスパイシーな余韻を感じます。
これは確かにサマーフレグランスではありますが、
特にラストの余韻は人によって好みの分かれるところです。
盛夏にはちょっと重たいかもしれませんね。
このフレグランスは、マダム&マドモアゼルにぜひ一度はおすすめです。
☆追記☆
もっとバシャバシャとつけられて、ラストもあまり残らないほどのさっぱり感を求める方には、
あのCAUDALIEの「FLEUR DE VIGNE」をおすすめします!
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2002/12/28 15:33:30
2000年の夏に限定発売されたCHRISTIAN DIORの二種類のフレグランスの一つである
「EAU DE DIOR COLORESSENCE ENERGISANTE」。
私はこのフレグランスを、最近入手しました。
何よりもこれは、ジャバラのようなデザインの円柱形のボトルが印象的。
キャップの色はつやのあるグリーンです。
肌にまとうと、そのみずみずしい香りに思わず感動!
トップからミドルにかけてはフレッシュな柑橘系が立ちのぼり、
ラストはややフルーティな甘さを残して収束してゆきます。
これは確かにサマーフレグランスではありますが、
特にラストの余韻は人によって好みが分かれるところです。
盛夏にはちょっと重たく感じるかもしれませんね。
このフレグランスは、マダム&マドモアゼルにぜひ一度はおすすめです。
☆追記☆
もっとバシャバシャと付けられて、ラストもあまり残らないほどのさっぱり感を求める方には、
あのCAUDALIEの「FLEUR DE VIGNE」をおすすめします!
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:-発売日:-
2002/12/28 14:06:38
CHRISTIAN DIORの「EAU FRAICHE DE CHRISTIAN DIOR」。
「クリスチャン・ディオールのフレッシュウォーター」という名のこのフレグランスを、
最近私は入手しました。
何よりもこれは、竹製の籠をイメージした模様のパッケージが印象的。
それはまるで夏に持つバスケットのようです。
けれどもその模様は、あくまでも白黒のモノトーンで描かれています。
そして中には、楕円柱のボトルが収められており、
その帯とキャップにはパッケージと同じ模様があります。
肌にまとうと、まさにその名の通りのフレッシュな香り立ちにはやや好感が持てます。
トップからミドルにかけては柑橘系が立ちのぼりますが、
不思議とラストはどことなくしっとりとした感じがあります。
おそらく同社の「EAU SAVAGE」を若々しくしたら、
きっとこんな香りになるのでしょう。
けれどもマダム&マドモアゼルには、むしろ「EAU DE DIOR」の方をおすすめします。
このフレグランスは、一部ではマダム&マドモアゼルにと紹介されているようですが、
落ち着きのあるムッシューにこそおすすめです。
日本未発売。
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