2006/5/20 00:07:21
最初に申し上げます。
アニックのシェブレフォイユを基本に、香りを想像なさっておられる方、
この香り、ぜんっぜん違う香りです。系統すら違うと思います。
アニックのは、さしずめ「草原系」とでも名づけたくなるような爽やかさですが、
こちらは何と言うか、えーと・・・・・「マダム」?
マダムの香りです。
にもかかわらず嫌いになれないのは、たぶん子供のころの刷り込みのせい。
この香りを付けた瞬間、子供の頃住んでいた家の
洗面台の光景がフラッシュバックしました。
そのころ、祖母と母が資生堂の「ホネケーキ」という洗顔石鹸を使っていました。
(かれこれ20年以上前の記憶ですが、ホネケーキ自体はまだ現役商品のようです)
ルビーとエメラルドとアメシストを模したのであろう、赤、緑、紫の透明な石鹸。
どの色の香りだったかは思い出せませんが、
この中のひとつは確実にこの香水と同じ香りでした。
あまりの懐かしさに、クラクラしちゃいました。
変なオススメですが、ホネケーキにノスタルジーを感じる方は、
ぜひ一度この香りをお試しください。
結構やみつきかも。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
2006/5/19 18:18:39
紅茶の香りのフレグランスをお探しの方は、お試しの価値ありと思います。
「紅茶みたいな香り」じゃなくて、「紅茶そのものの香り」が楽しめます。
トップは、少しだけピリッとした香りがします。
これがピンクペッパーなのかな??
このトップはあっという間に消えてしまって、
ミドルからはもう、紅茶そのもの。至福の香り♪
このミドルの紅茶は秀逸だと思います。
他の紅茶系、紅茶に似てる系の香りとは、一線を画す仕上がり。
このミドルの香りを維持したままフェードアウトしてくれたら、
確実に私の最愛のフレグランスの座をゲットしたと思われますが、
最後にどんでん返しが・・・・
ラストノート、構成を見ると、フィグとウォールナッツとムスクらしいのですが、
これがなんともいえずムッとしたまとわり付く感じの甘ったるさ。
こりゃダメだ、助けて〜、というくらい、辛かったです(私には、ですが)。
ラストさえなければなぁ・・・
ちなみにこのラスト、厳冬期にはほとんど気にならなかったのに、
気温が上がってくるにつれてだんだん耐えられないものになりました。
ラストに限っては、かなり温度によって、香り立ちの強さが違うと思います。
ボトル買いしてしまったうえに、
どうしてもミドルへの愛着を捨てきれない・・・
厳冬期に、またトライしてみようかなぁ。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2006/5/12 15:54:34
マリンノートとバラの、いいとこ取りをしたようなフレグランスです。
トップは、かなり甘めですが、さわやかな甘さです。
バラの甘い香りがさわやかにたってきます。
ミドルはちょっと落ち着いて、マリンノートがいい感じに香ります。
ラストは、バラの酸味が出てきて、私はこれが苦手なのですが、
バラの酸味が苦手でない方なら、最後まで楽しめる香りだと思います。
ラストが少々苦手側によってしまったので、現品購入はしませんが、
なかなか素敵な香りです。
ロジーヌのフレグランスは、どれもバラの香りの新しい可能性に気づかせてくれますね。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- モニター・プレゼント (提供元:未記入)
2006/5/12 00:24:35
ゼストドローズが自分の中で大ヒットだったので、
2匹目のドジョウを探して
ロジーヌの香りを試してみることに。
量り売りで購入しました。
バラよりも、ネロリとかジャスミンのニュアンスを強く感じます。
酸味を感じない、コクのある甘さで、
ゼストの爽やかさとはまた違った楽しみ方のできる香りです。
変にセクシーではなく、どちらかといえば陽気にからっと香る感じで、
付けていても気持ちの良い香りでした。
私の求める香りとはちょっと違ったので、
現品購入はしませんが、とても素敵な香りだと思います。
フローラル嫌いの私でも付けていて気持ち悪くはなりませんでしたし。
- 使用した商品
- 現品
2006/5/9 23:54:51
量り売りで購入し、気に入って50mlボトルを買いました。
店頭でそうそう何種類もは試せないし、
ムエットだけで選ぶのは絶対イヤ・・・
そんなわけで、量り売りでアニックの香りをいくつかセレクトして、
まとめ買いしました。
これは、そのときに買った、どちらかといえば「ノーマーク」な香りだったのですが、
(そのときの本命はオーダドリアン)
私のツボを直撃!本命をくだして、こちらをボトル買いすることにしました。
着けたては、かなり青臭いです。
(非常に草っぽい。草を踏みしだいた時とか、草刈のあとの原っぱとかの匂いが近い?)
ここだけは、青くさ系が苦手な人はちょっと覚悟がいるかも。
でも、このトップを乗り切れば、この上なく素敵な香りが・・・
花の蜜の香りです。
「ハチミツ」じゃなくて、蜂が集める前の、
お花の中にあるときの蜜の香り。
あくまで爽やか。あくまで軽い。そして甘い。
ラストまで、決してパウダリーになりません。
(むしろ、香りの変化は単調です)
消えるときも、すうっと。
香っているときも、アニック特有の空気感のある香り方で、
フワフワ、フワフワ、と香ります。
「あ、今香った!」と自分でびっくりするくらい。
春先から夏にかけて使いたいですね。
冬にはなぁ、ちょっとサムザムしいかも。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品