2007/1/3 14:18:14
ココマドとどちらにするか、散々悩んだ末に、両方小分けで買いました。(←小心者・・・)
シャネルにしては、かなり爽やかなつくりの香りだと思います。
ムエットで頂いたときには、これはヨイ香り!と、
しばらくバッグの中に住まわせておいたほどです。
しかし!やはりシャネルはシャネル。
身に纏うと、凶暴なまでの拡散性で周囲に広がります。
うっかり上半身にワンプッシュなどしてしまった日には、
自分の周囲少なくとも5mの範囲に、
「アタシねっ、いまっ、つけてますからっ、香水っ!!」
と強烈アピール。
香水に耐性のない職場などでは、まちがいなく
「誰だよ〜、ひとビン浴びてきたやつ・・・」
とおじさまたちの苦情発生は必至です。
ワタシ自身は、加減してつけたつもりで、
肘の内側にアトマイザーから半プッシュしてみたのですが、
あまりの拡散性に恐れをなして5分で一度洗い流すハメに。
香り自体は、とてもよい香りだと思います。
ワタシも、好き!といっていい香りです。
しかし、この拡散性は、もはや凶器です。
つけ方に細心の注意が必要な香水、と言えるでしょう。
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2007/1/3 14:03:57
テスター巡りをしていて、シュッとした瞬間、
「!!!沈丁花?」と思って衝動買いしてしまいました。
沈丁花の香りが好きなので・・・
でも、家に帰って落ち着いてかいでみたら、
皆さんおっしゃるように、百合でした。はい。
でも、とってもいい香り!
ラストがまた、柔らかい甘い香りで素敵なんです。
しかしここでジレンマが!
エスティの香りは、他のものもそう感じたのですが、
お花度が高くて、花の香りが苦手(ワタシです・・・)な人には、酔いやすい・・・
手首とか、上半身につけてしまうと、一発で酔います。
下半身、しかも体温の低い足首とかに、
アトマイザーから半プッシュくらいで、
トップとミドルは充分楽しめるんです。
でもでも(涙)!
足首に半プッシュじゃ、揮発性の落ちてしまうラストには、
あまり香りを楽しめなくなってしまうのです。
素敵なラストも堪能したいのに〜。
ラストを堪能するためには、
酔いを覚悟で体温の高い上半身や手首へプッシュするしかないの・・・
うぉぉぉ、ジレンマ〜!!!
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2007/1/3 13:50:42
日本人に似合う香りは、絶対に日本人が知っているハズ!と、
国内メーカーの香りをあれこれ試した末に、
「これじゃ!」と思ったのはこの香り。
トップは少しきつく感じます。
うっ、香水くさっ、と思ったり。
確かに、「おばあちゃんの鏡台」系の香りですね。
しかし、このトップを乗り切ると至福のミドルが現れます。
他の方のご指摘にもありますが、アニックのスソワールウジャメに似ていると思います。
蜜っぽい感じ・・・
スソワールよりも、少しセクシー度が高いと思いますが。
お風呂上りなどの、体温の高いときにつけると、
ミドルのときにベチバーが強く出て、
少しエグく感じることがあります。
しかし、この香りの真髄はラストにあると思います。
完熟、と言いたくなるような、まったりこっくりとした甘い香り。
ラストですから、もう揮発性はだいぶ落ちていて、
つけすぎでない限りは、時折ふわりと香るくらい。
肌に鼻を近づけて、クンクンすると我ながらうっとりです。
自分の肌の、至近距離に鼻を寄せることを許されたパートナーだけが、
この香りを分かち合えるんです。
なんてプライベートな喜び!
ただし、つける量を加減しないと、
なんというか、ケダモノ?系のにおいに感じてしまうかもしれないので、
ちょっと注意が必要かも。
あと、パルファムでは濃度が濃すぎてきついから、と、
EDPを選ぶ方を良くお見かけしますが、
ベースになっているアルコールは、香料成分よりも揮発性が強いので、
アルコールの配合率が高いEDPなどでは、
実際の香料の濃度から受ける印象よりも、ずっと香りの拡散性が高くなります。
したがって、つける量を間違えると、
自分を中心にかなり広い範囲まで、「常に漂いつづける」という香りかたになりがちです。
むしろ、パルファムのほうが、
自分に近い距離の範囲に「時折ふわりと漂う」という香り方をしてくれる可能性が高いです。
とくに、この香りにはよくそれが当てはまると思います。
パルファムでも、かなり良心的なお値段の香りですから、
ぜひともパルファムを試していただきたいです。
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2006/10/16 22:15:58
バニラの匂いが大好きで、いろいろジプシーしています。
バニラをメインに香らせたフレグランスって、
大別するとこんな感じだと思います。
クレームブリュレ系濃厚バニラ
ルタンス アンボアバニール
まんまバニラエッセンス系
モリナールのバニラシリーズ
お花のニュアンス系
資生堂ヴォカリーズ ロクシタンのヴァニラ
お香が結構効いてます系
クリードのヴァニシア ラルチザンのバニリア
シフォンケーキ系軽やかバニラ
アニックのヴァニーユエクスキュイーズ ディメーターのエンジェルフード
他にもバニラものは多いですが、代表選手ということで。
アニックのバニラは、バニラを邪魔しない程度にお香のニュアンスを絡ませ、
バニラの子供っぽさをぐっと抑えて、
大人の女性によく似合うように構成されていると思います。
そして、特筆すべきは「軽やかさ」。
「バニラ」といえば、普通はベースノートとして使われ、
香りに安定感をもたらす働きが大きいですが、
アニックの魔術としか言いようがありません。
なんとも軽やか!
この軽やか感を楽しむだけで、お値段の元は取った!と思わせるほどです。
バニラは試したいけど、
重いのはイヤ、子供っぽいのはイヤ、粉っぽいのもイヤ、という方、
ぜひお試しあれ!
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:50ml・23,760円 / 100ml・33,330円発売日:-
2006/10/16 21:55:50
大人のための、上質な柑橘系フレグランスです。
お値段が安くても優秀なフレグランスは多々あるので、
あまりお値段に絡めた話をするのは好きではないのですが、
こと柑橘系フレグランスとなると、
安くて優秀、というものにはあたった試しがありません。
かならず、ファンタオレンジ系になってます。
こちらは、人工的なベタ甘オレンジには決して表現できない、
嫌味の無い酸味と弾けるような爽やかさで、
胸いっぱいに香りを吸い込みたくなるほどです。
一応「スパイシー」にチェックを入れましたが、
柑橘とよく組み合わせられるコリアンダー系のスパイシーではありません。
オークモスとか、シダー系の、ウッディスパイシーなニュアンスが、
柑橘の香り立ちをしなやかに支えている、といった感じです。
エルメスの、「オードランジュヴェルト」を、
はんなりと柔らかく、より女性的にした感じです。
良いですよ!
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