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120g、6,160円。クレンジングジェルとしては、まあまあのお値段です。
その値段に見合った機能は何?そもそもどういうアイテム?というと、ポーラ公式の説明文を超大雑把に要約すると、こちらはこんな感じのアイテムです。
↓
JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が主催したコンテストで選定されて、 ISS(宇宙国際ステーション)に搭載されることが決まったクレンジングジェル。
宇宙ステーションというしばりだらけの環境下でも快適なクレンジング&洗顔をするべく開発されたジェルで、実際に国際宇宙ステーションで使われる予定。(ただし容器は別物らしい)
もうこれ ロマンですやん。
で、衝動買いしました。
商品説明にJAXAとか出されたら気にならざるをえない。NASAじゃなくてJAXAというあたりがまた渋い。
そして実際に使ってみました。
このアイテムは、宇宙ステーションで使われる想定で作られているということで、『重力がほとんど働かない』『水の使用に制限がある』という状況下でも、クレンジング&洗顔ができるように工夫された製品です。
そしてただ使用可能なだけじゃなくて、そんな環境での肌ストレスにも配慮されてこの製品は作られているそう。公式サイトのニュースでだったか、『無重力環境下での骨への影響も、肌の保湿力に関わってくる』そうです。そんなところからも肌に影響がでるのか。宇宙へ出ると、色んな要素から肌にストレスがかかるんだなぁ、大変だ。
とまあ、宇宙へ思いを馳せるのはこの辺にして。地上での使い勝手についてですが。
【メリットに感じた点】
・低刺激
・水を使わずに次の工程にいける
・肌の上で、ジェル→半液状に変化するのが気持良い
・肌が乾燥しない
【デメリットだと思った点】
・洗浄力は弱め
・高価
ジェルは無色透明です。チューブから出すとき、うっかり力を込めると出すぎてしまうくらい、ゆるい性状です。お茶みたいな香りがちょっと付いています。
顔に伸ばすととたんにシャバシャバと水っぽい感触に変わります。これが気持良い。クレンジングウォーターにちょっととろみをつけたみたいな感じです。
洗浄力もだいたいそれくらいで、軽めののクレンジングウォーターという印象です。ウォータープルーフのメイクや日焼け止めは落ちませんでした。
低刺激に特化したクレンジングウォーターや洗顔料くらいの感覚で使うと良さそうです。
なので、私の使い方としては、朝の、クレンジング&洗顔として、
⇒これを顔に塗って馴染ませる
⇒ティッシュで軽く拭き取る
⇒化粧水からのいつものスキンケア
と、水なし&朝専用で使うつもりです。
軽くぬぐえば、すすがずそのまま化粧水を付けても大丈夫でした。その後ベタベタすることも、顔に刺激を感じることもなし。ただそれは今が乾燥している時期だから、ちょうど良い保湿感なのかもしれません。夏ならすすいだ方が快適かも。
現在は冬なので、寒い早朝に冷たい水を使わなくていい点は好都合です。
公式サイトによると、このジェルは界面活性剤の量を抑えていて、ジェル自体にも保湿効果があるようです。確かに肌への負担は、実際の使用感としてもかなり軽いと感じました。
肌に影響が少なくて、他のアイテムの邪魔にもならない、控えめな存在感が気楽で良いです。
他に使えるシチュエーションとしては、
・災害やアウトドアで水があまり使えないとき
・入院や、自宅で寝たきりになったとき
等でしょうか。状況に制限が生じたときに重宝するだろうなと思いました。
と言うわけで概ね私的には好印象なのですが、ネックはお値段かなと。
120gで6千円。安くはありません。肌には優しいですが、クレンジング剤としては洗浄力は弱めで、それでこの価格はなかなか高めだと感じました。
加えて「美容液成分がたっぷり!」みたいな肌にプラスαの効果があるというよりは、過酷な状況下でも基本ケアをちゃんと押さえることをを目指したアイテム、という印象です。なので、「宇宙」というコンセプトを除いてしまうと、このお値段にしてはちょっと地味だなという印象を感じました。
ということは、「宇宙」に別にロマンを感じない人にとっては、このアイテムにはどれほどの魅力があるのだろうかと。実際どうなんでしょう?
私の場合、お値段的にリピートは厳しいですが、今ある現品は、朝のシンプルスキンケアに使える便利アイテムとして活用するつもりです。
宇宙空間でこれが使われるのかぁ。と、想像して、今朝もテンションが上がりました。
なかなか楽しいです。
[化粧水]
容量・税込価格:150mL・2,750円発売日:2023/11/10
2023/11/14 10:50:08
【2024年2月3日 追記】
一本使いきったので再評価します。星を6個へ変更します。
個人的には、肌の透明感やキメに手応えを感じました。使っていて肌が整う感覚がありました。
香りも、特に朝に使うと頭がぐっと覚醒するというか、気分が上がって気持良いです。
あとボトルのデザインも好き。
デパコスの諭吉越えの化粧水を使うことが多かったのですが、こちらは2千円台ながらも満足感を得られる化粧水でした。
【以前のクチコミ】
↓
試しに数回使ってみての感想です。
まず香りが気に入りました。好きな香りです。
イグニスやアルビオンが好きな人にヒットするタイプの香りだと思います。
『美容成分が高濃度』というキャッチフレーズで、表示成分の名称から想像する限り、その『美容成分』はザ・天然由来という感じ。化粧水を嗅ぐとハーブ(生薬)の香りがしっかり感じられて、ハーブ屋さんの店内にいる気分になれます。自然素材の濃縮エキスという印象を受けました。
嗅いでみると、西洋のアロマのようにも東洋の漢方薬のようにも感じられるのが面白いです。複雑な調合がされているんだろうなと察せられる、不思議なバランスの香りです。もしかしたら好みに個人差が出やすいかもしれません。ハーブティーが好きな人ならたぶんかなり好き。ゼラニウムとか、ジンジャーが好きな人もこれを嗅いで気持ちが良いと感じるのでは。あと子どもの頃に飲んだ、生薬系風邪シロップの香りにも少しだけ似ているかも。どことなく懐かしさを覚えました。
香りの濃さ自体はそこまで強いとは感じませんでした。ただそれは私がハーブ系の香りに慣れているのもあるかもですが。個人的には、深呼吸すると生薬の香りがじわりと染みていくような感覚が心地好いです。
そして肌への感触ですが。肌にすっと入り込む感じではなくて、じっくりハンドプレスして浸透させてあげるタイプの化粧水です。エタノール強めの化粧水のように速攻で浸透してさらっとするわけではありませんが、浸透した後は後残りせずさらりとしています。それでいて潤いも感じられました。
あと、私はちょっと敏感肌で、ハーブ系はたまに痒くなったりものもらいができたりしますが、こちらではそういう刺激は感じませんでした。
私の個人的なイメージですが、日本の製薬メーカーが『生薬(ハーブ)』『発酵』と向き合って王道の化粧水を作ったらこんな感じなんだろうなぁ、という、そんな第一印象です。
始めはIROIKUの色つき美容液を試したくて、そのついでに試した化粧水でしたが、予想外に気に入りました。この内容でこの価格なら、コスパも良いと思います。
現品を購入したので、1本使いきったら再評価もしたいと思います。
2023/8/26 19:56:00
このリンスインシャンプーで洗顔もしています。
私はちょっと敏感肌です。たとえば朝に洗顔料を使うと、しつこくすすいでも高確率で数時間後には髪の生え際や眉毛、産毛の濃いところが痒くなり、夕方頃にニキビができます。
泡立つタイプの洗顔料はかなりしっかりすすいだつもりでも、ほぼ必ず痒くなります。一部の洗浄成分に過敏なのかなと想像しています。
というわけで、ここ数年は、朝は洗い流し不要のクレンジングウォーター、夜は乳液で洗顔、もしくはクレンジングだけ、という方法で対処していました。
洗顔でトラブルを経験してきたので、洗顔料に関しては神経質な方です。
という私が最近ではこのリンスインシャンプーで洗顔しています。
正確に言うと、夜だけ、『クレンジング→すすぐ→リンスインシャンプーで洗髪→そのまま顔まで洗う→まとめてすすぐ』 という、丸坊主の人みたいな洗い方をしています。
(朝の洗顔はクレンジングウォーターのままで、このシャンプーは使っていません)
シャンプーとしての使用感ですが。
例えば、同世代の女性に「なんか良いシャンプーない?」とふわっと質問された場合、このシャンプーはオススメしません。
泡がもっちりしているわけでなく、香りが高級というわけでもなく、キューティクルがキラキラになるわけでもなく、毛穴の汚れをしっかり除去する感じでもなく、髪がしっとりするわけでもなく、ボリュームが出るわけでもなく。
髪に対する効果は、マイナスもないけどプラスもそんなにない感じです。
五角形グラフで、5点満点中2.3点で綺麗な五角形を描くイメージです。
けれど私個人の感想としては、「香りが可愛い(サイダーみたいな香り)」、「乾いた後はさらっとして整髪剤がなくてもまとまる」、「髪に自然な輝きがでる」、「乾燥やパサつきも感じない」というところで充分だなぁと満足しています。
ちなみに私の髪は太めのストレート、毎月カラーをしても痛みなし(これまでに枝毛やゴワつきを経験したことがない)という頑丈な性質なので、もともと手入れの楽な髪質ではあります。
全身シャンプーって、今までの経験では「さっぱりするけど髪がバリバリになる」か、「乾燥しないけど、ベタベタ感が強くて洗った感じがしない」という極端なものが多かったです。
その点、このシャンプーは「しっとり&さっぱり」のバランス加減がちょうど良いと感じられるところが好きです。
そして洗顔料としては。
リンスインですが、リンス感はほんのりで、ベタッとした重たい残留感はありません。優しめのオイルクレンジングに洗い上がりが似ています。顔も痒くなりません。
洗浄力は優しめです。部分的に乾燥肌な私には、油分を落としすぎないところも好みでした。
香りもさっぱりとした可愛いらしい匂いなので、顔を洗っていて心地好いです。
現在、『 クリームクレンジング→乳化&すすぎ→リンスインシャンプーで洗髪&洗顔→先行乳液』 というのが、お風呂場でのルーティンになっています。
2023/7/23 09:44:34
” 色の淡いマット ”が好きで、
002M Thousand Feathers サウザンドフェザーズ (ピンク味のある焦げ茶)
003M Earth Wind アースウィンド (黄みのある茶)
014M Sugar シュガー (コーラル系のピンク)
を使っています。
この3つはアイシャドウそのものを見るとしっかり色がありますが、実際に肌に塗ると画像のような感じ。ブラシを使ってふんわり優しく付けたのではなく、指で適当にぐりぐりっと塗ってます。それでこの発色なので、かなり薄付きだと思います。
003Mアースウィンドは、この3つのなかでは比較的色を濃くしやすく、2〜3度塗りすると茶がぐっと強くなってブラウンシャドウらしい深みが出ます。
002Mサウザンドフェザーズと014Mシュガーは、何度と塗り込んでもこのくらいの発色です。これ以上の濃さを出そうと思ったらアイシャドウベースが必要です。
私がこちらの3色を選んだ理由はこの発色加減です。
他社のアイシャドウでも、細心の注意を払って薄く塗れば、色を淡くすることは出来ると思います。でもこちらは適当に塗っても、こうした淡さと透明感を出せるところが便利です。
そして淡く発色するのに、色持ちが良いところも気に入っています。
ここまで淡いと、人によっては「発色が弱すぎる」と捉えるかもしれません。好みによってだいぶと評価のわかれるカラーかも。けれど私にはこれくらいが使い勝手が良いです。ガンガン重ね塗りしても失敗しずらいですし。
ブラシで塗ればより淡くなって、チークやシェーディングとしても使いやすいです。
ただ個人的には、003Mアースウィンドは発色がもうちょっと薄ければより使いやすかったかな。
というところで。
こちらのマットシャドウには、ザ・肌色という感じの『021Mベージュ』というカラーがあります。それを使えば、他のアイシャドウの色が薄められるなぁと。
003Mアースウィンドを薄める目的で、021Mベージュも気になっています。
2023年11月追記:
021Mベージュを追加購入して、アディクションのマットだけでパレットを作りました。
アイシャドウの用途以外にも、021Mを他の3色と混ぜながら、チーク、アイブロウ、シェーディング、はたまた021Mだけ使ってテカリを直したり。
やはり薄付きのマットはなにかと使い勝手が良いです。
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2023/5/20 23:52:12
POLAのB.Aローションからこちらに切り替えました。
肌が安定する(ニキビができにくくなる)という点で、フローラドリップは私の歴代1位です。
以前の書き込み ↓↓
予想以上に良いです。
化粧水はポーラのB.Aローションが大好きです。私の肌を劇的に綺麗にしてくれました。ですが時々他メーカーのものに置き換えています。もし気に入ったらそれに乗り換えるつもりで。
なぜならB.Aローションはお財布に厳しいから。
B.Aローションは120mlで22,000円。
朝夜使って2ヶ月ちょっと。使用を夜だけにすればだいたい4ヶ月。効果は抜群。でもできたら化粧水は、朝晩とも遠慮なくたっぷり使って月5,000円以下に抑えたい。
という訳で、160mlで14,300円のフローラドリップが、まずは朝晩しっかり使用して3ヶ月くらい持つといいなと思いながら使ってみました。
ちなみにこれまで試した化粧水は、どれもB.Aローションほどの感動がなくて乗り換えに失敗しています。
それで、現品を購入して試してみた結果。
フローラドリップをすごく好きになりました。
商品のキャッチコピーに「○○効果」みたいな具体的な売り文句がないので、色んなところに効くマルチプレイヤータイプの化粧水なんだろうな、と想像していました。
使ってみると実際そうでした。
使い始めて数週間経ちますが、肌のハリがすこしアップしたな、とか。肌が丈夫になって以前よりさらに揺らぎにくくなったな、とか。tゾーンの油分が前より減って、毛穴の存在感がちょっと控えめになった気がするな、とか。これまでのスキンケアが養ってくれたキメや透明感がちゃんとそのまま維持されてるな、とか。
色んなところが、ちょっとづつ良くなってきている、または良いところが維持されています。
特に感動したのは鎮静効果。抗炎症作用がうたわれている訳ではありませんが、めっちゃニキビに効きます。
私は過去に相当のニキビ肌でした。スキンケアのおかげで現在は改善しましたが、体が不調だとニキビ予備軍みたいな発赤が発生します。それがあっけないくらいにすぐ治る。発赤自体の発生頻度も歴代1位レベルに低い。肌がすごく落ち着いています。
B.Aローションを使った時は「うわ、肌がどんどん綺麗になっていく!」とスピード感をもって感動しました。比べてフローラドリップは「あれ、なんか肌が強くなってきてる?」とちょっとづつ発見があるのが嬉しい。
過去、ポーラB.Aのスキンケアでニキビだらけのトラブル肌が大きく改善したので、私はわりとポーラ信者です。そして他メーカーに関心が薄れつつありました。ですが、フローラドリップはまた方向性が違って、「こんな改善の仕方もあるのか」と新鮮な気持ちになりました。
同じ化粧水でも、ポーラ(B.A)のローションは『繊細で透明感のある潤い肌』、フローラドリップは『健康的で安定感のあるもち肌』という感じ。フローラドリップから「丈夫で健康な肌を作るぞ!」みたいな気概を感じるというか。
アルビオン商品の口コミなのにポーラを連呼してお見苦しいですが、これが私の比較基準なのでご容赦ください。(そこまで惚れ込んでいるスキンケアラインに匹敵するほど、フローラドリップが良かったということです)
発酵系のスキンケアコスメに興味があって何となく試してみた本品ですが、予想以上でした。これはもしかしたらフローラドリップに乗り換えるかも。
1本使い切ったらまた口コミします。
ニキビのできやすい混合肌。 エイジングケアを試行錯誤中です。 続きをみる