2017/11/24 22:09:07
ヒノコCは発売当初より長い事使っておりました。日野さんが会社を立ち上げたのが何年前か……ゆうに5年は使用していました。使用感はベタつきもなく、適度に潤いますのであとに使用するスキンケア用品との相性も良いです。自分の肌質が強いこともあり、不可はなし。こんなにも長くヒノコcを使用していた理由の1つは、日野さんの熱心なブログ読者であったことがあります。日野さんが美容にかける情熱、研究心には心打たれるものがあり、日野さんがヒノコスメティクスを立ちあげるに至ったAPPS(アプレシア)という成分が、肌に1番効果的だと、自分自身も思っていました。
APPSが効果的な成分である事に変わりはないのですが、ある時APPS化粧水を自作できるキッドを見つけました。同時にビタミンCの事をネットで再度検索するうち、ある美容皮膚科の医師のかたがAPPS、ビタミンC誘導体など臨床で使われるものを、安定性、酸化のしやすさなど 総合的に見ての評価をしているページにたどり着きました。APPSは作りたての状態であればどのビタミンC剤より効果的ですが、安定性が非常に低く、時間を追うごとに酸化し、酸化したビタミンCを肌につけるならつけないほうが良い。実際、自作のAPPS化粧水は作ったそばから泡立ち、黄色くなります。泡立ち、黄色くなるは、酸化が始まっている、進んでいるということです。ビタミンC誘導体5%、10%の化粧水(安定性が高い)のほうが即効果を実感できました。いままで使っていたものは何だったのかと…。
ヒノコCが発売された当初、泡立ちが目立ちました。このことは他のユーザーさんも感じていたようで、日野さんはブログにて「泡立つのは成分濃度が高いからですよ」とおっしゃっておりました。今考えると、泡立ちはAPPSの酸化だと思うのですが、時を追うごとにヒノコcの泡立ちは低下して行ったのです(現行のものも多少泡立ちますが。)。それはAPPSの濃度を低くした、泡立ちを目立たなくする成分を配合した…のではないかと思うのです。どちらにせよ、日野さんは肌を科学的なアプローチで改善してみせます!と熱意あるブログを更新しており、その熱意は好きなのですが、溶液になった時点で酸化していくAPPS、ブログではそういった面には触れておりません。容器も変わり、マット仕上げの中身が透けないボトルも、黄色く酸化していくことを隠すためなのかな?と思ってしまいます。
アルブチン酸が入っているのは良いかもです。
ヒノコcで肌が悪くなった、ということはないのですが、
何年も酸化したAPPSをせっせと肌にのっけていたのかと…自分自身が情けなく感じました。
美容の情報は日々更新されています。購入する側も、きちんと情報を見極めることが大事だと思わされました。
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