





















2020/1/4 21:48:08
1.5 バーチ購入。
近くの百貨店にあるベアミネラルが同じ百貨店内のセルフで試せるアミューズボーテに移っていて、これ幸いと心ゆくまで試してから購入しました。客観的なアドバイスを頂ける従来の対面型もそこまで嫌いではないですが、やっぱり自分のへなちょこテクニックでどうなるかを購入前に試せるセルフ型は好きです。BAさんだと綺麗に乗ったのにい(泣)ということがままあるので…^^;
ベアミネラルではこれまでオリジナルファンデーションのゴールデンフェアを使ってきました。薄い黄色のような肌色だと思っています。明るめの仕上がりが好みなので、まず手の甲で 1 オパール、1.5 バーチ、2 バニラ、3 バタークリーム(標準色)と試してみて、顔より色の濃い手の甲ですでに私には2は色が合わず3だと濃すぎました。なので 1 か 1.5 だなと狙いを絞って顔の右にオパール、左にバーチを塗って確認。
顔の肌に乗せた段階では、バーチの方が肌色に対してかなり濃く見え、明度的にはオパールの方が合っていそうだなと感じました。ところがいざ伸ばしてみると、どっちがどっちか正直あまり差がわからない…。買い物に付き合ってもらった家族に見てもらっても「わからん…」と。時間を置いたらくすむかもしれないし、としばらく百貨店内でお買い物して時間を潰し再度確認してみても、どちらもくすみはなく差がわからないままでした。
若干ですが、濃いと感じたバーチの方が私の肌色との相性でかよりぱっと明るいように見えました。対してオパールは、わずかにですが赤っぽく見えるようなちょっと沈んでいるかもしれない、というような感じ。それで 1.5 バーチに決めました。
CR ハイドレイティングファンデーションスティックは特徴の一つに、
「水系成分を30%以上含むウォーターベースで、つけた瞬間、つけている間中、つけ続けるほどに、みずみずしさあふれる潤い」
というのがあげられていますが、本当に、ひんやりと感じるほど水っぽさのある肌当たり。みずみずしくするりと肌に乗ります。よく伸びるので隠したいアラが少ない方は使用量も少なく済みます。テクスチャの感じはディオールのフィックスイットカラー(コンシーラーでなくカラーコントロールの方)にちょっと似ているかなと思いました。なめらかです。
伸ばすとサラサラになるタイプではなく触るとちょっとピタピタします。けれどその割にきちんとフィットしてヨレません。肌に乗せたらさっと伸ばした方がいいかも。
公式の使い方動画ではデュアルサイドシリコンブレンダーが勧められていますが、そちらは購入しませんでした。なのでベアミネラルのものとは比較ができませんが、手持ちのシリコンパフだと正直微妙だなと感じました。伸び方が綺麗ではありません。平筆が今のところ私には一番合っています(慣れの問題が大きいかなとは思います)。
薄付きで軽い着け心地ながらちゃんと肌色が補正され毛穴カバーが綺麗で日常使いにぴったりのファンデーションだと思います。ツヤ系ですが、やりすぎ感ない自然なツヤなので使いやすい。丁寧に重ねるときちんとした場にも相応しい仕上がりにできます。冬の今はほとんど崩れません。
ちなみに CR ハイドレイティングファンデーションスティックの CR は Complexion Rescue の略で、顔色救済という意味になります。アラを隠して顔色をいきいきさせる、というような印象を受けますが、実際毛穴以外のカバー力もそこそこあります(公式ではミディアムカバレッジとなっています)。数か月前に手首を火傷してしまい、治りはしましたが多少痕が残っているのでそれでカバー力試してみました。
添付写真の2枚目左がビフォーで、右がアフターです。公式の動画を見て部分カバーする際におすすめされているシリコンパフを折り曲げるようにして弾力を出しぎゅっぎゅっと押さえるやり方で塗っています。隠し切るわけではないけれどもちゃんとマシになる感じが伝わるでしょうか。
保湿成分として、肌の潤いを抱え込む性質の紅藻類(カラギーナンNa)やオリーブスクワランなど配合。SPF25・PA+++ で夏場は日焼け止めを併用した方がよさそう。ノンコメドジェニック・アレルギーテスト済み、アメリカ製。
買ってよかったです。
2019/12/28 19:47:42
ルパルファンシトワイヤンは、2017年にクラウドファンディングで立ち上げられた新しいブランドです。「香りのポートレート」として人物をイメージした香水を発表しています。
創設者のアドリアン・ゴーチェはビジネススクール卒の元人事コンサルタントという経歴の持ち主。近年消えゆく「アルチザン」なパフューマリーを現代的で面白みあるアプローチでもってよみがえらせようというアイディアを閃き、ルパルファンシトワイヤンを立ち上げたそう。
ブランド理念として掲げているのは、まず徹底した MADE IN FRANCE。脈々と受け継がれてきた香水作りのノウハウを武器に、原料、調合、パッケージ製造、デザイン、梱包など、すべてフランス国内で行っています。ルパルファンシトワイヤンの香水を使うことで、フランスの中小企業を少なくとも4社以上、そして60以上の雇用を支えることになるそうです。ビジネススクール卒のバックグラウンドがよく活かされていると思います。
そして現代のトレンドともいえる、サステイナビリティ、ビーガン処方、クルエルティフリー。FSC(森林管理協議会)および PEFC 森林認証プログラムから認証を受けています。
それに加え、「上質な製品を”フェアな価格で”提供」というのも理念の一つ。これを、日本での代理店となったトゥモローランドが軽視していることを疑問に感じました。フランスで45ユーロの香水を税込み8,800円という6割増し価格で販売していることに対してではなく、ブランド紹介欄からこの情報をあえて削除していることに対してです。
内容と理念を考慮すれば6割増しの価格でも”フェア”だと感じます。数多あるニッチ系パフューマリーの中からこちらの取り扱いを決めたのは単に新しくてファッショナブルだったからだけではないと思うので、少しでも理念に賛同したのであればきちんと伝えて欲しいと思いました。
ので、ブランドの説明から入りました。長々失礼しました。
PRINCSSE REBELLE は「反抗的なお姫様」という撞着語法的なパンチのあるタイトルがついています。この香りが描くのは、
「不屈の精神を持つロックなプリンセス。彼女が愛するのは自由と人々を魅了すること。従うのは自分の本能だけ。人生を謳歌し、際限なく幸福を享受する快楽主義者。」
という人物像。「プリンセスの高貴さとその刺激的な性格とが織りなすコントラスト」は「華々しく、香しくて、抗いがたい香り」なんだそう。キャッチフレーズは「私を捕まえられるとでも?」と挑発的。香調は、
トップ:
ベルガモット、チュベローズ、ティー
ハート:
ジャスミン、ローズ、オーキッド
ベース:
ムスク、サンダルウッド、パチュリ、バニラ
が織りなすフローラルブーケとのこと。
ロックには見えないけれど…と思いながら試すと、トップからガツンとくる甘さ。薄い紅茶のお供に超絶甘い砂糖菓子を頂いているような、ティーの爽やかさが微かにありますが、甘い。トップからすでにパチュリが潜んでいるのがわかる、ヴィクター&ロルフのフラワーボムやランコムのラヴィエベルと同じ「甘いパチュリ」系統の香り。
お姫様よりも下々の者が夢中な香りです。海外では特に人気なジャンル。高貴なご身分にもかかわらず庶民のトレンドに明るく、それを庶民と同じにお楽しみになるという点はたしかに公式の描写と合致するのかもしれません。日本人の考えるフローラルからするとだいぶ甘く濃いです。そこへ徐々にパチュリが重なっていって、複雑さが出てきます。
批評家ルカ・トゥリンはこの系統の親をミュグレーのエンジェルだとしていて、その成功以来あらゆるパフューマリーがフェミニン+マスキュリン(パチュリ)の組み合わせを試しているけれども結局エンジェルでしかなく、なりすまし品でなくオリジナルを買えとまで仰っています。
けれど、やっぱり抗いがたい魅力があるんですこの系統。だからこそトゥリン氏の言う「エンジェルのクローン」が30年も後を絶たないわけで。そしてそれぞれにそれぞれの個性がちょっとはあって、そこもまた面白く。
PRINCESSE REBELLE でいえば、この系統の中では割とクリアな香り立ち。そして私の肌だとラスト手前から急にわっとバニラが出てきます。ミドルで一度ティーが薄れるのですが、ここにきてしっかりティーが復活しバニラティーラテのように。私の肌との相性だと通常バニラはほぼ最後にはオリエンタルなお香系に寄るのですが、こちらはグルマンのバニラのまま。消えかけからは一段とバニラ。エンジェル系統いくつか試してきましたが、ここが私には新鮮でした。
シヤージュ、持続時間ともに優秀です。
[フェイスクリーム]
税込価格:-発売日:-
2019/12/28 05:16:07
日本でも生薬の夏枯草になるウツボグサのエキスやチンキが配合されたクリーム。パッケージのラベンダーみたいな花がウツボグサです。英語ではセルフヒールやオールヒールと呼ばれている植物です。
肌のコントロールが難しくなってきていると感じ始め悲しいかぎりですが、どん底のコンディションのとき頼れるクリーム、というポジション。排卵前に肌がひりつくほど荒れることがあり、そんなときはこれです。水のように何の刺激も感じることなく使えます。
自分の肌の基礎的なレベルを大幅にアップさせるような改善をするということはないのですが(ツルピカの赤ちゃん肌になれちゃうなんてことは今のところないです)、この基礎レベルまでは頑張って回復に導くような使用感。そういう名前の植物なので仕方ないですが、癒す・治す(ヒール)よりは静める・穏やかにするようなクリームです。なのでそもそも何の問題もない人にはなんじゃいこれはとなるような商品かもしれません。
「クリーム」となってはいますがテクスチャは乳液に近く、あまりにも肌馴染みが良いので伸ばすといつの間にかなくなって被膜感がまったくありません。冬でも固まらず柔らかいです。フェイスクリームやハンドクリームとして使用する場合、これでケアを終えるのは特に冬はしんどいと思います。フタになるものを上から塗ったりオイルを混ぜたりした方が安心できます。荒れがひどいときはセルフヒールクリームを塗った上からカレンデュラ軟膏でフタをしています。相性いいです。
顔の皮膚のトラブル用で使い始めましたが、かなり用途の幅が広いです。歩きすぎて足裏が痛いときなんか塗っておくとすーっと軽くなりますし、乾燥による痒みや虫刺されの不快感も早く引きます。
香りはヴェレダのスキンフードが薄まったような感じ。ほんのわずかな柑橘+ハーブの香り。私は好きです。
チューブタイプ(60 ml)、ジャータイプ(118 ml)、ポンプタイプ(236 ml)とあり、ジャーより清潔さが保ててポンプより断然持ち運びに便利なチューブを愛用しています。このところ長距離歩くと疲れがひと晩では回復しづらくなってきたのでポンプも常備しておこうかなあと考え中。
強い味方のようなアイテムです。
[フェイスクリーム]
税込価格:-発売日:-
2019/12/22 02:12:06
常備しています。
元々鼻まわりの皮が剥けやすいことにマイルドながら悩んでいて、ヘパリン類似物質や尿素配合のクリーム塗ったりプロペトで防御してみたりとあれこれ試しましたがやっぱり起床時や化粧を落とす頃になると剥けた皮がピラピラ。。いつ頃からか、改善が見られないどころか剥ける箇所を中心に赤みが出て広がりつつあり……赤みがファンデでカバーしきれず下からじわ〜と透けるまでになってからは半泣きで色々調べました(皮膚科行けって話なんですけどね^^;)。
最初にコレだな!と思ったのはイギリスのケッパーエキス配合のクリームでした。タブロイドでない割とまじめな新聞さえもこのクリームで紅斑が改善した女性の記事を紹介したりしていてものすごく試してみたかったものの、日本へは配送していませんと。なにが納得いかないって、中国本土、香港、韓国へは配送があるんです。最近やたら目につくこのパターン。なぜか東アジアで日本だけ配送国リスト漏れ(泣)
次に目をつけたのがエリザベスアーデンのエイトアワークリーム。元々エリザベス・アーデンが所有していた競走馬の打撲を和らげるために作ったんだとか。そういうストーリーのある商品好きなのでこれにしようかなと思いつつも、中身と値段でうーん。。この内容なら質のいいペトロラタム(サンホワイトとか)と変わらんのでは…と。
エイトアワークリームを調べている最中に、美容家たちの必需品紹介のような記事でエイトアワークリームと一緒に紹介されていたのがこちらカレンデュラ軟膏でした。エイトアワークリームもこちらも、どちらもペトロラタムがベース。
エイトアワークリーム:
ペトロラタム56.8%、ラノリン、ミネラルオイル、香料、プロピルバラベン、ヒマシ油、コーン油、野菜油、トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、酸化鉄 / 1.7oz(≒50g)24ドル、Made in U.S.A.
カレンデュラオイントメント:
活性成分カレンデュラ オフィシナリス 1X 4%、不活性成分白色ペトロラタム / 1oz(≒30g)5.99ドル、Made in France
カレンデュラと Made in France にはそこそこの信頼を置いているので、ちょびっと悩み(もっと効くのがあるんでは、と迷い)ましたが、安いので合わなくてもそんなに落ち込まないだろうなとこちらを選びました。
カレンデュラは古くから抗炎症薬として使われてきた歴史があり、ニキビ治療や止血のほか、ごく一部の研究では放射線皮膚炎に対しても効果があるとされています。よく誤解されますが、カレンデュラはコウオウソウ属のマリーゴールド(学名:タゲテス / 和:センジュギク)とは別物で、キンセンカ属のキンセンカ(学名:カレンデュラオフィシナリス)です。
こちらの軟膏はそのカレンデュラとペトロラタムを混ぜただけのシンプル処方。ペトロラタムが基材なだけありぺっっっとりとしたテクスチャです。無臭。
届いてからしばらく夜のスキンケアの最後そして化粧前にも皮むけを起こしている箇所と赤みが出ている箇所に毎日塗っていました。皮むけは即改善。起きたら剥けていた、夕方になると剥けていた、なんていうことが0に。そのうち塗らなくても剥けなくなりました。
ほぼペトロラタムなわけですが、同じペトロラタムであるプロペトを塗っていた時には改善はしなかったのでやっぱりカレンデュラが何かしらいいことをしてくれているんじゃないかなと感じます。
皮むけと比較するとしばらくかかりましたが、赤みの広がりも改善。小鼻に沿う程度の範囲にまで落ち着きました。
リップケアとしても優秀。指先のささくれにも。紙などでピリッと小さく切ってしまった程度にはよく効いて、治りも綺麗です。飛行機の乾燥対策にもばっちり。あちこちに色々と使えて重宝します。
注意書きとしてカレンデュラアレルギーのある方は使用しないようにとありますが、カレンデュラそのものでなくともキク科にアレルギーのある方は避けた方がいいかと思います。軽度の切り傷や火傷には使用できますが、深い傷、重度の火傷、動物に噛まれた場合は医者にかかったうえで使用できるか医師の判断を仰ぐようアドバイスされています。
しばらく顔面には使用していませんでしたが、ここ最近になって加齢でお肌の新たな曲がり角を曲がってしまったことと乾燥で鼻横に加え両口角の横、顎付近の皮までもがぺらぺら剥けはじめ、赤みもまた領土を広げつつあったのでカレンデュラ軟膏絶賛活躍中です。皮むけはまた速攻でおさまりました。赤い吹き出物に塗ったら二日で消滅。ありがたや。
2019/12/20 00:08:30
「高嶺の花感高めのボルドー」の venus 購入。
セーラームーンで育った子どもたち世代の私からすると、赤みの強いボルドーはどちらかといわなくても火星 mars の色なので、一度間違えて mars 買いかけました^^;
「水分40%配合のヒンヤリとした使用感のアイシャドウペンシル」
ということなのですが、本当に、瞼に直にあてるとひやっとして、水のようにするっと引けます。とっても柔らかく肌当たりがなめらか。良いフィット感ですが、すぐさま固定されはしないのでぼかしたり、指にぐりぐりと取ってからちょっとずつ薄めに伸ばすということも可能。
ライナーとしてもシャドウとしても優秀なボルドーの venus は、思っていたよりしっかり赤みがあり、角度によっては濃いピンクに見えることも。ラメがきらきらですが、ベースの色と一致した赤系(赤みパープル〜濃いピンクのように見えます)のラメなので統一感あって面で反射するような艶感。お洒落。よく反射するのでボルドーのような濃い色でも濃くなりすぎず使いやすいです。
美容成分としてセラミドNP、シルク、ヒアルロン酸Na、マカデミア種子油、パンテノール、パルミチン酸アスコルビル(脂溶性ビタミンC)配合。繰り出し式でおしりにシャープナー付きの至れり尽くせり。MADE IN GERMANY。
手持ちの赤みブラウン/パープル系と並べてみたら(添付写真参照)ダントツ赤っぽく、ダントツきらきらでした。このきらきら具合なら、秋冬に合う色合いのボルドーながら夏でも暑苦しくないのではと思いました。限定品ですが、ぜひ定番化してほしい。他の色も欲しいですし、追加でピュアピンク系やカーキ系、グレー系なんて出して頂けたら絶対買います。
WHOMEE は新ブランドのイメージありますがもう2周年なんですね。年明けから新商品ラッシュでスキンケアラインも拡充されるそう。楽しみです。
星採点甘めです 続きをみる