ぜふぃるすさんのクチコミ投稿一覧（投稿日時順） - My@cosme

ルルルン

フェイスマスク 白のルルルン(旧)

[シートマスク・パック]

容量・税込価格：- (生産終了)発売日：-

限定4種BOX（ピンク・青・白・プレミアム）を購入。

最近、袋物のフェイスマスクをいろいろと試しています。

「ルルルン」は発売当初に使ったことがありましたが、シートが薄っぺらくて、取り出すときも絡まったり破れたり、貼ってもすぐに乾いたりで、とにかく使用感が悪く「袋物はもうやめよう」と思わされた商品でした。
しかし「袋物パックの効果的なポイントは毎日使うこと」という口コミを見て、再チャレンジ。
以前は二日置きぐらいで使っていたのですが、今回はアドバイス通り毎日（夜に）使いました。

まず驚いたのは、「ルルルン」の使用感が激変していたこと。
シートが取り出しやすく、破れにくく、貼りやすく、しかも液がよく染み込んでいて乾きにくい（ダイソーのシリコンマスクを併用すればさらにバッチリです）。
シートの厚みは変わってないような気がするけど、昔ほど広げるのに苦労しないので、やはり何かが違います。
（※ちなみに、保湿性の高い「青」は化粧液の性質からか、かなり取り出しにくいです。最後の数枚になると袋から一枚だけを取り出すのが難しく、一度全て出してから両手で剥がす、ということになり、ちょっとストレスに。）

私の場合、横幅とフェイスラインがやや余るので、目と口に合わせて、顎やこめかみのあたりでシートを畳むようにして密着させています。

白のルルルンは美白効果があるとのこと。
正直、一週間使っても特別なくすみ抜けは感じなかったかな。
大容量をひと月使ってみるとまた違うのかも。

液はサッパリしながらもたっぷり付いており、剥がしてからのハンドプレスでもちもちになりました。
ベタベタ・ヌルヌルするのが嫌なので、ピンクや青のルルルンに比べると白は使いやすいです。
しかもピンクのタイプに至っては、最初はべたつくのにしっとり感が続かないため昼間に使用。保湿したい夜には不向きでした。

４種のうちもっとも好感触だったのはセット限定のプレミアム（ゴージャスローズの香り）。
ちょうどいいしっとり具合でバラの香りも心地よかった。
定番ならばコレを買うのになぁと思いました。

比較すると…

さっぱり ＞ しっとり
ピンク ＞ 白 ＞ プレミアム ＞ 青

最近購入した袋物フェイスマスクの比較では…

・シートの厚みと貼りやすさ（今回は厚いものほど貼りやすかったので同時に比較）
厚くて貼りやすい ＞ 薄くて貼りにくい
透明白肌ホワイトマスクN ＞ ルルルン ＞ エステティックマスク（TBC）＞ 高保湿ツヤマスク（クリアターンベイビッシュ）

※エステティックマスク（TBC）は美容液がヌルヌルしていて広げにくく、高保湿ツヤマスク（クリアターン ベイビッシュ）はシートが薄っぺらく、特に鼻の下や目のまわりはヨレヨレで問題を感じました。

・期待していた保湿感
しっとり ＞ さっぱり
透明白肌ホワイトマスクN ＞ エステティックマスク ＞ ルルルン全シリーズ ＞ 高保湿ツヤマスク

・満足度
リピするかも ＞ もう買わない
透明白肌ホワイトマスクN ＞ 白のルルルン ＞エステティックマスク ＞青のルルルン ＞ ピンクのルルルン ＞ 高保湿ツヤマスク

期待せずに買った透明白肌ホワイトマスクが意外と良かったんだな〜と再認識。

そして…「毎晩フェイスマスク」を始めてから、肌の調子がとても良いです！！！
ニキビは相変わらずできますが、ニキビのないところがスベスベ♪
肌荒れや乾燥が格段に改善されたので、これは癖になる。

大容量のものは肌に合わなかったときのことを考えるとなかなか手が出ないので、５〜１０枚入りの袋物のフェイスマスクが充実すればいいなと思います。

使用した商品

• 現品
• 購入品

ジバンシイ

ルージュ・ジバンシイ・シアー

[口紅]

税込価格：- (生産終了)発売日：2015/5/1

最高です。
ここ数年に自分が購入した口紅の中ではトップを争う使用感です。

色は204 rose perfecto（パーフェクトピンク）
perfectoと「o」で終わってるってことはスペイン語でしょうか。でもスペイン語ではrose（ピンク）はrosadoロサードのはず。不思議なネーミング（仏語だとrose parfaitのはず）。公式サイトで他のネーミングもチェックしてみましたが、言語が混在しているのはこの204のみでした。perfectoを調べてみるとそういう葉巻の種類があるそうですが、この場合は形容詞で使われているのでそれとは関係ないか…。

この春はほとんどのブランドからシアーな口紅が発表（もしくはリニューアル）されましたが、私は高発色でマットなタイプが好きなので（ナチュラルにしたい場合はグロスだけだったりする）シアータイプとは無縁だと思ってました。
唯一持っているシアーと呼べるものはディオールのアディクト。でもあれは柔らかいため発色を良くしようと塗りすぎるとしっとりを通り越す感じがするし、減りが早い。
なので美容液を買いに行った際に試しに塗ってもらっても「ちょっと考えます〜」などと言って放置。しかしお会計をしている間に鏡を見ていると、唇が…なんか綺麗。しっとりしているのに表面はセミマット。ピカピカしていないのは私好み！何より透明感があって、今までの高発色のものとは違う！！
お会計を終えてキレイに梱包してもらったあとで「やっぱりコレも…すいません笑」とさらにお会計。

大正解でした。
直感の買い物は失敗することが多いので、使用するまではドキドキでしたが。

204 rose perfecto（パーフェクトピンク）は、このシリーズ中で最も彩度高めのピンクです。

ちなみに私の肌色はブルベ・イエベの中間。パーソナルカラーは冬で、フューシャや青みピンクは得意色です。

テクスチャーは固すぎず、柔らかすぎず。
固さだけで言うとルージュ・ジバンシイの方が柔らかいかもしれません。
唇にするりと滑らせるとうっすら色づきます。
往復塗りで色が出る感じです。
さらに重ねても付きすぎることがないので、調節もしやすいかと。
シアーなのでどピンクにはなりませんが、この微妙な感じが可愛い。
高発色loverの私も思わず夢中になるシアー感。
確かな透明感と、ピンクの色味がさらに春らしさ満開！

そして何よりこの質感。
少しぐらい唇のコンディションに自信がなくても、結構キレイに仕上がります。
厚ぼったくならないのにしっとりしてて、べったり感は皆無。
表面はセミマットなので肌もキレイに見せてくれる感じ。

何がすごいって、唇がすっごく柔らかそうに見えるんですよ！！
まるで元の唇の色がこういう色だと思えるほどの馴染み方です（204の場合ですが）。
キスしたら口紅が付くなんて、これだったら思われないんじゃないかしらん。

化粧感ともナチュラル感とも違う、なんかあまり体験したことない感じ…（口紅経験浅いですが）。

保湿力は、マットに慣れた私からすると十分です。
２、３時間、いや下手したら４時間はそのままでいられるかも（もちろん飲み食いなしの場合）。
しっとりしたものに慣れている人は、一時間ほどでやや表面が乾いてくる感じが気になるかもしれません。
でもそれはあくまで表面で、見た目の柔らかそうな感じは変わりません。
私はこの表面の質感が好きなので、グロスは無しで。

色持ちも良し。
飲食するとやや発色が弱くなる感じで、高発色じゃない分ゆっくり自然に取れます。
汚さは無し！

参考までに、私のベストリップはシャネルのルージュアリュールヴェルヴェットですが、軽い付け心地がとても似ていて、甲乙つけがたい満足度です。

ただ…香りがよく分からない。
別に文句言うほどの匂いではありませんよ。
なんの匂いなのか、いい匂いなのか悪い匂いなのかすら分からない。塗ってすぐに何かを飲んだりすると匂いが少し影響します。まぁ、どの口紅も大体そうですよね。

赤系も欲しいなぁ。どんな感じになるんだろ。

余談ですが、ポスターなどにも書いてある商品名「Le rouge a porter (ル・ルージュ・ア・ポルテ)」（本当はaにアクセント記号）は「プレタポルテ」のもじりでしょうかね。
この場合は「身につける口紅（付けることと持って出歩くことの両方の意味）」ってことでしょう。
おされ。

ケースは思っていたよりずっと細身で、軽いです！
確かに、これなら持ち運びに躊躇しません。

画像は二回直塗り、自然光です。

使用した商品

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トム フォード ビューティ

ウルトラ シャイン リップ グロス

[リップグロス]

税込価格：- (生産終了)発売日：2013/2/27

03 サハラピンク購入です。

当方、肌はイエベ・ブルベの中間色でパーソナルカラーは（たぶん）冬。
リップはオレンジ・朱色・ブラウンと黄味のある色が全くダメで、ピンク・真紅・ボルドーが個人的にも好きです。

口紅やグロスを見せていただいた際、「自然でヌーディーなピンク、口紅はマットが好き」とお願いしたら、リップカラーのピンクダスクに合わせてこちらを塗ってくださいました。
ピンクダスク（口紅）は僅かな色味を添える可愛らしいベージュピンクですが、私にはちょっと上品すぎ。垢抜けて見えるけど、もう少し血色が欲しい…と思っていたら、美容部員さんがお決まりの流れであるかのように「こちらを合わせるのも可愛いですよ」と（たぶんお決まりの流れなのでしょう笑）。

たしかに色味とツヤが足されてやりすぎ感のない若々しさが！
最近ずっとマットリップに傾倒してたから、このツヤ感は久しぶり！
美容部員さんもおっしゃっていましたが、これはグロスというよりもリキッドルージュとして使えるほどの発色と色持ち。
塗った直後は表面を覆うツヤと自然な色っぽさにまず感動。
唇がふっくら立体的に…というより、艶かしい柔らかさが強調されるような。
その後、映画館で二時間コーヒーを飲みながら過ごしましたが、映画が終わっても残っていてさらに感動。購入決定！

今回は口紅を見送ったので、基本は手持ちのベージュピンク系マットリップ（シャネルのルージュアリュールヴェルヴェット等）に合わせたり、こちらを単品で使用しています。出番のないオレンジ味のリップを唇の中心に塗った後、全体にサハラピンクを重ねて丁度良いコーラル具合を探したりといろいろ応用も。

リキッドルージュっぽいグロスといえば、シャネルのアリュールグロスを持っていますが、塗ったときの軽さやツヤ感はトム・フォードが上かな。
保湿や持ちは微妙な差でシャネルが上かも（でもほとんど変わらない）。
フィット感は同じくらい良いですが、シャネルに比べてトム・フォードはベタベタしないのでそこが高ポイント。

香りはどちらもバニラ系。
シャネルが雪見大福のような甘さ控えめの香りだとすると、トム・フォードはもう少し砂糖多めの香り。可愛らしくてどちらも好きです。
塗った後はしばらく匂いますが、甘ったるすぎず主張しないので問題無し（ちなみに私はYSLのマンゴーの香りがダメでした…）。

こちらのグロスは塗った後、唇を合わせない方がキレイに長持ちします。
私は口紅を塗った後、馴染ませるためによく唇の上下を合わせるのですが、癖で同じようにしてしまうと表面のウルウル感を少し損なってしまいます。
色がしっかり出るタイプなので、あまり合わせすぎると外側に色素が偏ってしまうことも（めちゃめちゃ凝視しないと分からないですが）。

なのでメイクの仕上げに表面を覆う感じで塗るようにしています。
すると、まるで唇をラップしたかのようにツルッ。
安定した表面のツヤに水を湛えたような柔らかさ。まさに大人のグロス。

ただ、縦じわを消したい一心で厚塗りしすぎると、軽い付け心地は一気に悪夢に。
テクスチャーが柔らかいので塗りすぎると唇の端に溜まったりはみ出す可能性も。
というのも…私はまったく縦じわを気にしない派（そんな派閥があるかどうかはともかく）なのですが、お店で一度こちらを塗っていただいたとき（上記の美容部員さんとは別の方です）、担当の方が口紅を若干オーバー気味に塗ってしまい、こちらのグロスもそれに合わせてたっぷり乗せてしまいました。
おかげで私の唇は窒息寸前。
唇を合わせると下唇にグロスが寄ってムラに。店を去った後にオフしました。
そのとき感じたのは、塗りすぎダメ・絶対、ということですね。

でも、別の日の違う美容部員さんには嬉しいお言葉もいただきました。
たまたまその日の私の唇の状態が絶好調だったこともあり「いいですね〜！唇が綺麗だとグロスも少量で仕上がります！その方が美しく決まるしお得ですよね〜笑」と。
しかし私の唇の状態も日によって様々。
唇のケアが日々のリップメイクに大事なことはマットリップを愛用しているので分かっているのですが、グロスを使用するときも必要だったのですね。
メイクはスッピンを隠すためではなく、スッピンを利用した美であると再認識させられました。

プラス「質感」で考えると、万能なこの手のピンクが一本あれば充分かな。
他の色を狙う予定は今の所ありませんが、ラメ系無し！（よね？）というこのストイックな姿勢は好きです。

画像は１枚目上：スッピン（顔も^^;）
下：その上にサハラピンクを塗ったもの。
２枚目：なんとなく角度を付けて撮ってみました。

使用した商品

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ネイルホリック

ネイルホリック

[マニキュア]

容量・税込価格：5ml・330円 (編集部調べ)発売日：2015/2/16 (2022/7/16追加発売)

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追記：PU100の画像を追加しました。ラメが入っていますがほとんど分かりません。ブルベの人なら白浮きしない馴染みの良い色。高級感はないけど嫌いじゃないです^^

〜前回の口コミ〜
近くのドラッグストアに全色ずらりと並んでいました。
日も暮れて遅かったからか広い店内の化粧品コーナーには私一人。
熟考して、最終的に購入したのは以下７色。

PU100…細かなラメが入った白ラベンダー。
PU103…白を混ぜたようなクリーミーな紫。濃いめのスミレ色（不思議なことに公式サイトに載っていない）。
PU104…青みの強い方のダークパープル。
RD400…ハッキリした赤。ボトルではオレンジ寄りでもピンク寄りでもない。
PK801…花びらのようなピンク。PK800と迷ったが、春を意識して明るい方にした。
RO601…ハッキリしたコーラルピンク。イエベ寄りの祖母に塗ってあげたくて。
BL904…ボトルではシルバーパールがクールなブルー。涼しげな色だけど、秋冬でも使えそう。

最初に手に取ったときは、ちょうどいいサイズ感！しかも安い！ネイルを始めた頃コンビニで買っていたマニキュアを思い出しました。
７色買ってもハイブランドのマニキュア一本の値段になりません（貧乏くさい話でスミマセン笑）。
しかし安かろう悪かろう…。見つけた日は３本買って試しに使ってみることに。

普段はエッシーを愛用。時々OPIやアディクション。稀にプチプラです。

ボトルは長細すぎず小さすぎず、片付けやすくて好きな形です。
この形とサイズ感が何かに似てるなと思ったら、アディクションのミニサイズにそっくり！
よく考えたらアディクションもコーセー系。同じ会社でした。

筆は、アディクションの筆が平筆なのに対して、こちらは丸く束ねられた形。
エッシーよりも若干太めで液含みが良いです。
私は爪が小さいので、筆のみに関して言うと、エッシー＞ネイルホリック＞OPI・アディクション、の順に使いやすく感じます（エッシーが最も塗りやすいです）。

液質は（開封状況によって変化していくため確かなことは言えませんが）粘り気が少なく均一に伸びます。
私はエッシーやアディクションなどを使いながら、同じブランドでもカラーによって液質（粘度・発色・乾きの速度）の差を何度も感じてきたので、こちらも同様にカラーによって差があるだろうと考えています。

このシリーズは微妙な色味の差で多くのカラーを展開させていますが、特に多いのがピンクとパープルですね。
パープルは赤紫と青紫、薄紫の全てを抑えつつ５、６色はあるのではないでしょうか。
紫好きには嬉しい。

私がまず使用したのはPU103。なぜか公式サイトに表記されていません（記載漏れ？）。
ボトルの色は落ちついたスミレ色。
塗ると一度塗りでも十分な発色、伸ばされて薄くなったところに赤みを感じます。
二度塗りすると均一に。色はあまり変わりません。

私はエッシーの no more film（青紫）が大のお気に入りなのですが、no more film がほぼ紺色なのに対して、PU103は赤みもあって明るめ。ポップな印象です。
これには塗った瞬間にビビっときました。私にとって理想の紫！
肌も白く見えるし黒すぎない。赤みもあるけど、ちゃんと青紫。暗いところではネイビー。
このちょうどいい中間色ぶりは、他のブランドで見つけられるかどうか。
なので追加で購入予定です。
小さいので場所を取らないし、封を開けずに置いとけるのでいいですよね。
大きいものを開封して何年も使うよりこっちのほうが便利かも。

ツヤ感も含めモチはいいです。エッシーよりもツヤが持続するところや乾きの速さなど、アディクションに似ているなと思うのは気のせいでしょうか。

マイナス点は他の方がよく言われている「商品が売っていない」という問題。
「限定」の表記はどこにもないのでしばらくは販売されるのだと思うのですが、地域や場所によって差が激しいようです。私の近くのお店でもいつ無くなるか分かりません。急いで買わなくちゃという焦りもあり、その不安定さがマイナス（安定して買える商品なんて無いとは思いますが）。
そして展開色。私はラメ・パール系を塗らないのでこのラインナップには好みの色が多いのですが、祖母に色を選んだ時にピンクやローズのラメ・パール系がないことに気づきました。微妙な色展開は嬉しいけどどことなく偏りも感じます。

画像は左からPU100二度塗り、PU103一度塗り、アディクションミニボトル（ル・メプリ）とネイルホリックRD400を並べたもの。
ちなみにアディクション（ル・メプリ）は黄色味の多い朱色です。

使用した商品

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トム フォード ビューティ

タバコ・バニラ オード パルファム スプレィ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：30ml・23,100円 / 50ml・37,180円発売日：2012/10/24 (2021/6/9追加発売)

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今年一つ目の香りもの！
年明けすぐに、まだしばらく寒さが続くのでこの季節に合うものはないかと相談していたのがトム・フォード。
３回ほど通って、やっと決めることができました。
様々なものを香らせていただいた末、結局、最初の印象がもっとも強かったタバコ・バニラに。

普段はシャネルのココ・ヌワールを愛用しております。夏は、こちらもシャネルのChance オー・フレッシュやブルー・ドゥ・シャネルなど。
爽やか系〜ウッディ系が好みで、メンズ物もOK。

タバコ・バニラはボトルを嗅ぐとシナモンのようなスパイシーな香りに、カカオ、アニスのような甘さ、シガー（葉巻）のニュアンスが植物の爽やかさも感じさせる、メンズ寄りの香りです。
実際に体につけると、温まってか甘さが表に出てきます。
ともすれば酔っ払うようなラム酒やブランデーを思わせる芳醇な香り。そしてカカオ９０%越えのビターチョコのような、ギュッとくる刺激臭。
そう、なんだかちょっと美味しそうな匂い（私はバニラのようないわゆるグルマン系の香りは好きではありませんが、そういうのとは全然違います）。

私の場合、他の香水はいつも腕と胸あたりにつけますが、こちらは付けすぎないよう注意が必要。
胸は位置が高すぎるので、お腹のあたりにできるだけフワッと。
暖かいところにいると甘い香りが上ってきて、主張を激しくしてしまうので要注意。

ですが寒い場所ではこの香りが自分を温めてくれる感じがしてそこが好き。
コートを脱いだ時にいかにさりげなく周囲に香らせるか、そしてコートの中でいかに自分で楽しむか、そんな駆け引きを楽しませてもらっているこの頃。

トム・フォードのお店ではどなたにも、この四角い香水のシリーズ（トム・フォードの香りの瓶はこの形がほとんど）は全てシングルノートだと言われます。
確かに香りの変化はあまりありません。
最初に吹き付けたときの爽やかな酸味のある部分は、いわゆるトップノートとは違いすぐに飛んでいきます。
その後の印象があまり変わらないので、他の香りとの重ね付けが楽しめる、というわけです。
香りの持続力は、香りの変化するものと比べるとやや弱めな気がします。タバコ・バニラは元々強い香りなのでかすかに残るぐらいがちょうど良いです。

しかし不思議なことに、海外の口コミサイトや通販サイトではトップ、ミドル、ベースと変化するかのような解説が載っています。
別のサイトではシングルノートであることを前提として、「オープニングはタバコの葉とスパイス、中心にトンカビーンとバニラ（中略）、ドライフルーツや樹液の香りで幕を閉じる」とあり、あくまでシングルノートにある物語として、香りを説明しているのだと理解しました。
ちなみにトム・フォードの公式では…解説文なし！
私は、たぶんシングルノートで間違い無いと思います。

香りに関しては個人の好みが全てですから、理屈やウンチクをこねるよりもまずは嗅ぎに行くことが大事ですね。
稀に、自分の好みとは少し違った香りがどうにも気になる時があったりします。
タバコ・バニラも私がこれまで使ってきた香水とは一線を画す香り。
その上、今回はジバンシイのダリア・ディヴァンと迷いながらの決断でした。
ダリア・ディヴァンはフローラルウッディ系でトップは甘め。タバコ・バニラとはもちろん全くの別方向をいく香り。可愛らしい香りで、とても自分に似合うとは思えない。それでも気になって仕方ない。これは恋。
ふたつも買うと贅沢なので仕方なく天秤にかけることに…。
二人の男を天秤にかけるような気持ち。笑
ダリア・ディヴァンが初恋のあの人だとすると、タバコ・バニラはごく最近のあの人…だとして、結局、初恋の人を思い出すのはもう少し後にすることにしました（笑）。
でも今年中には側に置きそう…。弱い私。

ちなみにタバコ・バニラと重ね付けをオススメされたのは、私がウッディ系信者ということもあり、ウードウッド、ノワール・ドゥ・ノワール（ノワール・デ・ノワール？）の二つ。
どちらも単品ではオリエンタルなお香のよう。
個人的にはノワールドゥノワールがとても気になっております（お手紙に吹き付けていただいた香りを一週間楽しみましたが、すごくリラックス出来る香りです）。
こちらもシングルノートなので、吹き付けてすぐに感じる華やかで強い香りから、落ち着きのある上品な香りになるまでが早いです。
タバコ・バニラに女性らしさをプラスできるので、購入候補のひとつです。

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