2009/3/7 18:17:59
セージ精油配合の入浴剤。サルビアはセージのドイツ語名でシソ科の薬用ハーブ。
豚肉料理に添えるスパイシーな香りをイメージしていましたが、こちらは優しい香り。
まろやかでフレッシュ。ほのかに甘みもあります。
他の種類(レモン、パインツリー、ラベンダー、ローズマリー)も香りを試しましたが、
一番好みだったのがサルビアでした。
入浴剤なら手軽に、アロマテラピーができます。
サルビアの芳香成分が皮膚・呼吸器から血中に浸透、手足の冷えを解消。
収れん効果もあり、切り傷・ニキビなどにも有効。
また、サルビアは殺菌・消臭効果にも優れているので、マウスウォッシュにも使われます。
(サルビア(Salvia)の語源は「無病息災」を意味するサルウス(salvus)」だそう。
古くから薬として扱われてきたんですね。)
透明な薄い紅茶色で、とろりとしています。キャップ3〜5杯が1回分。(キャップ1杯約5ml)
香りの飛びは早く、きちんと香らせたいならキャップ5杯くらい必要。
ただ、毎回キャップ5杯では約6回しか使えません。
キャップ3杯だと約10回使えますが、香りが持続しません。
お湯に溶かしたてはふんわり香って満足ですが、すぐに物足りなさを感じます。
敏感肌の方は、キャップ3杯くらいが穏やかに使えて良いと思います。
お湯に入れると一瞬白濁しますが、混ぜると透明になります。
きれいに混ざり合い、水面に油浮きもありません。ヌルつきもありません。
乳化剤に使われている硫酸化ヒマシ油は、石鹸に次いで発明された最も古い界面活性剤。
乳化力に優れているそう。
ラヴェーラのバスオイルに比べると発汗はそれほどでもありませんが、
じ〜んわり温まります。
湯上り肌に油分が残っている感じはなく、あっさりしています。
浴槽がヌルつかない点も使いやすいです。
入浴剤は、その日の気分や疲れ具合によって香り(精油)を使い分けた方が
効果的だと思うので、数点用意しローテーションで試しています。
この入浴剤は、香りが良く、クセもなく使いやすい。
ただ、香りの持続力が無いのとお値段の高さがネック。
香りをより楽しむなら、ラヴェーラのバスオイルの方が好きです。
【配合成分】
硫酸化ヒマシ油、グリセリン、エタノール、香料、セージ油、ホホバ油
【価格】ドイツから個人輸入。150ml、24.00EUR(購入時レートで1,653円)/国内価格3,150円(税込)
全5種。
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2008/8/17 14:39:52
これ一本で頭から体まで洗える便利な商品です。石鹸でも全身洗えますが、
こちらはオーガニック製品にしてはとても安くお得感があるし、高評価だったので、
興味本位で個人輸入の際一緒に注文しました。
まず、市販の一般的なボディシャンプーにありがちなクリーミーな
パールカラーや甘いグミ菓子の香りに、違和感を覚えました。
シャンプー使用には3回で断念しました。とろりとしたテクスチャで扱いやすく、
泡立ちもとても良く、軋みもそれほど感じませんでしたが、翌朝の髪が全く
まとまりません。
乾燥しているわけではないのですが、毛先がばさばさと広がります。
寝癖もひどく、スタイリングが大変でした。クエン酸リンスとの相性が
悪かったのかもしれません。愛用しているオーブリーGPBコンディショナー
との相性は分かりませんが、成分的にもシャンプー使用は断念しているので、
試していません。
ボディシャンプーとしてですが、少量でたっぷり泡立つので気持ちよく洗えます。
ただ泡切れが悪く、ぬるつきがなかなか取れない感じがしました。
脇の下は何度も洗い流しているのに、いつまでも洗い残しがあるような
気がして、少し神経質にこすり洗いしました。
洗い上がりはしっとり目なので、ボディクリームを省略できそうですが、
シャワー後のボディケアも楽しみなので、もっとすっきり洗いあがる方が好みです。
で、一番気になったのが成分でした。
ラヴェーラは、製品に使用する合成界面活性剤は100%植物由来だそうですが、
この商品は、個人的に避けたい硫酸系の合成界面活性剤(ラウリル硫酸アンモニウム)が
主要な洗浄成分です。
それ以外にも5種の合成界面活性剤が使用されています。
いずれもココナッツ油由来の合成界面活性剤ですが、単品では良くても
複数は入れば、その刺激性は相乗的に大きくなると考えられます。
植物由来の合成界面活性剤であっても、大量生産可能な
化学合成品には違いなく、刺激や毒性が全くないわけではありません。
一口にオーガニック系といっても様々ですね・・・。もちろんラヴェーラが、
というわけではありませんが、最近一般的に「植物由来」という言葉もよく耳にします。
それが本当に安心なのか、売り文句にされていないのかな、とふと思いました。
この商品自体は成分を抜きにしても、洗い上がりや香りが好みでないので、
リピートはありません。
個人的には避けたい成分が入っていたので、☆2の評価にしました。
Basis Sensitive Shower Shampoo for Hair & Body
ドイツから個人輸入。250ml、4.99EUR (購入時レートで692円)/国内価格1,575円(税込)
1ml当たり6.3円
≪全成分≫
水、グリセリン、ラウリル硫酸アンモニウム■■(合成界面活性剤)、ラウリルグルコシド■■(合成
界面活性剤)、ラウロイルサルコシン■■(合成界面活性剤)、コカミドプロピルベタイン■■(合成界面
活性剤)、ヤシ油アルキルグルコシド■■(合成界面活性剤)、グルタミン酸グルコース、パンテノール、
ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド■■(陽イオン界面活性剤)、
ジステアリン酸グリコール■(油剤・閉塞剤)、香料、アルゲエキス 、メリッサ水 、スギナエキス、
トウキンセンカエキス、エタノール△
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2009/11/8 11:08:23
マルティナのHPがリニューアルされて、見やすくなりました。
無料サンプル請求もできるんですね。
HPではオーガニックコスメを謳うだけでなく、マルティナ独自の製法や
デメター農法、成分について詳しく解説されていています。
ただ、植物の力を最大限に引きだすという”スパゲリック法”については
これまで同様、一文しか説明がありません。
未だよく分からない”スパゲリック法”。分かりやすい解説があればな、と思います。
(ドイツコスメのソルーナも”スパゲリック法”を採用しています。)
口コミから話しがそれてしまい、すみません。
こちらはマタニティケア用のボディバター。個人輸入した際についていたサンプルです。
これを取り出したきっかけは、老人性乾皮症というんでしょうか・・・。
お腹まわりが非常に痒く、白くポロポロと皮膚が剥がれ落ちる程になってしまったから。
透明感のあるベージュ色で、植物エキスが混じり合ったような
爽やかで自然なハーブの香りがします。
ベースはデメター認定を受けたオリーブ油とミツロウ。
お風呂上りの体温ですぐに柔らかくなり、手触りはとっても柔らかく滑らか。
ヘアケア物ですが、ジョンマスターオーガニックの「トリートメント グロスワックス」に
見た目も質感もそっくり。(ジョンマスターもオリーブ油とミツロウベースです。)
オイリーでベトつきますが、広範囲にものばしやすく、
翌日お腹まわりの痒みと皮剥けは解消されていました。
肌の急激な伸び縮みによる妊娠線を防止するには、これくらいの油分で
お肌の柔軟性を保っておく事が必要なんですね。
ベタつきが長く続くので、ハンドクリームには不向きかな。
妊娠中は精神が不安定になると聞きます。
天体の動きに合わせて、「根の日(土の星座)」の時だけに作られるという
マルティナのクリーム。マルティナの製品から受ける暖かさや愛情といった印象は、
こうした地球のコンディションも組み込んだ製品作りからくるのかも知れません。
妊婦さんになったら、是非これでお手入れしたいと思います。
【配合成分】
オリーブ油**、ミツロウ**、アルニカ花エキス**、スギナエキス**、セイヨウキズタエキス**、
ハゴロモグサエキス**、ヨーロッパシラカバエキス**、ローズマリーエキス**、カカオ脂*、
ヒポファエラムノイデス油*、ヤシ油*、トコフェロール (**はdemeter認定)
【現品価格】100ml 7,350円 (※ドイツ価格 20,95EUR、約2,800円)
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2009/7/4 19:28:34
ミストタイプのデオドラント剤。
「ダイサンチク(泰山竹)」という竹の樹液から抽出したミネラル豊富な
エキスが配合されています。それで”アジアン”なんですね。
ダイサンチクエキスには抗炎症、浄化、収斂作用があります。
「ハス花エキス」も”和”なイメージ。実際の香りはすっきり爽やか。
ほのかに甘く穏やかな雰囲気が漂います。
体臭がごく弱い場合や冬には、この淡い香りで体臭を隠すのに役立つと思います。
(香りに持続性は、ほとんどありません。)
汗の発汗能力を抑える制汗作用は殆ど感じませんので、夏には物足りない。
強い成分を全く使用していないシンプル処方なので、仕方がないとは思います。
特に気になったのが、サンフラワー油や乳化剤配合のせいかこれをワキにスプレーし、
乾くと少しペタっとした感触が残る事。
日中に汗をかく事を思うと油分は必要ないかな。
スプレーした瞬間のリラックス効果は感じますが、制汗デオドラント剤としての効果は
天然のアルム石に劣るので、こちらをリピートする事はないとないと思います。
【配合成分】
エタノール*、水、香料(エッセンシャルオイル)、クエン酸トリエチル(香料)、
乳酸ラウリル(△香料・エモリエント剤)、ダイサンチクエキス、ハス花エキス、
ビサボロール(カモミールから抽出した精油成分。香料・抗炎症作用)、レシチン(乳化)、サフラワー油
* 欧州の有機認定原料
【価格】
ドイツから個人輸入。100ml、7.56EUR(購入時レートで1,104円)/国内価格2,625円(税込)
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2008/11/20 20:54:20
サンプルパウチ1包(1ml)使用。
有機栽培のシア脂ベース。真っ白なクリームです。のびはとても良いです。
ナチュロンハンドクリームのような瑞々しい感触ではありませんが、
クリーム独特な油膜感は最初だけ。
シア脂の特徴かもしれませんが、すぐに吸収され意外にサラリとして
しっとり感が残ります。ベトつきは感じませんでした。
香りは好き嫌いが分かれるかもしれません。
ラヴェーラ特有の甘いお菓子の香りです。やや爽やかさがあり、甘いラムネ?ガム?
ラヴェーラの他の製品は、香りがあまり好みではありませんでしたが、
手は使用面積が小さいからか、仕事中は甘い香りで癒されたいからか、これは好きです。
少しの間、空気中に甘い香りが漂っています。手にも残り香がします。
最近試したハンドクリーム3種類の中では、これが一番きちんと潤う感じがして好感触でした。
(植物バター系の自作クリームを作っているので、ハンドクリーム自体の購入は
当分ありませんが・・・。)
お値段もパックスナチュロンハンドクリームとほぼ同価格。ファミリーサイズでお買い得です。
携帯に便利なミニサイズもあるそうです。
評価をつけるとしたら★4〜5です。
【配合成分・使用目的】
水(ベース)シア脂(保湿)、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル(ベース)、ダイズ油(エモリエント)、
エタノール(防腐)、グリセリン(保湿)、水添パーム油脂肪酸グリセリズ(保湿) 、
ステアリン酸(粘度調整)、ホホバ油(エモリエント)、セルロース(天然ポリマー)、
アーモンド油(エモリエント)、水添レシチン(乳化)、酢酸トコフェロール(酸化防止)、
キサンタンガム(増粘剤)、香料、リゾレシチン(保湿・乳化)、トウキンセンカエキス(保湿・沈静)、
カミツレエキス(保湿)、レシチン(乳化)、トコフェロール(酸化防止)、
アブラナステロールズ(エモリエント)、パルミチン酸アスコルビル(酸化防止)
*BDIH(ドイツ化粧品連合)認定自然化粧品
*2007年にエコテストで"優良"認証製品
*香料には天然精油や植物エキスを使用。
125ml、1,575円(税込) 1ml当たり12.6円
ベーシック ハンドクリーム ミニ(携帯用)30ml、525円(税込)
- 使用した商品
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