2021/7/11 22:01:51
やだわー
こまるわー
すきだわー
運命感じるわー
リブレシリーズをすべて試しました。
トワレは「気軽に付けられるNO1」
ベルガモットがみずみずしく香り、ラベンダーが控えめに顔を出します。
そこからはジャスミンがメインですが軽やかで心地よく、控えめに白茶、軽いパウダリー。
ムスクもバニラもアンバーも全部控えめ。
しかし4-5時間はしっかり香ります。
もひとつ言うと、ラベンダーも控えめ(!)
メインはジャスミンと白茶(紅茶やウーロン、緑茶などの渋さではなく、お茶の甘さをイメージしてください)
ですが、この高級ジャスミンティの優しい香りは物足りなさは一切なし。
ウキウキするような感じでは無いですが、優しさに包まれているような素敵な香りです。
はぁー、買うてまうやろー。
個人的にオードパルファムは秋冬、オーデトワレは春夏。
アンタンスは極寒の屋外に居る日。
そして最近のイヴ・サンローランは、モンパリアンタンス、リブレオードパルファム、リブレオーデトワレ、ブラックオピウムニュイブランシェといい最適な振れ幅で展開されていて1年をイヴ・サンローランで完結できるほどです。
なによりも探していたPUPAのプリューム(廃盤)の超絶グレードアップ版でして運命かと思いました。
トップ:タンジェリン、ベルガモット、フランス産ラベンダー
ミドル:モロッコ産オレンジブロッサム、ジャスミンアブソリュ、ホワイトティアコード
ラスト:ムスク、バニラ、アンバーグリス
アン・フリッポ氏、カルロス・ベナイム氏の共作
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6/23速攻で事前販売ポチリ。
なんとサンプル試して合わなければ返品okとな!
むー。
手元に既になんだかんだでサンプル2本あるんやけど・・・。
むーむーむー。
購入特典でもリブレのトワレとパルファムのサンプル選べるんかーーい!!
選ぶに決まってるやん。
現在手元にトワレサンプル4本、パルファムサンプル2本。
自分アホちゃうかな、アホやな、アホ。
でもアホになるくらい好きなんです。
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2021/6/8 11:08:19
総括
香り・ストーリー
ティエリー・ワッサー氏のゲランの5代目調香師としてのはじめての作品(シプレーフローラル)
ブティックのスタッフにお披露目した際にはゲランの香り(ゲルリナーデ)がしないと言われたとか。
でも「俺はこの香りが一番好き」と公言されているのだとか。
MHLVの傘下になったゲランの専属調香師としては1代目のワッサー氏。
ゲルリナーデがあるからこそワッサラーデを奏でられるんではないでしょうか。
2011年に初回購入(お初ゲラン)
2021年に数年のブランクを経てリピート
最初に薔薇がガツンと来てピオニーや鈴蘭に引き継がれパチュリが引っ張るイメージ。
時々トップにライチを感じます。
香りの変化も穏やかながら楽しいです。
甘くないドライでクリーンなんだけど瑞々しさを感じる。
全知全能の神ゼウスが絶世の美女ダナエに捧げた純愛をコンセプトに掲げた香りなので、やはりオフィスよりデートに纏いたいですね。
拡散性はそこそこ強いですが、甘くないフローラルとパチュリなのでよっぽど付け過ぎなければ・・・と言ったところ。
香調を調べれば微妙に違うレシピが出て来て、ボトル変更と共に変わったのかと思いましたが、オーデパルファンとオードトワレが取り違えられている様なので自分のために整理。
トワレはトップとミドルが再構成されてラストにイランイランが入ってます。(試香したことはありません)
オーデパルファン
トップ:フリージア、ブルガリアン・ローズ(この薔薇がラズベリー、ライチを連想させる特徴が有る)
ミドル:ジャスミン、スズラン、ピオニー、リリー、ホワイトライラック
ラスト:ムスク、パチョリ
オードトワレ
トップ:リリー、シャクヤク、フリージア、ホワイトライラック、オレンジブロッサム
ミドル:ジャスミン、ブルガリアン ローズ
ラスト:パチュリ、ホワイトムスク イランイラン
ボトル変遷
1作目2009年 涙型ボトルの側面もキャップから続くようにゴールドで彩られている
(オラ・イト氏デザイン)
2作目 不明 涙型ボトルでキャップ以外は普通のガラス(オードトワレと同じデザイン)
3作目2017年 すりガラスのビーボトル
4作目2021年 逆さハートボトル
中国のゲランでは逆さヒールボトル(涙型ボトル)も取り扱いがある様です。
オンラインのみかもしれないです。
ビーボトルに変わってショック過ぎて買う気も失せてしまったくらい逆さヒールボトルが好き。
2021.7時点では逆さハートは75mlのみ・・・。
ようやく最近手元にあるビーボトルも可愛いなと思える様になりました。
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2021/8/13 11:21:08
2021年9月にゲランの香水ラインナップが一部大幅に改変される。
ラール エラ マティエールシリーズにはドロップという20mlの携帯サイズがあったのだが、8月いっぱいで終了するとの事。
このドロップは本体とシースと呼ばれる革製のケースのセット品、シースは色とりどり9色から選べる。価格はセットで1万弱。
この20mlという絶妙な量はこの先も継続して欲しかったです。
さて、ジョワイユーズチュベローズですが、ネロリウートルノワを購入した際に沢山もらったムエットのうちの一つです。
クルーエルガーデニアとジョワイユーズチュベローズは本当に驚きました。
どちらも実際に咲いている花は可憐さや爽やかさ、丸い甘さや瑞々しさを感じるのですが、香水となると甘く重たい事が多く、使用するシーンが限られてくるイメージでした。
この二つはそんなイメージとは真逆!まるで咲いている花の香りが風で運ばれてきたかのような柔らかく優しい香りです。
一吹きすると草や葉っぱをちぎったようなグリーンノートの中に少しベルガモット、ふわふわなバニラの柔らかい甘さと粉っぽいユリの花を感じます。
ミドルには天国のようなチュベローズやジャスミンのクリーミーな丸い優しい甘さと、草原の雨上がりの様な土っぽい香りもほんの少し感じる。
ベースのサンダルウッドの静かな香りがバニラの甘さを軽やかにしています。
かなり集中して香りに注目すると上記の様に感じますが一言で言うと、飲みたいくらい良い香りです。
トップ:グリーンノート
ミドル:チュベローズ、ユリ、ジャスミン サンバック
ベース:サンダルウッド、ベチバー、バニラ
ティエリー・ワッサー氏、デルフィーヌ・ジェルコ女史
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2021/7/6 11:14:38
やだわー
こまるわー
好きだわー
わたし、こう言う苦いパチョリと甘いローズが好きなんですよ。
アンタンスとは激しいと言う意味で、超絶モンパリと言ったところ。
ちなみモンパリとは「私のパリ」と言う意味。
苦いパチョリと甘いローズが好きななら漏れなく大好物だと思います。
キーとなるローズを2種類使っています。
ベリーとローズの甘いガム(正に梅ガム、ご存知?)から始まり、ガム感がスッと消えてローズやピオニーが柔らかく甘く香り、苦いパチョリとウッディとムスクに変わります。
正にボトルカラーと結ばれているリボンはイメージぴったり。
もう恋とか通り越して結婚して色々あって何年も経つけど恋人みたいな成熟したカップルのイメージ。
モンパリは私は気恥ずかしいけどアンタンスなら大丈夫。
結婚して何年も経つけど恋人みたいな成熟したイメージ。
リブレと言いコレと言い、めちゃくちゃ好き。
トップ:ベルガモット、洋ナシ、ラズベリー、ブラックカラント、オレンジ
ミドル:チョウセンアサガオ(ダチュラ)、メイローズ、ブルガリアンローズ、ピオニー、フリージア
ラスト:カシュメラン、パチョリ、ベンゾイン、ホワイトムスク、バニラ
オリヴィエ・クレスプ、ドラ・バグリッシュ・アルノ共作
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2021/10/9 10:18:41
シャリマーは「オリエンタル」を確立した香水と言われている。
オリエンタルとはヨーロッパより東の地域、トルコあたりからアジアやロシアあたりで採れるスパイスや花の香りを使った香調の事。
ヨーロッパの方々にはエキゾチックで官能的と捉えられ比較的重く甘い香りが多い。
そしてもう一つのエピソードはインドの王様とお妃の愛の日々がバックストーリーにある事。
そして妃の死を悼むために建てられたのがタージマハルだ。
さて、シャリマーの2021年限定ミレジム ヴァニラ プラニフォリアはどんな香りだろうか。
名前からもわかる様にバニラが限界突破のレベルで過剰投入されている、このバニラはマダガスカル産のバニラを使用しているそうだ。
ゲランにとってバニラは欠かせない材料で、自社で香料を作るほど拘りと愛を感じる。
シャリマーはジッキーという香水に合成バニラを過剰投与させたことから開発が始まっている点でも如何に重要な要素かお分かりいただけるだろうか。
一吹きするとベルガモットとバニラが力強く香る、そしてベルガモットの皮となめした皮革を一緒に噛んでいるかのような鋭い苦みに「シャリマーを付けているんだ」と背筋が伸びる思いだ。
しかしそれは長く続かない。
出会い頭の正面衝突(意味不明)のようなトップから嘘のように穏やかなインセンスとバニラが香り立つ、このお香感が「寺」とされる所だろう。
この静かなインセンスがオリエンタル度を一気に上げるが、火のついている線香というよりお堂に染み付いた香りが漂っているかのような静かさだ、そこで微細氷の入ったバニラアイスを食べているかの様なミドルが長く続く。
ムエットで感じたアイリスのパウダリーはあまり感じない、バニラにザラッとしたムスクと茶色いビターな要素が加わり消えていく。
初めてのシャリマーに毎日溺れている。
独自調査による分析
ベルガモット
レモン
ローズ
アイリス
バニラエクストラクト
オポパニン
ホワイトムスク
クマリン
ティエリー・ワッサー氏
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