いいかおりんさんのイヴ・サンローラン / ルージュ ヴォリュプテ パールへのクチコミ |
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[口紅]
容量・税込価格:- (生産終了)発売日:2010/8/6
2011/8/5 07:51:36
ネット購入。完全パケ買いです。
今までのサンローランパッケージより指紋が目立たないのがいいです。
めったに買わない深いボルドー、ゴールドパール入りです。
通常ボリュプテで明るめオレンジを選んだし、せっかくの麗しパケ、最近増えてしまった類似カラーに(明るめ曖昧色かオレンジ)埋もれてしまわないよう対照的な色にしました。
今の季節には厳しいですが、秋深まる頃使ってみたい色です。
一塗りでハットする発色、まさに口紅という感じ、シアーなグロスリップを多用している方にこの質感は新鮮かと思います。
ラメ入りでもざらつかないというクチコミでしたが、私はスティックが唇に付く瞬間、ちょっとだけラメ特有のざらつきを感じました。
新製品のまま保管が少し長くなっていたのでしょうか、表面のみ2〜3ミリカットでなめらかさを取り戻せ、肌あたりが格段によくなりました。それでも唇の感覚は鋭いもので、僅かにラメ感触はあります。
色のせいもあるのか、パールでない通常ヴォリュプテより縦皺が気にならず、上品な艶やかさです。しっとりが続き思ったよりマット感は出ません。
唇の上でゆるゆる動くようなボリューム口紅とは違って密着感もあります。
No30と正反対のタイプで選んだカラー、イメージは昔のインウイのポスターの深いワインをベージュ寄りにした感じのつもりで選んだのですが、ネット画像の色合いとは少し違っていたみたい。(商品に罪はありません)
何十年も使わなくなって久しいディープカラー、普段使い慣れないからか、なんだかすごいバロック、というか禁断の匂いのするボルドー、照明を背にした間接光の中では、したたるようなワインにわずかにモーブニュアンスが・・・これはいばらに包まれた四谷シモンの人形のようなアンニュイな幼女、いやいや妖女・・・ちゃんと電光の中で確認しても、今使うには二度見されそうな予感。
口の悪い主人なら異常に顔色が青ざめたヘビ女か、血を吸ってきたばかりの吸血鬼のような唇だと言いそうだからまだ見せてあげません。
黒木メイサさんが雑誌やポスターでこんな色をつけてました。
発色良いだけにインパクトがあるので、単色使いは、何でも新しい感じにしてしまう若い方なら逆に古くさくなくつけこなせるかもしれません。
黒レザーが似合う少々パンクな香りも漂うことでしょう。
濃い色は不潔感なくかっこよくをつけらけると素敵ですね。
唇にチョンとのせてグロスでのばせば透明感あるプラムがかったワイン色で使い方によっては濃い色をシアーにかわいらしく使うこともできます。
今の季節の日常使いならもう少しミルキーな柔らかい色が混ざった方がやはり安心してつけられそうです。
ベージュニュアンスの色重ねなら落ち着いたローズともベージュともつかないクラッシックローズになってなかなかいいです。
でもパキッと大人唇にもしたくて、夏のビタミンカラーを楽しみつつも、秋の訪れが待ち遠しいこの頃です。
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