2020/8/24 00:20:03
追記です。減り具合がわからないんだよねーと投稿した途端、今朝使おうとした際にプシュウという手応えの無い音が。半年以上、ケチケチ節約して使ってきたけどとうとう、このタイミングで使い切り間近かー?!やだ、そうと思わず昨日ゲランとシスレーでお買い物しちゃった(苦笑)。困った困った。次のお給料の予算編成会議しなければ。
そしてわかったことがひとつ。このパッケージ、ハードケースの一辺だけが柔らかい素材に覆われていると思ったらチューブのうえからハードカバーをかけている構造でした。ま、よく考えたらそりゃそうだよね、なんですが。
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そろそろこのコについての話をしましょうか。
って、別に勿体つけていたわけではないのですが。写真撮っときたいなぁと思いつつ面倒くさがってグズグズしておりました。購入したのは去年の秋頃。カウンターでタッチアップしてもらう度に紹介されるのですが、いやお値段がね、、、と君子危うきに近寄らず戦法でいたのですが3、4回目でついに喉から手が出てしまい。以後、すっかり手放せないアイテムに。
円盤型のアプリケーターに小粒パール的なローラーが複数ならび、その真ん中の穴から美容液が出てきます。一回(片目)に使う量は周囲のローラーのパール粒と同じくらい。瞼に塗布してぐーるぐる、ぐるぐるぐるとマッサージ。皮膚の薄さと目元の弱さが弱点の私はこれまでも散々アプリケーター付きの目元美容液を使ってきましたが、アプリケーターの気持ちよさ、マッサージの心地良さはこれがベストです。
パール粒子も含まれているので、光を反射して(撹乱して)くすみを飛ばして目元を明るくトーンアップ、するとのことですが個人的にはその点についてはあまりわかりません。多分、効果はあるんでしょうと思うのですが、そんなに他人は(自分も)細かい変化に気が付かないよね、と思う雑な感性の持ち主です。
それよりも私が感動したのは、浮腫への即効性!子供の頃から目が弱くてプールの側歩いただけで真っ赤に充血するし、疲れたり体調悪いとすぐ白眼が腫れて眼球が膨張したり(中々のオカルトです)。目元の皮膚にもダメージは出易くて、睡眠不足や生活リズムの乱れで目の下のクマやくすみ、むくみは若い頃からの悩み。(20歳くらいの頃、試験勉強で寝不足状態でほぼすっぴんでカウンターへ行ったらBAさんに目の下にだけブラウン系のアイシャドウ塗ってます?と言われたほどの実力?の持ち主)
以前はもっぱら寝不足や夜遅くまで深酒したせいで(苦笑)翌朝目元が浮腫んでいましたが、歳のせいか最近は仕事でPCの見過ぎなど目の使いすぎの眼精疲労でも盛大に浮腫むようになってしまいました(泣)。そんな私の救世主がこれ!くーるくるくるくる、マッサージしたあとは、え、やらせ動画ですか?なくらいの効果、浮腫みがとれてスッキリ(当社比)してあらまぁビックリ。故に、高額だけどもう手放せません。
日常的にレギュラー使いするとこのコの威力に慣れてしまって効果が薄まっても、他のアイテム使えなくなっても困るし諭吉さんもすごいスピードで消滅していくのが怖いので目元の浮腫や疲れが溜まった時や人に会う日のスペシャルケアとして利用しています。
なのでまだ使い切っていませんが、15mlですからね、、、毎日使ってたらどんだけ減りが早いかと思うと、、、一度に使う量はほんのちょっぴりでいいんですけども、、、いやあ高いなぁとは本当に思います。パッケージもナゾなんですよね。この手のアイテムはたいがいチューブタイプかジャータイプだと思うのですが。チューブ型のフリをしたハードケース。
写真でわかりますでしょうか、一辺だけ柔らかい素材が嵌っていて、この腹?の部分を押して中身を出すんですが、中身も見えないから減り具合がまったくわからないし、ちゃんと最後まで使えるのかどうかはなはだ不安。だってこのお値段ですよ、最後の0.1mgまでしっかり使い切りたいのに(笑)。
そしてこのアイテム、目元美容液ですがもっと言えば、本来はプレ美容液にあたるとのこと。つまり、この後に使うアイクリームの浸透と効果を助けるやつ。プレ美容液って思うとまたさらに高いよねーと思ってしまう。
でもやっぱり、このコは今のところ唯一無二なんです。とうとう使い終わったら確実にリピします。リピするからあれですが、使い終わって他のアイテムに切り替えたとしても、このアプリケーターをマッサージツールとして使い続けたくなります。リフィルがあるといいのになぁ(笑)。
高額商品ですし、評価も人によってマチマチですがもし目元のくすみやむくみが気になると言う方は、アプリケーターはついてませんがサンプルサシェをぜひ一度手に入れてみてください。今はカウンターでのお試し使用もできないのが残念すぎますが。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:40ml・14,850円 / 125ml・31,680円 / 250ml・45,100円発売日:2019/9/6
2020/5/15 23:10:13
2017年10月にディオールの最上級フレグランスライン「ラコレクシオンプリヴェ」が「メゾンクリスチャンディオール」に名称変更された際、キャラの立った濃厚な香りはウードイスパハン以外軒並み撤退or廃番になり、新たに追加された香りはどれも嗜好性重視の淡い&軽い香りが多くなった。
そんなMCDに2019年に追加された「スパイスブレンド」。
いかにも濃厚な香りを思わせる名前(でもネーミングセンスは悪いと思う)で、「待ちに待ったスパイシーオリエンタルだ!」と、ワクワクしながら試しに行ったのを覚えている。
“父の薬局の棚に置かれていた、興味をそそられるボトルを今でもはっきりと覚えています。『スパイスブレンド』は幼少気のエキゾチックな記憶の風景を、香りに転写したフレグランス。温かみのある香りが、何種類ものスパイスによって支えられています。『スパイスブレンド』は、旋回するつむじ風のよう。炎のような情熱を焚きつけるか、それとも清々しい爽快感をもたらすか。気まぐれで魅力的なフレグランスです。”(公式サイトより)
トップはラムとジンジャー。
全体的にうっすら香るラムをバックに、ビリビリと辛いジンジャーが主張する。奥からほんの少しだけ香るベイリーフがフレッシュ感も添えている。
ミドルはスパイシー。
ラムの香りはそのままに、シナモンの甘辛い香りを筆頭にして様々なコリアンダーやペッパーの多様な辛味が顔を出す。
……問題はここから。
ミドル以降、急激に香りが淡くなり炭酸の抜けたコーラのようなスパイスとラムの残香しかしなくなる。これを単体で付けると本当に物足りない。公式サイトの「香りの深さ(●ひとつ〜●四つ、もちろん●が多いほど香りが深い)」分類によると●三つ。だが、これはどうみても●ひとつかふたつだ。淡い。私は40mlを2ヶ月で使いきった。
どうしたものかと考えた結果、これは重ね付けをかなり意識したフレグランスではないか、という結論になった。甘く重たい香りに重ねればピリピリしたスパイスが心地いい爽快感をもたらしてくれた。
しかし、メゾンクリスチャンディオールにスパイスブレンドと重ね付けできるような香りは少ない。今のMCDの主力の淡いフルーティフローラルに合わせてしまうとスパイスが香りを茶色に塗りつぶしてしまう。
ディオールの専属調香師、フランソワ・ドゥマシーはメゾンクリスチャンディオールにおいては予算や締め切り、原材料の制限といった制約からは解放されているという。果たして本当なのだろうか。「濃厚な香りはウケないから!」と上からのお達しがあったのではないか。新生ディオールオムも信じられないほど淡く凡庸な香りになってしまった。
次の新作である「Oud Rosewood」は今度こそ濃厚なキャラが立った香りなのだろうか。
トップ:ラム酒、ジンジャー
ミドル:ピンクペッパー、ブラックペッパー、ナツメグ、シナモン、クローブ、コリアンダー
ラスト:ベイリーフ、ウッディノート
調香師はフランソワ・ドゥマシー。
(フレグランティカより)
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2020/5/5 00:56:15
まだ然程シワが気になってはいない、ズボラな人にオススメです。アプリケーターの先っぽから美容液が出て、そのままクリクリとマッサージできます。
目元から、眉間、オデコをクリクリすると手軽に気持ち良いです。
マッサージクリーム取り出して、リファ消毒してって、めんどくさくて断念した私にはピッタリでした。
ただ、効果というか、美容液自体はさっぱり目なので、『塗ってる感』が欲しい人は物足りないと思います。アイクリーム塗らないと満足できない人は、この分アイクリームに投資した方が良いかも。
あと、残量が良く分からない。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:- (生産終了)発売日:-
2020/2/29 08:27:20
40ml購入。
私の肌では、深みのあるフローラルスイートが徐々にグルマンに移り変わっていくイメージです。公表構成要素にはないですがミドル〜ラストはバニラが感じられます。
前半がややレトロ(80年代後半〜90年代初頭調)で、後半が今風かもしれませんがとても良い香り。辛口要素はほとんどなし。拡散控えめ、上品で。香料の質の良さが伺えます。
ラストノートも淡く融けるように消えていき、トップからラスト迄、トゲやくどさ・雑味などの引っ掛かる要素がまったくなく好みです。
ブランド側解説だけ見ると、攻撃的なほどの甘重でセンシュアル系の香りのイメージがありますがそんな事は全くなく。
デイリーかつ日中にも使いやすいです。人肌の温かみや柔らかさを感じさせるフェミニンな甘さですが、勿論といいますか安っぽいセクシー系では全くありません。
べたつきもくどさもない、さらっとした甘みなので真夏以外は使えそうです。
ところで、この香りは同名映画:「ベルドゥジュール(邦題:昼顔」」にちなんだ香りだそうです。映画史に残る有名作でありご存知の方は多かろうと思いますが。1967年発表のフランス・イタリア合作映画、監督はルイス・ブニュエル。
裕福な上流階級の若き令夫人が自ら進んで娼館で働くという(これは省略の極みの内容紹介であって、物語の真髄はそこではありませんが)、巨匠の監督である事とそのスキャンダラスな内容、更にはその主役を世界一美しいと謳われたカトリーヌ・ドヌーヴが演じたという事もあって当時は大変センセーショナルだったという作品。
映画のイメージを忠実に再現するならば、上品で甘いだけではなくてもっと複雑かつアンビバレントな要素が入っていてほしいところですが、香りの方は深みがありつつもシンプルです。ただ香りの良質さ、気品を感じるところは、あの美しきドヌーヴが演じるところの本来高貴な役柄、そして歴史的名画を表すに相応しいものであると思います。
映画のイメージそのものがいかに再現されているかを期待して購入したわけではないので、わたし的には問題なし。
〈ビジュアル面等について〉
メゾンクリスチャンディオール、以前は「ラッキー」のクチコミにて少し複雑な気持ちも書きましたけれど、今後も注目していきたいシリーズです。
今回これが3本目なのですが、揃えていって気づいたのが、ボトルを並べると大変美しいですね。それは勿論店頭でも分かっていましたが、手元で更に実感しました。
美しい貴石、色違いのカラーダイヤモンドを観ているよう。
ベルドゥジュールはペールオレンジ系の色でも手持ちのジャスミンデザンジュとも少し色が違いますし、極淡いペールトーンの中での色相差も計算されつくしている気がします。
カラフルな液色のフレグランスのシリーズが近年流行のような気がしますが、メゾンクリスチャンディオールは中でもひときわ上品に感じます。
もっとも私は遮光の為(もちろん品質保持上)、ふだんは紙箱に収めての保管ですので鑑賞の為に取り出す事は頻繁にはないのですけれど。
ビジュアル面でも収集したい魅力など、香水業界も競争激しく各社よく考えているのだなという感想を今回もちました。
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[コンシーラー]
容量・税込価格:5ml・4,730円発売日:2019/10/9
2020/1/22 00:20:25
ちょっとこれは、、事件レベルの出会いでした。
青クマ、影クマ、透け血管、赤みと、目元は悩みのオンパレードです。シスレーのコンシーラーを数年愛用。厚化粧感が出ない自然なカバー力とハイライト感、保湿感が素晴らしいです。
こちらは、2番をタッチアップして購入。そもそも全く別のものを買うつもりでいて、タッチアップを受けてあまりの素晴らしさに買ってしまったという。他の方も既に口コミされてますが、色が素晴らしい。
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まず、ドルガバのコスメは資生堂が運営してるので、コンシーラーなど一部の製品は日本で色や感触の設計をしてるようです。BAさんにこっそり教わったのは、こちらはクレドの某コンシーラーとほぼ同じと。なるほど。。納得。
つけると粉のようにサラサラになるのに保湿力もキープ。コンシーラーの上に粉をつけるのつけないの問題は冬は悩みの種ですが、コンシーラーの上にパウダーが必要ないタイプなのでこれ一個で済むのもいいです。保湿力に関しては、クレドのアレとほぼ同じと言われたら確かに納得。
ほぼ同じ、というものの、ドルガバはまだ始まったばかりで製造ラインをがっつり確保して大量に作ってるとも思えないので、基本的な中身はクレドと同じなのではないかと。
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元コンシーラー難民の評価としてはこちらはカバー力が結構あります。でも、コンシーラーを塗りました!という圧が全く出ないんですよ。うまく説明できないんですが、確実に隠れてるのに色味がジャストなせいなのかな。厚化粧感がない。
目周りに悩みが集合しすぎてて、下瞼には濃いめのアイシャドウをほぼ入れられない状態からついに脱却しました。
ドルガバがいいのか資生堂の技術がいいのかもはやよくわからなくなってきてますが、資生堂が設計してないらしいドルガバの他のアイテムもレベル高いのでまたクチコミしていきます。
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