liliacheさんのLikeしたクチコミ（登録日時順） - My@cosme

ラボラトリオオルファティーボ

デコベール

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)・香水・フレグランス(その他)]

税込価格：-発売日：-

オードパルファムキットの中の1品。
デコベール
「新緑の森の中にいざなわれるような驚きの嗅覚体験をあなたに」

森は大好物。森林浴。マイナスイオン。
深呼吸する準備して、期待を込めて一吹き…

…？？
ボトル2度見しました。
トップの緑の葉はどこ？森は…？
鼻がグリーンをとらえられません。
甘ーい甘ーいパウダリーな香りがフワフワと。

Nunのような個人的に頭痛がするような甘さではないものの、お母さんの化粧台、おしろい、そんなイメージ。

ボディにマグノリア、ベースにマグノリア花粉とあり、これが前面に出てきたのでしょうか。

ジメジメした梅雨時期に森林浴の気分を味わいたいと思ったのに、これだけ濃厚なおしろい様の香りだったとは、ある意味驚きの嗅覚体験でした。
サンプルボトルの詰め間違いとかじゃないよね？と疑ってしまうほど、解説とかけ離れているように感じました。

私はザ・レディース香水な感じがあまり好きではありませんでしたが、大人っぽく女性らしい上品な香りではありますので、お好みな方は結構いらっしゃるかと思います。

使用した商品

• サンプル・テスター
• 購入品

ラボラトリオオルファティーボ

ヴァネラ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

税込価格：-発売日：-

ノーズショップにて、ミニチュア(3ml×21種)セットを購入。

種類はEDPで、調香師はルカ・マッフェイです。

手首に乗せた瞬間、一瞬だけバニラを感じましたが、すぐに分からなくなりました。
数回呼吸すると、花椒やピンクペッパーと合わさったサンダルウッドが出てきてウッディ系で始まります。
2時間後、ウッディ系にローストシナモンのような甘いスパイスが加わりました。しっかり分かるのはシナモンだけで、他はなんとなく甘い感じしか判別できません…。
更に5時間くらい経つとスパイスはよく分からなくなり、サンダルウッドの木の香りだけ残ります。1つしか分からなくなった頃からバニラが少しずつ出てきて、段々と強くなってきて、ベースにバニラが存在しているのをしっかり判別できた辺りでフェードアウトしていきました。

持続時間は12時間以上でした。
バニラの割に拡散性が強くなく、香害にならずに使えて快適です。
香る段階が何個か飛ばされてはいるものの、ウッディ系→最後にバニラが出てくる点がゲランのドゥーブルヴァニーユに似ています。
甘ったるい香りが苦手な筆者でも問題なく使えるバニラのフレグランスなのでありがたいです。手首に2プッシュしても香りが淡く、自分1人で楽しめるくらいです。そのため、梅雨のこの時期でも甘ったるく手首にまとわりつく感じにならずに使えます。真夏は試していないので分かりませんが、ある程度暖かくても使えるバニラです。

使用した商品

• サンプル・テスター
• 購入品

メゾン フランシス クルジャン

バカラ ルージュ 540 オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：35ml・27,170円 / 70ml・43,890円発売日：2016/9/1

ショッピングサイトへ

アラローズを衝動買いした時に店員さんがこちらも勧めてくれて、サンプルを頂きました。
カウンターでは試していなかったので、バカな私は「バカラ」で「ルージュ」だからもう
ゴージャス一辺倒な香りだろうと勝手に決めつけて、サンプルを暫く寝かせていたという…

それがある日スプレーしてみたら、
目の前の空間がヘブンリーに！（某姉妹さんではありませんが　笑）
そのイメージは、透き通るレモンイエローの細かな結晶が煌きながら降ってくる感じ。
甘やかで洗練されていて、一気にテンション上がりました。

実際肌に乗せてみるとあまりにも良い香り。お風呂あがりにつけて、そのまま寝香水にも。

私には、バカラルージュの香りたちを
「最初〇〇で、次に〇〇が現れて…」と表す事ができません。
高品質な香料をたっぷりと、しかもシームレスに香るようあわされているような。
それでこの素晴らしくスムーズで心地よい、クリーミィな甘酸っぱさになるんだろうなと。
540℃でゴールドを足すとあのバカラルージュの色があらわれるようなケミストリー。

ネーミングから想像した、離れていてもわかる突き抜けたゴージャス感ではなく
柔らかい女性らしさが表現された香りであると感じます。近づいてわかる華やかさ。
エクストレのほうも興味が出てきました。

追記：煌くヘブンリーな結晶は、次回以降のスプレーでは現れていません。
一度空気に触れてしまうと出ないのかなぁ…　何とかまた会いたい…
もうひとつサンプルがあるので、それを使う時に確かめようと思います。

さらに追記：Extrait de parfum　のサンプルを取り寄せました。
Extraitはミルキーさの度合いが増し、サフランの輪郭もはっきり、アーモンドが
加わったせいか、甘みにまったり感が出ている印象です。
透明感を求めるならオードパルファンかな。でもどちらも好き。どうしよう（笑）

後日談：結局、エクストレのトラベルスプレーを購入しました。
香りは凄く良いのですが、スプレーが今一つです。クルジャンのフルボトルのスプレーは
細かい霧状に綺麗に出ますが、トラベルスプレーは荒い出方をします。この1本だけの可能性はあるものの（3本入りの後の2本は未使用）、クルジャンのフルボトルはお高いので、トラベルスプレーを検討している方はこの点、頭の隅っこにでも…

使用した商品

• サンプル・テスター
• モニター・プレゼント  (提供元：百貨店)

メゾン フランシス クルジャン

ア ラ ローズ オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：35ml・22,440円 / 70ml・36,300円発売日：2014/10/1

ショッピングサイトへ

真夏に衝動買いした初クルジャンがアラローズでした。

初クルジャンというより、香水界隈に戻ってきて初購入した香水と言った方が正しいかも。体調の関係で何年も香水から離れていた（付けないし、情報も追わなかった）ので、この軽やかで瑞々しい薔薇の香りに魅了されました。

でも本当は、薔薇メインの香水は長年苦手で…あの独特のくどいような青酸っぱさが（もちろん、アラローズにはその青酸っぱさはありません）。でも振り返ると人生ほぼ初香水と言えるのがサンローランのパリだったし、とても気に入ってボトルを使い切った事を考えると、薔薇の香りは本当は好きだったはず。いつから「薔薇が苦手」と思うようになったのかなぁ…　

と来し方を振り返ってしまう、アラローズとの出会いでした。アラローズは…

軽く瑞々しくてリフレッシュできる薔薇
重みや甘み、しつこさのない薔薇
真夏でも付けられる薔薇
体調が少し位悪くても、多少頭痛がしていても付けられる薔薇（これは助かる！）

2〜3時間もすると、スプレーした部分に鼻を近づけないと香りがわからない位、持続は短いし香りに特段の変化もなく、拡散力も弱め。でもこの軽さが逆に長所となります。

リフレッシュしたい時
目を覚ましたい時
周りにあまり香らせたくない時
後でしっかりした香りを付けるから、それまで軽めの香りにしたい時
寝香水を重くしたくない時

いろいろ使えます。
周りに自分を印象付けたくて使うフレグランスというよりは、自分が気持ちよくいるための香りです。

使用した商品

• 現品
• 購入品

メゾン フランシス クルジャン

ジェントル フルイディティ シルバー オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：70ml・32,670円発売日：2019年2月

ショッピングサイトへ

クルジャンから新作のフレグランスが2点、Gentle Fluidity （ジェントルフルイディティ）デュオ。

ひとつは、 gentle Fluidity Gold edition
もうひとつがこちら、　 Gentle fluidity　Silver edition

同じ名前で「ゴールド」と「シルバー」の２つのフレグランスがあり、ゴールドはFが大文字、シルバーはGが大文字。優しい流動性という観念的なネーミングは何だろう？と、最初はネーミングの不思議さで頭が一杯になりましたが、「gender fluidity」がこのネーミングの元で、ジェンダーをジェントルに言い換えていると英語圏の人にはすぐにわかるみたいです。

「このフレグランスと共に、ジェンダーの境界線を霞ませ、型破りな方法で自由に」という想いの込められた２つの香り。

（gender fluidity=自分が男である、女であるという性自認が固定されていない人）

「同じ49の成分を使い、主な6種の成分の調合を変える事によって、同じ材料で異なる2つの香りを作る」というテーマで作られたデュオフレグランスで、両エディションの主な６成分は、ジュニパーベリー、ナツメグ、コリアンダー、アンバリーウッズ、ムスク、バニラとなっています。ゴールドのほうはムスク（バニラもかも）が「オーバードーズ」されたムスキーオリエンタル、こちらのシルバーはジュニパーベリーが「ジンフラッペのようなウルトラフレッシュな効果」を出しているウッディアロマティックとあります。

取り寄せたサンプルでは、このシルバーエディションの香りは、草の茎を折ったようなフレッシュさで始まるウッディスパイシーな香り。スパイスはソフトで軽いウッディの中にほんのりとアンバリーな甘さも感じ、最後には柔らかなムスクに。ゴールドもそうですがこのシルバーも、しつこさのない軽い香りで、肌そのものの匂いのように香りたちます。両腕にそれぞれシルバーとゴールドを付けましたが、両腕を合わせて一緒に香りを聞いてもまったく嫌な感じがしません。

このデュオは、クルジャン氏が調香師としてのキャリア25周年を記念して創作したもの。性差を超える事を想起するネーミングやその意図で話題となっていますがアートや音楽、ファッションの世界では、ジェンダーの壁はとうに混じり合っていたし、クルジャン氏が香りの世界でこのデュオに込めた想いは大きな声で「その壁を超える」というものではなく、「男も女も同じもので出来ているのだから、もっと自由になろう」という柔らかいものである気がしました。

（ゴールドとシルバーはデュオであり創作の背景が同じなので、それらの文言がゴールドとシルバーの両方のクチコミに共通している事をお許しください）

使用した商品

• サンプル・テスター
• 購入品