-
ボーン イン ローマ コーラル ファンタジー ドンナ オードパルファン
容量・税込価格:10ml・4,950円 / 30ml・10,120円 / 50ml・15,070円発売日:2023/2/17
2023/6/28 18:59:51
ボーンインローマシリーズのディスカバリー(10ml×3種)セットを購入。10mlも現品で販売されているので、現品にチェックを入れました。
種類はEDPで、調香師はジャック・ユクリエとナデージュ・ル・ガランテゼックです。
手首に吹きつけると、キウイが出ます。パインも少しありそうに感じます。キウイがトップにあるのは珍しい気がします。イタリアはキウイが名産なのでしょうか。
1時間後、ジャスミンやバラのようなシャンプーやボディソープによくある良い匂いが出てきて、石鹸っぽさもあるフルーティーフローラルになります。
そこから4時間くらい経つと、アンブレットが強くなってきてムスクが目立つようになります。その後ムスキーな香りは最後まで変わらず、最初から香るフルーティーな要素も残ったままフェードアウトしました。
持続時間は10〜11時間程度でした。
ボーンインローマドンナシリーズの3種の中だと1番気に入りました。
アンブレット由来のムスク以外にもホワイトムスクも入っているみたいで、土台のムスクがトップのフルーティーさを引き留めてくれたのだと思います。筆者の肌質だと植物性のムスクが残りやすいので、他の方よりも長持ちしていると思います。店員の方に聞いたら終日は香らなかったそうです。
大きなサイズでリピートするとしたらこちらだけになりそうです。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)・香水・フレグランス(その他)]
税込価格:-発売日:-
2020/12/14 20:05:06
トップ|ベルガモット、ココア、アンバー
ボディ|シナモン、バニラ、アンバー
ベース|アンバーノート
だそうです。香水は詳しくないけど好きな香りを寝香水にいつも付けてる、くらいなのでこの価格帯を買うのはもったいないのですが店頭でテスターを嗅いだ時すごく良い香りだったのでサンプルボトルを購入。
私の鼻ではテスターでも肌の上でもココアシガレットのような香りが強めなのですが、レビューを探しても結構人によって感じ方が違うようです。
家族がシナモンが嫌いなこと、アジアン雑貨のお香みたいな香りもすると難色を示したのでボトル購入は見送りますが安い香水では出会えない個性がある香りだと思います
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- 購入品
- Cookieyukiさん
-
- 50歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿142件
2019/11/28 01:17:07
Wonderlust. 間違えてWonder Lustと2語にしてしまった。すみません。
直訳すると、旅に出たくて居ても立ってもいられないような焦燥感と言うところ。確かにありふれた日常から飛び出して、全く未知の世界を彷徨いたくなる時がある。誰も私のことを知らない、そんな場所をただ一人、気の向くままに歩きたい。自由と背中合わせのさみしさを抱きしめて。
そんな気分にさせてくれるはずのWonderlustの香りは...
デパートでムエットをもらって結構気に入ったので肌に乗せることに。最初の1プッシュで失敗したと思った。私の苦手な巷に溢れた人工的で没個性的なフローラル。カーネーション、サンバックジャスミンにピンクペッパーとベルガモット。確かに華やかで女性らしさ満点で万人受けしそうだけど、ネーミングと全く合っていない。何でミドルノートでクレジットされているカーネーションとサンバックジャスミンがトップからガンガン香るの?どこが旅よ?と思ったが、香水は時間がたたないとどう展開するかわからないので、とりあえず我慢して観察。
30分ほどするとナッツらしき香りが派手な花の香りの間から、「あの......。すみません......。ナッツです。お楽しみのところすみませんが......お邪魔します」と遠慮がちにモゾモゾ出てきた。じれったいなあ。もう。ナッツ好きなんだからさっさと出てきてと言いたい。マジパンやアマレットよりもまろやかなアーモンド。クレジットにある通り、最近海外セレブが健康のために飲んでるというのも相まって、日本でも人気が出てきたアーモンドミルクそのもの。アーモンド風味の合成香料を入れないで、アーモンドを単純に砕いて生地に混ぜた素朴なクッキーを焼いたみたいでもある。カリッという音とともに広がる香ばしい味と香り。
同時に漂う優しいヘリオトロープの気品のある匂い。白粉によく使われている、なんとなくバニラのようなニュアンスをもつ花の香りだが、人工感がなく柔らかで、アーモンドミルクと一緒でも違和感がない。この頃になると最初に嗅いだ、花以外のものとは解釈しようのない、いかにも食事に似合わなさそうな匂いは薄くなっている。
それから1時間ほどたつとサンダルウッドの香りが強まってきて、いつの間にかアーモンドミルクとヘリオトロープのミックスと一体となる。サンダルウッドとアーモンドの組み合わせは絶妙で、仲のいい友達みたい。アーモンドってそういえば木の実だったなと妙に納得。いつもパッケージに入れて売られている、手軽な食べ物としか認識してなかったけど、ちゃんと木になってるものを、私たち人間が頂戴しているだけの自然からの贈り物。
ラストノートで勢いづくベンゾインはシナモンとバニラに似た甘さを併せ持つ樹脂香。樹木から出てきたものなので、当然木の香りもわずかに感じられる。アーモンドミルクとヘリオトロープのコンビが風船のように宙に浮いた軽い香りになりかけたところを、ベンゾインとカシミアウッドという合成香料が、風船が風で飛んでいかないようにしっかりと繋ぎ留めている。カシミアウッドのことを調べてみると、単体ではごく僅かに樟脳のような軽い刺激と透明感があり、複雑な甘さを併せ持つようだ。
夏以外の季節のオフの昼間にぴったり。カジュアルで遊び心のある香りなので仕事には向かない。おっとりして天真爛漫な性格か雰囲気を持つ女性なら何歳でも似合いそう。つけるだけで暖かく親しみやすくて健康的なイメージが醸し出される。甘ったるさがないので、グルマン系香水が苦手な人でもつけられると思う。拡散性も持続性も高いので空気に直訳触れないところにつけることをお勧めする。
人は色々な理由で一人旅に出るが、Wonderlustは一人旅につきものの孤独感がない。マントと革のバッグで風に吹かれて街から街を訪ねるさすらいの旅人といったニュアンスはゼロ。その代わり、そよ風に吹かれたタンポポの綿帽子のように、フワフワと空中を散歩する。まるで歩けるようになったばかりの仔猫が、近所でちょっと気まぐれな大冒険をするような無邪気な香り。
トップノート: アーモンドミルク、ベルガモット、ピンクペッパー
ミドルノート: ヘリオトープ、サンバックジャスミン、カーネーション
ラストノート: ベンゾイン、サンダルウッド、カシミアウッド
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- モニター・プレゼント (提供元:Ulta Beauty)
2020/10/2 11:05:45
これは強烈に激甘のはちみつの香りです。
つけたてからミドルのハニーがぶわっと強く広がります。
オレンジの香りがかろうじてハニー一択にさせずにいますが、それでもハニーが強い。
キャラメルの甘さも混ざって、本当に濃厚になっていきます。
パチュリの落ち着いた大人っぽさも出てきて、とってもセクシーな香りになります。
香りの拡散性が非常に強いので、外出するときにはなかなか気軽につけられない。
私は甘い香りが大好きなので、人と会わないときに一人で楽しんでつけています。
濃厚ではちみつの甘さがお好きな方にはオススメです。
でも、絶対につける量とシチュエーションには注意です。
トップノート:ブラッドオレンジ、マンダリンオレンジ
ミドルノート:ハニー、ピーチ ガーデニア、オレンジブロッサム、 ジャスミン
ラストノート:キャラメル、ビーズワックス、 パチュリ、リコリス
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- 購入品
-
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:40ml・14,850円 / 125ml・31,680円 / 250ml・45,100円発売日:-
2020/6/12 13:54:00
使っていた香りが重ためのウッディ系で季節的にきつくなってきたので、夏に使えるものを探していました。
テカシミアを嗅ぎにブティックに伺い、上記内容を話したところ、いくつかおすすめして頂きました。こちらのボアダルジャンとテカシミアとでお会計のギリギリまで悩み…、「少しオリジナリティが出ます」という言葉にボアダルジャンに決めました。
肝心の香りですが、ムエットと肌にのせたときで香りがかなり異なっていました。
私の肌(やや体温低め)にのせると、干し草や牧草のような乾いた柔らかな甘さがふんわりと香り、ラストまでほとんど香りが変わりませんでした。
私はその香りがとても気に入ってしまったので、香りが変わらないのはむしろ歓迎なのですが、香りの変化を求められる方にはちょっと物足りなく感じられるかもしれません。
担当していただいたブティックの男性の方は、体温が高いということで、私から香るよりも甘い香りになると仰っていました。また、SNSでは小麦粉やパンのような香り、チョコのような香り、というのも見かけましたので、体温や肌質によってかなり異なる香り立ちをするようです。
ただ、グルマン系とは明らかに違います。柔らかくて暖かみのあるほんのりとした甘みをそう表現されているのかなと思いました。
ブティックの方は、ウッディ系だと説明されていましたが、ウッディ系では括れない、表現できない、何が入っているのか解析できない混ざり具合が絶妙です。
夏でも使えるウッディ、最高です。
驚いたのは、肌へのなじみ方です。
ほんのり暖かい芳香がするのはなんとなくわかるのですが、肌となじみすぎて香りがわからないのです。
ブティックの方にも、その後に会った人たちにも、香りしますか?と確認してしまうほどで…。
ほんのり甘い良い香りがすると回答が返ってきたので、きちんと香っているのだなと安心したのですが、つけすぎ注意ですね。
香りがわからないという方をSNSで2人見かけましたが、かなり少数派のようです…肌のせいなのか、鼻のせいなのかはわかりませんが…。
そんなわけで、肌へのなじみ方は抜群です。量さえ守れば、香水ではなく、肌の香りあるいはクローゼットの香りだと言っても通じそうです。
ボアダルジャンとテカシミア以外に、ディオリッシマ、ラコルノワール、あともう一種(名前を忘れてしまいました…)をおすすめしていただき、ムエットで嗅ぎました。どれも優しい香り立ちで、良い意味で「ディオールっぽさ」を脱した、肩の力の抜けた自立した大人の香りだなと感じました。
商品の評価からは逸れますが、オンラインでも買えますが、このシリーズはぜひブティックで一度香りを試して頂きたいです。
全く決まっていなくても、会話の中から求めている香りを引き出しておすすめを出してくれます。
自分だけの香りを探している方の目に留まれば嬉しいです。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品