- roukakyohiさん
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- 35歳
- 乾燥肌
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2007/6/28 23:25:47
子供にも使える日焼け止めを探していて見つけました。私が子供用として使う場合の理想の日焼け止めはSPFが20〜30位で+++で紫外線吸収剤がなるべく入っておらず石鹸で落とせる無添加(石油系界面活性剤が入ってないなど)の物。
で、これはまず外見が可愛くて手に取り数値も丁度良く紫外線吸収剤が入ってないと言う事でお試しに使うにも丁度いいサイズだったので買いました。
子供が生まれて身の回りから全て石油系界面活性剤の商品を捨てたりあげたりして石鹸生活を始めたのでまさか悪名高き?資生堂の商品を自分が使う日が来るとは思ってもみませんでした。
眉も自前で口紅もファンデもつけない、基本的にノーメイクの私ですが日焼け止めだけは別格。
「ベビーとか言って何か肌に優しそうな事書いてあるけどしょせんアネッサ!悪いのたんまり入ってんだろ!?」と疑りつつも化粧品に含まれる化学物質の毒より日焼けして遺伝子に傷がつく方が危険だと思ってるのでとりあえず購入。
自分が使ってみて本当に良さそうだったら子供にも使おうと思って使いはじめました。
少し白くなるけどそれは許容範囲でまあいいんだけど、お風呂に入って落とすのに凄い苦労する!!
箱にシリコンがたくさん書いてあったのでウォータープルーフの効果はあるだろうなあとは思ってたけどここまで落ちないと肌への負担が大きいしとてもじゃないけど子供の肌になんか塗れない!
まだ小さいから目をつぶってクレンジングで洗い流すと言う事が出来ないから。
日焼け止めは汗や摩擦で落ちるから2〜3時間で塗り直すのが常識なのにこんなに落ちにくくする必要があるんだろうか?ワックスじゃないんだから!!
もったいないので今一生懸命使ってるけどリピはないです。
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- doggyhonzawaさん 認証済
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- 49歳
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:- (生産終了)発売日:-
2015/7/29 16:13:16
「125mlで3万円の香水、あなたはどう思いますか?」そう聞かれたら、どう答えるだろう。「高い」「買えない」「いらない」の3拍子に始まり、「スキンケアみたいに肌に効果のあるものならまだしも」「600mlで800円の高級柔軟剤使ってるから必要ない」などなど、いろんな声が聞こえてきそう。わかる。自分もそう思っていた。ボア・ダルジャンのような香りに出会うまでは。
この香りに出会ったとき、またしても撃沈した。「またそんな高い香りか。購入はないな」って思ってたのに、出会ったとたん、「あ、欲しい・・・」と、ひと嗅ぎ惚れしてしまった。人って不思議な生き物だ。嫌いな香りだと、たとえ100円でも買わないのに、本当に欲しいと思うと、たとえ3万円以上の香水でも、そのお金をどう工面しようかと考えてしまうのだから。頼むから25mlで6000円にしてくれ、ディオール。←切実だな
ボア・ダルジャンは、2004年にディオールから発売された3種類のユニセックス・フレグランスのうちの1つだ。これらは、コロン・ブランシュ(白のコロン)、オー・ノワール(黒の水)、そして、ボア・ダルジャン(銀の木)というラインナップで、3つの色をキーワードにして創造されたオー・デ・パルファン。中でもボア・ダルジャンは、高価なアイリスをふんだんに使った香りとして、発売当時からヨーロッパで一番人気だったという。現在の物は、ラ・コレクシオン・プリヴェに選ばれた際、ウッディを抑えてリファインされたものだ。
そんな高級な香りの展開を詳しく見ると。
トップから土っぽさのあるパチュリが鼻をくすぐる。その下でほの暗いアイリスの香り。だが、これまで味わったアイリスとはどこか違う。ほこりっぽさというか、くすんだ感じというか、通常アイリス(イリス・オリス)の根茎から感じられるそういった雰囲気が少ない。スミレの香気でもなく、白い穏やかな花の印象。そして同時に、高いところで香木を炊いたような香りがじんわりと鳴り響く。これがイエメン産のインセンスだろうか。そんなオリエンタル風も感じられる温かみのあるトップ。ほんのりスパイシー。
5分とせず、ミルラの酸っぱさが感じられてくる。鼻の奥に軽く刺激を残すような、発酵した樹脂のような香り。そして、気がつくと、アイリスの香りが美しいパウダリーなテイストに変わってくるのを感じる。あー、なにこれ。これが噂の「フィレンツェから送られてくるディオール秘蔵のアイリス」の香りだろうか?それは、これまでの「暗いくぐもった香り」というアイリスのイメージを大きくくつがえした。
これは粉だ。美しく柔らかい銀色の粉。白粉ほど石けんぽい香りでなく、小麦粉ほど生っぽくもない。例えるならそれは、月光に照らされた夜の海の波光。静かで,キラキラと明滅するかのような、妙なるパウダーの香り。
やがて、3〜4時間もすると、微細なパウダーのきらめきがフェードアウトし、洋酒っぽい柔らかいレザーテイスト、ほんのり甘いハニー、そして、ムスクのソーピーな雰囲気に落ち着き、ドライダウン。ムスクは苦手という方も、この不思議な透明感あるラストなら、あまり気にならないかもしれない。
全体の印象としては、まろやかなお香とアイリス。そのエッジを際立たせるミルラとパチュリ。しめくくりは、甘くおだやかなハニー&レザー、ムスクで消えていくイメージ。香りのピラミッドでいうと、おだやかな変化だし、終始アイリスのノスタルジックで安らぎに満ちた香りが持続する印象。
1日の時間帯で言うなら、トワイライトからナイトタイムがおすすめ。厳しい季節である夏であっても、気温が落ち着く夕暮れ以降の時間なら、この香りはとても心地よいリラグゼーションを与えてくれると思う。1日の終わり、好きな音楽や美味しいお酒、世界の扉を開いてくれる小説や映画、そうしたものに心を寄せてまどろむひととき。そんなクロージング・タイムに、この香りは似つかわしい。誰にも邪魔されない自分だけの時間を楽しみたいとき、この銀色のパウダー香は、ゆったりくつろぐ心に寄り添いながら、時の澱を静かに積もらせていくだろう。
夏の夜半。開けた窓の外、ぬるびた風が運んでくるのは、木々の葉をあたためた生っぽさ。日中、蒸散した森の水分が、未だムンとした気配を漂わせている。星々のまたたき。宝石箱を散らかしたような遠くの街の灯り。かすかに響いてくる電車の音。汗をかいたグラスの中で、氷がカランと揺れる音。部屋の明かりを少しトーンダウンして、月明かりのベランダに出てみる。
月はレモンの形。煌々と下界を銀色に照らし出している。そのほの明るい水底のような世界に、一人でいる切なさと恍惚。少しべたつく夜気に立ちのぼる、ボワ・ダルジャンの香り。それは天上のアイリス。
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2015/7/5 01:21:19
手元にある最新のゲラン公式パンフレットによりますと、
「日本女性をイメージしたシプレーの名香。控えめな表情の中に、輪とした気品と情熱が漂います。
1919年、調香師ジャックゲラン
トップ:ベルガモット
ミドル:メイローズ、ジャスミン、ピーチ
ベース:アンダーグロースノート、スパイス、ウッド」
さて、私は30歳頃からゲランのフレグランスに興味を持ち始め、以来、シャリマーやサムサラなどを気に入って愛用してきました。が、ミツコと夜間飛行に関しては、スルーしておりました。他の人と同様、高齢マダム愛用というイメージを持っていました。実際、私の母の鏡台には父がプレゼントしたミツコがありました。
でももう、自分ももはやマダムと言われても仕方ない年齢になってきましたし、どんな香りなのか試してみようかなと、軽い気持ちで買ってみました。タッチアップなしで、パルファンをネット購入。ヴィンテージものなので格安でした。
ゲランのフレグランスはやはり、パルファンじゃないと本当の良さは分からない気がします。
トップのベルガモットは、当時の流行だったんですかね。シャリマーや、シャネルNo5などに共通するマダム感があります。「うおぉ!やっぱりマダム臭がきた!」と思います笑
そのベルガモットはほんの数分でおさまり…穏やかで優しい甘さがでてきます。そしてその甘さも徐々におさまっていき、すごく穏やか、爽やかな香りになり、「ええー!こんなにあっさりしちゃうんだ〜。これなら男性も使えるのでは」と思うほどの軽さです。
この変化の仕方が、さすがゲランだなあと思います。
トップのベルガモットはインパクトありますが、その後は、本当に大人しい、控えめな香りだと思います。そのへんが「日本女性をイメージして…」ってことなのでしょうか。
ミドルのピーチ、は、現代のフレグランスで使われてるピーチの香りとは違う気がします。現代のピーチが缶詰の桜桃だとすれば、このミツコのピーチはフレッシュな生の白桃。夏によく冷やしてから切って食べる、あのみずみずしい桃の感じです。
アンダーグロースノートっていうのは、苔みたいなものなんでしょうか?辞書でひいたら「大木などの下生え(木の下に生えた草や低木など)。」と書いてありました。現代のグリーンノートとも違うような。
あくまでも私の感覚ですが、このミツコはシャネルのクリスタルのオードトワレに感じが似てる気がします。べったりした甘さがないのですよね。
つけてみるまでは、「マダム、マダムしたゴージャス感あふれる香りなのでは」と思っていたんですが……実際には「髪の毛をカラーリングしてなくて黒いままにしてて、白いシャツの似合う清楚系の女性」もしくは「紺のスーツに白シャツでストライプのネクタイの男性」のイメージ。
20代でもそういう清楚系なイメージの人なら似合うと思います。ていうか…私のイメージでは若い人の方が合う気がするんですが、どうでしょうか。偏差値高めの大学生とか。
また、春〜梅雨〜夏に使いやすい香りではないかと思います。
いい香りだとは思うんですが、わたしのキャラに合ってるかどうか微妙かも。
とりあえずコレクションとしてNo5などと一緒に保管、気が向いた時にちょっとつける、という感じになると思うので、使い切ったらリピするかどうかとか…分かりません。
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