2018/7/5 09:04:54
イチオシの香りです。シトラス系高級な石けんの香りです。
ちまたに溢れる石けん系香水とは一線を画します。クロエとは違う石けん系です。
ヴェルサーチのイメージとは違う、柔らかな香りです。
大人の女性、男性向けですね。
香りの持ちは2?3時間でしょうか、長くはありません。
でも、たくさんつけても嫌味になりません。
本当は誰にも教えたくない、隠れた名香です。
もっと広まっても良いのに、、、と思いますが、あまり店舗で売ってるのを見かけません。
これからの季節、特におススメです!!
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- 48歳
- 乾燥肌
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2014/10/4 14:57:36
緑豊かな庭園。まばゆい曇り空。むんと漂う重い空気。熟れた果物の香り。 果樹の葉のスリットを通した木陰。濃い緑の森の入口。大きな葉を揺らす太古の植物群。ふまれた木々の葉が放つ青い匂い。水の流れる音。深く澄んだ色をたたえた水面。緑の円を広げたハスの群生。咲きほこる白い花々。食中植物が獲物を誘うような濃厚な蜜の香り。せせらぎの中にゆれるロータスフラワーの淡いピンク。
エデンを1プッシュすると、そんなイメージがわきあがる。キャシャレルが作ったPVのイメージもシンクロしている。
エデンはとても強い香りだ。1プッシュで、永遠に続くかのような濃厚なフルーティーフローラルな香りが漂い、周囲の空気をぬりかえていく。ジューシーで完熟したフルーツと、濃密でエキゾティックなフローラルの饗宴。まさにこの地に築かれたという「楽園」を象徴したかのよう。
トップは、ピーチや柑橘のミックス。パイナップルのような少しこってりした酸味あるフルーツ香も。そして、ふわふわと入りまじるミモザ、アカシアの蜜やチュベローズ、ジャスミン、ミュゲあたりをミックスした濃厚なフローラル。これらが渾然一体となって一気に「エデンですが、何か?」ぐらいの強い主張となって現れる。強烈。
ミドルノートはただ安定する感じ。ややグリーンがかった感じが出てくる。ただ葉っぱ系やハーブ系ではなく、ウォーターリリーのようなグリーン。その上で、花々がフルーツと相まって強く出る。それは例えると、柔軟剤のダウニー・エイプリル・フレッシュなみのパワフルさ(笑)。ノット・フレッシュ、バット・デカダント。退廃的なフルーティ・フローラル・ミックス。
ラストはパチュリがじわーっとベースからしみ出してくるイメージ。サンダルウッド、シダーなどのウッディ・ミックスがほんのりする中、トンカビーンぽい甘さも感じられる。でもやはりパチュリのクールな感じがメインのよう。好きな残香だ。
オーデ・パルファンだから、濃くて強いのはわかるんだけど、驚いたのは、パフに無水エタノールをしみこませてふきとっても、手首からしばらく香りが消えなかったこと。これは相当強い香料(天然という意味でなく)を惜しげもなく使ってるな、そう思った。で、それもそのはず。
調香師ジャン・ギシャールは、世界一をほこる香料会社ジボダン社のパフューマリー・スクールの校長先生だ。ここは、かのジャン・クロード・エレナ、ジャック・ポルジュ(シャネル)、そしてティエリー・ワッサー(ゲラン)も出ている超名門中の名門調香師養成スクール。毎年2000人の入学申し込みがあっても、3人ほどしか受からないという虎の穴なみの厳しい学校だそうだ。つまり、最高の機械、最新の香料を使えるだけ使い、熟練の技術でもって作られたのが、このエデンという香水ということ。まさに、香水界の「神」の領域の仕事。
弱気な自分、自信がない自分、何かを変えたいと思っている自分。だれしも、そんなネガティブな要素をもっている。香りはとてもメンタルなものだから、そんなネガティヴな面が自分の心に大きくしみ出してきたとき、こういう強く濃い、あまり変化しない香りが自分を助けてくれることがある。値段も手頃だし、フルーツ、フローラル、ウォータリーグリーン、ウッディのどこからも均等に距離をとって見事なハーモニーを見せるので、試してみる価値はあると思う。逆に言えば、どこにいても、誰といても、誰がつけても、たぶんこの香りはいつも同じ「エデン」だ。そういう意味で、かわりばえのしない、退屈でおもしろみのない香水ととらえる人も少なくないだろう。
毎日変わりばえのしない退屈さ。何をしてもいい自由な生活からくる倦怠。どんなに美しい場所であっても、たぶん毎日いれば、楽園なんてそんなものだろう。浦島太郎が時を忘れたように、楽園は人を堕落させるのだ。
「この箱を開けてはいけませんよ」
楽園の自由と倦怠と退屈にどっぷり浸かっていたから、彼は開けたのだ。
「何を食べても自由だけど、この『善悪の知識の木』の実だけは食べてはいけませんよ。」
そう言われたから結局やってしまったのだ。深読みすれば、神も乙姫も、「そうするように」心理誘導したともとれる。人は禁止されるとそれをやってしまう生き物だから。
「この世界にはすばらしい香りがたくさんあります。あなたは、それらを自由に手にとって感じ、香りを楽しんでいいのです。しかし、ただ1つ。エデンという香水だけは絶対かいではいけません。それだけはだめです。」
ジャン・ギシャールがこのように販売戦略をしたなら、彼は名実ともに「神」の領域であっただろうか?
ジューシーフルーツ、エキゾティックな花々、クールなパチュリ。その名はエデン。
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2020/9/20 19:46:45
ブルベ寄りのイエベ?の色白で、ブライトカラー使用。
今まで海外製のクッションファンデを色々使ってきましたが、手軽だけど自分には難しかったり、何故か後日少し肌荒れしたりしていて敬遠してました。
でもこのクッションファンデは私の肌に合っていたようで、保湿力・仕上がり・崩れにくさ共に気に入っています。
さすがにシミまでは隠れないので、こちらを塗った後にコンシーラーは使用してますが……
下地不要ですが、一応ポルジョの下地の後にこちらを使用してパウダーをしています。
横に塗り広げるというよりは、軽くタッピングしながら馴染ませるように使用しています。
SPF50 PA++++なのも安心ですね。
時短したい朝に良いクッションファンデに出会えて助かります(^^)
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