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[フェイスクリーム]
容量・税込価格:30g・4,490円発売日:2006/11/1
2010/1/15 20:20:54
※3本目を使い終え、同社のフェイスクリームも1本目を半分ほど使った状態で、比較を追加しました。
以下、使い心地の簡単な比較です。
(元オイリー、現混合〜普通肌、冬季乾燥傾向、同ブランドのアクアナノライズジェル併用)
<テクスチャ>
ホワイトクリーム…固めのさっぱりしたクリーム、白色・ほぼ無臭
フェイスクリーム…ゆるめのジェルクリーム、薄いオレンジ色・エッセンスローションに似た甘い原料臭
<つけたての潤い感と伸びのよさ>
ホワイトクリーム…さっぱりめ、伸び普通
フェイスクリーム…しっとりめ、伸び非常に良好
<潤い感の持続性>
ホワイトクリーム…普通、比較するとややさっぱりめ
フェイスクリーム…良好、つけたてよりやや重めのしっとり感が持続
<総合的な特徴>
ホワイトクリーム…つけたてしっとり、のちにややさっぱりめで持続
ホワイトニングに加えてハリ感の効果実感もあり、通年使いたいのはこちら
フェイスクリーム…つけたてさっぱり、のちに重めのしっとりで持続
水分・油分両面での保湿効果は即効性あり、乾燥の気になるシーズンには使いたい
アンチエイジング効果はまだ不明
※以下過去のクチコミ
同社のプレミアムホワイトパウダー・アクアナノライズジェル・VCH-100と併用してちょうど1本使い切るところです。
お手入れの最後に使うやや固めのしっかりしたクリームで、併用したアイテムの中ではオイルであるVCH-100についで油分的な潤い感の強いものでした。
なじみがよく、いつまでも滑ったりせずにぴたっと肌の表面がおさまる所はアクアナノライズジェルと似た使い心地です。
もっとも、夏に使っていた上、さらにオイルであるVCH-100を混ぜて使用していたので、日中全顔にたっぷりつけるのはちょっとためらわれました。単体であっても、夏場に全顔でメイク前に使うのはやや重すぎる気がします。乳液がわりに使えるものではなく、あくまでも「トゥヴェール製品の中では重めのクリーム」です。
そこで主に部分使いで、アイゾーンに対しては多めにつけてアイクリームのかわりとしていました。
アイクリーム兼用なのはなかなか手軽で良いのですが、なにしろ美白をうたった製品なので、夏場にも全顔で使える「さっぱりタイプ」が欲しいところです。
上記の製品を併用していたので、このクリーム1つだけの美白効果は不明ですが、意外なところで効果があったのが目元の乾燥以上・シワ未満程度のトラブル改善です。
肌の密度が上がったようなハリのふくらみ感が持続して、「シワ未満」程度のトラブルであればすぐ持ち直し、はっきりしたシワになりません。特にCゾーンのトラブル(放置すると表情ジワになりそうな部分)に対してはよく効いた気がします。
※アクアナノライズジェルIIを併用していたので、併用しての効果もあるかもしれませんが、ジェル単体よりもクリームを重ねたほうが効果がはっきりしました。
この製品の「ホワイトクリーム」という名称はおそらく、ビタミンC誘導体のAPPSが入っているからだと思うのですが、効果実感としてまず目立つのは美白よりアンチエイジングです。
この製品にわたしが感じるメインの魅力はアンチエイジングで、アンチエイジングの一環として美白を考慮した成分も入っている、というイメージです。
アイクリームとしても十分な効果が得られるアンチエイジング用クリームとしてはかなり安価で、価格に対する効果実感・満足度が高いと感じました。
二種あるうちの美白ラインということで、夏場の全顔使いにも適した使い心地を期待して☆6つをつけました。
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2010/11/10 19:30:09
ブルーベースに合う色が豊富と聞いてずっと気になっていたので購入。
このポイントカラーは非常に粉の粒子が細かく、また発色も良いので、ごく淡くぼかしても色の効果を得られるのが面白いです。
プレスされた見た目の印象と、肌に乗せたときの色が大きく異なる場合があるので、タッチアップができればぜひ肌に乗せてみることをおすすめします。うまく選べば濁りも白飛びもしづらいクリアな色がいくつかあるので、アーティストブランドでもなかなか出てこない上品なクリアカラーを探したい方におすすめです。
特に今回購入した2色については質感・色出し共に満足度が高かったです。
粉の特徴としては、プレスが柔らかく、非常にきめが細かいので密着感は高いです。もちは相当良いほうだと思います。
全体が少しずつ薄れるような消え方はするのですが、時間が経過しても色のクリアさがあまり落ちないので、汚くくすまないのは気に入りました。
コシのあるブラシでつけるより、柔らかいブラシで少しずつ重ねて色を出すのに向いた粉だと思います。
ここからはマイナスポイントですが、現在パッケージがすぐ壊れてしまいそうな紙パッケージか、別売でチープな質感・デザインの専用パレット(ポイントカラーだと8枠分)1種しか選べないのは不満です。せめてサイズ違いの専用パレットを数種類出すか、単色の状態でも使える旧タイプの紙パッケージを採用してほしいものです。
また、一見パールたっぷりに見える色も、伸ばすとマット寄りに出る傾向はあるようです。わたしの場合あまり強烈なパール感やラメを求めていないので大きな問題ではないのですが、人によって好みの分かれる質感だと感じました。
新色や限定色がこの先出そうにないうえに、それほど色数があるわけではないのに色展開は偏っているので、好みの色を買ってしまえばそれきりで終わり、というのも残念です。
余談ですが、表参道店は自然光がほどよく入り、タッチアップしたときその色が顔色に映えるかどうかの判定がしやすかったです。近くの店舗とどちらでもいける、という場合はぜひ表参道店の自然光の入る環境で選ぶことをおすすめします。類似色の違いがとてもわかりやすいので。
■サーフグリーン
見た目は白っぽいミントグリーン。濁りの少ないクリアカラーです。肌につけると青みが出てきて水色に近くなります。
質感はシアーで、かなり細かい半透明のフレークパール。ぎらつきは無く、薄くつけるとフロスティ、重ねていくとマット+パールの仕上がりになるのが好みです。
一見すると甘い印象の色なのですが、パールで冷たい光が入るので、意外にシャープな印象に仕上がります。
同系統のグリーンチューリップと迷いましたが、左右付け比べてもらったところ、グリーンチューリップは緑が勝り、少し肌に黄みが出て使いづらそうな印象だったのでサーフグリーンを選びました。(とはいえ、顔色の映え具合は付け比べなければ気づきにくい程度)
これまでグリーン系統は苦手だったのですが、さっとぼかすだけで顔色のよくなるミントグリーンです。ごく薄くつけてパール感だけ出せば、「グリーンのメイクです!」という気負いなく透明感だけ足すことができます。
■エンジェリック
見た目は思い切り彩度の高いピンク。ぼかすとやや白っぽくパウダリーな発色になり、赤みより青みの勝ったピンクになります。ピンク系3種の中では一番青みの強い色だそうです。
これも同系統のスタートルッコと左右付け比べてもらったのですが、
スタートルッコ:チーク自体はやや赤みが出て、わずかに顔色の赤み・黄みも強調される、チークの存在感がある
エンジェリック:チーク自体は青みを維持したまま少し白っぽくなる、肌に対してギャップのない血色感でほかの部分の顔色もすっきりと冴える
という違いがありました。BAさんも「これはエンジェリックですね」と即答。
スタートルッコも「チークを主役にするならこれはこれで十分許容範囲内」という仕上がりでしたが、せっかくなので適正なベストカラーに見えたエンジェリックを選びました。※公式サイトのカラーガイドでは、エンジェリックのほうが暗く見えていますが、つけると白っぽさが出て明るくなるのはエンジェリックです。
質感は完全にマットで、薄くぼかせば見た目の印象よりも使いやすい色です。特にパーソナルカラーが夏クリアの方には非常によく合うと思います。
ただし、この色は非常につきがよく、「薄くぼかす」のに技術(と柔らかいブラシ)が必要です。薄くつけることの難しさでいうと、NARSのチーク(色の傾向はまったく違いますがたとえば4023アンジェリカ)よりさらに難しいです。持ち歩いて手早くリタッチするのには向かないかもしれません。
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[マニキュア]
税込価格:-発売日:-
2010/11/27 08:08:40
Nail Vernish Competitionというキャンペーンで選ばれた3色の中から、Raindropsです。大げさに言いますが、この色は青みのペールカラーにこだわりのある方や、我こそはポリッシュのマニア、という方は絶対買っておくべき色です。
ゼリーのように半透明で白っぽいブルーグレーに、これまた半透明シルバーのフレークパール入り。
淡くて品の良い色なのですが、良くも悪くも自己満足の度合いが高い、マニアックな色と質感だと思います。
シルバーのフレークパールはほとんど目立たず、光を含ませる程度の効果。クリーミーな質感ですが非常に薄いつきで、グラデーションや重ね塗りにも向いている色です。逆に、これ一本でブルーグレーの色みをしっかり出そうと思ったら4コートぐらい重ねる必要があります。
この手のブルーグレーはマット/クリーミーな質感だと「モードなコンクリート色」になることが多いですが、Raindropsにはもう少しみずみずしい輝きや明るさがあり、意外に女性的な柔らかい雰囲気の色です。フレークパールの透明感があるので、塗り重ねてもべったりと重く(暗く)なりづらいようです。
色の傾向はそれぞれ異なりますが、好みの傾向としては、OPIのMoon Over MumbaiやTinsのSnow Love、アイシャドーで言うとジバンシイのポエティックブルーに通じるものがあります。このあたりの色名で「それ好き!」と反応した方なら、きっと好きな色だと思います。スワロでいうと、乳白色のオパールシリーズの色にもよく合いそうです。
Raindropsの液質はIllamasquaのポリッシュの中ではちょっとイレギュラーなジェリー系らしいのですが、比較的伸びは良いほうです。また、OPIやEssieに比べても乾きが早いのは気に入りました。乾きやすい分、このRaindropsのようなクリーミーで半透明の色は若干ムラになりやすいですが。
筆はあまりコシの無い細い丸筆、Essie系統のタイプです。液に気になる刺激臭もなく、もちもなかなか良いので、ポリッシュの基本性能としては合格点です。
Illamasquaのネイルポリッシュはディープカラーが目を惹きますが、こういう淡い色の透明感もきちんと出す底力がある、という点を評価したいです。
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2011/11/16 20:24:48
適正な色に映るというふれこみのナピュアミラー、気になっていたので前の鏡が壊れてきたのを機に購入してみました。
日ごろパーソナルカラーの観点から、映える/くすむということをちょっと考慮しているわけですが、果たして鏡でみたときちゃんと判断できているのか? というのが疑問でした。
サロンで受けたパーソナルカラーの診断(ドレープテスト)は自然光や専用の照明で行われたので、自分でもなるべく自然光下で判断するようにはしていましたが、肝心の鏡はきちんと映っているのかという問題です。
<サイズ・使い勝手>
■折立ミラー エコ [LL]スタンドミラー角型 ナピュアミラー プロモデル:2600円
わたしの購入したのはプロ仕様タイプのLL(@コスメの表記だと特大?)。
LLはとても大きく、ざっくり言うとA4サイズ相当です。
バストアップが映ってなお余白がたっぷりあり、髪・顔・服のトップスまでまとめて確認できます。
折りたたみ式なので収納には困りませんが、持ち運び可能なミラーとしてはけっこう大きいなと感じるサイズです。
プロ仕様タイプで特徴的なのは、ミラーのフチが断ち落としのままむきだしになっていて、黒いフレームに埋め込まれていないこと。
手を切るとか破損しそうな危うさはありませんが、ぱっと見「安っぽい、ちゃんと処理してくれたらいいのに」と感じる作りかもしれません。
これは、フレームに埋め込まれているとフレーム色が映りに影響するという理由で、なるべく影響を少なくしているようです。
このプロ仕様LLサイズはサイズ・フチの処理などあらゆる点で「家置き用」。
旅行などの持ち運びを考慮するなら、別タイプを選択するとよいと思います。
<映りについて>
これまで色の判断に使っていたのは、化粧品専門店でいただいた「よくある適当なスタンドミラー」で、これを窓際にもっていって判断していました。
ナピュアミラーは「適当なミラー」と比較するとどうか? と多大な期待を持っていたのですが、意外にも拍子抜けするほど普通。
若干シャープでブレ感によるぼやけが少ない気はしますが、色そのものは大きく変わりません。
強いて言えば若干の黄かぶりが軽減されているかな、という程度で、注意していなければ気づかないかも。
もちろん「適当なミラー」にもさまざまあって
・ノベルティなどで良かったもの=ジバンシイの2回目購入特典(非常に重いが比較的色は適正)
・ノベルティで悪かったもの=ルナソルのロゴ入りコンパクトミラー拡大鏡つき(大きな歪み・若干の黄かぶり)、雑誌付録全般(歪みが目立つものが多い)
・販売品で良かったもの=ジルスチュアートのハンドミラー(ナピュアに近い?色再現性)
・販売品で悪かったもの=アナスイのハンドミラー(黄かぶりがとても大きい)
ジルスチュアートは鏡そのものの映りが比較的クリアであるということ以外に、フレーム色がシルバーで色の影響を受けにくい点が良いのかもしれません。
手持ちのさまざまなミラーの中で黄かぶりが大きいのはアナスイ。
アナスイをメインに使っている方がナピュアミラーを見ると「すごく違う」と感じるのではないかと思います。
このあたりはそれまで使っていたミラーによって感動の度合いが違いそう。
<総合>
ミラーというのは道具であると同時に雑貨ですから、やはりデザイン性をどうしても優先してしまうと思います。
この商品はデザイン性については全く考慮されていない、「色が比較的忠実で映りがシャープです」というだけのミラー。
しかも、手持ちのミラーによってはそれほど大きな差が出ません。
価格は安価なので、このレベルは他のメーカーでも頑張れば出せる、ナピュアのブランドを使うのにコストをかけなくても同じようなものを作れるということかもしれません。
どこででも売っているものではないので、入手が面倒という難点もあります。
しかし、多くの鏡は映りがどうと謳っておらず、購入して比較してみるまで映りが適正かどうかわかりません。ナピュアの名前がついているとひとつの基準になるかなとは思います。(メーカーの戦略にまんまと乗せられている気がしますが、それぐらい他の売られ方がわかりにくい)
総合的に見て、ナピュアミラーはカラーマニア向けかなと思います。
逆に、メイク初心者の方がいきなりこれを買うのもありかも。
なんでも使っていれば目が慣れるので、最初に適正に近いものを使うのは悪くないと思います。
写真にせよ鏡や照明にせよ、いずれ「いや、こっちのほうが適正な色に見える」という規格が生まれてくるのでしょうが、暫定的に「適正な映りの基準」にはなると思います。
- 使用した商品
- 現品
2012/1/18 16:35:46
MACのホリデイ〜メタルX〜ナチュラリーコレクションでニュートラルやトープカラーの「黄色くないナチュラルアイシャドー」は手に入れたけれど、これに合う締め色が無い! ということで、
■ブラックプラムインク
を購入。シマー感の無い、やや青紫モーヴがかったソフトなダークブラウンです。
赤みはあまり感じず、ダークブラウンを少しクールトーンに転がしたという雰囲気の色。
使うたびにこの「ソフト」というキーワードを連想します。
あまり彩度を感じないダークブラウンではあるのですが、何と組み合わせてもリンクさせやすい柔らかな表情のある色です。
質感としてはスマッジアウトさせにくい速乾ジェルですが、色としてはなんとなくスマッジアウトさせたくなる色。
トープ〜ニュートラルベージュ系ミドルカラーとのコンビネーションはとても良いです。
赤みのあるブラウンがしっくりこない、ピンクブラウンではなかなかいい色が見つからないという方におすすめ。
青みを帯びた色がOKであれば、少しですがすっと肌色が冴える効果があります。
これにシマーが入っていれば最高ですが、TPO的に彩度のあるアイライナーが使えないときの代打、ニュートラル〜ブラウンメイクの締め色としてはかなり気に入っています。
これまで持っていたチョコレートシマーもしつこい黄みはなく、「なんとかいける、悪くない」という感じで、特に彩度のあるアイシャドーにはうまく使えていました。
ブラックプラムは「せっかくトープにあわせるならこうじゃなくちゃね」という感じでハマリ感が強く、特に無彩色系のニュートラルベージュ〜ブラウンのメイクで「黄ぐすみするんじゃない?」と不安なとき、しっくりまとめてクールトーンに落ち着かせてくれる効果があるように思います。
はっきり青みのブルーグレーよりもブラウンメイクらしさを維持してくれる点が好きです。
ソフトではあるのですが、白抜けしやすい色ではないので、コントラストを補いたい方にも向くと思います。
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