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[口紅]
税込価格:1,540円 (編集部調べ)発売日:2021/5/1 (2025/1/25追加発売)
2023/3/23 17:25:54
追加で、限定色103秘めた炎を購入したので追記します。手持ちのカラーを買う度に追記していたら、凄い長さになってしまいました。
103 秘めた炎
→まろやかなミルクティーカラー。03陽炎と13 3:00AMの微酔の間というとイメージしやすいかも。03で黄みすぎると感じていた方や13で白みすぎる、ピンクすぎると感じていた方におすすめの粘膜カラーです。ニュートラルなカラーなので、淡さやまろやかさが苦手な方以外は、どんな方でも使いやすいかなと思います。
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またもや追加で限定色EX-2熟成ワイン煮を購入したので追記します。
EX-2 熟成ワイン煮
→かなりダークなボルドー。しっかり発色です。今までのリップモンスターのシアーな発色が苦手だった方にもおすすめできるカラーです。
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追加で新色の12憧れのルビー、13 3:00AMの微酔を購入したので追記します。
12 誓いのルビー
→パープルに近いほど青みのあるレッド。青みとくすみがあり、お洒落なカラーです。ルビーというのがぴったりのレッドです。
13 3:00AMの微酔
→まろやかな白みピンクです。こちらは大のお気に入りカラーで、リピートで2本目も購入しました。03陽炎と同じようなまろやかなカラーですが、こちらは03陽炎のピンク版という感じ。かなり自分の唇に近い発色なので、ベースカラーとして他のリップと重ねても楽しめます。落ちにくいリップで白みピンクは珍しいので、かなり重宝しています!
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追加で02Pink banana、05ダークフィグ、06 2:00AM、07ラスボスを購入したので追記します。
02 Pink banana
→やわらかなコーラルピンク。まろやかさがあるので普段使いしやすいカラーだと思います。
05 ダークフィグ
→これは本当に不思議な色!名前の通り暗い無花果色なのですが、青みを感じるのに、くすみがあるので奇抜になりすぎず、くすみがあるのにシアーな発色だから暗くなりすぎないお洒落なカラーです。
06 2:00AM
→深めの青みレッドで、こちらはラメ入りのカラーです。深みカラーですが、発色がシアーなので使いやすく、専ら秋冬に活躍しています。青みレッドですが、ほんのわずかにブラウンぽくもあるので挑戦しやすいダークカラーです。
07 ラスボス
→クリアなレッド。リップモンスターの赤系カラーの中では深くないレッドです。私はこちらを一番良く使っています。
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01欲望の塊、03陽炎、08モーヴシャワー、09水晶玉のマダム、10地底探索を購入しました。
まずは全体を通しての使用感ですが、とにかく色持ちが良く、マスクをつけても落ちが全く気になりません。
時間が経つとやや乾燥が気になり、その日のコンディションによっては、縦皺が気になるのは他の色持ち重視のリップと変わらないかなと思いました。
01 欲望の塊
→青みのあるピンクレッド。私は顔をパッと明るくしてくれて好きですが、万人受けというとちょっと違うかも。肌馴染み系のカラーではないので、使うシーンは選ぶかもしれません。
03 陽炎
→淡いベージュカラー。私は黄味が気になるのですが、黄味寄りのライトカラーが似合う方はピッタリだと思います。このカラーは1番発色が元の唇の色に依存する感じですね…今流行りの粘膜リップにおすすめ。
08 モーヴシャワー
→青ラメぎっしりのモーヴカラー。これ1本でも充分に使えるカラーなのですが、私はニュアンスチェンジで使っています。青ラメで青味を足したい時に使えるカラーです。ただ、こちらは他のカラーに比べて、色持ちは良くないかもしれません…。
09 水晶玉のマダム
→黄味のあるレッドです。朱赤っぽいかも?ですが、アイテム自体がシアーな仕上がりなので、パキッとし過ぎず、赤リップの中ではかなり使いやすいかと思います。
10 地底探索
→オレンジ感もあるテラコッタです。リップモンスターの中では、結構パキッと色の出るカラーですが、私の顔には似合わず…。春夏シーズンよりも秋冬シーズンっぽいカラーなので、それまでに使いこなせる様になりたいなぁ…。
テスターが(1色しか)店頭に無い上、web限定色に至っては現物を確認することすら出来ないので、色味を詳しく書いてみました。個人的には公式サイトの唇の色ではなく、その横のシュッとしたスウォッチが1番現物に近い色を表現してるかなぁと思います。色選びの際はぜひご覧になってみてください。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
- doggyhonzawaさん 認証済
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- 50歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿426件
2016/5/28 11:23:15
「夏に向けて、シトラス系のさっぱりした香りはありますか?」とたずねられることがわりとある。そんなとき、自分の頭の中に何種類か思い浮かぶ香水がある。ペンハリガンのクァーカスはその中の1本だ。
ただ、真っ先には薦めない。なぜなら、香りの質で言えばもっとよいと思う物があり、値段や入手しやすさで見ても、もっといい物があるからだ。では一体クァーカスは、なぜ思い浮かぶのか?誰にどんな時におすすめの香りなのか?
クァーカスのトップは、さっぱりとしたシトラスミックスから始まる。一瞬だが、レモンとライムとベルガモット。中でも、ベルガモットの香り高いティーの雰囲気が、襟をピンと立てているような感じで心地よい。ただ、言葉を変えれば、格式ばって頑固なイメージでもある。
3分とせずに、下から蒸気っぽい香りと、マリン&オゾンっぽい香りが広がってくる。蒸気っぽい香りは、バジルのグリーン香だろう。瓜系の膨張性のある香りの方が強い。モワッとするヘディオン、あるいは、昆布や海藻の香りを思わせるエベリニル(オークモスの代用合成香料)のような感じがするミドルだ。
このあたりの香りは、アザロのクローム(1996)を彷彿させる。実際つけ比べてみると、マリン&オゾンっぽい雰囲気は似ていると思う。ミドルは全体にシトラスの甲高いさっぱり感も残しながら、大人の包容力を見せるかのように、海藻っぽい香りや土っぽい香りを広げる感じに展開する。少しだけジャスミン。
そして、30分ほどでラスト。ペンハリガンのラインナップの中で、クァーカスはコロンという位置づけだが、それにしてもトビが早い。ラストは、渋みとシダーぽいウッディ。干し草の香りに少しだけビターなテイストが混じった感じ。ベースのムスクは淡く、最後の最後に少し香る程度。
全体的に見ると、英国王室御用達の老舗ブランドが作ったとは思えないような、平凡なシトラス・ウッディといった印象。自分としてはちょっと残念に思うコロンだ。なぜなら、
この手のシトラス&瓜系ミックスの香りは、似たような雰囲気の物があまりに多いからだ。多過ぎる。そして、どれもこれも同じような香料を使っていて特徴が薄い。言い換えれば、顔がないのだ。ヘディオン、ジヒドロミルセノール、カロン、キュウリアルデヒド、そして、エベリニル。これらの人工香料は、男性用香水でヒット作が出るたびに、過剰投与されて、コピー的な香水を生み続けてきた。オー・ソバージュのブームに始まり、CKワンやロードゥ・イッセイの大流行まで。
クァーカスもまた、1996年に作られていることを見れば、1994年に発売されて世界的に大流行となったCKワンの影響を受けた作品と見ていいだろう。だが、香りの出来じたいも、後発のクァーカスよりCKワンの方がずっといい。華やかで明るいCKワンに対し、英国紳士さながらシプレ風の抑制を効かせたことが、かえって特徴の薄いコロンになってしまったような気がするのだ。二番煎じは、しょせん一番茶をこえない。
それでも、クァーカスの香りが好きだという人はわりと多い。ただ、これを選ぶなら、もっと香り立ちとバランスがよくて、値段がずっと手頃な香水は山ほどあるということだ。
柔らかで嫌味のないシトラス&穏やかなシプレ。ときにビジネスシーンでは、こんな香りが重宝するものだ。だから、クァーカスは、ちょっとエグゼクティヴで、細身のスーツがよく似合う典型的なビジネスマンにこそおすすめしたい香りだ。世界を相手に対等に渡り歩き、スマートな身のこなしの中にも、品格が漂う男。そんな人が、シトラス系を探しているなら、まず一番にこれをおすすめする。←狭い。狭すぎる。←そういうことだ。
クァーカスは、ラテン語でブリティッシュ・オーク(樫の樹)を意味するという。実際は、落葉樹であるナラ(楢)と常緑樹であるカシ(樫)の総称で、英国の物は落葉樹のヨーロッパナラのことだろう。樹齢はゆうに500年をこえ、その威厳に満ち溢れた姿などから、英国では、長寿・忠誠・力のシンボルとされているそうだ。このコロンにもそんなイメージが投影されているのかも知れない。
新宿伊勢丹メンズ館に行って、一階のペンハリガン付近を見ていると、物腰の柔らかな、それでいて人を見る目の確かそうなバイヤーさんがさりげなく近づいてきて「この香りはいかがですか?お似合いだと思います。」とクァーカスを勧められることがよくある。だが、残念ながら俺はそんなできたビジネスマンではない。週末だって、外車でゴルフ場に乗りつけるのではなく、場末のスタジオで、Fから始まる汚い歌詞ばかりを叫び続けるただのパンクスだ。
お姉さん、こんな俺にクァーカスを薦めてくれてありがとう。でも似合わねえよ(笑)
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