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[美容液]
容量・税込価格:30g・5,060円 / 30g・5,390円発売日:2023/12/19
2023/12/23 09:54:28
ずっとソフィーナのリフト美容液を継続していたのですが、試したこちらが思いがけず良く、
ソフィーナより少し低価格でありながら、保湿力と弾力の出方が強力で乗り換えました。
ソフィーナがあっさりしたテクスチャーで、サッパリと表面に残らないのに対し、
こちらは表面にモチモチの潤いヴェールが続くので秋冬に最適だと。
乳液のような柔らかい美容液ですが使用感は濃厚。
その分、しっかりと肌をラッピングする効果が高く、手指がいつまでも上滑りせず、
馴染ませた途端に速やかにピタッと肌に定着。これが毎回清々しい。
塗布後の肌状態は、さっぱりしたクリームを塗った時に近いと感じました。
保湿力が高い割に意外にべたつきがなく、肌がもっちりと変化するも不快感は無し。
ハリ・弾力アップはすぐに実感出来ました。
フェイスラインの引き締め効果はまだ実感していませんが、
口横の陰りの兆しが、こちらを塗布するとマシに。法令線もやや浅くなったような。
美容液としての実力はまずまず。
さすがに1万円台のデパコス、有名どころのリフト系美容液のような感動はありませんが、
半額以下の価格でこれだけの効果が出るのは素晴らしいです。
また、使用感や香りがマイルドなのでエリクシール等の美容液より癖がなく。
個人的な実感としては、エリクシールやソフィーナなどDSの美容液よりは手応えを感じられ、
デパコスやアルビオン等の美容液レベルまでは及ばないといったところでしょうか。
リフィルもあり、継続使用がしやすいのと肌がツルツルになり艶やかになってきた点で、
今後も続けていきたいと感じました。
使用して日が浅いですが、長年色々なものを使ってきた経験から良い予感がします。
アスタリフトの美白美容液と出会った時と同じくピンと来るものがあり、
これは長い付き合いになりそうなので、丁度福袋キャンペーンも実施されていたため
こちらの本体、リフィルを追加購入しました。
何より、揺らぎ肌でもある私が全く刺激もなく快適に使える点が大きな長所。
惜しむらくは容器の持ち辛さ。
ボトルが太すぎるため、愛用している無印のコスメボックスでもスペースを無駄に占領。
また、太さゆえ片手でプッシュしにくいです。
この点は改良の余地ありですね。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
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Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:30ml・9,460円 / 50ml・13,640円 / 100ml・19,030円発売日:2013/8/23 (2019/7/5追加発売)
2023/7/1 14:01:32
お試し購入。アップルの香りはしませんが、いかにも華やかな女性の香りがします。1滴でも香りは強いです。ジョーマローンらしい軽さはなく、昔からあるようなザ・香水というような重めの香りです。涼しい部屋で1吹きしたティッシュから香ってくる分には良い香りでしたが、自分の肌につけると昔のマダムのような香りがして酔ってしまいました。現品購入はナシです。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- 購入品
- shinobu06252002さん 認証済
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- 50歳
- 混合肌
- クチコミ投稿155件
2023/7/7 12:06:27
@コスメショッピングにてミニサイズの「21N」を購入させて頂きました。
旅行や出張で持ち運びが出来るのでとても便利です♪
韓国系のクッションファンデは21を選ぶ事が多いので
こちらの21Nもちょうどいいお色ではありましたが
ワントーン明るいタイプでも良かったかもしれません。
口コミではツヤツヤと書かれていましたが、
ジョンセンムルのクッションファンデに慣れた身としてはそこまでツヤツヤじゃない(笑)
普通のツヤだと思います。
レッドはオーソドックスなタイプなので、しっとり感は継続しますし
カバー力も資生堂のシンクロスキンやローラメルシェよりはあります。
ただ、セミマットのようなツヤ感なので、ツヤを求める方はジョンセンムルやCNP、
イブサンローランの方が肌をキレイに見せてくれると思います。
保湿感は程良くあるし、そこそこのカバー力があり、
汗をいっぱいかいてもそこまで汚い崩れ方はしないので
真夏の使用としては、あり!だと思います。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
- doggyhonzawaさん 認証済
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- 56歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿426件
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)・香水・フレグランス(その他)]
税込価格:-発売日:-
2022/11/5 11:06:45
枯れてゆくものは美しい。いつからかそう思うようになった。
なぜだろう?自分が加齢を重ねて枯れてきたからか?たぶん違う。子どもの頃から秋冬の風景が好きだった。紅葉した木々の葉よりも、歩道の隅でしどけなく風雨にさらされた落葉に心がとらわれた。近代的なリゾートホテルよりも、ひなびた木造の温泉宿に心ひかれる。それは性癖なのか、それとも?
アトリエコロンのベチバーファタルを久々につけて散策していたら、そんなことを思った。そういえば、アトリエコロンも日本では「枯れて」しまったブランドだ。「シトラスがいつまでも長く香るコロン」というクチコミが広まり、オレンジサングインなどがヒットしたが、現在日本では終売。入手するにはネットや海外で直接、となっている香水ブランド。
カサ、カサ。風が吹くたびに足下で音がする。いつしか公園の遊歩道にも、色とりどりの落ち葉が増えた。枯れた葉の音も、なぜか耳には心地いい。
ベチバーファタルも、乾いていい感じに枯れた、草や木の香りがする。
ベチバーファタルをスプレーする。はじめに感じられるのはアルコールが抜けていくツンとした香りだ。アトリエコロンの香水は「コロンのようにフレッシュでライトな香りがいつまでも続くように」という難しい技術に挑戦した作品群。そのため、香り立ちはやさしいものの、賦効率はオードパルファン並の15〜20%なはず。そのわりにトップはアルコールが飛ぶ匂い。ここはちょっと安い感じがしてしまう。
だが10秒ほどすると、複雑で深みのあるウッディミックスが一気に広がってくる。このけたたましさは何だ?と思うくらいに。これが実際のトップノート。
まず丹念にローストしたコーヒーのような香りがする。焦げた木の香り。そこに軽やかでドライな干し草の香りが混じっている。ベチバーだろう。そして透明感のあるフレッシュなシトラスも高いところで鳴っている。酸味がなくジューシーなのでオレンジ系だ。中でも強いのは焙煎した木の香り。色に例えるならダークブラウン。黒に近い雰囲気。このスモーキーなウッディがトップから強く感じられる。
5分ほどすると、このロースティーな木の香りはいったんやわらいでくる。そして、土っぽさと干し草の感じがいりまじったベチバーが豊かに香りはじめる。ここがミドル。トップから木、ミドルでも木。ほぼ木。ベチバーファタルは木の香に徹底した穏やかな香水だ。
老木。あるいは枯れた木を燃やしたときの香り。その燻煙。スモーキーな中にも不思議な透明感が感じられる香り。ベチバーファタルはそんなオーセンティックな木のコロンだ。
前半の香りは、かなりダークでスモーキー。だから結構マニッシュで、女性にはやや使いづらいかなと思う印象だ。それでもベチバーファタルは、つけて30分くらいからがすごくいい。どこかバタートースト風のコクのある温かい風味がいりまじってくる。こうなると、秋冬のアーシーな色遣いの洋服にも似合う香りに感じられる。オフホワイトのニット、ブラウンやベージュ系の服などに合うような、ほんのりグルマンぽいウッディに変わってくる。
持続時間は4時間ほど。トップ以降はスモーキーさは薄れて、木の香りはどんどん軽やかになる。代わりに香ばしさと清潔感のあるソーピーが増してドライダウン。
カサ、カサカサ。落ち葉の囁きが聞こえる。落ち葉はやがて腐食し、土となる。その土に種子が落ち、また植物が育つ。芽を出し茎を伸ばし、葉を付け、花を咲かせ、実を落とす。そして大きな「輪廻」の運命の中で永遠に回り続ける。
そう考えると
枯れゆくものは内側に新しい生の種子をはらんでいるのだ。朽ちかけた木々、濡れてちぎれた落葉、それらは土に還り、新しい生を育む栄養となる。そして命はつながり、続いてゆく。
そうか。だから
枯れてゆくものは美しいと思う。そこに歴史が積もっているからだ。汚れているのではない。残骸でもない。この世に生を受け、命を全うしたから、多くのことが刻まれているのだ。それは生の履歴書。よく生きた証を堂々とさらけ出しているからだ。
そして人も同じ。
しわもシミも増える。髪の毛も減って、ぜい肉もつく。体もあちこち壊れてゆく。でもそれはとても自然な成り行きで、木の葉が色づいて落ちてゆくことと何も変わらない。ならば美しく枯れたい。過酷な人生を今日まで生き抜いて、傷だらけになった自分を認め、愛してやりたい。年を経るほどに、枯れてゆくほどに、自分の傷が好きだと言える自分でありたい。そして、美しく笑って他者に寛容な者でありたい。
運命のベチバー、ベチバーファタルをつけてそんなことを考えた。
さあ、コーヒーブレイクにしよう。落ち葉が笑っている公園の片隅で。
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