
















2013/9/20 22:32:32
タッチアップのみ。しかしすごい色数ですね〜。グローバル展開かつ本来プロ用メーカーなので、全25色、先日クチコミしたNARSも大抵色数多め(日本展開色12色)だと思うけれど本ファンデーションは軽くその倍の色数です(本家サイト等は見てないけど元の展開のまんまドドンと持ってきたという感じですね)。
今回、ベースメイクを完全に落とさないままでの簡易タッチアップでしたので、いつにもまして本当、参考になるかは分からないけれど、詳細は下記です。
【仕上がり感】
カバー力みっちり高めの旧来的国産パウダリーに似た仕上がり感で、これはあくまでも私の場合だけれど、若干野暮ったい重苦しい仕上がりになるかなという感じです。
でもまあこのあたりはメイクの目的、好みでニーズは様々なのだから私の日常メイクとしては濃過ぎるベースというだけです。
でも粉っぽさは驚くほどなくて、指に取って腕の内側にのばすと全く「粉的ムラ」がなく均一な色がスゥーっと載る。
ツヤはそこそこ、結構あります。まるでリキッドのような仕上がりというブランド側謳い文句は分かります。乾燥感も感じず。湿度感のある粉です。
本品2wayですが、タッチアップは普通にドライ使用、ブラシでみっちり載せ。経時の崩れ殆どなし。
ちなみに私が所持している粉っぽさ無し艶有りのパウダリーでは超愛用のCHICCAのファンデがあるけれど、本品、顔料濃度がCHICCAの3倍はありそう…って感じです(笑)、腕の内側に塗った見た目でも。
ベースをきちんと落とした上で塗れば本品ももっとナチュラル寄りの可能性は有り。
【色】
どの色番が日本における標準色相当か。
販売員さんのお話と私の目視結果で一致したのは、「120番 ニュートラルアイボリー」ですね。
公式サイトによると、スキントーン:ライト、アンダートーン:ニュートラル。
赤みと黄みの中間(赤みと黄みがどちらも少ないのではなく等分的という意味です。)の、オークル標準色をいつも選ばれる方ならほぼこちらだと思います。
ちなみに、フェア・ライト・ミディアム・タン等の明度表現はあくまで全25展開色の中での分類です。
アンダートーンについては、旧来的かつ一般的な、「黄み/赤み/その中間」 の分類で、「ゴールデン/ピンク/ニュートラル」となっているようですね。
各色のスキントーンとアンダートーンについては公式サイトに記載がありますが、
明度表現を、前述のように一般的なファンデの展開明度と同様に思わないようにしないと通販では失敗してしまうかもしれないので注意。
結果、殆どのメーカーの標準色を塗った場合と同様の結果でした。まあ、色は妥協範囲という意味で使えます。
但しようく見るといつもの如く緑っぽい首にオークル(オレンジ系)の健康的な顔が載ってる、で、半段〜1/3段ほど暗いか。でも白浮きするよりはるかにいいねといった感じです、、、なんかこればっかりですけれど。先日試用のNARSのラディアントクリームコンパクト6036もほぼ似た色味だと思う。
半顔クレンジングして左右の顔色を見比べると、素肌の方がやはり青みがかってますね。
(で、また、くどいけど、青みと白さは無関係です。わたし、ブルベ色白だから合う色がないのよー、って言ってるわけでは全くありませんよ〜。)
【他】
赤みよりか黄みよりかだけではファンデの色選択要素としては極めて不完全なのだけれど、
もし色合わせなしのオンライン購入120番が標準色相当を念頭にあとは公式サイトで色相明度の度合を確認して購入するのがいいかな、と思います。
120番の前後含めた日本における一般的色番は、既に詳細クチコミをされてる方と同意見で、117番から123番あたりと私も思います。
しかし、店舗数の少ないメイクアップフォーエバーだからか、サイトでなんとか色調がわかりやすいようにと努力しているのは感じられますね(外資なのに全成分表記もある)。ユーザー寄りで好感度高いです。
それと本商品もNARS同様紫外線防止数値表記なし。
なかなか、志が高いです(笑。本当に。どちらも現在は大手傘下なのにね。理由はNARSのラディアントクリームのクチコミに書きました)。
パウダリーの場合は特に、表記数値がなくても、顔料(酸化チタンその他)が紫外線を相当反射するとは思いますけど。
あ、今回の印象は星4位、120番以外だとどうも明度が明るすぎるか暗すぎるような気がするのですが、もっと詳しく追求しにまた見に行きたいかな。
参考:私の肌データ:ブルーベース夏、見た目に黄み強め。オレンジ、赤、ピンクみの強いファンデは合わない。明度は標準色範疇でやや明るめ。
[ルースパウダー]
税込価格:- (生産終了)発売日:2013/9/7
2015/7/15 01:34:42
普通です。カバー力も普通。くずれにくさも普通。パールがキラキラしてきれいには見えるかも。
ルースパウダーではありますが、ケースの中のネットに弾力があり、パフで押さえないと粉が出てこない仕掛けは良かったです。出張などに持っていき、バッグの中でひっくり返ったりしても、粉がふたについたりしないのは便利でした。
ただ、お粉自体の効果が、可もなく不可もなく、使うときにトキメキのようなものは感じられないので、リピートはないと思います。
[パウダーチーク]
税込価格:4,730円発売日:2002/1/12 (2024/1/19追加発売)
2016/5/21 20:12:51
ご参考:パーソナルカラー イエベ秋 オータム(プロ診断)、肌色はNARS Finland
海外のパーソナルカラー関係サイトを見ていた折、オータムにオススメの色として、MACのパウダーブラッシュが何色か挙げられており、日本で発売されているものの中から実際にカウンターでタッチアップし、購入に至りました。
*なお、海外(特に北米)では、パーソナルカラー12分割が主流であり、オータムでは、Dark/True/Soft に分かれます。
左写真の左から右の順でご紹介します。
スプリングシーン:シアトーンシマー
公式では、「ゴールドパールの輝きを放つ明るいピーチ」。
海外では、NARS 4013N Orgasmの対応馬として人気があるようです。
リップスティックのシーシアーを買う時にMAさんに勧められて購入しました。
オータムの見本帳におけるカメオピンクとサーモンの中間といったところでしょうか。ピンクとオレンジ、そしてわずかにレッドを混ぜたような絶妙な色です。ゴールドパールがたっぷり入っていますが、シアトーンなので、NARS程がっつりはつきません。
普段はブラウンベージュ系を使っていたので、華やかな色に気後れしましたが、NARSに比べれば薄付きですし、上気したような頬になり、女性らしい華やかさが演出出来るので、大のお気に入りとなりました。買って正解でした。
アイメイクとリップメイクをあまり選ばない万能色です。
これは、イエベの方でしたら似合うと思います。オータムには華やかさと明るさを、スプリングには落ち着きのある可愛らしさを演出してくれそうです。
日本でも、もっと人気が出ても良いように思うのですが。
ジンジャリー:シアトーン(True Autumn向け)
海外のサイトに「True Autumn向け」とお勧めされていたので、タッチアップで確認し、購入しました。
オータムの布見本帳に当てはめるとカッパーに近いですが、公式の表現ズバリ、ピーチとブラウンを混ぜたような、くすみのある黄みにテラコッタ様の赤みブラウンを混ぜたような色です。廃番になったジバンシィ プリズム・アゲイン!ブラッシュのスマイリングブラウンに似ています。
個人的神色。オータムの人にマストな色です!!
もの凄く顔色が良くなり、肌が滑らかに綺麗に見えます。美白が不要な位、肌に透明感が出ます。アンチエイジング効果絶大。多分、手持ちのチークで一番自分に似合う色です。感動します(笑)。
これは、アイメイク、リップメイクともオータム色で纏めた方が綺麗です。
買って良かったと心底思う「恩義チーク」です。
ブラッシュベイビー:シアトーン(Soft Autumn/Soft Summer向け?)
公式では、「きれいになじむベージュピンク」。
海外では絶大な人気がありますね。
これは、ジンジャリーが欠品で代替品として購入したものです。
きれいになじむ、というか、なじみ過ぎてあまりメイク感が出ません。
色は、ベージュピンク。わずかにモーヴを感じます。黄み寄りなのか青みよりなのか、非常に微妙。
海外のサイトでは、Soft Autumnの人に支持されているようですが、サマーのスモーキーピンクとかライトモーヴの方が近いような気がします。
にごりが得意であれば、イエベ/ブルベを問わず使えると思います。私にとっては、まあまあな色です。
頬が主張しないので、どんなアイメイクとリップメイクでもいけそうな万能色です。ナチュラル派にお勧めします。
3色ともシアトーンなので、発色はNARSに比べれば控え目ですが、一般的には発色が良いと言えるかもしれません。持ちは普通です。
発色を抑えたい時は、MAC 188番のブラシでちょんちょん→テイッシュで払う→手の甲で再度調整…という工程で、
はっきり色付けたい時には、シュウウエムラの17番のブラシでつけます。
日本におけるカラーバリエーションは、北米の半分でしょうか。マーケティング上絞り込んだと思われますが、北米で展開している個性的な色も入れて欲しいです。
チークの色が外から見えるパッケージは、良いです。
6g。コストパフォーマンスに優れています。いつ使い切るのだろう?
画像は、左から
チーク画像
スウォッチ画像(左からスプリングシーン、ジンジャリー、ブラッシュベイビー)
ジンジャリーをつけた頬の拡大画像
です。
2016/7/28 19:59:18
<他社なら「あなたの肌色になります」と言っていた? MACマッチマスター類似カテゴリの高フィットファンデ>
全色を店頭チェックのうえ、521ワルツを購入。
※マッチマスター、キスミレとも発色させづらいファンデのため、画像はかなり濃く塗っています。実際にはここまで黄み赤みは出ません。
ワトゥサの商品にはいくつか好きなものがありますが、このファンデについては謎に包まれていて、「この大好評はクリエーターへのファン心理補正なのでは……」とちょっと斜に構えていました。このたび、ひとつ購入して「ああ、このジャンルだったのか!」と非常に納得が行きました。
■概観・使用感
・さくっとした液質のフィット感重視ファンデ
・仕上がりはライブ感の残るセミマット
・伸び、指滑りはいいがどんどん揮発して最後はさらっとドライな仕上がり
・見た目よりぐっとシアーで薄付き
・色カバー力弱〜中、凹凸カバー力高
・動きの大きい部分のヨレ崩れ、皮脂崩れ両方に強い
・しっとりはしない、普通〜混合〜オイリー肌にベストと感じる
■色について
★サロン診断夏クリア・一部冬クリア色可能、カバマBN10程度
顔ややピンク皮膚薄く血色透けやすい、首やや黄み
※521ワルツ/523ルンバチャチャチャ=ピンク系
522ステップタンゴ/524パンジーママ=イエロー系
以上が色展開に対する店頭チェックでの印象です。
購入色:521ワルツ
・手にとったときの液の見た目は「綺麗すぎるピーチ系」
・伸ばすと彩度が消え失せ、肌色に馴染んでしまう
・不透明に肌を覆い隠す白っぽさが無い
これは見た目より色材の分量が少ないのでは? と感じました。白くも黒くもならず、ほんのりと赤みと黄みは乗っていて、首とも顔とも違和感のない「ほどよい血色」を作っているという印象。使い心地といい、この色の変化具合といい、何か似た系統のファンデを使ったことがあるな……と思い出しました。
それが「あなたの肌色になります」と謳ったMACマッチマスターの1番。ほぼ無色のシリコンベースに、ほんのわずかなピンクとイエローの色材をまぜたような印象のファンデです。ベースが皮脂で馴染むと肌が透けて見えるので「あなたの肌色ぴったり」になるという仕掛けで、ある種のノーカラーファンデではないかと感じたものです。
マッチマスター1番とキスミレ521ワルツに感じた共通点
・フィット感(凹凸カバー力)の高い質感
・仕上がりは微妙に肌のライブ感のあるセミマット
・皮脂を吸った時や、時間経過での色落ちが殆ど無い
・仕上がりはさらっとドライでしっとり感はあまり無い
・液の見た目が「高彩度のクレヨン系ピーチ」、塗ると彩度が失せて肌にしっくり馴染む
・しっとり感や、肌当たりのソフトさが無い(シリコンがっつりな印象)
・赤みやシミ等へのカバー力はほとんど無い
キスミレのほうが優れていると感じた点
・マッチマスターよりは肌当たりがソフト
・肌に置いてもすぐドライアウトせず、しばらくは伸縮性が残るので伸ばしやすい
・つけてすぐから「自分の肌色に近い色」を再現できる(マッチマスターは皮脂馴染みしないとやや青白い)
色そのものは非常に似ていますが、キスミレ521のほうが血色感、つまり赤みはわずかに強いです。カバマジャスミー10前後明度で、ピンク要素が全く無い黄白いタイプの方、またはオリーブ系高明度の方はマッチマスター1のほうがしっくりくるかもしれません。
ただし、キスミレにも白ピンクになるような不透明さは無いので、だいたい明度が合っていれば問題なく使えると思います。
マッチマスター1番を選んだほうが満足できそうな方:
ピンク要素皆無で黄白い方、インナードライのぞく極度のオイリー
キスミレ521ワルツを選んだほうが満足できそうな方:
多少血色感を残したい、普通〜混合肌でソフトな使い心地が好き
どちらも苦手そうな方:
赤み、色ムラなどを隠す色カバー力が欲しい、極度の乾燥肌、オイル系またはパール系のツヤ肌が好き
■総合
・凹凸カバー力に優れる高フィットだが、色そのものは薄付きな点が好み
・皮脂崩れ、ヨレ崩れ等に強く持続性が高い
・かなりさっぱりしているので大人世代に保湿は必須
わたしは非常に好きで、肌質や用途にも合うものでした。酷暑には未だにお世話になるマッチマスターより使いやすいことは間違いないので、「色傾向は良かったんだけど使用感がなあ」と思っていた方には試す価値がありそうです。ワトゥサのコンシーラーやパウダー類を一切併用しなくても十分綺麗なファンデで、むしろそのままのほうが透明感はあるような気がします。
2011/11/5 19:04:49
※天候不順のため、屋内撮影です。白いテーブルのレフ板効果でかなり明るめに写っていますがご容赦ください。
<前提>
MACカウンターに行くたびに
「前にも一度いただいたんですが、どうも色が苦手で……」
と毎回断っているというのに、
「質感だけでもぜひ!」
ということで、じわじわとサンプルがたまってきてしまいました。
昔のものも含めてカラーバリエーションが揃ってしまったので、簡単に色・質感のレビューをします。
※個人的にはどれも厳しい色です。
明るい/暗いということはあまり問題ではなく(現在も若干暗めかな? という色を調整しつつ使っていることが多いので)、彩度が高く、特にウォームイエローが強いという点が難しいのだと思います。
なお、現在国内のMACが作っているファンデーションサンプルはNC25です。
NC20、NC30あたりは少し前のものなので、現在は配布されていない可能性が高いです。
<MACファンデの色展開概要>
MACのファンデーションは、日本で定番品として購入できるものに限ると
NC=ニュートラルクール
NW=ニュートラルウォーム
という区分になっています。
これは、あくまでもMACの提唱するウォーム/クールの区分。
実際には
NC=イエロー〜オレンジ
NW=ピンク〜アプリコット
という色相の違いです。
NCでも思い切りウォーム寄りのイエローを入れてくるので、色番を鵜呑みにすると「どこが"ニュートラルクール"なの!?」と混乱すること間違いなし。
注意点は
○製品ごとにかなり色出しが異なる
○明度は全体に低めの設定。ただしNC15以上はいきなり真っ白になるものあり
○クールカラーや純粋なピンク系は少なく、NC/NW20以上の高明度色に集中している
○NCの中明度色はオレンジが強く、NWの中明度色はアプリコット系
サンプル色のNC25はだいたい「アプリコット〜オレンジを基調に持つ、標準かやや暗めの色」ということになります。
以下あくまで乱暴なまとめですが、
○ウォームカラーの得意な方は、NC/NW20〜30に使える色があるはず
○クールカラーの得意な方は、どうしてもMACで欲しければNC/NW10〜20に限定して根気良く探すべし
※ライトフルウルトラチャージのNC20が比較的わかりやすいクールイエローです
<色について>
SFF(スタジオフィックスフルイド)
NC20:グレイッシュイエロー/クール
NC25:オレンジがかったイエロー/ややウォーム
NC30:オレンジかったイエロー/ウォーム/やや暗め
PL(プロロングウェア)
NC25:アプリコット系パステルイエロー/ややウォーム
明度的には、
SFFのNC20>PLのNC25>SFFのNC25
と、プロロングウェアは真ん中にはさまっているイメージ。
特徴的なのは、
○SFFのNC20はいきなり赤みが抜け、オレンジの風合いは抑え目
やや灰色を帯びた、渋いクールイエロー(明度はそこそこ高い)
○PLのNC25は「ぱっと見てきれい」な色
抜けのいいパステル系だが、黄+赤の彩度も順当に高い
プロロングウェアNC25は「ぱっと見てきれいな色」です。
高彩度で濁り感のない色。
明度はそれほど高くないのですが、パステル調のアプリコットです。
この色が合えば、ツヤツヤと健康的な印象になるはず。
スタジオフィックスNC20は「かっこいいイエロー」。
黄色の彩度はそれなりにあります。
しかし他のファンデのNC20に比べてぺかっと目立つ黄みでなく、少し抑えたトーンです。
<質感について>
マットでハイカバーなのがスタジオフィックス。
商品としてもロングセラーですが、ちょっとフォギーで古臭い作りかも。
プロロングウェアは、間違いなく「いまどきの高機能ファンデ」を意識した作りです。
セミマットでハイカバーながら、CG・バーチャル系ファンデ特有のナチュラルなライブ感があります。
もっちりとストレッチの効いた質感。
こちらは「色が合えば使ってみたいかも」と思うものでした。
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