youko.aさんのLikeしたクチコミ（年代順）6件〜10件 - My@cosme

ザボディショップ

ポリネシアン アイランド ティアレ オードトワレ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：50ml・3,850円発売日：2016/8/11

ティアレの香りは、一度かいだら心に沁みこんでしまう特別な香りだ。ザ・ボディショップ今夏の新作、ポリネシアン・アイランド・ティアレは、「地上最後の楽園」と呼ばれる南太平洋の島々に咲くティアレの花をイメージした、思いっきり南国風な香りのオードトワレだ。

ティアレといっても、種類はいくつかあるが、一般的なのは、ティアレ・タヒチ（タヒチの花）と呼ばれる、小さな白い花弁を６〜８枚もつ可愛い花だ。ガーデニアの仲間であり、しっとりと湿った花弁からは、甘くふくよかな強い香りがすることで有名だ。

このティアレ・タヒチは、タヒチの人々にとっては、本当に大切な花だという。女性が髪に飾ったり、レイにしたりするだけでなく、ココナッツオイルにティアレのエクストラクトを入れた「モノイ・オイル」を作り、日焼け荒れ防止や全身のマッサージオイルに用い、万能薬のように使ってきた歴史がある。つまり、ティアレ・タヒチの香りは、タヒチの生活そのものの香りと言える。

そんなティアレの花をイメージして作られたポリネシアン・アイランド・ティアレの香り。それは一体どんな香りだろうか？

このオードトワレのトップは、付けたてからクリーミーなガーデニア系の香りが広がる。甘くてむわっとする白い花の香り。まろやかで、ちょっとねばりつくほどに。南国の強い日差しのもと、咲き乱れる肉厚の白い花弁、その奥の蜜の味といった雰囲気。そして同時に、ほんのりとココナッツの青臭さみたいな香りもしている。まさにモノイ・オイル。ただ、モノイ・オイルはもっとココナッツが強く、全体に濃厚なので、それよりはいくぶんスッキリしている印象。それもザ・ボディ・ショップがこだわって使用しているサトウキビ由来のアルコールのよさだろうか。鼻にもつんとせず、肌にもさらっとしたつけ心地に感じる。

付けて5分もせずにミドルの香りで安定してくる。すると、今まで元気で明るいティアレの香りしかないと思っていた奥に、中音にプルメリアのかぐわしさ、低音にイランイランの妖しいシェードが、フローラルの和音になって流れていることが分かる。きちんとした香水の構成が感じられ、モノイ・オイルとの違いが明確な点だ。

やがて３０分ほどすると、蜜の濃厚な甘さにココナッツの生っぽい香りとミルキーさが入り混じり、南国の雰囲気がマックスになる。かつてトロピカルカクテルが大流行した時代があったが、その頃よく飲んだマイタイやチチといったカクテルをビーチで寝そべりながら飲みたい気分。心は一気に南太平洋へ。

そして、そんなココナッツミルクの香りに、ややローストした風味のヴァニラがほんのり混じり、ティアレの清楚な香りを支えながらゆったりと消失していく。だが、付けてから８時間しても、9時間しても、まだ香りが残っている。これには本当に驚いた。夏だと皮膚の表面も少し太陽に焦がされたような熱をもつが、それでもその熱を包むかのようなムンとした濃厚な白いフローラルが10時間ほど漂う。ガーデニア系の香料は合成香料だし、昨今抽出もできるようになったとも聞いているが、どちらかは分からない。付けてから３０分以降は、同じ香りがずっと張り付いているので、人工的な雰囲気はある。ただ、香りの質としてはとてもナチュラルに感じる。どちらにせよ、体温高めの自分の肌で、これだけ香りが持続しているとは、アトリエコロンなみのすごさだ。

ローズやジャスミンに飽きた方、身体がビジーで休みもないけど、心はどこまでもフリーでいたいと思っている方などにおすすめの香りだ。特に、ふだん夏も日焼けも苦手で、海やプールにも行きたくない女性がこの手の香りを漂わせると、かえってアンニュイ＆ミスマッチで好印象だ。ザ・ボディショップは各地にあるので、是非試してみてほしいと思う。

２０１６年８月１１日発売。シンプルながら香りがよく、持続時間が長く、50mlで３７８０円とお値段もお手頃。フレグランスとはこうあるべき。

「一度この香りをかいだものは、必ずこのタヒチに戻ってくる」。ティアレの香りを評してそう言ったのは、波乱万丈の人生を過ごし、タヒチを愛した画家、ゴーギャンだ。フレンチ・ポリネシアのタヒチは、大自然のすばらしさを見せながら、それをほんのりフランス流ホスピタリティで支えているので、ポリネシアの中でも特に観光客に人気が高いリゾートだ。

どこまでも続く白い砂浜。透き通るブルーラグーン。さざ波の音を聞きながら、ゆったりと時を刻む水上バンガロー。珊瑚礁にゆれる光の網。ココヤシの巨大な葉陰。かわいた涼やかな風。

ポリネシアン・アイランド・ティアレは、ゆく夏を惜しむかのように、永遠の夏の楽園へ心をいざなう香り。

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syoss(サイオス)

オレオクリーム ヘアカラー

[白髪染め・ヘアカラー・ブリーチ]

税込価格：- (生産終了)発売日：2014/3/25

地域のフリーペーパーにこちらのお商品が絶賛されておりまして、論より証拠とばかりに、お試し買いしてみました。
当方、３０代に入った頃からちらちらと目立ち始めた白髪が、この２０年間でごっそりと…。
２カ月に３回くらいのペースで常にヘアカラーをしておりますので、一体、もうどのくらい白髪があるのか恐ろしいくらいです。
以前は美容室でたまにカラーを入れておれましたが、お値段的にもお安く、時間的にも自分の好きなように…と、ここ何年もセルフカラーで済ませております。
普段は使い慣れている愛用の染毛剤があるのですが、たまに気になったお商品を見つけますと、パッケージ記載の内容を吟味した上で購入しております。

さて、クリームの中にオイルや毛髪保護成が高配合され、とてもしっとりした仕上がりが期待出来る染毛剤との触れ込みですね。
当方は８色展開のお色の中で、一番暗いお色の５−Ｎココアブラウンを選んでみました。
ピンク系、ナチュラル系、ベージュ系、アッシュ系とお色は豊富ですが、どちらかと言うと明るめのお色が揃っているように思われます。

染め上がりですが、とにかく濃いです。
他のメーカーの５番くらいのお色てすと、もう少しブラウンのニュアンスが目立つような気が致します。
こちらのお商品の染め上がりはとにかく真っ黒。
白髪部分も非常にキレイに染まりました。
当方は白髪も多いですし、いつも一番暗いお色を選んでおりますので、納得の仕上がりですが、もう少し軽いお色をお好みの方は、少なくとも４番以下を選びになられた方がおよろしいかと思います。

オイル効果かどうかは分かりませんが、とても髪にコシが出て、しっとりながらもサラサラに仕上がります。
ただ、どこのメーカーの染毛剤も仕上がりのしなやかさには工夫を凝らしていらっしゃいますから、特別抜きん出ているとは思いませんでした。

とにかく、お色がしっかりと髪に入ると思います。
当方はフェイスラインや髪の生え際等に染め残しが多く、染毛剤が髪に留まりやすいと言う触れ込みのお商品を使用しても、やはりちらちらと白髪が残ることがあります。
ですが、こちらのクリームは本当によく髪に絡みます。
オイルが入ってるせいか、クリームですが少し油っぽい感じで、愛用の染毛剤より量もたっぷりありますから、しっかりと染められます。
ちなみに当方はショートとセミロングの中間くらいの髪の長さですが、愛用品は若干１箱分の内容量ですと、ギリギリ髪に行き渡る程度でしたから、この余裕感は助かります。
ちなみに愛用品より２０ｇ、量が多かったです。
ほとんど染め残しはゼロでした。
これは嬉しいメリットです。

なお、匂いも穏やかで、染めている間の頭皮への刺激もありませんでした。
放置時間は５０分くらいと、かなり長めでしたが、痒みも何も出ませんでした。
しかし、１点若干気になることがありました。
付帯のブラシがあまりにも華奢過ぎて、クリームを塗布している間、グラグラして使いにくかったことです。
他メーカーの染毛剤でも似たようなブラシが付帯されておりますが、もう少し耐久力があるような気が致します。
使い捨てブラシと言えども、品質向上を希望致します。

後はどのくらい色持ちが良いのか、それを見定めた後、納得出来ましたら、再度使用してみたいとは思います。
なるほど…確かになかなか良いお商品でした。
お値段もＤＳによって差があるかとは思いますが、９００円弱程度で購入出来ます。
愛用品よりは若干お値段が張りますが、これならリーズナブルですね。

あと、お気にされない方が多いかとは存じますが、こちらのお商品はタイ製です。
パッケージに記載がありました。
ほとんどのこの手のお商品は日本製だと思い込んでおりましたから、少し驚きましたが、あの有名なシャンプー、パ○○ー○もタイ製ですからね。
一応、ご参考までに記載しておきます。

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ディオールディオールからのお知らせがあります

ドルチェ・ヴィータ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：-

ドルチェ・ヴィータは、甘え上手な確信犯。たとえ初対面であっても、男が喜びそうな甘い言葉をささやきながらひざを寄せ、すっとその懐に入りこんでいく。まるで「あなたに興味があるのよ」と言わんばかりに。

残念ながら世の男の大半は、女性からのその手のアプローチにかなり弱い。女性からの賛美の言葉と積極的なスキンシップ。けれど、そうしたふるまいのできる女性ほど、得てして本質はクールで孤独なものだ。そしてそれを笑顔の下に上手にしまいこんでいる。きっと誰も本当の素顔の私をわかってくれない、愛してくれることはない、そんな諦観を抱えて、今宵も一人の部屋に小さな灯りをともす。

ドルチェ・ヴィータは、そんな、ちょっと一筋縄ではいかない香りだ。そう思う。

大小の球体をあしらったボトルは、ゲランのアンソレンスやケンゾーのボトルデザインでも有名な彫刻家セルジュ・マンソーの作。可愛いくて、金のリングがきれいで、女性でなくても、手に取ってボトルを手にのせてみたい衝動に駆られる。では、肝心の香りはというと。

トップから、しっとりと甘いフルーツ＆フローラルが空気を攪拌する。花はユリ、マグノリア、ローズなどのようだが、それぞれの強さや特徴を抑え、白い花の上品な香りといった程度にし、そこにホット系スパイスを少量ふりかけたドライフルーツが芳醇な香りを漂わせている、そんな印象。フルーツは、ピーチとアプリコットを中心にすえることで、プラムやバイオレットなどを配したルタンスの「フェミニテ・ドゥ・ボワ」と差別化を図っているようだ。同系統だが、フェミニテよりも快活な印象が増していると思う。

やがてミドルになると、フルーティー・フローラルの下からじんわりとシダーの鉛筆を削った香りが香ってくる。だが、フェミニテほど強くはない。むしろ、サンダルウッドの香ばしい温かい木の香りがシダーを抑えている感じ。終始シダーの怜悧な香りがしている冷たい印象のフェミニテに比べ、こちらはサンダルウッドを強めていることで、木とフルーツのミックスに、明るさを与えたように感じられる。このバランスがいい。アプリコットやピーチの甘く豊かな風味。そこへかん高い木の香りが漂う穏やかなノートがしばし続く。

そして、１時間もすると、ラストは可愛らしいヴァニラが顔をのぞかせてくる。「ごめんごめん、木皿のフルーツ盛にヴァニラクリームをホイップするの忘れてた」みたいに最後に味わうヴァニラの淡く甘い香り。まさに確信犯以外の何物でもない。最初から最後まで甘くとろけそうな、それでいて温かさを忘れない美しい香りの展開。この香りが好きな男性が多いというのもわかる。

だが、こういう香りほど気をつけなければならない。誰もが夢見る「甘い生活」が、誰にも「永遠」を約束してはくれないように。

ドルチェ・ヴィータは、元気で、明るくて、センシュアルで、そして、温かい美しさをもった香りだと思う。だから、香りは好きだ。けれど、自分では付けづらい。それは自分が男だからではなく、何だか自分が、この香りに負けているような気がするからだ。自分の心の奥にある、ふだん人には見せない暗さやずるさ、汚れみたいなものが、この香りにあぶり出されるようで、何だか遠慮してしまうのだ。この香りに自分は似つかわしくないと。

だから、ドルチェ・ヴィータは一筋縄ではいかない香りだと思うのだ。この香りは、使いどころも、合わせる服の選び方なども難しい部類かと思う。デイタイムには甘く重い気がするし、夜に使うと、付け方次第では周囲に媚びを売っているように受け取られることもあるかもしれない。もちろん、そう思われたい方にはおすすめするが。

一番似合うと思うのは、ドレスアップしたパーティーなどの華やかなシーンかな。明るくて気取らない、少し騒々しい感じのフランクなパーティー。そんな機会が多い方にはおすすめだと思う。

服をベッドに脱ぎ散らかして、スツールに腰掛け、足を投げ出す。ドレッサーの前で髪を上げて、ため息を一つ吐き出す。客の下卑た笑いと、無遠慮な振る舞いと、それに愛想笑いしていた自分を洗い流すかのように化粧を落とす。鏡の中にスッピンの自分が浮かび上がる。その顔が好きじゃなくて、スタンドライトをひねって一番きれいに見える角度にする。琥珀色の光を投げかける電球は、なんだか逆さにしたドルチェ・ヴィータのボトルみたいだ。「甘い生活」か。いつかそんなふうになるのかな。オイルでテカテカの顔を見ながら、ふと考える。

電車の通過がアパートの窓枠を震わせる。もういいや、寝て忘れよ。目の周りを念入りにマッサージしながら、鼻歌を歌う。「ケセラ・セラ…♪」　ドルチェ・ヴィータのラスト、甘いヴァニラの香りが、ずれたキャミソールの下からかすかに漂っている。

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Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)

ウード ＆ ベルガモット コロン インテンス

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：50ml・20,350円 / 100ml・28,270円発売日：2013/10/18 (2022/12/26追加発売)

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「愛の経験は、知らなければなくても済ませられるが、一度知ってしまうと、以後それなしでは生きてゆけない」作家である稲垣足穂は、こんな言葉を遺している。

彼のエッセイ「A感覚とV感覚」などに見られるエロティシズムは、一元的エロス論と評されたが、ジョー・マローンの香りは、「フレッシュ」「ウォーム」という要素から成る二元論のエロス（自己愛）だ。

通常ジョー・マローンの二元論的なエロスは、香りをコンバイニングすることにより、「フレッシュ」か「ウォーム」のどちらかに傾く。しかし、調香師クリスティン・ナジェルとのコラボで生まれたコロン・インテンスシリーズは、１本の中でフレッシュとウォームが相克し合っているように思う。

このウード＆ベルガモットに関しては、ウード：ベルガモットの比率は、９：１ぐらいで、明らかにウッディの香りが強く主張しているように思う。ベルガモットやレモン系のフレッシュ・シトラスは、ウッディの香りの周りを皮膜のようにおおっている程度かと。

立ち上がり。
レモンやベルガモット系の爽やかな、けれどとても軽い酸味が広がる下で、すっきりしたハニーのような甘みが感じられる。そして、そのすっきりした感じは、かん高い木の香りを含んでいる様子だ。これがウードの香り？そう思って調べる。そして愕然とする。

ウードとは、あってなきがごとき幻の香り。希少な木から樹脂が染み出し、それが付着したまま朽ちて崩れ落ち、泥土の中で何十年もうずもれたことで、土中のバクテリアによって変質して化石化し、芳香を帯びたものを言うようだ。これにより、本来比重が軽く水に浮くはずの木片は、樹脂の付着と木質の変化により、水中に入れても沈むほどの比重となる。これがウードの日本語である「沈香（じんこう）」、沈水香木だ。

香木といえば、サンダルウッド（白檀）はよく知られている。白檀はそれだけでも芳香を感じられるが、この沈香は、熱を加えることで初めて得も言われぬ芳香が漂うという。香炉を用いて一定の作法のもとに行う香道。そこで扱われる最高の香木が沈香であり、さらにその沈香の中でも、ベトナムのごく一部でしか産出されない最高峰の香木（樹脂）を「伽羅（きゃら）」というのだそうだ。調べたら、たった１gの伽羅の木片で２万円以上もするらしい。まさに純金に勝るとも劣らない価値。おそるべし、伽羅。←単に線香の種類だと思ってたし。

ミドル。
つけて５分もしないうちに、香りはすっかり、ウッディ香一色となる印象。だが、このすっきり感。優しい甘さ、そしてほのかな酸味、墨の香りのようなややスモーキーなコク。これらは気持ちを落ち着け、そしておだやかな集中力を授けてくれるようだ。ジョー・マローンの他のコロン同様、全体に透明感のある淡い香り方ではあるが、こんなに表情豊かで優しいウッディ香は珍しい。

それもそのはず。香道の資料によると、昔の日本人は、この沈香の香りに５つの味、甘さ、辛さ、苦さ、潮はゆさ、酸っぱさがあると見立てたようだ。これを五味という。つまり、この希少なウードを再現した香りは、この五味をバランスよく含ませることで、馥郁たる表情を見せているのだろう。

ラストは早い。ジョー・マローンだから。タイムリミットが１時間前後。そして、このあたりになると、当然シトラスのベールは感じられず、五味あふれるウッディな香りに、シダーっぽい清涼感を少し感じながら減衰する。全体にトップからラストまで大きな変化は感じられず、木の蜜のような優しい甘みと酸味、そして固い木の枝のような香り、墨のような深い落ち着いたベース。これらが混然一体となって静かに展開する印象。

値段は高い。そういう意味でバシャバシャ使える庶民の香りではない。自分はハンカチにプッシュして、スーツのポケットに入れて楽しむことの方が多い。ストレスを感じたとき、ハンカチを口元にもっていくだけで穏やかなウッディ香に癒され、心を落ち着けることができる。ハンカチだと、この淡い香りももちがよく、ずっと長く楽しめていい。

テーマとしては中東のインセンス、ということだが、自分はなぜか、山あいの武家の庵を思い浮かべる。いろり端の木のはじける香り。黒ずんだ天井にしみついた木々の油の香り、そして、焚きしめたお香と書棚の紙の香り。まるで小説「蜩の記」の舞台のような。

心落ち着く「大和」の原風景を思い浮かべると、「香りは、神仏の食べ物」という言葉が心によぎる。そして、稲垣足穂の言葉にそっとつたない思いが重なる。

「美しい香りを身にまとうことは、愛の経験に似ている。それを知らずとも生きていくことはできるが、一度知ってしまうと、以後それなしでは生きていけない」

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シャネル

スティロ ユー ウォータープルーフ

[ペンシルアイライナー]

税込価格：- (生産終了)発売日：-

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評価は変えませんが★の箇所を追記しました。

★春先に買い逃していた85グルナようやく買いました。でも失敗ー！薄くて目力出ません。加えてビミョウな赤みが充血に見えます。この色に関してはタッチアップ必須です（でも実際問題アイライナーのタッチアップって難しいよね…★★

…………(以下以前の口コミ)……………

これはいいです。何より色がきれいで終日あせない所は、さすがです。
WPなので汗や涙ではびくともしません。

にじむと言う声もあるようですが、私は不自然にぱっきり引かれた線が苦手で、
どの道、最初に引いた時点で指の腹ですっとなぞってぼかしてしまうので、
気にはなりませんね。

ちなみにぼかせるのも最初だけです。
その後はしっかり定着してしまうので、動かせなくなってしまいますが、
その辺も頼もしいと言えます。
私の場合１本が２ヶ月もちません。正直言って割高だと思ってます。
ただ使い勝手の良さと色の丹精さとパンダにならない質の良さで止められません。
先日カウンターで自分の購入履歴を調べたら、口紅より本数多く買ってました。
一日一回朝使うだけなのにね。(そうそう！お直し不要も魅力なの）

【＃83　カシス・紫】
エスプレッソと黒と青のいいとこ取りの様な素敵色。
黒ほど不自然でなく、こげ茶より目力がでます。
青の華やかさも持ち合わせていますので、色物のシャドウにも負けません。
最初の一本はこのカシスかエスプレッソをお勧めしたいな。溺愛中。


【＃20　エスプレッソ・こげ茶】
赤みがあまりないので、茶でありながら白目がきれいに見えます
(充血して見える茶のライナーってあるから気をつけないと）
茶は締め効果がいまひとつと思いこんでいましたが、
この色は、きわめて黒に近く、その上ノーラメなので、そんな心配無用でした。
いわゆる「でか目効果」ばっちり。それでいてナチュラルで優しげ…
口紅一本我慢しても買う効果ありの心強い飛び道具ですわよ。


【＃10　エベーヌ・黒】
やはりアイラインといえば黒ですよね。まつ毛が濃くなり、目がくっきりします。
但し「ナチュラルメイクがお好きな方には黒以外をお勧めしています」と最初に言われましたが、確かにそう。
正統派過ぎてベージュピンク口紅の時にはこの色強すぎかも。
黒が映えるのははじけるような肌色を持った時代だけかもしれません。
他の色は何度もリピートしていますが、この色だけは使いきれないの、とほほ

【＃30マリン　紺】
青なんて、としり込みしてはいけません。
「実際に顔の上に存在する色から選べば不自然なメイクにはなりません」
と巷で言われますが、黄色人種の顔にも青ってあるんですね。
多分それは静脈の紺。これを使うと白目がとってもきれいに見えるんです。
18歳の娘はノーメイクの時にも、これで薄ーくラインだけ引いています。
奥二重ですが、目がいきいき見えて可愛いもんです。
もちろんこれを主役にもできますが、こんな影の使い方もできる実力者。

【限定　ローズ　プラティーヌ】
ローズというほど赤みはなく、でも冷たいステンレスシルバーとは一線を画す温かいメタリックグレージュ。
細く下まつ毛のふちに引いたり、インサイドにいれたり。
ともかくきらきらが黒目に反映するせいか目が輝いて見えて、でもちゃんと締め色効果。


【#85 Grenatグルナ】
紫です。ボルドーというほど赤くありませんが赤みのあるパープル。
既存のカシスはすみれ色の青紫。この新色はプラム色の赤紫。
レキャトルならローズアンヴォレやエクロジオン絞め色と、イリュージョンドンブルならエブルイと同系のお色です。

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