














2023/9/22 15:38:34
オードパルファムと比べるとまったりして、あの独特なシャープさが弱まって使いやすいです。
オードパルファムはキリッと突き抜けるような感じですよね。
アンタンスのほうが比較的大人しいです。華やかさや刺々しさを求めるならオードパルファムを。
使いやすくもう少し女性よりにしたのがアンタンスって感じです。
でもアンタンスといえどカッコいい香水です。女々しさはないです。
フワフワした格好には合わないかな。もっとシンプルでキレイめな雰囲気。
比較されるモンゲランのほうがモテ香水だとは思います。
私は年齢的にも服装もリブレ派ですね。
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:10ml・5,060円 / 30ml・12,980円 / 50ml・18,810円 / 90mL・28,820円 / 100mL(レフィル)・26,840円発売日:2019/11/1 (2024/5/22追加発売)
2024/12/15 11:36:18
クリスマスを控えた夜の街は、人でごった返していた。木々の青いイルミネーションが彩る通りを、ぼくらは歩いている。
となりで歩くユイカの髪から、時おりスパイシーフローラルな香りがしていた。冬の乾いた空気を吸うように、ユイカの頭に鼻を近づけてクンクンすると、彼女ははにかんで、ぼくのコートの袖を軽くたたいた。
「いい匂いがする。」「えー、つけすぎかな?」「ううん。ほんのり。 これ、リブレ?」
「そう。いつもの。」「フランス語で『自由』って意味だよね。」「そぅー。」
『自由・・・か。』心の中で反芻する。遠くの空を見る。赤色灯が点滅する高層ビルのすき間で、東京タワーが小さなキャンドルのように灯をともしている。この暗い不自由な世界も、いつかは虹色に輝くのかな…。
19歳。ぼくは今、予備校に通いながら大学合格に向けて日々を過ごしている。地方から東京に出てきた頃は友達もできず、まるで暗い地下牢に閉じこめられたような息苦しさを感じていた。そんなとき、ぼくの心を解き放ってくれたのがユイカだ。席が隣になったのがきっかけで話すようになった彼女は、春の日差しのような明るさで、あっという間にぼくの心の壁に穴を開けた。その日からユイカは闇に差す一条の光になった。毎晩予備校の帰り、二人で駅まで歩くほんのわずかな時間が、ぼくにとって日々を生きる糧になっていた。
彼女の長い髪が風に揺れる。そのたび白い頬が見え隠れする。その端正な横顔を見るたび、胸の奥がキュッとせつなくなる。
華やかな雰囲気に包まれた街を2人で歩きながら、いつまでもこの瞬間が続けばいいと願う。映画やレストランに行ける時間も、心の余裕も、今のぼくらにはない。だからこそ、二人で過ごせるこの唯一の時間が特別大切だった。
「自由、ね。早くなりたいもんだ。」ついため息交じりになるぼくを、彼女の朗らかさが上書きする。
「もうすぐだよ!」その屈託のない笑顔にやられ、思わず抱きしめたくなる。
リブレの香りは、まさに彼女そのものだ。そう思えた。トップは清々しいシトラスとラベンダーが香り、快活でマニッシュな彼女の第一印象に重なる。予備校の講義中に居眠りしてしまって、何度背中に消しゴムを入れられたことか…。やがてリブレはミドルで一転、フローラルが強く出てくる。彼女いわく「オレンジブロッサムの華やかさ、ジャスミンの女性らしさ」になる。ふだんはちょっと少年っぽさも交じる彼女だけど、不意に見せるしぐさがとてもキレイでドキリとする瞬間がある。そんなふうに、リブレのミドルは彼女のフェミニンな一面を際立たせる。そしてラスト。つけて1時間もすると、クリーミーなヴァニラの風合いが出てきて、心が温かくなるような穏やかな香りに収束していく。
この香水のいいところは、「男性性と女性性」「フレッシュとスイート」「スパイシーとフローラル」の3つの対比があることじゃないかとぼくは考察している。英訳すれば”comparison”あるいは“contrast”。リブレの香りは、この相反する対極のベクトルの中をふわふわと飛び回る。それこそ自由の羽根で。それはときに男女の「性」を超えて強いパワーをもたらし、そしてときに男女の距離を縮める愛の魔法のように。
「ね!今日はちょっとだけベンチカフェしてかない?」
言うが早いか、彼女はコンビニに飛び込んでホットドリンクを買ってきた。即断即決。そして速攻。それも彼女のすごいところだ。ぼくとは正反対。即断即決の反対語は「優柔不断」でよかったかな?そんなことを思っているとぐいぐい袖を引っ張られた。広場のベンチが1つ空いている。
クリスマスのイルミネーションを眺めながら、ぼくたちは温かいミルクティーで乾杯した。ユイカが微笑むと、その瞬間、ほのかにスパイシーなヴァニラの香りがして、彼女の周りだけ優雅な空気が漂った。熱いミルクティーをひと口すすると、口から白い吐息がもれた。
「そこで『うえ〜い』って言ったらおっさん確定だよ!」ユイカが茶化す。
見上げた夜空に白い吐息が消えてゆく。青いイルミネーションが地上のミルキーウェイのように暗い空の縁を覆っている。
「いつか、自由にデートできるといいね」ぼくは呟く。
「そだね。もうすぐだよ!」ユイカも頷く。
街はクリスマス色に染まっていた。ぼくらは、理不尽で不自由なこの世界の片隅で、ほんのわずか自由を楽しんだ。そう。もしかしたら幸福の本質なんて、案外そんなものかも知れないなと思いながら。
「さむっっ!」そう言ってユイカがぎゅっと肩を寄せてきた。ぼくは少しためらって、それでもユイカの肩をしっかりと抱きしめた。その瞬間
ユイカのリブレの香りが、クリスマスの街とぼくの心をバラ色に染めあげた。
2024/5/1 14:40:20
初夏になって、この冬に使った香水の口コミ。
遅くてごめんなさい。
それはともかく。私、52歳。ですからジルを使うには、このブランドさんは、ちょっと若いと思っていました。が。大ヒット!量り売りで2ヶ月、非常にケチケチと使いまして(笑)
秋になったらフルボトルを買うつもりです。
可愛らしいキャラメルの香りで、夫ウケがものすごく良かったです。秋冬は、サンローランのモン・パリを使っていて、それを使い切りました。その後の、秋冬香水の候補だったのです。
甘く、温かみのある香りが欲しくて、プラダのキャンディと使い比べました。ゴージャスな、洗練された甘みが欲しければキャンディ。セーターから香っても、ワンピースから香っても、年齢問わずに愛らしいのはこちらかと思います。ぬくもり感があるのかな。
香り保ちも良好で、朝左右の耳にワンプッシュずつ。夜まで保ちます。ボディショップのアボカドのボディクリーム塗ったお風呂上がりに付けると、翌日も焼きたてのクッキーみたいな、たまらなくおいしそうな香りに包まれます。
ふっと、いい匂い、って言われるの、すごく嬉しいものですね。
なくなるのが寂しい頃に4月になったので、寒くなってのお楽しみ。ジルの他の香水も、おすすめあったら知りたいくらい。是非試してみたくなりました。
2025年の1月 追記です。
上記の口コミは、2023年の冬頃に使って、2024年の初夏になってから書いたものです。
秋冬のデイリーに、ランバンの「モダンプリンセス」使っていましたが、この香りが恋しくなって、ボトルサイズを買うことにしました。
改めて、夫にもこの香りを嗅いでもらって、今でも好きな香りか確かめたのですが、変わらず
「いい匂いだね。可愛いね。」
とニコニコ。あまり他人の好みに合わせて香水を買うことはしないのですが。
私、もう53歳になっているのですけれどね(笑)。
ワンプッシュで十分いい香りで、暖房のお部屋では、それで十分です。
店頭で「ジルバイジルスチュアート」も試したところ、これまたなんとも愛らしく、夫にも
こっちも買ってあげようか?と言われたくらい。
ジルはお若いお嬢さんたちのブランドだと思っていましたが、いやいや。他の香水も気に入ってしまうとは思いませんでした。先入観は捨てた方が良いですね。
しっかり香るけれど、ホッとする香り。
ちょうど夏香水も切れているし、季節が変わるまでに、四季の香水のラインナップを、考えてみるのも楽しいです。
春は「ジル バイ ジルスチュアート」「グレ カボティーヌ」
夏は「ジル バイ ジルスチュアート」「アルマーニ アクア ディジョイア」
秋は、春と同じ。寒さが深くなってきたら「ヴァニラ ラスト オード パルファン」と…
グッチの「ギルティ プールファム」と、ディオールのジャドールはどこで使いましょうか。
香水つける時、どういうイメージで季節を過ごしたいのか、少女の頃に、こころは戻りたいのか、シックで女性らしくいたいのか、誰にも遠慮せずに、好きな自分を演出して
「似合う」
と周りの方にも感じて頂けたら嬉しい、そういう香水選びも楽しいと思います。
2019/3/10 01:17:18
ごめんなさい、辛口評価です。
トップノートはツンとするというか…刺激臭のような匂い。それがやっと和らいだかと思うと、今度はオバさん臭い…
ラスト、消えかけたころにようやく、パウダリー感のある柔らかい匂いになります。
ちなみに持ちは5?6時間です。
爽やか、女の子らしいという感想が多いので、私の嗅覚がおかしいのかもしれませんが、とことん合わない香水でした。
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