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シャネル

シャネル N°5 サヴォン

[香水・フレグランス(その他)・ボディ石鹸]

容量・税込価格：150g・3,850円 / 150g・5,390円発売日：- (2014/10/24追加発売)

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香りが最高です。バスルームに広がるジャスミンの香り。
この香りに包まれると幸せになれます。
もしこの香りの香水があったら買うのに…一生使うのに…
いや、これ以外、使えなくなるな…とずっと思っています。

シャネルNO５といえば、問答無用の名香ですが、
クラシカル、パウダリー、お化粧くさい、ベビーローションそっくり。
いろいろと言われています。
名香に対して恐れ多いことですが、今を生きる女性には正直な感想かもしれません。

ＮＯ５はアイテムごとに香りが微妙に違います。
ある意味凄いと思うのですが、調香された「時代」をくっきりと感じさせてしまうのです。
なるほどモード屋さんの香水ならでは。
時代をちらちらと見ては、その空気を読み、先端を行こうとしているのかもしれません。

トワレは私が子供の頃の、大人のお姉さんたちを思い出させます。
強いてライバルを挙げるとシプレー系「ミスディオールかな」と感じます。
のちにギラロッシュのフィジーやシャネルのNo19など、グリーンな香りが流行ります。
パンタロンで颯爽と歩くボーイッシュな女性というのが流行した気がします。

オードパルファムは私が20代の頃の、大人のお姉さんたちを思い出させます。
海外でゴルフをやって日焼けして帰ってくるリッチなお姉さま。
かきあげたソバージュの髪からは、黄金の重たそうなイヤリング。
この香りのライバルは「サムサラだな」と。

どちらもサヴォンの香りとは微妙に違い、「たまらなく好き」とまでは言えません。
本家のパルファムはより純粋な感じがしますが、日常使いにはちょっと…。

このサヴォンを使って全身を洗っていますが、クリームになると、ほんとうにピュアな
ジャスミンの香りになります。これこれ！これが欲しいと思います。
一番この時の香りに似ている香水をあげると、ディオールのコレクションプリヴェの
グランバルです。同じ産地のジャスミンなので、似ているのだと思います。
ディオールの方はシングルノートに近い香りなので、とてもいい香りではありますが、
比べてしまうとやや幼い印象です。
シャネルの方は華やかさと奥行きが加わり、たまらない感じです。

なんでもヨーロッパの乾いた空気のなかでパルファムを纏うと、こんな感じの
クリーミーでありながら、ふわりとした花々の香りになるとか…。
日本やアメリカ南部のように湿った空気だと重たさが出てしまうらしいです。
残念！！
なので、シャネルＮＯ５はもっぱらこの石鹸になっている私です。

昨今、次々とオープルミエールとかローとか、新しいコンセプトの５番が出てきています。
それはそれで流石シャネルと言いたい洗練の香りではありますが、まったくの別物です。
時代の先端をいけばいつかは古びますが、我が道をブレずに貫けば、時代を超越できます。
そろそろ本流の香りのＥＤＴとＥＤＰもテコ入れして、純粋な本来のＮＯ５の香りに
近づけてほしいと切実に願っています。

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