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[ルースパウダー]
容量・税込価格:16g・12,320円発売日:2016/1/1
2025/2/20 12:50:46
もう廃盤になったころに気づく優秀さ…ゴン、お前だったのか状態です。
初めて1万円を超えるパウダーを買ったのがこちら。
買ったときは30代前半。クレドやヘレナとかと比較してこちらにしたような…。
確かに1万円超えるとキレイに仕上がるなあ、ルースパウダーって値段に比例しやすいんだなあと実感した一品でした。
色々化粧品を使うタイプというのを置いておいても何年使っても全然なくならず、コスパもよかったです。
しかし、何年も同じものを使っているのも不衛生かなと手放し、
他の1万円前後のパウダーを探すことにしました。
その後が前途多難。
色々タッチアップしてもらうもこれを超える品に出会えない!
クレドもなんだか違うし、Diorの新作も違う。
スックも違うしAQも違うんだよなあと完全に迷子です。
また会いたいです。あの仕上がりは夢幻だったのか若さからの錯覚だったのか確認したい。
血迷ってコスデコの6000円のパウダーをカッとなって買いましたが全然比べ物にならないです。
■仕上がり
セミマット〜マットぐらいの仕上がりです。つけるとトーンアップします。
でもお化粧感が出すぎず、フォギーな仕上がりで上品な肌にしてくれました。
時間がたつと皮脂といい感じになじむ感じもよかったです。
お肌も荒れず、クレンジングもしやすかったです。
■カバー力
毛穴を完全になくすわけではないですがそこそこボカしてくれました。
■崩れ
乾燥しないのに意外と崩れなくてお直しいらずでした。
この崩れなさを知ってしまったので、ほかの高額保湿系パウダーの崩れやすさに「んん????」となってしまいます。
■希望
限定品でもいいので復活してほしいです。リニューアル再販希望です。
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- 厚塗りしたら即毛穴落ちマンさん
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- 40歳
- 脂性肌
- クチコミ投稿195件
2019/7/14 08:27:12
シンプルでシックなデザインです。
エアレスボトルを採用しているので酸化せずに衛生的に使うことができます。
5種類の無添加で嬉しい安心処方です。
酸化チタン、シリコン、アルコール、合成香料、合成着色料無添加です。
手に取ってみると、黒い炭色のジェルから段階的に泡に変化していくプロセスを見れるのも楽しかったです。最終的には薄いグレーな泡になり肌表面の汚れを流してくれました。
洗い上がりはしっとりサッパリしました。
なんとなく肌に透明感が出たように感じました。
- 使用した商品
- 現品
- モニター・プレゼント (提供元:未記入)

- doggyhonzawaさん
認証済 -
- 55歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿473件
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:100ml・25,300円発売日:2018/5/16
2021/5/15 12:30:54
「インドなんか二度と行くか!ボケ!!」という最高に笑える本がある。著者のさくら剛さんはお笑い芸人を目指して上京するも、すぐに挫折してひきこもり生活に突入。好きな人ができても思いきりふられ、その度にインド、アフリカへやけっぱちの傷心旅行。ヤバいとこにばかり首を突っ込んでいく雑草根性が本当最高。エトロの香水を思うとき、ついこの本を思い出して笑ってしまう。エトロじたいはとても洗練されたブランドなのに。
エトロは、1968年にジンモ・エトロが創業したミラノのファッションブランドだ。旅行好きなジンモはインドへの旅で出会ったカシミアのペイズリー柄ショールに多大な影響を受け、その布地やペイズリー柄を欧州に紹介したことで一躍有名になった。香水部門においては、グラースの香料会社ロベルテと協働し、高品質な天然香料を軸にしたナチュラルでオリエンタル嗜好な作品を提供し続けている。彼は何度もインドに行ってる人だ。
そのエトロがブランド50周年を記念して、2018年に発売したのがウダイプール・オードパルファムだ。ウダイプールはインド北西部、ラジャスタン地方にある都市の名前。紺碧のピチャラー湖周辺には、古代からマハラジャの宮殿や城塞が築かれ、別名「湖の町」とも呼ばれ観光地としても人気だそうだ。
でも自分は行きたいとは思わないな。さくらさんの本のせいか、ついそう思ってしまう。
かつてシルクロード交易の要所であり、スパイスや布地、植物や動物など、東方の貴重な交易品をヨーロッパに届けていたウダイプール。それはエトロというブランドにとって、インドとイタリアをつなぐ重要な場所だったということだろう。
では、そんな思いがこめられた周年記念作品、ウダイプールとはどんな香りなのか?
シンプルで美しいボトルからウダイプールをスプレーする。その瞬間、華やかでクリーミー、フルーティーかつウォータリーな白い花の香りがふんわり辺りに広がる。濃密な南国花のミックスだ。一瞬で自分が好きなタイプだと分かる。トップからのけぞりそうなロマンティック。猫にマタタビ。野良犬ドギーにクリーミーフローラル。いきなり悶絶。1ラウンドKO必至。
香りじたいはほぼ変化なく推移するので、もう少し詳しく分析してみたい。ブランドが出している香料イメージは次のよう。
トップノート:ベルガモット、ピンクペッパー、マグノリア
ハートノート:サンバックジャスミン、ガーデニア、ロータスフラワー
トップノート:パチョリ、カシミアウッド、ムスク
自分の肌では、トップからマグノリアやガーデニアのふんわり甘いラクトン系クリーミーピーチ感、タンス防虫剤っぽいカンファーさを伴った超インドールジャスミンの優雅なフローラル感が交じり合い、フルーティー&クリーミー&エロティックなフローラルとなってふわふわと広がってくる感じ。そこにハスの花のみずみずしいウォータリー感も効いていて、水辺のゆったりしたガーデンを思わせる香りになる。これが6〜8時間続く展開。
エトロ香水と言えばかなりインド偏愛で、他の作品にもわざわざ「マイソール産」と書いたサンダルウッドを使用したり、ピンクペッパーやインセンス、ウッディを多用している感じがあったが、このウダイプールは、白く厚い花弁の花の香りをかなり濃厚にミックスした、超ド級ハネムーンロマンティック仕様になっているように思う。
これには参った。今までエトロの香水は「インドっぽさ多め、天然香料使いの地味系多め、シングルノート多め」と勝手に認識していたので、初めてつけたときには本当に驚いたのを覚えている。特に、チュベローズ系、ジャスミン系、ガーデニア系が好きな方には相当おすすめしたい天国の楽園フロリエンタルだ。
インド、ウダイプールのピチャラー湖の真ん中には、かつてマハラジャが住んでいた巨大な宮殿レイク・パレスがある。そこは現在、超リゾートホテルとして観光客の目と心を楽しませており、ときに天国の楽園と称されるという。このホテルの中庭には、リリーポッドと呼ばれる美しいハス池がある。仏教においても古代エジプトにおいても大切にされた永遠の命を司るというハスの花。ウダイプールという名の香水には、東西の水を交わらせ、文化の流れをつないだピチャラー湖とハスの香りも感じられて興味深い。
インドの花とイタリアの花。そして世界の水辺に咲くハスの花。ウダイプールはそれらエキゾティックな花々の蜜を集めた「香りのレイクパレス」だ。
湖に浮かぶ白亜のレイクパレスホテル。その中庭の池のほとりで、美しい花々の香りに囲まれて悠久の時を思い、ゆったりくつろぐ。なんかいいな。そういうの。
なんだ自分・・・。本当はちょっと行きたいかも。インド。
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