- kirigashiraさん
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2008/10/8 12:41:57
確かに素敵な香りだと思います。上品ですし、優しく穏やかな気持ちになります。
ただ…私には何かが物足りない。そして何かが苦手です。
物足りなさは、普段使いをプワゾンなどの濃厚なものにしているので(体温が低いため、私はそれほど強く香りません)それらと比べると当然なのですが、苦手なのは多分パウダリー感。
ジバンシーのアマリージュと似た系統の香りを感じました。アマリージュも同様に苦手です。
甘いのは大好きですし、バニラは絶対条件なのですが、個人的には甘さもバニラももう少し強く重く深い方が好みです。よって、ゲランの中で挙げるなら、サムサラのほうが芳醇さが強く好きです。
香りをどのシチュエーションで遣うかですが、この香りで仕事するのは考えてしまう…優しすぎて全てがスローになりそう。それは気だるさのような官能的なものではなく、暖かな日溜まりでゴロンとしたくなる怠惰な感覚です。
とはいえ、ゲランのシリーズは全てボトルが素晴らしい。案外若い香りも多いことを知りました。
イメージでは、バリバリのキャリアウーマンではなく、女性らしさを失っていない専業主婦。10歳未満のお子様がいらっしゃる、優しいママには似合いそう。
官能的とありますが、妖艶さは感じません。
駆け引きの必要ない場面が似合います。
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- kirigashiraさん
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2008/9/21 14:31:49
プアゾンは、祖母の化粧台に以前から佇んでいました。
10代後半にバブル全盛期が訪れた私は、プアゾンの香りで充満していた空間をあまり記憶していません。それがトラウマ化していないのが幸いなのか、ひとつの名香として素直に捉えることができます。
つい最近まで、ゴルチェのクラシックのEDPを愛用していました。その前がヒプノティックプアゾンとトレゾァ。重いくらいに甘く淫靡な香りが大好きです。ジバンシーのπも、メンズですが大好きな類いです。
クラシックの香りはまさに理想で、ラム酒+バニラという酔わせてくれる香りでした。でも、体温が低い私にはEDPでも香りにくく、加えて北国住まいなので湿度も低いため、ミドルからラストを感じるのは、湿度の高い地域に行ったとき若しくは汗ばむ場面のみ。
せっかく良い香りなのに物足りなさを感じていました。
そんな中ふとプアゾンを思い出し、こちらのクチコミにアクセス。すると、洋酒+バニラのイメージとのコメントが。
早速、購入。
多くの方には濃く感じられる香りが、私の体温と住む気候ではほんのりと香ってくれます。
寝香水の翌朝まで香りがしっかり残っていたのは驚きでした。
クラシックよりも酔わせてくれる、アルコール度数の強い洋酒とバニラとフローラル。
凛ともなれるし、淫らにもなれる。
祖母が纏うとまた違うイメージで、フローラルが強く清潔感が。
プアゾンを調べると「死」をもイメージしているとのこと。人間が持つ本能や本質に香り付けしたものが、プアゾンの香りなのかと…
香水の女王に虜になった私は、この先どの香りに浮気できるのか…囚われてそんなことは許されないのか…
柔らかな香りは確かに印象が良いですが、例え異性がその香りを望んだとしても、動かされません。
この甘さと重さに酔う私を愛してくれる人じゃないと…となると、必然的に精神的に大人の男性でないと支えきれないでしょう。
酸いも甘いも知った挙句、至れる香りだと思います。
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- kirigashiraさん
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2008/4/16 11:08:54
トレゾァやヒプノティックプアゾンなど、濃厚な甘さで一癖ある、バニラを感じる香りが好みで、色々検索していたらクラシックの存在に出会いました。
瓶は何度も目にしていたものの、こんなに大人っぽく上質な香りとは想像していませんでした。
体温が低く、香り立ちが弱い私は迷わずオードパルファムを購入。思い切って100ミリを。
ラムの香りを強く感じます。身体がラム酒漬けになったような…そのほろ酔い気分で気だるくスローな仕草になり、雰囲気がセクシーに変化するのが自分でも分かります。
バラは苦手な場合もあるのですが、こちらのローズは平気でした。ラストのバニラ香は私の身体では弱く香ります。
身体に馴染んで一体化する部分もあり、ふと遠くから他人が纏っているかのように美しく香る場合もあり、不意打ちに女であることを実感させてくれます。
トレゾァに似ているとの声もありますが、クラシックを知ってから途端にトレゾァがパウダリーに感じてしまい、手放してしまいました。
ただバニラについては、クラシックでは強く感じられないので、寝香水にバニラ全開のヒプノティックプアゾンを…そしてバニラ香が薄れた朝にクラシックを纏います。
毎日この香りに酔わされて…
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2008/4/4 23:31:54
彼がジバンシーのπを愛用していることから、同じ系統としてバニラの香りを探して、とりあえずはランコムのトレゾァに落ち着いた私。
でもトレゾァ、確かにフローラルの中にバニラっぽい甘さを感じるものの『バニラ』が入っているわけではなく、至る処で調べ上げ、行き着いたのがコレ。
札幌在住ですが、ファッションビルの中の老舗香水ショップにて在庫がありました。
単に甘いだけの可愛いバニラより、苦味を含んだ淫靡な甘さのヴァニラを求めていたので、結果はオーライ。皆さんが仰る薬臭さも、オリエンタルな妖艶さを醸し出していて、スパイスに感じます。
ただ…これまでフローラルを含んだ香水を浴びてきた私には少しだけ、グルマン系統しかしないこの香りに物足りなさを感じてしまいました。確かにセクシーではありますが、可憐な感じは無く…
だとしたら、ゴルチェのクラシックだとバラ→バニラとなるので理想かと考えつつ、ふと重ねづけ。
トレゾァ+ヒプノティック。
濃甘同士ですが、互いに決して遠くない系統の香り。この組み合わせは重そうですが、私は体温が低く芳香しにくいので、香りだけ全面に出ることがありません。
ヒプノティックの苦味が少し抑えられて、バニラの遠くに薔薇が香ります。
どちらも名香だけに、重ねづけは互いの魅力を殺してしまっているのかもしれませんが、私の中では互いが良さを引き出しているように感じています。
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- kirigashiraさん
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2007/10/30 14:14:39
この香りは今から10年程前に購入したことがあるのですが、その頃20歳前後だった私にとって、纏っていても香りだけが全面に出てしまい、纏っているうちに苦手になってしまうというイメージでした。
あれから、ディオリッシモ、シアーティファニーやアントニアーズフラワーズのフローレなど軽めの爽やかな甘さを好んで纏っていましたが、恋人が変わる度に香りを変える(香りは記憶を呼び起こすので)私に再度恋人との別れの機会が。心から愛した彼だったので「永遠」という言葉もキーワードになり、再びエタニティの香りを購入しました。
すると10年前には明らかに浮いていた香りが自分に馴染む感覚がして、苦手な要素が無くなっていました。年齢を重ねて経験を積んで、大人だからこそ纏えるフローラルなんだと思います。
「永遠」という願掛けが叶ったのか、恋人と復縁。以前の香水を好んでいてくれた彼も、エタニティの香りが私に似合うと言ってくれました。
体温が低く、香り立ちが少ない体質なので、首とウエストに一日2〜3回付けています。
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