2019/12/30 15:44:28
この香り、ある時は大好きでした。
グリーンフローラル系の香りが得意な方は好きだったのではないでしょうか。
すずらんっぽいグリーン系と、セージ、カーネーションやモス。トップはちょっとパイン?の甘い香りもします。
爽やかで活発なのに女らしい感じのする女性、っていうイメージでしたね。
今クローゼットで眠っているラルフローレンのサファリっぽいジャケットにきっと似合っただろうな〜、などと思います。
こういう香り、もう流行らないから作らないんですよね、きっと。
何年か前に免税店で売られているミニボトルセットのひとつとして見たことがありますが、フルボトルは見かけません。
懐かしいです。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:- (生産終了)発売日:-
2019/11/8 20:37:34
中東の人から漂ってきそうな香りです。
リッチで豪奢な中東の雰囲気。
トップは独特のフローラル&ハーバル香。
薬っぽさも感じるけれど、最初からかなり重い香り立ちです。
ここだけでも十分エキゾチックですが、ミドル以降の香りが100%異国。
濃厚な樹脂、甘くてダークでスモーキィなバラ、少しのラベンダー。
時間と共にお香を焚き染めた寺院っぽい香りが全開になると、もぉぉぉぉぉ〜、うっとり。
エキゾチックでアラビア〜ンなオーラ、濃厚で甘くてヘヴィな香りが好きな方でないと使用不可能な香りです。
が、誰がなんと言おうと私はこの香りをこよなく愛しており、これなしでは生きてゆけません。
UNE ROSE CHYPREEとともに、好きすぎて、可能ならば一生分買いだめしたいくらいです。
(既に廃盤です。もちろん数本ストックしてありますが)
まだ数年しか使っていませんが、私の中では最高の香りのひとつです。
シェルギィ(数年前〜もっと昔のもの)やUNE ROSE DE KANDAHARなんかも得意で、ロマンチックでパウダリーでない濃厚なバラ香が好きな方に向いてます。
湿度の高い日本では使える季節がかなり限られると思います。
極寒&乾燥気味の北国では秋〜冬でちょうどいいくらい。
かなり乾燥していれば暖かい季節でもしつこく感じないので、気温はともかく、湿度がネックになりそうです。
蛇足ですが、調香師であるTrudi Loren氏の美しさにも心底うっとり……♪
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:50ml・10,450円 / 100ml・14,300円発売日:-
2019/10/12 23:15:37
『大人のため』のリラックス系バニラ。
ものすごーーく癒されます。
トップはベルガモットが強いのですがそれが飛ぶと、バニラと樹脂と木が静かに香る第二ステージへ。
この木と樹脂とバニラのバランスが絶妙。
メインはヨーロッパなんだけれど、少しばかり中東とアジアもミックスされた、ちょいエキゾチックな禅、という感じ。
静かにひっそりと漂う感じで纏っている自分も癒される。
瞑想するにも全く邪魔にならない感じ。
日本人の好みにも日本の気候にも馴染みやすい部類でしょうか。
しかし。
なぜ消えるのがこんなに早いのでしょう!!!
一時間もすれば手首に鼻を近付けない限りほとんど何にも感じない(本人は。私の鼻がおかしいのか!?)!!!
唯一の不満はそこです。
私は乾燥肌で、しかも北国は幾分乾燥しているので致し方ないのかもしれませんが。
もう二時間、このうっとり心地よい香りが続いてくれるとありがたい。
EDPはもっと持ちが良いのでしょうが、香りがちょっと違うらしいのです。
香りは全く性別を感じさせません。男女ともに、いろんな年齢の方に似合うと思います。
特別な日よりも飾らない日常や一人で過ごすゆったりとした時間に使いたいですね。
一年通して使えそう。
ひっそりと香る、ちょっぴりだけエキゾチックなフレグランスを探している方、ぜひこちらをお試しください。お勧めします。
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2019/10/4 21:58:32
色褪せた古い写真の中に写っているバラがもしも香るとしたら、ナエマみたいな香りなのかな……。
現在ここに咲いているバラではなくて、遠い昔から現在にワープして漂ってくるバラの香り、みたいな、ちょっと不思議なオーラ。
バラの香りのする香水は大好きですが、ナエマは私のタイプではなかったです。
確かに美しいのですが、私にはロマンチックすぎます。
トップのグリーンフローラル系というか、ヒヤシンスっぽい香りがインパクト強いです。
時間が経つとバラっぽくなり柔らかくはなりますが、それも先に言った通り、どこか時空を超えて来たようなバラなんですよねぇ、意味不明でしょうけど。
純真無垢な乙女チックと言うのか、ロマンチックすぎると言うのか、懐古主義的と言うのか。
そういう要素が、私の歳ではより年齢を感じさせてしまいそうです。
勿論似合う方は沢山いるでしょうし、若い方ならさらりとつけこなしてしまうんでしょうけど、私はちょっと自信ない。
香水好きの年配の女性が好みそう、そんな印象持ちました。
それでもこの柔らかく優雅な残り香から察するに、パルファムは想像を絶するほど芳醇だったのでしょうね……。
試したのは最新のEDPです。
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2019/9/13 23:39:44
先の方がとても素敵な口コミをしてらっしゃいまして、おおいに頷いてしまうところ。
プロフーモは例えるなら、上質で発色が美しく、渋い光沢を放つ滑らかなシルクのスカーフ。
クラッシィな雰囲気を残しつつ、垢抜けていて、でも気品がある。
香りの持ちは良いのに拡散性はそれほどないのもいいところ。
なんかこう、しっとりとしていて、まことに奥ゆかしいのであります。
イランイランやバラのフローラル系香料の華やかさ、
べチバーやサンダルウッドのウッディでアーシィな落ち着き、
しっとりした甘さのコンビネーションが素晴らしい。
これをつけていると無性にミツコが嗅ぎたくなります。
懐かしくなると言った方が当たっているかな。
ミドルエイジ以降の品のある落ち着いた女性にぴったりだと思いますが、
どんな年齢や装いであっても、キーワードは優雅さや気品、になるでしょうか。
もちろん和服にぴったりなことは言うまでもありません。
ただひとつ難癖つけるとするならば、値段が……、ですね。
それゆえに、本気で一生ものの香りをお探しの方に限定されると思いますが、機会がありましたら是非お試し下さい。
入手して一年以上になりますが根が貧乏性のためか出番は少ないです。
が、つけると絶賛される香りです。
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