2001/12/11 01:27:13
ホントに今年はビタミンCモノが大ブレイクで信者の私としては嬉しい限り。で、まだクチコミしていないものがあるので一つ・・・。
この前クチコミしたアメリカの自然化粧品、ジェーソン社のビタミンC、AHA入りピーリングパック。
このジェーソン社のビタミンCは、この会社独自に特許をとっているもので、アスコルビン酸にカルシウム、ナトリウム、マグネシウム、亜鉛を混ぜたコンプレックス「EsterC(エスターC)」を使用。
それにフルーツ酸のコンプレックス(AHA)やパパイン(角質を分解・皮膚を滑らかにする)、ウィッチヘーゼル(ハマメリス)エキス(収れん・創傷治癒・抗酸化)、オレンジエキス(収れん・保湿・皮膚の活性化)、グレープシードエキス(抗酸化)、グリセリン(植物性もの。保湿)を入れて作られているの。
界面活性剤は非イオン性のもの1種類だけ。香料はちとキツい甘い香りだが、自然のモノ。保存料はなし。
おまけにパック基剤は昔からチューインガムのベースとして使われてきた成分を加水分解(化合物に水が加わって起こる化学的な分解)したもので、皮膚刺激なし。
なんか成分見るだけでもこのオレンジ色のパック、毛穴が引き締まりそ〜。
使い方は洗顔後、マニュキアに付いているハケが巨大化したような、手を汚さずに塗れて便利な大判のハケで肌にのばして、15分。乾いて剥がすシンプルなモノ。
私は週に1〜2回ディープクレンジングの一環として、たるんだ毛穴に活を入れるために使用。乾くにつれギュギュギュッと締まってくる感覚が、いかにも「イマ毛穴シメてます!」の仕事感。
剥がす時はギュギュギュッのハードな感触とは裏腹に、あっさりスルスル。しつこい粘着性はみじんもなく、某毛穴パックのような恐ろしいことにはなりません。厚めに均等に塗っていれば、剥がしカスも出なくて楽チン。
コレをした後は肌が明るくて、その後のモノたちの浸透がいいので、すかさずデコルテ(コスメデコルテ)のモイスト・リポ、ローションパック。わたしゃ、コレで肌がさっぱり生き返るんですけど、どちらかというと脂性肌〜混合肌向きかな。乾燥気味の方でもその後の保湿さえきちんとしていれば、問題はないハズ。
問題があるとすれば、パック中の自分の顔が暗めのオレンジ色に変わっていくので、ハニワごっこをやりたくなることかな。
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2001/12/7 02:07:36
「よく噛んで食べるんだよ」。
幼少の頃、親から与えられたおやつが乾燥昆布だった私は今も海藻と聞くと黙っちゃいられない。
けど今回試すのはカミカミしない海藻のさっぱり保湿パック。
イヤしかし、試すより何より驚いたのは成分内容!
ジェルということが幸いしているのか、余計なもの入れたくないからジェル状にしたのかは分からないけれど、このマスク、自然化粧品なみに肌に優し気。
たいていの保湿パックは界面活性剤を結構使って肌に油分とか保湿成分を入れてしっとりさせているようだけれど、これは豊富な植物エキスたちをそのままゼラチンでトロミをつけ、顔にのせてるようなモノ(主なトロミの正体は、皮膚刺激なしの無害なセルロースガムだけど)。
だから油モノがダメな脂性肌さんや混合肌さんでも、毎日使ったってイイくらい。
保湿や皮膚再生作用のある海藻エキスのほか、植物エキスを挙げると・・・抗炎症などにアルニカエキス(血行促進作用も)、セイヨウキズタエキス(ニキビ用脂性肌の洗顔料にも使用され、洗浄作用も)、ゼニアオイエキス(保湿・代謝促進作用も)、マロニエキス(収れん、抗浮腫、血行促進作用も)。
皮膚の収れん・消炎などにオトギリソウエキス、セイヨウニワトコエキス、ハマメリスエキス(創傷治癒作用も)、ブドウ葉エキス(血行促進作用も)。ツヤとハリ潤いにキュウリエキス。
チロシナーゼ(シミを作るのに関係するもの)活性の阻害に紅茶エキス。保湿にパリエタリアエキス、マルトース(これは植物エキスではなく糖)。ほかケイケットウエキス、コメヌカ発酵エキス。
エタノール(アルコール)とパラベン、香料さえクリアできれば敏感肌の方でも安心。
さて使用感。成分御覧のとおリ油分がないので、どうしようもなく乾いた時の緊急保湿というよりも比較的手軽に保湿したい、肌をリフレッシュしたいという時にちょうどいいさっぱり加減。夏や朝パックならピッタンコ。
もしコレ単体で物足りないと思うなら、このパックを塗った上に更にローションを浸したマスクをオンすればプリプリ度は断然アップ(顔半分パックのみ、もう半分パック+ローションマスクの比較実験の結果)。パックがカピカピにならずに流しやすいし、私はこの方法で使用中。
いやいや値段も安いから毎日使いたいよ。
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2001/12/7 00:12:31
いや別に「お粉ジプシー」しているワケではないんだけど、化粧ポーチ軽量化計画の一環として近ごろプレストパウダーに目がいってしまう私。
で、やっぱり買っちゃいました、コレ。
Tゾーンなどの凸面用に微光桜色の4番、全体用にアイボリーベージュの3番の2つ。
そもそも4番のピンクは、私の愛用品の一つ、エレガンスのスタイリッシュコンパクトのピンクと比較したかったがために先に購入。光りやツキがどう違うのか、もう興味シンシン。
どれどれ・・・さっそく肌にのせる。でもこのパウダー・のせる・というより「スルスル」なんて擬態語が似合ってしまうほど、肌に滑らかにのびて、吸い付く。
特に付属の二面性パフのスポンジ面だとそれが顕著。もう片面の起毛の方だとツキ方ふわりという感じだけれど、しなやか。
そう、しなやかに付くんです。
だから仕上がりも発光具合も外国人のグラマラスなゴージャスさというより日本人的奥ゆかしさ。貴族よりも公家的上品さ。落ち着いたキメ細かいイイトコ系の生娘感(コリャ私が男なら放っておかないな)。
それに気を良くして追加購入したアイボリーの3番は、パールなしのマット感が同じしなやかでもどこか女豹的。湿度を含んで弓なりにしなるような肌感がうまれ、普段は菩薩の様に微笑んでいるけれどウラではニャーと舌を出ような「上品さ」と「淫らさ」を表裏一体に持つ、猫みたいに捕らえ所のない色香(くぅー、これも私が男なら放っておけないよ)。
さてひと塗でこんなしなやかさを演出する肌再生力の強いこのパウダー。塗り終えてすぐはそんな妄想が頭をかすめるんだけど、その後しばらくして今度は違ったものが鼻をかすめるの・・・。パウダーの粒子を包んでいるというカミツレの香り、ちょっと父さん・・・。
トム・フォードさん(今回からYSLのパッケージ担当)、このケース、写真だと黒に見えるんだけど実は焦げ茶だったとは嬉しい誤算。でも相変わらず指紋が付いて、1個でもデカいんですけど・・・。
またもやポーチ軽量化、成らず!
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2001/11/30 01:46:46
ビタミンC教信者の私。ヘレナのフォースC.プレミアムセラムに別れを告げてから(と言ってもやっぱり離れられず、今も他のCモノと併せて使用中)海外のCモノに目を向け、まずはカナダ生まれのセレックスCを使用。
一瓶使い切ったところ結構気に入ったので、さらに注文しようとした矢先、アメリカでは炭疽菌騒ぎ。うーん、紛れ込んでいたらコワイな。
次に目を向けたのが、アスコルビン酸(ビタミンC)がセレックスと同じ2.5〜3というph(ペーハー)値のコレ(アスコルビン酸を安定化させて肌に無駄なく浸透・働かせるために、このph値は重要らしい〜セレックスCのHPより)。
今やロート製薬のおかげで薬局でも簡単に買えちゃうからスグにでもCを手に入れたかった私には有り難い。
で、能書きを見て成分分析すると、奇妙なことに気がついた。
ここで使われているビタミンCはアスコルビン酸。つまり水溶性。しかし使用法は「化粧水、乳液等の後に・・・」と書かれている。
ん?油性モノの後なら入っていかないのでは?
疑問を抱えるも、とりあえずしばらくは書いてある通りに使ってみた。けれど、なんかどうもこの点を解決しないと気持ち良く使えない。
そこでロート製薬に問い合わせると、使用は化粧水の後、乳液やクリームの前でも問題ないとのこと(特に乾燥が気になるのならそうした方がイイそう)。
けれど肝心の「どうして油モノの後でもイイのか?」への答えは得られなかった・・・。
と思ったら、雑誌フラウ(12/11号)でその答え。
成分中のエトキシジグリコールは、水にも脂にも入っていける経皮吸収剤だったのね(私はコレ、油や樹脂、高分子化合物の溶剤としての知識しかなかった)。
ジャストタイミングで問題解決。
さて最後になりましたが、効果は今さら言うまでもなく、肌明るく滑らか、毛穴すっきり。しかしできてしまったニキビへの撃退効果は少々緩やか・・・。
利点は、他のCモノと違ってコレ1本で済む(例えばセレックスCはそれ1本では乾燥気味。直後にヒアルロン酸溶液とのW使いを推奨)。つけた時オイルっぽいのびだけれど、オイルフリー。成分中のPGは保湿剤です。
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2001/11/29 03:07:07
古い話でござんすが、あるデパートで見た資生堂のちょっとしたメイクアップショー。
一段高いステージの上では素っピンのモデルが椅子に座り、男性メイクアップアーティストがインカムで喋りながらギャラリー前でどんどんモデルをメイク。
その中で、透明感ある下地作りに欠かせない一品として力説されていたコレ。
それまで他のホワイト系の下地・コントロールカラーでボテボテになったり、ムラができたり白塗が目立ったり・・・といい思いをしてこなかった私には、この商品の衝撃はもの凄かった。
ショーが終わった途端、気がついたら購入の列に並んでいたくらいだったから・・・。
コレ、実は下地というよりカテゴリーはクリームファンデーションなんだけれど、立体感を出す時のTゾーン+頬の高い位置使いのベースはもちろん、肌に透明感を出す際の黄グスミ対策の一環として、また濃いファンデの色味調整役、光モノ下地の輝度調整役として、なくてはならない存在。
クリームでこってり気味なのに上質感がうまれる肌の透明感が、上に重ねるファンデの邪魔をしない。他のリキッドファンデに混ぜても、それらファンデのテクスチャーを極端に損ねない。
もう嬉しくて嬉しくて、ここ数年、ほとんど毎日ナニかしらでずっと使用中。
コレに変わるメイクものの傑作は、なかなかお目にかかれないな〜。
しかしところで、なんでコレ「タンナナチュレールブラン」とナが1個多いの?
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