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ゲラン / サムサラ 香水

ゲランゲランからのお知らせがあります

サムサラ 香水

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格:- (生産終了)発売日:-

評価しない購入品

2014/9/25 22:50:10

EDPとEDT所有、こちらにまとめて口コミさせて頂きます。

EDPは、透明な瓶をまだ使っています。
これだけ大量の白檀が入っているせいなのか、サムサラは劣化が遅い種類の香りだと思います。
とはいえ、保管次第でしょうけれど。

このサムサラ、非常に評価が難しい。
というのも、フレグランスとしての好みでいうと、私には使いこなせないのです。
甘く濃く厚く深いサムサラ。
それが、ホルモンバランスが乱れる年頃になり、症状がひどい時ほどサムサラの香りが、スッと身体に入ってくる感じ。

体調が良い時は、特にEDPは絶対に使えません。
私は酔ってしまいます。
けれど不調な時ほど、かぐわしく香りに癒され、救われるように感じます。
そんなわけで、コロプチに移して、不調字限定で気付け薬のように使用しているので、なかなか減りません。
女性特有の頭痛など、EDPを手首にチョンとするだけで30分しないうちに治まりますよ。
でも、これ、フレグランスなんですよね(笑

香りはEDPの方が本格的といいましょうか・・・
サムサラの深い世界が、密度を持って押し寄せてきます。
(ここが元気な時には、受け止めきれない)
甘く甘く甘く、そしてフラワリー。
ベースの白檀が全体を包むのだけど、ミドル以降に大地のイメージも香ります。
ラストに向かうほど甘さとフラワリーさは徐々に弱まり、微かにパウダリーを引くサンダルウッドが主役に。
バニラもなぜかドライなのです。

燃え上がる炎と、燃え尽きた炎、けれどまだ赤く熱を帯びている炭・・・
そんなイメージも湧いてくる香り。


EDTは去年購入したものです。
私には使いやすい代わりに、EDPのような薬効(?)はありません。
香りも随分可愛らしくアレンジされていて、花の蜜のような飴玉のような邪気の無さで始まります。
それでもやはり、サンダルウッドが主張してくることに変わりはありません。

けど、EDTのサンダルウッドはライト。
新しいからかもしれませんが、ライトなサンダルウッドにバニラが付き添われて、最後まで甘く香ります。


他の方も書かれていますが、サムサラはいっぱいいっぱいな状況の人を癒す効果があるのかもしれませんね。
同年代に流行ったプワゾンには、それが感じられなかったかも。

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ニナ リッチ(フレグランス) / リッチー リッチー EPS

ニナ リッチ(フレグランス)

リッチー リッチー EPS

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:- (生産終了)発売日:-

評価しない購入品

2014/9/12 23:29:11

久しぶりの口コミです。

毎年、秋の気配を感じると、なぜか嗅覚までもが甘さを強く求めます。
秋毎に思いもよらない香りを、発作的に毎年1つは購入してしまい、けっきょく使うのは2〜3週間。
後のほとんどを、休眠状態で過ごさせてしまうんですけどね。

そうやって買った物に、ゲランのマイアンソレンス、プラダのキャンディなどが・・・
分かっています、私の年齢には似合わない・・・

そして今年は、どうやらリッチーリッチーが手招きをしているようです。

初めてこの香りを試したのは一昨年。
「最近のニナリッチらしいな」と思いました。
甘くて濃厚、ちょっぴりフルーティ、そんな感じの印象を持ってスルー。。

それがこの数日、リッチーリッチーの香りの1つ1つが鮮やかに広がって、最初から最後までウットリさせられっぱなし。
今、手元にあるのはサンプルですが、もうダメですね、現品購入しちゃうでしょうね。

肌に乗せたとたんにパーンと鼻を抜ける葡萄酒の香り。
ここはワインと言わず、あえて葡萄酒とさせていただきます。
ルバーブをお砂糖でコトコト煮込んで、酸味を充分和らげたコクも感じます。
香料としては珍しいという白粉花・・・

不思議ですね、記憶の中の花の香りは、現実の花を嗅いだ時より、こうしてフレグランスとして構築された方が、よりリアルに真実味があるなんて。

子供の頃、白粉花はとても身近な花で、その頃をふっと思い出すような香りが立つと、胸がキュッ!
夏から秋にかけて、午後から夜にかけて咲いて、空気中を自らの芳香でほんのり満たしてしまう花。
特に夕方は、この白粉花の香りが、そっと背後から忍び寄ってくる感じ。
まだ日本の夏が、今ほど暑くなかった頃です。

ベースにあるウッディが、ゲランのラプティットローブノワール・クチュールのラストと似ている気がします。
このウッディな感じがミドル以降に奥行きを持たせているのかしら?

それにしても、「元気」「ポジティブ」「かわいい」というコンセプトからは、ズレているような。
前の方も書いてられる通り、陽が傾いてから魅力が増す香りなのでは?

評価は現品を購入してから付けますが、今の気分では☆6!

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エルメス / アマゾン

エルメス

アマゾン

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格:-発売日:-

評価しない購入品

2014/8/1 15:52:21

香水(P)です。
今はトワレしか扱っていないようですね。
(しかも、なかなかのお値段)
残念ながらトワレは使ったことがないので、こちらのクチコミが参考になるかどうか・・・

これは私にとって梅雨から夏場にかけての気付け薬。
香水としての好みは、リピートしたいほどではありませんが、ボーッっとした頭をスッキリさせる効果としては、必要な一品。
トップからミドルにかけて香る渋みのあるミントが好きです。
そして厚みのある「緑」
その緑に対して、この甘さは少々過剰に感じてしまいます。
時々体調によっては、気付けを通り越して反作用を起こすことも。

そんな時は、ゲランのハーバフレスカを上着の裾にひと吹き。
邪道ですが、アマゾンの甘さをハーバフレスカがいい感じに中和してくれて、Wの気付け効果を発揮します。
香りの並びも似合ってると感じていますが、どうでしょう?
ただし、同時に使うのではなく、先にアマゾン、30分後くらいにハーバです。
もちろん、アマゾンが上半身、ハーバは下半身です。

(甘い、甘いと言っていますが、全体のバランスから私が感じて・・・です。
 決して『甘い香水』というわけではありません)

アマゾンの香りの中に、ツルンと磨き上げられた翡翠の楕円形の玉が、花の蜜や樹木の水分で表面が濡れている様を感じます。
その翡翠があるのは、暗い森の奥深く。
そういえばニナ・リッチのレールデュタンにも、黄色い石を感じます。

購入に至ったきっかけは、当時私から見て憧れの女性が好んで使っていたから。
カウンターで試香した時は、今以上に「好みじゃないけど」と思ったものでした。
だから未開封のまま手元にあったわけです。

懐かしい思い出と、開封した時期があまりにタイムラグがある香り。

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ゲラン / ランスタン マジー オーデパルファン

ゲランゲランからのお知らせがあります

ランスタン マジー オーデパルファン

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:30ml・9,350円発売日:2007/10/12

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5購入品

2014/7/23 23:53:16

ランスタンが好きで、こちらにも興味を持ってサンプルを頂いたのが、去年の初冬。
最初の印象は、★0もしくは1。
とにかく全然受け付けなくて、胸が悪くなったほど。

苦手だったココマドやラプティEDTに通じる何かが、私を怯ませたのです。
トップに、テラテラと底光りする爬虫類の感触を思わせるものがあるんですよね。
何度か試しても、ここで挫折。
ミドルに入りかけくらいで、洗い流していました。
またこれ、トップが長いのです。

それが現品購入に至ったのは、ミドルからラストへ向かうほどに角が無くなり、軽い甘さの肌馴染の良い、青桃色なパウダリーに変化することを知ったから。
今年は特にパウダリーが、Myブームなんです。
でもマジーのパウダー感はクラシカルな香水にあるような、懐古的なものではなく、今の瞬間を煌めいているパウダー。
素敵です。

とにかくトップさえ過ぎれば、みなさんが仰る「母性」に通じるものを感じます。
けれど、母性と言い切るほど、体温を感じない香りなんですよね。
笑顔の奥に見え隠れするのは、近付いてはいけない何か・・・

マジーの香りに、私は人魚伝説が浮かびました。
アンデルセンの人魚ではなく、漁師や船乗りたちの間に伝承されてきた人魚伝説。
美しい姿と歌声を持っているのだけれど・・・

はい、私もこの香りの美しさに魅せられた一人です。

ボトルの佇まいからして、マジーは妖しさを仄めかしている気がします。
「母性」というのなら、いっそ鬼子母神でしょうか。

冬になったらまた評価が変わるのかもしれません。

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ロシャス / マダム ロシャス オードトワレ

ロシャス

マダム ロシャス オードトワレ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:- (生産終了)発売日:-

5

2014/7/22 00:44:44

20年以上前、母から「私の好みじゃないから」と譲り受けた物。
当時は、私も好みではなく、使わずに放置。

去年でしたか、香水熱再発後に手元にあったので使ってみたら・・・
うわあ〜、これ、好きだわあ〜、となった品です。
キャップのメッキは風化で剥げ落ちてまだらに。
紙のラベルも薄汚れてます。
なのに、中身は全く劣化を感じないとは!!
濃度を確認しましたが、EDTです。

ちなみに同じころに開封したファムは、劣化していました。

全然話が変わりますが、「香水の寿命は2年!長くても3年!開封したら1年以内!」と昔は言われて、それを鵜呑みにしていた時期がありました。
厳密には(保健上は)そうなのでしょう、今も。
しかし、時々こうして何十年も経っているのに、瓶の中で時間を止めている香りに出会います。
保存状態がたまたま合っていたのか、配合されている成分の魔法か・・・
手元のマダムロシャスは、一時期開封されていたにも関わらず、四半世紀を生き延びてくれました。
ベチバーと白檀のW効果でしょうか?

トップで目を覚まされて、ミドルでやる気を起こさせ、ラストは優しく穏やかに支えてくれます。
仕事をする時には、スイッチが入る香りです。
ただし、寒い季節はあまり使いたいとは思わないです。

ロシャスはこの後に、ゲランから「最大のライバル」と言われる時代を迎えることになります。
現在ほとんど見かけなくなったことからも、時流にうまく乗れなかった香りのレシピだったのでしょうか。
それとも単に大手傘下に入っても、使い捨てにされる運命にあったということでしょうか。

マダムロシャスが発売された1960年は、それまでフランスの植民地だった国が一気に独立した「アフリカの年」と呼ばれる年でもあります。
日本では「所得倍増計画」が策定、学生運動を背景に、新日米安保条約が調印されました。
ベトナムでは南北に別れてくすぶっていた火ぶたが切られ、長く暗い泥沼へと突入してゆきます。
フラワーチルドレン、ヒッピーの誕生。
ビートルズが世界にその名を轟かせる兆しが見えています。

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自己紹介

香水をはじめ、香り物が大好きです。 生まれて初めて自分で買ったコロンは、中学1年の時。 カネボウから出ていた『森の精』。 18歳の時にプレゼ… 続きをみる

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