2012/11/14 07:01:24
何年前でしょうか・・・自分の中でUKブーム(?)だった年の末に購入しました。
特にフレグランスを買う予定もなかったのですが、ロンドンという名前と50ml以上を購入するとついてくるというクマのぬいぐるみに魅かれて買ってしまいました。
BAさんいわく、パンツスタイルよりもスカートに合う、とても女性らしい香りとのこと。
たしかに、正統派フローラルという感じの香りですね。
もともとホワイトフローラル好きなので、馴染みやすかったです。
トップノートが少し人工的というかガムかハッカアメのようなスースーするような甘いような香りがするので最初ウッとなるですが、それを経るとジャスミンがメインに香ります。始終、トップノートで感じたアメっぽさは残りますが、ミドル以降は花々の香りになじみ、まろやかになるのででほとんど気になりません。ラストは肌馴染みよく、ほんのり甘さが残ります。
周りからは、「すっきりしたお花の香りがする」「バラの香りがする」などの、コメントをいただきました。甘ったるさがなく、ほどよく華やか、浮ついた感じがない、しっかりとした香り立ちです。上品ですがクラシカルすぎない、現代的な印象のフレグランスだと思います。
バーバリーのフレグランス全般から受けるイメージですが、やはりロンドンや英国の空気感がします。
今は手元にありませんが、また欲しくなりそうなフレグランスです。
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2012/11/5 08:52:25
サンプル使用のため、評価なしで。
「キャンディ」という名前といかにも甘そうなキャラメル色のボトルにショッキングピンク。きっともわーっと甘ったるい香りなんだろうと思って最初は興味がありませんでした。
しかし、サンプルを頂いて使ってみると、あら!
甘いのにべたっとしないんです。これ、すごいと思います。
氷点下の冬には癒されました。ほんわりとやさしく甘い香り。
あっという間にサンプルを使いきり、購入しようかと思ったのですが、結局しませんでした。理由は二つ。
1.自分のフレグランスコレクション(?)棚にこれが並んでいるのが想像できなかった。
どうでもいいことかもしれませんが、なんていうでしょう、自分じゃないなっていう感じがしました。
2.香調 : ちょっと退屈に感じてしまった。
スパイシーさが感じられる香りが好きなせいか、なんとなく単純に感じてしまいました。全く違う香りですが、ミスディオールシェリーオー(廃盤)と同印象を受けました。シンプルでごちゃごちゃしておらず、かわいらしくほのかに甘い。(両方ともホワイトムスクが入っていたような気がします。)
ミスディオールシェリーオーは結局人にあげてしまったので、キャンディもそうなるかもしれないと思い、購入には至りませんでした。
でも、オリエンタルという今まであまり知らなかったカテゴリー、もしかして好きかもしれないなと思わせてくれたフレグランスです。
余談ですが、キャンディ、私が住む街ではマダムに人気みたいです。
一度、お金持ちマダムが集まるイベントの受付のお手伝いをしたことがありました。きっとシャネルやゲランが香ってくるに違いないと思っていましたが、結構な率で香ってきたのがキャンディ!
華やかできらびやかな装い、マダムの迫力をキャンディでかわいらしく中和してるのかしら・・・なるほど〜って感じでした。
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2012/10/16 06:22:31
冬でも寒々しさを感じることなくまとえるフローラルです。
スプレータイプのサンプルを見ると、アンバーフローラルという香調とのことです。
私が住んでいる街は冬は氷点下の寒さですが、温かみのあるアンバーのおかげか手持ちのホワイトフローラルに比べて寒々しくならない。かつ、年上の女性に好評でした。
ただ、夏はどうも水っぽいというかスティックのり?のような香りがしてあまりまとえませんでした。
ゲランの中では、イディールと同じくして軽いフローラルとして認識されているようです。現品購入時に「こちらも軽いフローラルです」とイディールのスプレータイプのサンプルも頂きました。(残念ながらイディールは苦手でした。)
一度、シャリマーイニシアルを付けたあとシャワーを浴びたら、なぜか浴室にイディールの香りが漂いました。同じ調香師さんの作品だからでしょうかね。。。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:15ml・11,770円 / 50ml・26,950円 / 100ml・41,250円発売日:2006年
2012/10/16 06:03:12
Lelaboのフレグランスは都会的・現代的で洗練された印象があります。
飾り気はないけれど、ミニマルなボトルはスタイリッシュで気に入っています。お店の方によると、ボトルはシンプルにして香料にこだわり、お金をかけているそうです。
肝心の香りですが、まず柑橘系がフレッシュに香ります。ジャスミンというよりはオレンジフラワーのような香りです。それが、だんだんとバニラに変わっていきます。濃厚なジャスミンではないですね。もわっとしたジャスミンが苦手な自分にはとっつきやすかったです。またそれがバニラに変わっていくというのは意外です。時々うるさく感じることもありますが、さわやかさと甘さ両方を味わえるのでお得といえばお得な気がします。
さわやかなファーストノートは初夏の公園の芝生を吹き抜ける風を思い浮かべます。ラストにかけての甘いバニラは、おしゃれ大好きな女の子という感じです。
ソフィア・コッポラのように上質なシャツをさらりと着るシンプルなおしゃれであればイメージにぴったりだと思いますし、古着のワンピースなどと合わせると全体の印象を良い意味で現代的にしてくれると思います。
私が住んでいる街は冬の寒さが厳しいので冬の間は寒々しく感じ、一切纏えませんでした。贅沢ですが、時々部屋にシュっとしても楽しんだりしていました。ルームフレグランスとしても優秀です。
Lelaboの店舗で購入しましたが、その場でボトリングしてくれる特別感はとてもよかったです。好きな言葉をラベリングしてもらえるので、贈り物にもいいかもしれません(香りは好き好きありますけどね。。。)
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2012/4/5 04:03:48
予備校生時代、近所のバラエティショップにこの香りに出会いました。ワンプッシュするだけで目の前をキラキラと黄金色に変えてくれる、初夏の夕暮れに似合うような香りが気になり、何度も通ったものです。
晴れて大学生になり、バイトでお金を貯めてイザ買ってみたものの、残念ながら私には合いませんでした。
辛口の要素がなく、ひたすら美しいミモザと甘く丸みのある香り、自分には華やかすぎました。マダムっぽいとは思いませんが、大変女性らしいと思います。
ドレスアップが好きで一見近寄りやすそうに見えるけど、自分の境界線がきっちりあり、実は簡単には近寄れない・・・という女性像を思い浮かべます。
そのため、この香りをかぐと綺麗な大人の女性に憧れる男子高校生のような心境になります。笑。
同じゲランのフローラルでも、野性味を感じるジャルダンバガテール(EDT)のほうが私にとってはしっくりときます。
ところで、こちらのフラングラスの白黒の広告映像はクールだなあと思います。
ソフィ・マルソーとゲラン、そしてPortisheadの音楽という組み合わせ・・・。
そう来たか!という感じです。
フレグランスは好きだから、いい香りがするからという理由だけではうまく使えこなせないということを教えてくれた切ない一本です。
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