2016/2/16 06:06:29
追記します。小分けを買って使ってみたところ、気に入ったので購入。自分の肌との相性がいいのでしょうか、今となっては褒められる香り(知らない人含め)ナンバーワンです。すでに3本はリピートしています。今は閉店してしまった(残念です)ラルチザンパフューム表参道店でも、これが似合いそうと勧めていただき、運命を感じてしまいました。今では欠かせない一本に。落ち着くと同時に、気分をリセットしたいときにつけたい香り。
教会や図書館、雨の日のイメージと共に、からっと乾燥したヨーロッパの夏の、光と影のコントラストも同時にイメージさせる香りです。晴れた日の午後、静かな、時が止まったような瞬間が思い浮かびます。
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備忘録として。テスターを試しました。
キルスティン・ダンストがファッション誌で「スパイシーかつ女性らしくてお気に入り!」と自身が愛用しているフレグランスとして紹介していたので気になったので最初はムエットで試しました。しばらく放置した後、嗅いでみると昔愛用していたアニエス・ベーのルベー(リニューアル前のもの)にそっくりの香りがしたので衝撃を受けました。きっと百合の香りとスパイシーさが共通項なのだろうと思い、何度か自分の肌にのせてみました。
古い本がぎっしりと置いてある図書館の匂い、また教会の匂いがします。
リアルに石造りの古い建物の匂いですね。
ひんやりした雨がしとしと降る秋の日などに合いそうです。
嗅いでいて落ち着く香りではあるのですが、肌に馴染じむ様子がほとんど感じられませんでした。少し残念です。これなら、体につけなくてもルームフレグランス的に使ったほうがいいんじゃないかいう気もします。風景を思い起こさせてくれる香りには違いないですが、図書館の匂いを自分から香らせたいかといわれるとちょっと微妙かもしれません。
5時間後くらいでしょうか、やっと少しまろやかになりました。ただそれまでが私にはかなり長く感じ、なんだか疲れてしまいました。
インパクトのあるネーミング、一風変わった香りが長く続き他にはないユニークな香りだとは思いますが、ラストは意外と平凡なムスクです。ブルガリプールオムのムスクに図書館と教会の香りと百合を混ぜたような。。。あのムエットで感じたルベー的な香りはいったいどこへ。。。
購入については、もう少し検討します。
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2013/2/10 12:23:40
80年代のヨーロッパの雰囲気(確か発表は1983年です。)、また子供時代を思い出させてくれる香りです。つけていると上品な香りだ、と言われます。
香調はフローラルですが、切花を集めてアレンジした花束ではなく、土に根ざした花の香りです。豪華な花束のような香りは華やかすぎて落ち着かないので、花だけでなく土や草を連想させてくれる野性味があるジャルダンバガテールは気負いなく使えます。
雰囲気としては最近のフレグランスにはない落ち着き、クラシックさがあります。人工的でないだけに花の生々しさも感じられるので、マダムっぽすぎる、古い、と感じる方もいらっしゃると思います。私も最初は何だか古臭い香りだと思ったのですが、なぜか忘れられなくなり、購入しました。
ゲランカウンターでアプレロンデと迷ったのですが、BAさんに、
「お客様にお似合いだと思いますよ、おひとつご用意していいですか?」と言われ、もっと迷うつもりが、あれよあれよと購入してしまいました。笑。
使い始めて気付いたのですが、クラシカルではありますが、快活さ、明るさがあります。とても詩的な香りだと思います。ルールブルー(EDT)やアプレロンデでも感じられるような、曇り空と雨を含んだ土と葉の匂いを想像させる湿っぽさを含んだファーストノート。ミドルには雨が止んで曇り空から光が差し込むような明るさ、まろやかなホワイトフローラルが広がります。チュベローズとラストにかけてはガーデニアが私の肌の上では一番感じられます。ラストノートはウッドが入っているのでしょうか。そんなに自分では感じませんが、神社の匂いがすると言われたことがあります。
天然香料を多用しているゲランのフレグランスらしく、人工的なウッとする香りや鋭角さ、しつこさはありません。使用するたびに、上質な香料が使われたフレグランスなんだなあと惚れ惚れします。ほんわりというよりはきっちりと香ります。
フォーマルな場では正統派ともいえるフローラルの香りが、自分が上品なレディになったかのように思わせてくれますし、普段カジュアルな格好で使用するときは、雨上がりの庭にいるような晴れやかでのびのびとした気持ちにしてくれます。寝る前につけても、リラックスできますよ。
大好きなフレグランスですが、100ミリリットルしかないのがちょっと残念です。
色々なフレグランスを試したいので、50ミリなどあれば劣化の心配もなく使えそうだと思うのですが・・・。ちなみに、私が持っているジャルダンバガテールEDTのボトルのキャップは透明です。
余談ですが、このジャルダンバガテール、私が最も愛用していたアニエスベーのルベー(旧版)につながる雰囲気があるように思います。それもこのフレグランスに惹かれた一因かもしれません。
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2013/12/31 15:23:28
セルジュ・ルタンスのフレグランスコンサルテーションでこちらとラフィーユドゥベルランを勧められました。
スモーキーでダークともいえるバラの香りのラフィーユドゥベルラン(こちらも好きです)が陰だとすると、このフルールドランジェは陽というイメージ。
なんとも幸せな気分になる香り。地中海沿岸の夏の夕暮れが思い浮かびます。
肌にのせると名の通りオレンジの花の蜜を思わせるような、ふくよかな香り立ちであると同時にクミンやナツメグの香りが結構します。ある意味体臭っぽいとも言えますが、これがあることで、ただのもっさりとした甘いフレグランスにならず、奥深く、複雑でシャープな印象に。フェミニンだけどハンサムな香り。
元・仏VOGUEの編集長、カリーヌ・ロワトフェルド使用とか。イメージに合いますね。
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2013/3/20 05:30:25
残念ながら廃盤ですが、大好きな香りなので口コミを・・・
ずっと欲しいと思っていたところ、100mlボトルと5mlのアトマイザー、ボディローションのコフレ(海外使用)をプレゼントで頂きました。
一筋縄ではいかないコケティッシュなパリジェンヌのような遊び心のある素敵な香りです。
まずグルマン・シプレーという香調に興味がそそられます。
グルマンとシプレー、一見相容れなさそうな二つの香調を合わせている。
さらにキャラメルポップコーンにジャスミン、ストロベリーソルべ、と聞いただけでワクワクします。甘くておいしそうなノートのオンパレード。
それをパチュリがいい感じに引き締めています。なんでしょうね、背筋がシャンとするようなフォーマル感ともいえます。
ただ、パチュリがお好きでない方はこのフレグランスは苦手かもしれません。
結構しっかり香ります。ただし、このパチュリがかなり要だと思います。
というのも、これがなければこれほど面白味のある香りにはなっていなかったと思うからです。これがあることによって、グルマンな香調に透明感と落ち着きが加わり、このフレグランスに独自性を与えていると思います。
この香りを嗅いだだけでテンションが上がります。
気合入らないな〜という時につけると、それだけでウキウキ(笑)。
最初の一吹きはグリーンとストロベリージャムのような甘い香り。少しづつジャスミンやパチュリが香り透明感が出てきます。
少し無理矢理かもしれませんが、甘いキャラメルストロベリーケーキに一さじ塩を加えたような、そして横ではジャスミンの花が香る・・・みたいな感じでしょうか。
カワイイという一言だけでは言い表せない、華やかさとひとひねりの個性がある香りです。
ボトルも洗練されていますね。シルバーのリボンに横長の透明のボトル。底にはディオールのトレードマークともいえる千鳥格子がすりガラスで彫られ、キャップの上にはCDマークが。細部まで凝った作りです。
ソフィア・コッポラ作製のPVも大好きです。
パリの街を女の子が散歩してお菓子屋さんに行ったり、ドレスを試着したり、素敵な男の子に出会ってときめいて・・・まさにこのフレグランスの持つワクワク感を表現していると思いました。
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2013/2/10 13:59:43
最初は、見た目はかわいいけど、リップスクラブ・・・ま、使わないだろうなと思っていたのですが、BAさんに試しに使ってみませんか?と誘われ、スクラブしてみたらびっくりするくらい唇の血色が良くなり、縦ジワも目立たなくなり、顔も明るくなったような気さえしたので、即、購入しました。
香りは色々ありますが、かなり甘かったり、ミントや青リンゴは人工的な感じがしたので、一番自然な感じのブラウンシュガーにしました。
なんとなく、プラダのキャンディに似た香りだと思います。
効果は、上記の通りですが、使用後は乾燥するので、必ずリップクリームを使ったほうがいいと思います。あまり口紅を使わないので、地の唇のコンディションは整えておきたいと思っているので、なくなったらリピートすると思います。
スクラブすると、すっきりして気持ちいいですよ。
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