2012/11/5 08:52:25
サンプル使用のため、評価なしで。
「キャンディ」という名前といかにも甘そうなキャラメル色のボトルにショッキングピンク。きっともわーっと甘ったるい香りなんだろうと思って最初は興味がありませんでした。
しかし、サンプルを頂いて使ってみると、あら!
甘いのにべたっとしないんです。これ、すごいと思います。
氷点下の冬には癒されました。ほんわりとやさしく甘い香り。
あっという間にサンプルを使いきり、購入しようかと思ったのですが、結局しませんでした。理由は二つ。
1.自分のフレグランスコレクション(?)棚にこれが並んでいるのが想像できなかった。
どうでもいいことかもしれませんが、なんていうでしょう、自分じゃないなっていう感じがしました。
2.香調 : ちょっと退屈に感じてしまった。
スパイシーさが感じられる香りが好きなせいか、なんとなく単純に感じてしまいました。全く違う香りですが、ミスディオールシェリーオー(廃盤)と同印象を受けました。シンプルでごちゃごちゃしておらず、かわいらしくほのかに甘い。(両方ともホワイトムスクが入っていたような気がします。)
ミスディオールシェリーオーは結局人にあげてしまったので、キャンディもそうなるかもしれないと思い、購入には至りませんでした。
でも、オリエンタルという今まであまり知らなかったカテゴリー、もしかして好きかもしれないなと思わせてくれたフレグランスです。
余談ですが、キャンディ、私が住む街ではマダムに人気みたいです。
一度、お金持ちマダムが集まるイベントの受付のお手伝いをしたことがありました。きっとシャネルやゲランが香ってくるに違いないと思っていましたが、結構な率で香ってきたのがキャンディ!
華やかできらびやかな装い、マダムの迫力をキャンディでかわいらしく中和してるのかしら・・・なるほど〜って感じでした。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:-発売日:-
2013/11/2 07:04:45
スプレー式のサンプルを頂きました。
HPの紹介文にあるようにヴェネチアどうかはわかりませんが、夕暮れに街中で出会うジャスミンの香りがします。ジャスミンの後、私の肌の上では水仙が香ります。野性的な感じはなく、美しく手入れされた生垣や庭の洗練された雰囲気ですね。
ミドルまでの雰囲気は、MILKFEDという服飾ブランドから出ていた”H27”というフレグランスに似ています(少し”H27”のほうがアルコールのツンとした感じがありましたが)同ブランドはソフィア・コッポラがプロデュースしていたもの(現在は不明)。そして、オレーヌはソフィア本人の愛用フレグランスらしいので似ていて然りかもしれませんね。
ラストはキャミソール(下着)についた香りが、すっきりと冷えたジャスミンティーのようでした。私はまろやかにドライダウンするほうが好きなので、購入はないと思いますが、優雅ですし、気持ちがスッキリする香りだと思います。
以下、ディプティックのHPより抜粋です。
オレーヌ(1988年)
細い路地、壮麗な大邸宅、香り立つ秘密の庭園のあるヴェネチア。夕暮れ時、屋外のパーゴラの下で楽しむディナー。まるで時間が止まったかのよう…。 思い出に残る散歩を通して発見するヴェネチアの街では、歩みを進めるごとに、新たな香りの調和が楽しめます。ここではうっとりするようなウィステリア、あちらでは甘いハニーサックル、さらに遠くへ進むと官能的なジャスミンと上品で謎めいたスイセンの香りが漂っています。 「オレーヌ」は、軽やかな白い花々が散りばめられた夕暮れ時の不思議な深遠さをイメージさせる香りです。
香り : ウィステリア、スイセン、ジャスミン、ハニーサックル
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2013/10/19 06:35:44
ゲランのフレグランスは好きですが、このアンソレンスは特に気にとめていませんでした。興味を持ったきっかけは、ゲランのBAさんにアンソレンスが似合いそうだと言われたからです。(単にそのときアンソレンスEDPのボトルのようなパープルのコートを着ていたからだと思いますが、、、笑)
さて、こちらのアンソレンスEDT,スミレの花がわーっと香るのとスミレとお砂糖のお菓子のような香りにが交互に香る感じです。お菓子の香りはあのフランスのスミレのアメを思い出します。これがスパイラル構造といわれる所以でしょうか。なんだか落ち着かない。。。ただ、そうはいっても常に底辺にはルールブルーの気配がします。これがこのフレグランスを支えているように思います。
全体的な印象としては、かわいらしいような、でもどっしり構えているような。。。つかみ所がない、でも好きな人は思わずはまりそうだなあという感じです。
面白いフレグランスですが、残念ながらスミレの花の香りがそんなに好きなほうではないので、そこまで心惹かれませんでした。ルールブルー的なアイリスの香りのほうに心地よさを感じるので、アンソレンスを購入するのなら、ルールブルーのほうが自分にとってはいいのかもしれません。
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2013/3/2 13:34:32
備忘録として。テスター使用です。
シャネルのアリュール、アリュール・センシュエルとココを混ぜて、少し軽くして風通しをよくした香りという印象です。
ただ、上記のフレグランスよりは砂丘を意味するネーミングのせいか、もう少しカジュアルというか抜け感があり、のびのびした感じがします。
ミドル〜ラストは甘くてスパイシーですが、柑橘系の香りもしてユニークです。
ほんのりバニラも感じられるような・・・どことなくすっきりとドライダウンしていく感じは、ミスディオールシェリー(EDP)に通じるものがあるような気がします。
素敵な香りですが、当方の肌との相性は良いほうではなさそうです。
色っぽいけどさばさばと男前な女性が纏っていたらはまりそうですね。白いシャツをばりっと着たモニカ・ベルッチが思い浮かびました。
かわいらしいフラットシューズより颯爽としたハイヒール、もしくはまさに砂丘に佇むかのように素足にサンダルが似合いそうな香りです。
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2013/11/2 07:57:35
スプレーサンプルを頂きました。
ひと吹きしてびっくり。これ、ほんとにギリシャの夏のイチジクの匂いがします!
調香師はオリヴィア・ジャコベッティ。ラルチザンの「地獄通り」の教会というか図書館というか・・・の調合といい、ジャコベッティさん情景の再現がうますぎ!と思わず独り言を言ってしまいました。
イチジクの香りのファーストノートのあと、シダーが香ります。とても気持ちよく、さわやかな感じです。ただ、どこからともなくココナツっぽいミルキーさが香ってくるのです。イチジク、確かにミルキーさはあるでしょうけど、ココナツの香りが苦手なので残念ながら購入には至りませんでした。
下記、HPからの抜粋です。
フィロシコス(1996年)
ギリシャの夏の暑さの中で、「海に行くには、野性のイチジクの生えた自然の果樹園を横切らなければならなかった」と、イヴは思い出を語っています。デスモンドは、この木の葉を数枚、小箱に入れてパリに持ち帰りましたが、何年も経った後でも香りは少しも失われていませんでした。 ギリシャ語で「イチジクの友」を意味する「フィロシコス」は、葉の青っぽく渋いみずみずしさ、太陽に熱された木、果実のミルキーな風味を感じさせる、この木全体を称える頌歌なのです。
香り イチジクの葉と木、ホワイトシダー
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