2003/8/22 17:11:45
試してきました。
パルファムとEDPで香り立ちがかなり違う印象です。
パルファムは、付けた瞬間、「蜂蜜をかけた柑橘系の果物の切り口の爽やかな甘さ」がいちどきに広がり、その後は甘くミルキーでパウダリーな香りになります。時間を経過しても基本的には<甘く・ミルキー・パウダリー>な香りと、<シトラス・ハニー>の香りが交互に出てくる感じです。たまにイリス寄りのパウダリーな印象になったり、シトラスがかった爽やかなフローラルを感じることもありました。
一方でEDPは何故か、パルファムよりも香りの変化がシャープでした。変化というよりは、確かめる度にいつも違う香りを感じた、という方が近いかもしれません。付けた瞬間の、甘みのあるフレッシュシトラスはパルファムよりも長く続き、その後は、渋みのあるグリーンや、オンブルローズのようなみずみずしいパウダリー、イヴォアールやパトゥフォーエバーを思い出すフローラルグリーン、ジルのようなフルーツの甘みの混じったオリエンタル調になったり、かと思うとまた、切りたての柑橘系フルーツ蜂蜜がけ、の香りになったりします。
ムエットももらってきましたが、10時間以上経過した香水のムエットは、ベビーパウダーに練乳を混ぜたような香りになっています。夫も「散髪屋を思い出す懐かしい香り。天花粉だ」と言ってました。
パウダリーというと、ちょっと時代がかった女性像が浮かぶかもしれませんが、そうではなくて、郷愁をさそうパウダリーです。おしろいではなく、天花粉なんですね。
マダム、な香りというよりは、若い精神性と包容力が共存している印象を受けます。また、日差しが似合う印象もあります。といっても太陽が降り注ぐ中のスポーツではもちろんなく、ヒンヤリした空気の中からきらめく陽光を見ているというか。エアコンで気持ちよく冷やされた部屋のガラス越しに、真夏の太陽を見ているような。そういう状態では皮膚感覚が鋭敏になりますよね。幸せな恋が始まったところで、でもまだお互い知らなくて「発見」が多くて、感じやすく、皮膚感覚が鋭敏になっているとき。
そんな感覚を思い出す、センシュアルな香りです。
もう少し涼しくなってから再度試したいのですが、今の時点ではEDPの方が私は好みでした。パルファムもボトルがきれいなので欲しいんですけれども。
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