2018/8/17 12:59:41
アクアアレゴリアシリーズには以前から興味があり、今回香りを試す機会があったので買ってみました。
ゲランのフレグランスは初めてです。
最初はマンダリンバジリック、パンプルリューヌ、ペラグラニータのうちのどれかと思っていたのですが、一通り試香して最も気になったのがテアズーラ。
柑橘系・フルーツメインを探しに来たはずが、なぜかお茶の香りを手にとっていました。
トップは酸味のある柑橘系。青みのあるグリーンティーと合わさり、清々しい朝の雰囲気。透明感があり、なるほど確かに「スパークリング」という表現に合う香り。
5分〜10分で緑茶はジャスミンティーになります。このあたりまでは爽やかで、水気を感じます。飲み物の「お茶」です。
やがて軽やかなジャスミンティーはふくよかな甘いお花の香りへ。先ほどのジャスミンに甘さ、重さが出始めます。このミドルが繊細な香り方で好き。
やっぱり高級ブランドは軽めのラインであっても質の高い香料を使っているのですね、ジャスミンの花、としっかり認識できる香りです。
ラストはバニラがメインの円い香り。
ふわっと淡い甘さがゆらめくように香り続けます。これが結構長く、夜寝る前につけたら翌朝まで感じました。
うっすらと長続きするので、くどさはありませんが、ほんの少しだけ癖がある気がします。この辺がブランドの個性か。
ファーストインプレッションは「和菓子」や「京」。
「はんなり」という言葉が似合う香りです。
BAさん曰わく、調香師が来日の際に飛行機の窓から見た湖から着想を得てつくられたのだとか。
「少しミステリアスな魅力のある、綺麗なお姉さんの香り」とのこと…
…普段の私のイメージとはかけ離れているのですが笑、浮遊感というか、なんだか掴み所のない感じ(BAさんはこういう部分を指して「ミステリアス」と言っていたのかも)で、香りが消えたあとも気になって仕方なくなりました。
トップはさっぱりめですがラストに近づくにつれて甘く重くなるので、蒸し暑い真夏日にはちょっと向かないかな。
ワンプッシュで噴出する量が多いので、肌から少し離して全体にふわりと纏わせると綺麗に香ります。
清々しく、からっとした日に付けたい。
これからの季節ならきれいな秋晴れの日がいいかなぁ。
優しく柔らかい香りなので、寝香水にも。
記憶に残るような、印象的な香りをお探しの方におすすめです。
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2018/8/17 19:02:02
イエベ春(自己診断)。
BL221とBE272を所持。
冒険色は単色を購入することが多い。
なんだかんだ多色パレットが好き。
だからこの2色セットのアイシャドウは、新発売されてもまったく食指が動かなかったのです。
きっかけは2018春限定。
ブルーがとっても綺麗だったので、安いし買ってみようかな、限定だし、そのくらいの気軽な気持ちで手に取りました。
まあどうせプチプラだし、と大して期待してなかったのですが…
ところが大当たり!
粉っぽさ皆無、ピタッとフィットして崩れにくいし、チラチラっときらめくラメ感がとにかく綺麗なんです。
1000円を切るプチプラとは到底思えない…!
定番も気になって、BE272も買い足しました。
アイシャドウは重ねてグラデーションを楽しみたい派なので2色じゃつまらないと思ってましたが、とてもバランスのとれた2色。
これを指でささっと塗るだけで品のあるアイメイクが完成します。
ピンクがかったベージュが絶妙です。
私のように濃いブラウンが苦手な方におすすめしたい。
締め色もベージュと綺麗になじんで簡単!急いで適当に塗ってもキマります。
あとこの色、他のカラーシャドウとの相性も抜群。
厚塗りにならないから合わせるシャドウの色や質感を殺さない。
私は他の単色シャドウやクリームシャドウを合わせたりして使ったりしますが、奇抜なカラーもなじみやすくなります。
パケは少し安っぽいけど、安いんだから仕方がないですね←
朝の忙しいとき、特に時間のないときは迷わずこれです。
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2018/8/18 15:10:55
イエベ春(自己診断)。
フレンチピンク、シアーレッドを所持。
ニベア信者で、保湿系のボディケアはほぼニベアです。
リップクリームはジプシーですが、気に入るものはたいていニベアでした。
こちらは保湿と高発色を兼ね備えた色付きリップクリーム。
それまではケイトのCCリップを使用していて、もうすこし潤いが欲しいなあ、
ニベアあたりからカラーリップが出ないかなあ、と思っていた矢先の発売に、
意気揚々と買いに行った覚えがあります。
物としてはなかなかいいです。
フレンチピンクは上品なベージュピンク。
オフィス仕様の口紅のような色で、こういう落ち着いたカラーは、色付きリップではこれが出るまであまり見当たらなかったように思います。
シアーレッドはほんのり朱がかった、癖のないレッド。カジュアルな雰囲気です。
塗ってみると、つやつやして程よい化粧感が出ます。
色がしっかり出るし、しっとり潤う。ご近所メイクならこれだけでも可。
仕事中飲み物をよく飲むので、口紅が取れがちですがいちいち直すのも面倒なとき、
簡易的なお直し用に、鏡を見ずともささっと塗れるこちらをデスクに1本置いておくと重宝しました。
ただ、やっぱり色付きリップは保湿機能においては保湿専門のリップ同等とまではいかないですね。
塗った直後は潤いますが、持続しません。
わりとすぐに乾燥し始めるように感じました。
どちらかというとシアーレッドの方が潤いがあるかな、
フレンチピンクは色素の成分なのか、だんだんざらざらとした感覚が気になるようになりました・・・。
そのため乾燥がひどいときも使用には向きません。
お値段は・・・まあこの質なら妥当なのかな、と思う反面、
同じ価格帯にあらゆる面で優秀なステイオンバームルージュがいるので、うーんというのが正直な感想笑
最近は他のメーカーからもさまざまな色付きリップが発売されているので、
違うものも試してみようと思います。
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[口紅]
税込価格:ケース・660円 (編集部調べ)発売日:2018/3/21 (2019/3/21追加発売)
2018/8/18 20:04:01
イエベ春(自己診断)。
桃色と牡丹色所持。
500円で少女の唇が手に入ります。
最初に購入したのは桃色。
繰り出すと、どぎつい蛍光ピンク色の塊が出てきてぎょっとしました。
昔おままごとで遊んだ、プラスチック製のおもちゃの口紅を思わず連想。
これ唇に塗るの?と思ったのが正直な第一印象です。
しかし一塗りしてみると、もともと素の唇がきれいだったかのような、美しいすっぴん風リップが完成。
思わず鏡を二度見しました。仕上がりが理想過ぎて。
シアーなのでけっこうグリグリつけないと発色しませんが、
このナチュラル感がまさに私が長らく求めていた、ピュアであどけなさの残る「少女の唇」の色でした。
たとえば白いワンピースが似合うような、清楚で儚げな少女。
「風立ちぬ」の節子、あるいは村下孝蔵の「少女」。そんな感傷的なイメージです。
・・・妄想しすぎでしょうか笑
あまりに気に入り、普段ならまず手にも取らない青みローズの牡丹色も追加購入。
こちらも見た目に似合わずシアーな発色で、イエベでも付けられるローズです。
これ塗ると肌が白く見える。桃色が「少女」なら牡丹は「淑女」でしょうか。
少し青みのあるリップカラーの下地として使用することもあります。
少しだけ突っ張り感というか、なんかキシキシするような妙な皮膜感があるところ(昔の「落ちないリップ」の感じ。年代物ですが、セルフィットのツートンリップとそっくり)、
気づいたら跡形もなく取れてしまっていること、
時間が経つと乾燥してくるところが難点ですが、甘んじて受け入れましょう。
個人的にはそのくらい気に入りました。
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2018/8/18 23:44:17
大好きな香りです。
出会いはまだ私が学生のころ。
フレグランスに興味を持ち、いろいろ調べていたころでした。
皇太子妃雅子さまご愛用品と知り、きっと知性とセンスのよさを感じさせる、お上品で素敵なレディの香りなのだろう、と早速香りを試しに行ったのですが・・・
そのときはあえなく撃沈。情けないのですが、「私にはまだ早かった」と思わざるを得ませんでした。
あまりはっきり覚えていませんが、レディというよりもミセスの香り、と感じたのです。
あとバラの香りがツンときつく感じて、苦手・・・と思った気がします。
それから2年ほど経ち、香水屋さんを覗いた際、売り場のPOPに書かれた「ピーチとバニラ」の文字が目に入り、「そんな香りだったか?」と記憶を確かめる為試してみたのですが、
・・・あれ?いい香り!
ふわぁっと甘くやわらかい香りが広がり、素敵と思ったものの、どうしても以前の印象から疑り深くなってしまい笑
その日すぐに購入には至らなかったのですが、「気になる香り」になりました。
何度も何度も肌の上で試し、とうとう購入。
初めて箱から出して手に取ったときの高揚感は忘れられません。
トップはローズを主体としたフローラルブーケ。それと、蜜のような香りがします。
摘みたてのお花の瑞々しさと、とろりとした甘さが絡み合う。
しばらくすると、バニラのような香りが立ち始めます。
トップからいたフローラルの青みが抜け、角のとれた清潔でやわらかい香りに。
ふわりと優しいお花と、上品なバニラと、そして蜜漬けのピーチ。
ここが本当に大好き。この甘さがブランデーのようなのです。他の方も洋酒の香りと表現されていますね。
ラストはバニラにアンバーの温かさが合わさり、さながら陽だまりのよう。
甘いのですが、グルマン的な甘ったるさではなく、優しさを感じるパウダリー。
濃厚だけど、しつこくない。定期的に香りを確認したくなる、唯一無二の存在感。
素晴らしい香りなのですが、甘く重い香りなので、付け方を間違えるととんでもないことになります。
手首につけるなんてもってのほかだし、夏はたぶん香害間違いなしです。
付け方が難しいのと、残念ながらこの香りが似合うような淑女ではないので笑、
私は専ら寝香水として使用しています。とってもよく眠れる。
ごくまれに外につけていくときは、ティッシュに吹き付けてお腹や胸元にポンポン。
これくらいで十分です。香りは丸一日長持ちします。
試香の際は是非実際に肌に乗せて試していただきたい。
ミドル以降の得も言われぬ甘やかな香りは、人肌でないとうまく出てきません。
(きっと以前の私もムエットからの試香のみで判断してしまったのだと思います)
琥珀色の液色も息を呑むほど綺麗。
私の「宝物」です。
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